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忘れないように……

2018年の第90回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト

2017-12-04 12:50:00 | 映画 - ベスト

 2017年公開の映画を対象とした第90回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

  • ノミネート投票: 2018年1月5日(金)~1月12日(金)
  • ノミネート発表: 2018年1月23日(火) 現地では早朝、日本時間では22時20分頃

  • 本選投票: 2018年2月20日(火)~2月27日(火)
  • 本選発表(授賞式) : 2018年3月4日(日) 日本時間では5日(月)

主演&助演部門にノミネート確実そうな俳優7人

 アカデミー賞(通称:オスカー)予想に、数々の映画の題名が出てきてます。しかし、日本公開がまだまだ先で、邦題決定前の作品が多く、各作品がどんな映画なのか頭になかなか入ってきません。そこで、主要部門の有力候補作品をポスター画像付きで当ブログに毎年まとめています。

 受賞予想としてブログを書いているのではなくて、アメリカで高く評価されてる映画はどれか、これから公開される映画の中から観る作品を選ぶ参考になればと思って書いています。

 出典は Gurus o' Gold という、アメリカの13人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。12月1日に発表されたオスカー予想(11人分を集計したもの)を元にしています。12月21日に発表された10人の集計分を元に以下に映画を並べました。

 星は、作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優の各部門においての有力候補の順位で、★★★★★は1位、★★★★は2位、★★★は3位、★★は4位、★は5位、☆は6位以下(複数の批評家から投票されたもののみ)となります。

 私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



 まずは、12月21日付け予想で複数の人による票が入った作品賞候補13作。



原題: "Lady Bird" ★★★★★
邦題: 『レディ・バード』
日本公開: 2018年6月1日(金)

監督: グレタ・ガーウィグ ★★★ (共同監督 "Nights and Weekends")

主な出演者:
 シアーシャ・ローナン ★★★★ (『ブルックリン』、『わたしは生きていける』)
 ローリー・メトカーフ ★★★★★ (『背徳の囁き』、『スクリーム2』)
 トレイシー・レッツ (『アンダーカバー』、『追跡者』)

あらすじ:
 女子高生と彼女の母親の物語。



原題: "Three Billboards Outside Ebbing, Missouri" ★★★★
邦題: 『スリー・ビルボード』
日本公開: 2018年2月1日(木)

監督: マーティン・マクドナー (『ヒットマンズ・レクイエム』、『セブン・サイコパス』)

主な出演者:
 フランシス・マクドーマンド ★★★★★ (『ファーゴ』、『ムーンライズ・キングダム』)
 ウディ・ハレルソン (『スウィート17モンスター』、『ラリー・フリント』)
 サム・ロックウェル ★★★★ (『月に囚われた男』、『グリーンマイル』)

あらすじ:
 娘を殺された母親と警察を描く。



原題: "The Post" ★★★
邦題: 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
日本公開: 2018年3月30日(金)

監督: スティーヴン・スピルバーグ ★★ (『ブリッジ・オブ・スパイ』、『E.T.』)

主な出演者:
 メリル・ストリープ ★★ (『プラダを着た悪魔』、『クレイマー、クレイマー』)
 トム・ハンクス ★★ (『ハドソン川の奇跡』、『ビッグ』)
 サラ・ポールソン (『キャロル』、『カーラの結婚宣言』)
 ボブ・オデンカーク (『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)

あらすじ:
 1971年、ニューヨーク・タイムズがスクープしたベトナム戦争に関する国防省の内部文書を、ワシントン・ポスト紙も調べ始める。実話の映画化。



原題: "Get Out" ★★★
邦題: 『ゲット・アウト』
日本公開: 2017年10月27日(金)

監督: ジョーダン・ピール

主な出演者:
 ダニエル・カルーヤ (『ボーダーライン』、『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』)
 アリソン・ウィリアムズ (TV『GIRLS/ガールズ』)
 キャサリン・キーナー (『25年目の弦楽四重奏』、『マルコヴィッチの穴』)

あらすじ:
 黒人青年が恋人の実家を訪れるも、その白人家族の家には怪しい雰囲気があった。



原題: "The Shape of Water"
邦題: 『シェイプ・オブ・ウォーター』
日本公開: 2018年3月1日(木)

監督: ギレルモ・デル・トロ ★★★★★ (『パンズ・ラビリンス』、『パシフィック・リム』)

主な出演者:
 サリー・ホーキンス ★★★ (『ハッピー・ゴー・ラッキー』、『パディントン』)
 マイケル・シャノン (『ノクターナル・アニマルズ』、『テイク・シェルター』)
 リチャード・ジェンキンス ★★ (『扉をたたく人』、『キャビン』)
 オクタヴィア・スペンサー (『ドリーム』、『gifted/ギフテッド』)

あらすじ:
 水の中に棲むモンスターと人間女性とのロマンティック・ファンタジー・ホラー。



原題: "Dunkirk"
邦題: 『ダンケルク』
日本公開: 2017年9月9日(土)

監督: クリストファー・ノーラン ★★★★ (『ダークナイト』、『インセプション』)

主な出演者:
 フィオン・ホワイトヘッド
 トム・グリン=カーニー
 ジャック・ロウデン (『ベルファスト71』、『否定と肯定』)
 バリー・コーガン (『ベルファスト71』)

あらすじ:
 第二次世界大戦序盤、ドイツ軍に追い詰められた英仏連合軍の兵士たちのフランス北端の港町ダンケルクからイギリス本土への撤退作戦のさなかを舞台に描く。



原題: "Call Me by Your Name"
邦題: 『君の名前で僕を呼んで』
日本公開: 2018年4月27日(金)

監督: ルカ・グァダニーノ (『胸騒ぎのシチリア』、『ミラノ、愛に生きる』)

原作: André Aciman "Call Me by Your Name" (2007年)

主な出演者:
 ティモシー・シャラメ ★★★★ (『インターステラー』、『クーパー家の晩餐会』)
 アーミー・ハマー ★★★ (『コードネーム U.N.C.L.E.』、『ソーシャル・ネットワーク』)
 マイケル・スタールバーグ (『シリアスマン』、『完全なるチェックメイト』)

あらすじ:
 17歳のエリオと彼の父の教え子オリバーとのロマンティックな関係を描く。



原題: "The Florida Project"
邦題: 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
日本公開: 2018年5月12日(土)

監督: ショーン・ベイカー (『タンジェリン』、『チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密』)

主な出演者:
 ウィレム・デフォー ★★★★★ (『ジョン・ウィック』、『最後の誘惑』)
 ブルックリン・プリンス
 ブリア・ヴィナイテ

あらすじ:
 フロリダのモーテルで母と暮らす6歳の少女のひと夏の物語。



原題: "Darkest Hour"
邦題: 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
日本公開: 2018年3月30日(金)

監督: ジョー・ライト (『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』、『つぐない』)

主な出演者:
 ゲイリー・オールドマン ★★★★★ (『裏切りのサーカス』、『レオン』)
 ベン・メンデルソーン (『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『アニマル・キングダム』)
 クリスティン・スコット・トーマス (『サラの鍵』、『イングリッシュ・ペイシェント』)

あらすじ:
 ヒトラー率いるナチス・ドイツ軍と対峙する英国首相ウィンストン・チャーチルを描く実話の映画化。



原題: "Mudbound"
邦題: 『マッドバウンド 哀しき友情』
日本公開: Netflixで2017年11月17日(金)より配信

監督: ディー・リース (『リーケの詩(うた)』、『BESSIE/ブルースの女王』)

原作: Hillary Jordan "Mudbound" (2008年)

主な出演者:
 キャリー・マリガン (『未来を花束にして』、『わたしを離さないで』)
 ジェイソン・クラーク (『ターミネーター:新起動/ジェニシス』、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』)
 ジェイソン・ミッチェル (『ストレイト・アウタ・コンプトン』、『デトロイト』)
 メアリー・J・ブライジ ★★ (『ロック・オブ・エイジズ』)

あらすじ:
 第二次世界大戦後、ミシシッピ州の農園に住む白人家族と黒人家族を描く。



原題: "The Big Sick"
邦題: 『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』
日本公開: 2018年2月23日(金)

監督: マイケル・ショウォルター (『ドリスの恋愛妄想適齢期』)

主な出演者:
 クメイル・ナンジアニ (『セントラル・インテリジェンス』、『ドリスの恋愛妄想適齢期』)
 ゾーイ・カザン (『ルビー・スパークス』、『恋するベーカリー』)
 ホリー・ハンター ★★★ (『コピーキャット』、『ピアノ・レッスン』)

あらすじ:
 シカゴでスタンダップ・コメディアンをしているパキスタン系男性が白人女性と知り合い、付き合うようになるが、彼らの家族の反応は……。



原題: "Phantom Thread"
邦題: 『ファントム・スレッド』
日本公開: 2018年5月26日(土)

監督: ポール・トーマス・アンダーソン (『パンチドランク・ラブ』、『ブギーナイツ』)

主な出演者:
 ダニエル・デイ=ルイス ★★★ (『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『ラスト・オブ・モヒカン』)
 レスリー・マンヴィル (『マレフィセント』、『家族の庭』)
 ヴィッキー・クリープス (『コロニア』、『誰よりも狙われた男』)

あらすじ:
 1950年代のロンドン、著名人が着るドレスのデザイナーを描く。



原題: "I, Tonya"
邦題: 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
日本公開: 2018年5月4日(金・祝)

監督: クレイグ・ギレスピー (『ラースと、その彼女』、『ミリオンダラー・アーム』)

主な出演者:
 マーゴット・ロビー (『スーサイド・スクワッド』、『ターザン:REBORN』)
 セバスチャン・スタン (『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『オデッセイ』)
 アリソン・ジャネイ ★★★★ (『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』、『JUNO/ジュノ』)

あらすじ:
 1992年のアルベールビル冬季五輪と1994年のリレハンメル冬季五輪の女子フィギュアスケート米国代表選手のトーニャ・ハーディングと、金メダル候補のナンシー・ケリガンの殴打事件を描く実話の映画化。



 次に、上記以外の作品で俳優部門や監督賞・脚本賞・脚色賞に投票者が複数いた作品から幾つか絞って紹介。




原題: "The Disaster Artist"
邦題: 『ディザスター・アーティスト』
日本公開: 劇場未公開 (レンタルDVD、配信あり)

監督: ジェームズ・フランコ (『疑わしき戦い』、『狼たちの激闘』)

原作: Greg Sestero、Tom Bissell "The Disaster Artist" (2013年)

主な出演者:
 ジェームズ・フランコ (『127時間』、『オズ はじまりの戦い』)
 デイヴ・フランコ (『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』、『グランド・イリュージョン』)
 セス・ローゲン (『テイク・ディス・ワルツ』、『スティーブ・ジョブズ』)

あらすじ:
 2003年公開の監督・主演作 "The Room" が史上最低の映画のひとつと評されたトミー・ワイソーの葛藤を描く実話の映画化。



原題: "Molly's Game"
邦題: 『モリーズ・ゲーム』
日本公開: 2018年5月11日(金)

監督: アーロン・ソーキン (『スティーブ・ジョブズ』脚本、『ソーシャル・ネットワーク』脚本)

原作: Molly Bloom "Molly's Game" (2014年)

主な出演者:
 ジェシカ・チャステイン (『女神の見えざる手』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 イドリス・エルバ (『プロメテウス』、『ダークタワー』)
 ケヴィン・コスナー (『ドリーム』、『フィールド・オブ・ドリームス』)

あらすじ:
 26歳にしてハリウッド・セレブからプロスポーツ選手、はたまたロシアン・マフィアまでプレイしにくるポーカールームを経営するまでになった女性を描く実話の映画化。



原題: "Wonder"
邦題: 『ワンダー 君は太陽』
日本公開: 2018年6月15日(金)

監督: スティーヴン・チョボスキー (『ウォールフラワー』)

原作: R・J・パラシオ『Wonder ワンダー』 Wonder (2012年)

主な出演者:
 ジュリア・ロバーツ (『マネーモンスター』、『エリン・ブロコビッチ』)
 オーウェン・ウィルソン (『マイ・ファニー・レディ』、『ミッドナイト・イン・パリ』)
 ジェイコブ・トレンブレイ (『ルーム』)

あらすじ:
 生まれつき顔に障害があるオーガストは、初めて学校に通うことになるのだが……。



原題: "Stronger"
邦題: 『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』
日本公開: 2018年5月11日(金)

監督: デヴィッド・ゴードン・グリーン (『グランド・ジョー』、『セルフィッシュ・サマー』)

原作: Jeff Bauman、Bret Witter "Stronger" (2014年)

主な出演者:
 ジェイク・ギレンホール (『ノクターナル・アニマルズ』、『ナイトクローラー』)
 タチアナ・マズラニー (『黄金のアデーレ 名画の帰還』、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』)
 ミランダ・リチャードソン (『スリーピー・ホロウ』、『クライング・ゲーム』)

あらすじ:
 2013年4月のボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失った男性ジェフを描く実話の映画化。



原題: "The Beguiled"
邦題: 『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』
日本公開: 2018年2月23日(金)

監督: ソフィア・コッポラ (『ロスト・イン・トランスレーション』、『マリー・アントワネット』)

原作: トーマス・カリナン『ビガイルド 欲望のめざめ』 The Beguiled (1966年)

主な出演者:
 コリン・ファレル (『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、『フォーン・ブース』)
 ニコール・キッドマン (『パーティで女の子に話しかけるには』、『めぐりあう時間たち』)
 キルステン・ダンスト (『ドリーム』、『マリー・アントワネット』)
 エル・ファニング (『パーティで女の子に話しかけるには』、『アバウト・レイ 16歳の決断』)

あらすじ:
 南北戦争末期、負傷した北軍兵士が南部の森の中で女性だけの学園に運び込まれる。1971年のクリント・イーストウッド主演『白い肌の異常な夜』の原作小説の再映画化。



原題: "All the Money in the World"
邦題: 『ゲティ家の身代金』
日本公開: 2018年5月25日(金)

監督: リドリー・スコット (『オデッセイ』、『ブレードランナー』)

原作: John Pearson "Painfully Rich" (1995年)

主な出演者:
 ミシェル・ウィリアムズ (『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『テイク・ディス・ワルツ』)
 クリストファー・プラマー (『手紙は憶えている 』、『人生はビギナーズ』)
 ロマン・デュリス (『彼は秘密の女ともだち』、『スパニッシュ・アパートメント』)

あらすじ:
 石油王ジャン・ポール・ゲティの16歳の孫が1973年に誘拐された事件を描く実話の映画化。



原題: "Downsizing"
邦題: 『ダウンサイズ』
日本公開: 2018年3月2日(金)

監督: アレクサンダー・ペイン (『ファミリー・ツリー』、『アバウト・シュミット』)

主な出演者:
 マット・デイモン (『ボーン・アイデンティティー』、『オデッセイ』)
 クリストフ・ヴァルツ (『ビッグ・アイズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』)
 ホン・チャウ (『インヒアレント・ヴァイス』)

あらすじ:
 地球の人口過剰問題の解決策として物体を縮ませる技術が開発され、人体を身長13センチほどの大きさにしてみたが……。



 最後に、今年の予想の中に出てきた上記以外の作品から幾つか絞って紹介。


原題: "Victoria & Abdul"
邦題: 『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
日本公開: 2019年1月25日(金)

監督: スティーヴン・フリアーズ (『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、『グリフターズ/詐欺師たち』)

原作: Shrabani Basu "Victoria & Abdul"

主な出演者:
 ジュディ・デンチ (『Queen Victoria 至上の恋』、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)
 アリ・ファザール (『ワイルド・スピード SKY MISSION』、『きっと、うまくいく』)
 ティム・ピゴット=スミス (『REDリターンズ』、『Vフォー・ヴェンデッタ』)

あらすじ:
 1880年代、イギリスのヴィクトリア女王と、女王に仕えたインド人アブドゥル・カリムとを描く実話の映画化。



原題: "Last Flag Flying"
邦題: 『30年後の同窓会』
日本公開: 2018年6月8日(金)

監督: リチャード・リンクレイター (『6才のボクが、大人になるまで。』、『恋人までの距離(ディスタンス)』)

原作: ダリル・ポニックサン "Last Flag Flying" (2005年)

主な出演者:
 スティーヴ・カレル (『カフェ・ソサエティ』、『リトル・ミス・サンシャイン』)
 ブライアン・クランストン (『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』、『ドライヴ』)
 ローレンス・フィッシュバーン (『プレデターズ』、『マトリックス』)

あらすじ:
 2003年、イラク戦争した戦死したアメリカ兵の父親は、自身の退役前に海兵隊で同じ部隊にいた旧友2人とともに遺体を引き取りに行く。1973年の映画『さらば冬のかもめ』 The Last Detail の原作小説の続編の映画化。



原題: "Wonderstruck"
邦題: 『ワンダーストラック』
日本公開: 2018年4月6日(金)

監督: トッド・ヘインズ (『キャロル』、『ベルベット・ゴールドマイン』)

原作: ブライアン・セルズニック "Wonderstruck" (2011年)

主な出演者:
 オークス・フェグリー (『ピートと秘密の友達』)
 ミリセント・シモンズ (新人)
 ジュリアン・ムーア (『キングスマン:ゴールデン・サークル』、『エデンより彼方に』)
 ミシェル・ウィリアムズ (『グレイテスト・ショーマン』、『テイク・ディス・ワルツ』)

あらすじ:
 1977年のミネソタで父を捜す少年ベンと、1927年のニュージャージーから母を捜す旅に出た少女ローズを描く。



原題: "Roman J. Israel, Esq."
邦題: 『ローマンという名の男 -信念の行方-』
日本公開: 劇場未公開(Blu-ray&DVD

監督: ダン・ギルロイ (『ナイトクローラー』)


主な出演者:
 デンゼル・ワシントン (『マグニフィセント・セブン』、『イコライザー』)
 コリン・ファレル (『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』、『ヒットマンズ・レクイエム』)
 カーメン・イジョゴ (『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、『グローリー/明日への行進』)

あらすじ:
 ロサンゼルスの小さな弁護士事務所で働く人権派弁護士が、事務所経営者の急逝により事務所の経営内容に不審な点を見つけてしまう……。


 以上です。どれも公開が楽しみですね。




公開日カレンダー:
    【2017年】
  • 9月9日(土)公開 『ダンケルク』
  • 10月27日(金)公開 『ゲット・アウト』
  • 11月17日(金)Netflix配信 『マッドバウンド 哀しき友情』

  • 【2018年】
  • 2月1日(木)公開 『スリー・ビルボード』
  • 2月23日(金)公開 『ビッグ・シック』
  • 2月23日(金)公開 『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』
  • 3月1日(木)公開 『シェイプ・オブ・ウォーター』
  • 3月2日(金)公開 『ダウンサイズ』

  • 3月30日(金)公開 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
  • 3月30日(金)公開 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
  • 4月6日(金)公開 『ワンダーストラック』
  • 4月27日(金)公開 『君の名前で僕を呼んで』
  • 5月4日(金・祝)公開 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
  • 5月11日(金)公開 『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』
  • 5月11日(金)公開 『モリーズ・ゲーム』
  • 5月12日(土)公開 『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』
  • 5月25日(金)公開 『ゲティ家の身代金』
  • 5月26日(土)公開 『ファントム・スレッド』
  • 6月1日(金)公開 『レディ・バード』
  • 6月8日(金)公開 『30年後の同窓会』
  • 6月15日(金)公開 『ワンダー 君は太陽』
  • 2019年1月(予定) "Victoria & Abdul"

  • 【公開日 未定】
  • "Roman J. Israel, Esq."
  • "The Disaster Artist"


参照:
※ 日本での題名・公開日が決まった作品は、そのつど追記する予定です。

2017年の第89回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補予想 - 日本公開カレンダー

2016-12-08 12:05:05 | 映画 - ベスト

 前回のブログで、2017年2月に授賞式が行われる第89回アカデミー賞の主要部門の有力候補に11月時点で予想されている作品を紹介しました。

 37本もの映画をポスター画像付きで紹介したため、gooブログの文字数制限に収まるようにするのが大変でした。監督・出演者の過去の作品を2本載せるのを、今年は全員に書いてみたので、そのせいなんですけど。

 というわけで今回は、37本を日本で公開日順に並べてみました。前回の記事には収まらなかったのでね。日本での題名・公開日が決まった作品は、気付いたら追記していきます。


【2016年】
  • 8月11日(木・祝) 『ジャングル・ブック』 The Jungle Book
  • 9月24日(土) 『ハドソン川の奇跡』 Sully
  • 11月19日(土) 『胸騒ぎのシチリア』 A Bigger Splash

  • 12月1日(木) 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 Florence Foster Jenkins
  • 12月23日(金・祝) 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 Eye in the Sky

【2017年】
  • 1月21日(土) 『沈黙 -サイレンス-』 Silence
  • 1月21日(土) 『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』 Maggie's Plan

  • 2月10日(金) 『マリアンヌ』 Allied
  • 2月11日(土) 『ビリー・リンの永遠の一日』 Billy Lynn's Long Halftime Walk
  • 2月24日(金) 『ラ・ラ・ランド』 La La Land

  • ―― 日本時間 2月27日(月) 第89回アカデミー賞 授賞式 ――

  • 3月3日(金) 『ラビング 愛という名前のふたり』 Loving
  • 3月31日(金) 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 Jackie

  • 4月1日(土) 『はじまりへの旅』 Captain Fantastic
  • 4月7日(金) 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』

  • 5月(予定) 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 Manchester By The Sea
  • 5月(予定) 『メッセージ』 Arrival
  • 5月(予定) 『夜に生きる』 Live By Night

  • 6月(予定) 邦題未定 20th Century Women
  • 6月(予定) 邦題未定 A Monster Calls

  • 2017年初夏(予定) 邦題未定 Patriots Day
  • 2017年夏(予定) 邦題未定 Hacksaw Ridge
  • 2017年夏(予定) 邦題未定 Elle
  • 2017年(予定) 『ムーンライト』 Moonlight
  • 2017年(予定) 『バース・オブ・ネイション』 The Birth of a Nation
  • 2017年(予定) 邦題未定 Nocturnal Animals

【日本では劇場未公開】
  • 2016年11月18日(金) Netflixで配信 『最後の追跡』 Hell or High Water

【公開未定】
  • Fences
  • Hidden Figures
  • Bleed For This
  • Rules Don't Apply
  • Miss Sloane
  • Gold
  • The Founder
  • Love & Friendship
  • Other People
  • Queen of Katwe
  • Toni Erdmann
第89回アカデミー賞の主要部門の有力候補と予想されている映画ポスター コラージュ画像

ちなみに、アメリカでの公開日の順に並べると以下のようになります。

  • 米国 3月11日(金)公開 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 Eye in the Sky
  • 米国 4月15日(金)公開 『ジャングル・ブック』 The Jungle Book

  • 米国 5月4日(水)公開 『胸騒ぎのシチリア』 A Bigger Splash
  • 米国 5月13日(金)公開 Love & Friendship
  • 米国 5月20日(金)公開 『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』 Maggie's Plan

  • 米国 7月8日(金)公開 『はじまりへの旅』 Captain Fantastic
  • 米国 8月12日(金)公開 『最後の追跡』 Hell or High Water
  • 米国 8月12日(金)公開 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 Florence Foster Jenkins

  • 米国 9月9日(金)公開 『ハドソン川の奇跡』 Sully
  • 米国 9月9日(金)公開 Other People
  • 米国 9月23日(金)公開 Queen of Katwe
  • 米国 10月7日(金)公開 『バース・オブ・ネイション』 The Birth of a Nation

  • 米国 11月4日(金)公開 Loving
  • 米国 11月4日(金)公開 Hacksaw Ridge
  • 米国 11月11日(金)公開 『メッセージ』 Arrival
  • 米国 11月11日(金)公開 Elle

  • 米国 11月18日(金)公開 『ビリー・リンの永遠の一日』 Billy Lynn's Long Halftime Walk
  • 米国 11月18日(金)公開 『ムーンライト』 Moonlight
  • 米国 11月18日(金)公開 Manchester By The Sea
  • 米国 11月18日(金)公開 Nocturnal Animals
  • 米国 11月18日(金)公開 Bleed For This

  • 米国 11月23日(水)公開 『マリアンヌ』 Allied
  • 米国 11月23日(水)公開 Rules Don't Apply
  • 米国 11月25日(金)公開 Lion
  • 米国 11月25日(金)公開 Miss Sloane

  • 米国 12月2日(金)公開 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』 Jackie
  • 米国 12月9日(金)公開 『ラ・ラ・ランド』 La La Land
  • 米国 12月16日(金)公開 Fences
  • 米国 12月16日(金)公開 The Founder

  • 米国 12月21日(水)公開 Patriots Day
  • 米国 12月23日(金)公開 『沈黙 -サイレンス-』 Silence
  • 米国 12月23日(金)公開 A Monster Calls

  • 米国 12月25日(日)公開 20th Century Women
  • 米国 12月25日(日)公開 Live By Night
  • 米国 12月25日(日)公開 Hidden Figures
  • 米国 12月25日(日)公開 Gold
  • 米国 12月25日(日)公開 Toni Erdmann

 以上です。やはり、12月下旬に限定公開して、2017年に入ってから拡大公開する映画たちは、賞レースで巻き返しなるか。



参照:

2017年の第89回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト

2016-11-30 12:34:56 | 映画 - ベスト

 2016年公開の映画を対象とした第89回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

  • ノミネート投票: 2017年1月5日(木)~1月13日(金)午後5時(太平洋標準時)
  • ノミネート発表: 2017年1月24日(火)早朝5時30分(太平洋標準時)

  • 本選投票: 2017年2月13日(月)~2月21日(火)午後5時(太平洋標準時)
  • 本選発表(授賞式) : 2017年2月26日(日)

主演&助演部門にノミネート確実そうな俳優7人

 アカデミー賞(通称:オスカー)予想に、数々の映画の題名が出てきてます。しかし、日本公開がまだまだ先で、邦題決定前の作品が多く、各作品がどんな映画なのか頭になかなか入ってきません。そこで、主要部門の有力候補作品をポスター画像付きで当ブログに毎年まとめています。

 受賞予想としてブログを書いているのではなくて、アメリカで高く評価されてる映画はどれか、これから公開される映画の中から観る作品を選ぶ参考になればと思って書いています。

 出典は Gurus o' Gold という、アメリカの13人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。11月に発表されたオスカー予想を元にしています。

 星は、作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優の各部門においての有力候補の順位で、★★★★★は1位、★★★★は2位、★★★は3位、★★は4位、★は5位、☆は6位以下となります。

 私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



 まずは、11月22日付けの予想で複数の人による票が入った作品賞候補15作。



原題: "La La Land" ★★★★★
邦題: 『ラ・ラ・ランド』
日本公開: 2017年2月24日(金)

監督: デイミアン・チャゼル ★★★★★ (『セッション』、脚本『グランドピアノ 狙われた黒鍵』)

主な出演者:
 ライアン・ゴズリング ★★★ (『ドライヴ』、『ラースと、その彼女』)
 エマ・ストーン ★★★★★ (『教授のおかしな妄想殺人』、『ゾンビランド』)
 ローズマリー・デウィット (『レイチェルの結婚』、『プロミスト・ランド』)

あらすじ:
 ロサンゼルス (L.A.) で男性ミュージシャンと女優志望の女性が恋に落ちるロマンティック・コメディのミュージカル映画。



原題: "Manchester By The Sea" ★★★★
邦題: 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
日本公開: 2017年5月13日(土)

監督: ケネス・ロナーガン ★★★★ (『マーガレット』、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』、共同脚本『アナライズ・ミー』)

主な出演者:
 ケイシー・アフレック ★★★★★ (『ジェシー・ジェームズの暗殺』、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』)
 ミシェル・ウィリアムズ ★★★★ (『テイク・ディス・ワルツ』、『ブロークバック・マウンテン』)
 カイル・チャンドラー (『SUPER 8/スーパーエイト』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 ルーカス・ヘッジズ ★★★ (『ゼロの未来』、『とらわれて夏』)

あらすじ:
 兄の死で地元に戻った弟は、兄の息子の後見人になる。と同時に、自分の前妻とも再会する。



原題: "Moonlight" ★★★
邦題: 『ムーンライト』
日本公開: 2017年4月28日(金)

監督: バリー・ジェンキンス ★★★ ( "Medicine for Melancholy" )

主な出演者:
 トレバンテ・ローズ ( "The Night Is Young" 、TV『ウエストワールド』)
 アンドレ・ホランド (『42 ~世界を変えた男~』、『グローリー/明日への行進』)
 ジャネール・モネイ ( "Hidden Figures" )
 ナオミ・ハリス ★★★ (『007 スカイフォール』、『われらが背きし者』)
 マハーシャラ・アリ ★★★★★ (『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』、『プレデターズ』)

あらすじ:
 マイアミに住むある黒人男性の生涯を、子供時代・十代半ば・青年時代の3つに分けて描く。



原題: "Fences" ★★
邦題: 『フェンス』
日本公開: 劇場未公開

監督: デンゼル・ワシントン (『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』、『グレート・ディベーター 栄光の教室』)

原作: オーガスト・ウィルソン 『フェンス』 Fences (1983年)

主な出演者:
 デンゼル・ワシントン ★★★★ (『フライト』、『アメリカン・ギャングスター』)
 ヴィオラ・デイヴィス ★★★★★ (『スーサイド・スクワッド』、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』)
 スティーヴン・ヘンダーソン (『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『ペントハウス』)
 ミケルティ・ウィリアムソン (『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『コン・エアー』)
 ジョヴァン・アデポ (長編初出演)

あらすじ:
 1950年代のピッツバーグ、かつて黒人リーグの野球選手だった男は、ごみ収集作業員として働いていた。オーガスト・ウィルソンの1983年の舞台の映画化。



原題: "Loving"
邦題: 『ラビング 愛という名前のふたり』
日本公開: 2017年3月3日(金)

監督: ジェフ・ニコルズ (『MUD マッド』、『テイク・シェルター』)

主な出演者:
 ジョエル・エドガートン (『ザ・ギフト』、『キンキーブーツ』)
 ルース・ネッガ ★★★ (『プルートで朝食を』、『JIMI:栄光への軌跡』)
 ニック・クロール (『ソーセージ・パーティー』)

あらすじ:
 1958年に結婚したラヴィング夫妻は白人男性と黒人女性の組み合わせだったため、ヴァージニア州の州法「異人種間結婚禁止法」により州外退去させられた。この州法が違憲であると裁判所に訴えたラヴィング夫妻を描く、実話の映画化。



原題: "Arrival"
邦題: 『メッセージ』
日本公開: 2017年5月19日(金) (東京国際映画祭で2016年10月29日に上映)

監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ (『灼熱の魂』、『プリズナーズ』)

原作: テッド・チャン 「あなたの人生の物語」 Story of Your Life (短編 / 1998年)

主な出演者:
 エイミー・アダムス (『ビッグ・アイズ』、『魔法にかけられて』)
 ジェレミー・レナー (『ハート・ロッカー』、『ボーン・レガシー』)
 フォレスト・ウィテカー (『大統領の執事の涙』、『スモーク』)

あらすじ:
 地球に突如として現れた宇宙船。その正体を探るため、言語学者ルイーズは彼らの言葉を解読し、知的生命体との意志の疎通をはかることになる。



原題: "Jackie"
邦題: 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
日本公開: 2017年3月31日(金)

監督: パブロ・ラライン (『NO』、『ザ・クラブ』)

主な出演者:
 ナタリー・ポートマン ★★★★ (『ブラック・スワン』、『レオン』)
 ピーター・サースガード (『完全なるチェックメイト』、『17歳の肖像』)
 グレタ・ガーウィグ (『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』、『ハンナだけど、生きていく!』)

あらすじ:
 1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の妻ジャクリーン(愛称:ジャッキー)を描く。



原題: "Lion"
邦題: 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
日本公開: 2017年4月7日(金)

監督: ガース・デイビス ( "P.I.N.S." )

原作: サルー・ブライアリー 『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』 A Long Way Home (2014年)

主な出演者:
 デヴ・パテル (『スラムドッグ$ミリオネア』、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)
 ルーニー・マーラ (『ドラゴン・タトゥーの女』、『キャロル』)
 デヴィッド・ウェンハム (『300 <スリーハンドレッド>』、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』)
 ニコール・キッドマン ★★ (『ムーラン・ルージュ』、『めぐりあう時間たち』)

あらすじ:
 1981年生まれのインド人サルーは、5歳の時に迷子になって家族とはぐれたまま、オーストラリア人夫妻の元へ養子に行った。その後、2005年に Google Earth がリリースされると、サルーはこれを使って生き別れた家族を捜し始めるのだった。実話の映画化。



原題: "Silence"
邦題: 『沈黙 -サイレンス-』
日本公開: 2017年1月21日(土)

監督: マーティン・スコセッシ ★★ (『タクシードライバー』、『ヒューゴの不思議な発明』)

原作: 遠藤周作 『沈黙』 (1966年)

主な出演者:
 アンドリュー・ガーフィールド (『アメイジング・スパイダーマン』、『BOY A』)
 アダム・ドライヴァー (『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』)
 リーアム・ニーソン (『96時間』、『シンドラーのリスト』)

あらすじ:
 江戸時代初期の日本。島原の乱が起き、幕府はキリシタン禁制と鎖国を始めようとする。そんな中、ポルトガル人司祭ロドリゴは日本を訪れるが……。1971年にも『沈黙 SILENCE』の題で映画化されており、こちらは遠藤周作自身が篠田正浩監督と共同で脚本を書いた。



原題: "Sully"
邦題: 『ハドソン川の奇跡』
日本公開: 2016年9月24日(土)

監督: クリント・イーストウッド (『ジャージー・ボーイズ』、『グラン・トリノ』)

原作: チェズレイ・サレンバーガー、ジェフリー・ザスロウ 『機長、究極の決断』 Highest Duty: My Search for What Really Matters (2009年)

主な出演者:
 トム・ハンクス ★★ (『ブリッジ・オブ・スパイ』、『フォレスト・ガンプ/一期一会』)
 アーロン・エッカート (『サンキュー・スモーキング』、『カンバセーションズ』)
 ローラ・リニー (『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』、『イカとクジラ』)

あらすじ:
 2009年1月、ニューヨークを離陸した旅客機がエンジン出力を完全に失ってしまい、ベテラン機長サレンバーガー(通称:サリー)はハドソン川への不時着を敢行し、全員無事だった。しかし、国家運輸安全委員会は、空港に引き返さず、危険な着水を選んだのは判断ミスではなかったかと疑っていた。



原題: "Hell or High Water"
邦題: 『最後の追跡』
日本公開: Netflixで2016年11月18日(金)より配信

監督: デヴィッド・マッケンジー (『名もなき塀の中の王』、『パーフェクト・センス』)

主な出演者:
 ジェフ・ブリッジス ★★★★ (『トゥルー・グリット』、『フィアレス』)
 クリス・パイン (『スター・トレック』、『アンストッパブル』)
 ベン・フォスター (『疑惑のチャンピオン』、『3時10分、決断のとき』)

あらすじ:
 テキサスで銀行を襲撃する兄弟と、彼らを追う退職直前のテキサス・レンジャーとの対決を描く。



原題: "Hidden Figures"
邦題: 『ドリーム』
日本公開: 2017年9月29日(金)

監督: セオドア・メルフィ (『ヴィンセントが教えてくれたこと』)

原作: Margot Lee Shetterly "Hidden Figures" (2016年)

主な出演者:
 タラジ・P・ヘンソン (『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『ベスト・キッド』)
 オクタヴィア・スペンサー (『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』、『フルートベール駅で』)
 ジャネール・モネイ (『ムーンライト』)
 ケヴィン・コスナー (『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、『フィールド・オブ・ドリームス』)

あらすじ:
 米ソが宇宙開発競争をしていた時代、NASAのラングレー研究所で活躍したアフリカ系アメリカ人女性の数学者キャサリン・ジョンソンとその同僚を描く。実話の映画化。



原題: "20th Century Women"
邦題: 『20センチュリー・ウーマン』
日本公開: 2017年6月3日(土)

監督: マイク・ミルズ (『人生はビギナーズ』、『サムサッカー』)

主な出演者:
 アネット・ベニング ★★ (『キッズ・オールライト』、『グリフターズ/詐欺師たち』)
 エル・ファニング (『マレフィセント』、『SUPER 8/スーパーエイト』)
 グレタ・ガーウィグ (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』)

あらすじ:
 1970年代の南カリフォルニア。3人の女性が愛と自由を求める。



原題: "Nocturnal Animals"
邦題: 『ノクターナル・アニマルズ』
日本公開: 2017年11月3日(金・祝)

監督: トム・フォード (『シングルマン』)

原作: オースティン・ライト 『ミステリ原稿』 Tony and Susan (1993年)

主な出演者:
 エイミー・アダムス (『メッセージ』、『魔法にかけられて』)
 ジェイク・ギレンホール (『ナイトクローラー』、『ブロークバック・マウンテン』)
 マイケル・シャノン ★★ (『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』、『テイク・シェルター』)

あらすじ:
 画廊の女性オーナーは、別れた夫から送りつけられたヴァイオレンス・スリラー小説に悩まされる。



原題: "Hacksaw Ridge"
邦題: 『ハクソー・リッジ』
日本公開: 2017年6月24日(土)

監督: メル・ギブソン (『パッション』、『ブレイブハート』)

主な出演者:
 アンドリュー・ガーフィールド (『沈黙 -サイレンス-』、『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』)
 ヴィンス・ヴォーン (『ウエディング・クラッシャーズ』、『Mr.&Mrs. スミス』)
 サム・ワーシントン (『アバター』、『タイタンの戦い』)

あらすじ:
 米陸軍の衛生兵デスモンド・ドスは、第二次世界大戦末期の沖縄戦で多くの負傷兵を助けたことで、射撃をせずにアメリカ軍最高位の名誉勲章を授与された初めての人間となった。実話の映画化。



 次に、残りの作品賞候補や、他部門の候補に入っていた作品。




原題: "Florence Foster Jenkins"
邦題: 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
日本公開: 2016年12月1日(木)
     (東京国際映画祭で2016年10月25日に上映)

監督: スティーヴン・フリアーズ (『ハイ・フィデリティ』、『グリフターズ/詐欺師たち』)

主な出演者:
 メリル・ストリープ (『幸せをつかむ歌』、『今宵、フィッツジェラルド劇場で』)
 ヒュー・グラント (『ラブソングができるまで』、『ノッティングヒルの恋人』)
 サイモン・ヘルバーグ (ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」、『グッドナイト&グッドラック』)
 レベッカ・ファーガソン (『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『ガール・オン・ザ・トレイン』)

あらすじ:
 1944年、ニューヨーク。音楽を愛する資産家であるフローレンスは、自分が音痴だと気付かないまま歌を披露し、大勢の前でコンサートを催すことになる。“音痴の歌姫”として知られるフローレンス・フォスター・ジェンキンスの生涯を描く、実話の映画化。
 2015年にもフローレンスに触発されたフランス映画『偉大なるマルグリット』がカトリーヌ・フロ主演で作られ、セザール賞10部門ノミネート、4部門受賞している。



原題: "Bleed For This"
邦題: 『ビニー/信じる男』
日本公開: 2017年7月21日(金)

監督: ベン・ヤンガー (『マネー・ゲーム』)

主な出演者:
 マイルズ・テラー (『セッション』、『ファンタスティック・フォー』)
 アーロン・エッカート (『ハドソン川の奇跡』、『サンキュー・スモーキング』)
 クリスティーン・エヴァンジェリスタ (『マイ・インターン』、"Red Butterfly" )

あらすじ:
 交通事故で重傷にあいながらも戦ったボクシングの元世界王者ビニー・パジェンサを描く、実話の映画化。



原題: "Elle"
邦題: 『エル ELLE』
日本公開: 2017年8月25日(金)

監督: ポール・ヴァーホーヴェン (『ブラックブック』、『氷の微笑』)

原作: フィリップ・ジャン(フィリップ・ディジャン)"Oh..." (2012年)

主な出演者:
 イザベル・ユペール (『アスファルト』、『主婦マリーがしたこと』)
 ロラン・ラフィット (『ミモザの島に消えた母』、『アンタッチャブルズ』)
 アンヌ・コンシニ (『愛されるために、ここにいる』、『潜水服は蝶の夢を見る』)

あらすじ:
 成功したゲーム会社の女性経営者の身の上に様々な出来事が起きる。



原題: "Captain Fantastic"
邦題: 『はじまりへの旅』
日本公開: 2017年4月1日(土)

監督: マット・ロス (『あるふたりの情事、28の部屋』)

主な出演者:
 ヴィゴ・モーテンセン (『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『ロード・オブ・ザ・リング』)
 ジョージ・マッケイ (『わたしは生きていける』、『サンシャイン/歌声が響く街』)
 フランク・ランジェラ (『フロスト×ニクソン』、『素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~』)

あらすじ:
 アメリカ北西部の森深くで現代社会から隔離されたように暮らす一家は、亡き母の葬儀のため2400キロの旅に出る。



原題: "A Monster Calls"
邦題: 『怪物はささやく』
日本公開: 2017年6月9日(金)

監督: J・A・バヨナ (『永遠のこどもたち』、『インポッシブル』)

原作: パトリック・ネス 『怪物はささやく』 A Monster Calls (2011年)

主な出演者:
 シガーニー・ウィーヴァー (『エイリアン』、『アバター』)
 フェリシティ・ジョーンズ (『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『博士と彼女のセオリー』)
 リーアム・ニーソン (『ラン・オールナイト』、『沈黙 -サイレンス-』)

あらすじ:
 少年の目の前にイチイの木の姿をした怪物が現れ、物語を語り出した。



原題: "Rules Don't Apply"
邦題: 『ハリウッド・スキャンダル』
日本公開: 劇場未公開

監督: ウォーレン・ベイティ (『天国から来たチャンピオン』、『ブルワース』)

主な出演者:
 ウォーレン・ベイティ (『天国から来たチャンピオン』、『レッズ』)
 リリー・コリンズ (『白雪姫と鏡の女王』、『しあわせの隠れ場所』)
 オールデン・エアエンライク (『ヘイル、シーザー!』、『ブルージャスミン』)

あらすじ:
 1958年のハリウッド。若き女優と彼女専属の運転手との恋を描くロマンティック・コメディ。



原題: "Miss Sloane"
邦題: 『女神の見えざる手』
日本公開: 2017年10月20日(金)

監督: ジョン・マッデン (『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『恋におちたシェイクスピア』)

主な出演者:
 ジェシカ・チャステイン (『ラブストーリーズ エリナーの愛情』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 マーク・ストロング (『記憶探偵と鍵のかかった少女』、『キングスマン』)
 ググ・ンバータ=ロー (『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』、『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』)

あらすじ:
 首都ワシントンで銃規制の機運が出てくる中、敏腕女性ロビイストのエリザベス・スローンは規制反対派と対峙する。



原題: "Gold"
邦題: 『ゴールド/金塊の行方』
日本公開: 2017年6月1日(木)

監督: スティーヴン・ギャガン (『シリアナ』、『ケイティ』)

主な出演者:
 マシュー・マコノヒー (『インターステラー』、『ダラス・バイヤーズクラブ』)
 エドガー・ラミレス (『X-ミッション』、『ガール・オン・ザ・トレイン』)
 ブライス・ダラス・ハワード (『ピートと秘密の友達』、『ジュラシック・ワールド』)

あらすじ:
 さえないビジネスマンのケニー・ウェルズは、地理学者とともに東南アジアのボルネオ島のジャングルの奥深くへ金を探しに行くことになる。



原題: "The Jungle Book"
邦題: 『ジャングル・ブック』
日本公開: 2016年8月11日(木・祝)

監督: ジョン・ファヴロー (『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』、『アイアンマン』)

原作: ラドヤード・キプリング 『ジャングル・ブック』 The Jungle Book (1894年)

主な出演者:
 ニール・セティ (新人)
 ビル・マーレイ (『ヴィンセントが教えてくれたこと』、『恋はデジャ・ブ』)
 ベン・キングズレー (『ザ・ウォーク』、『ガンジー』)

あらすじ:
 ジャングルにひとり取り残された人間の赤ちゃんモーグリは、オオカミの群れの中で育つ。



原題: "The Founder"
邦題: 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
日本公開: 2017年7月29日(土)

監督: ジョン・リー・ハンコック (『しあわせの隠れ場所』、『オールド・ルーキー』)

主な出演者:
 マイケル・キートン (『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『スポットライト 世紀のスクープ』)
 ローラ・ダーン (『わたしに会うまでの1600キロ』、『ランブリング・ローズ』)
 ニック・オファーマン (『なんちゃって家族』、『21ジャンプストリート』)

あらすじ:
 マクドナルド兄弟のハンバーガー店に出会ったレイ・クロックは兄弟にフランチャイズ化を勧めるも、自身がフランチャイズ権を獲得し、現在世界中に展開するファーストフードチェーンのマクドナルドを創業することになる。実話の映画化。



原題: "Patriots Day"
邦題: 『パトリオット・デイ』
日本公開: 2017年6月9日(金)

監督: ピーター・バーグ (『ローン・サバイバー』、『バトルシップ』)

主な出演者:
 マーク・ウォールバーグ (『ローン・サバイバー』、『ザ・ファイター』)
 ジョン・グッドマン (『クローバーフィールド・レーン』、『夢を生きた男/ザ・ベーブ』)
 J・K・シモンズ (『セッション』、『Re:LIFE~リライフ~』)

あらすじ:
 2013年4月に起きたボストンマラソン爆破テロ事件の捜査を描く、実話の映画化。



原題: "Love & Friendship"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: ホイット・スティルマン (『メトロポリタン』、『バルセロナの恋人たち』)

原作: ジェーン・オースティン 「レイディ・スーザン」 Lady Susan (短編 / 1794年執筆、1871年出版)

主な出演者:
 ケイト・ベッキンセイル (『アンダーワールド』、『アビエイター』)
 クロエ・セヴィニー (『メリンダとメリンダ』、『ボーイズ・ドント・クライ』)
 ゼイヴィア・サミュエル (『もうひとりのシェイクスピア』、『パニック・マーケット3D』)

あらすじ:
 1790年代のイギリス、16歳の娘を持つ35歳の美しい未亡人レディ・スーザンの恋と友情を描く。



原題: "Maggie's Plan"
邦題: 『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』
日本公開: 2017年1月21日(土)

監督: レベッカ・ミラー (『50歳の恋愛白書』、『アンジェラ』)

主な出演者:
 グレタ・ガーウィグ (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『フランシス・ハ』)
 イーサン・ホーク (『ブルーに生まれついて』、『6才のボクが、大人になるまで。』)
 ビル・ヘイダー (『宇宙人ポール』、『ナイト ミュージアム2』)
 ジュリアン・ムーア (『アリスのままで』、『エデンより彼方に』)

あらすじ:
 マギーは、既婚者のジョンと恋に落ち、結婚にまで至る。しかし、ジョンの元妻ジョーゼットがジョンの言うような女性ではないと知り、ある計画を立てる。



原題: "Other People"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: クリス・ケリー (長編初監督

主な出演者:
 ジェシー・プレモンス (『疑惑のチャンピオン』、『ブラック・スキャンダル』)
 モリー・シャノン (『グリンチ』、『ライフ・アフター・ベス』)
 ブラッドリー・ウィットフォード (『アイ・ソー・ザ・ライト』、『ウォルト・ディズニーの約束』)

あらすじ:
 29歳のゲイのデイビッドは、病気の母親の世話のためカリフォルニア州の州都サクラメントに移り住む。



原題: "Billy Lynn's Long Halftime Walk"
邦題: 『ビリー・リンの永遠の一日』
日本公開: 2017年2月11日(土) 公開延期

監督: アン・リー (『ブロークバック・マウンテン』、『恋人たちの食卓』)

原作: Ben Fountain "Billy Lynn's Long Halftime Walk" (2012年)

主な出演者:
 ジョー・アルウィン (新人)
 クリステン・スチュワート (『アクトレス~女たちの舞台~』、『トワイライト~初恋~』)
 クリス・タッカー (『世界にひとつのプレイブック』、『ラッシュアワー』)

あらすじ:
 メディアに取り上げられたイラク戦争での勇姿により、19歳で一躍英雄となったビリー・リンの葛藤を描く。



 最後に、11月前半まで予想に残っていた作品。




原題: "Allied"
邦題: 『マリアンヌ』
日本公開: 2017年2月10日(金)

監督: ロバート・ゼメキス (『ザ・ウォーク』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)

主な出演者:
 ブラッド・ピット (『フューリー』、『ワールド・ウォー Z』)
 マリオン・コティヤール (『君と歩く世界』、『世界でいちばん不運で幸せな私』)
 ジャレッド・ハリス (『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『スモーク』)

あらすじ:
 1942年、カサブランカ。第二次世界大戦の中、カナダの諜報員マックスはフランスのレジスタンスの女性マリアンヌと出会う。



原題: "Queen of Katwe"
邦題: 『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』
日本公開: 劇場未公開

監督: ミーラー・ナーイル (『アメリア 永遠の翼』、『その名にちなんで』)

原作: Tim Crothers "The Queen of Katwe" (2012年)

主な出演者:
 Madina Nalwanga (新人)
 デヴィッド・オイェロウォ (『グローリー/明日(あす)への行進』、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』)
 ルピタ・ニョンゴ (『それでも夜は明ける』、『フライト・ゲーム』)

あらすじ:
 ウガンダの首都カンパラのスラム街に住む少女フィオナ・ムテシは、チェスの才能を見出され、国際チェス連盟のウーマン・キャンディデイト・マスターで優勝するまでになる。実話の映画化。



原題: "Live By Night"
邦題: 『夜に生きる』
日本公開: 2017年5月20日(土)

監督: ベン・アフレック (『アルゴ』、『ザ・タウン』)

原作: デニス・ルヘイン 『夜に生きる』 Live by Night (2012年)

主な出演者:
 ベン・アフレック (『ゴーン・ガール』、『ザ・コンサルタント』)
 エル・ファニング (『ネオン・デーモン』、『SUPER 8/スーパーエイト』)
 ブレンダン・グリーソン (『白鯨との闘い』、『ヒットマンズ・レクイエム』)

あらすじ:
 禁酒法時代のボストン。市警幹部の息子でありながらギャングの手下になっていたジョーは、対立組織のボスの情婦と出会って恋に落ちてしまう。



原題: "Toni Erdmann"
邦題: 『ありがとう、トニ・エルドマン』
日本公開: 2017年6月24日(土)

監督: マーレン・アーデ (『恋愛社会学のススメ』)

主な出演者:
 ペーター・シモニスチェク (『ヒランクル』、『ヘリコップ』)
 サンドラ・フラー (『裸の診察室』、『レクイエム~ミカエラの肖像』)
 ルーシー・ラッセル (『グレースと公爵』、『フォロウィング』)

あらすじ:
 音楽教師だった父親が、離婚を機に離れて育った娘との繋がりを取り戻そうとするが、キャリアウーマンの娘は経営コンサルティングの仕事に忙しい。



原題: "Eye in the Sky"
邦題: 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
日本公開: 2016年12月23日(金・祝)

監督: ギャヴィン・フッド (『ツォツィ』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』)

主な出演者:
 ヘレン・ミレン (『黄金のアデーレ 名画の帰還』、『クィーン』)
 アーロン・ポール (『パパが遺した物語』、『エクソダス:神と王』)
 アラン・リックマン (『いつか晴れた日に』、『ダイ・ハード』)

あらすじ:
 ロンドンにいる英国諜報機関の女性将校は、アメリカ軍の最新鋭のドローン偵察機を使って、ナイロビで展開されているテロリスト捕獲作戦を指揮しているが……。



原題: "A Bigger Splash"
邦題: 『胸騒ぎのシチリア』
日本公開: 2016年11月19日(土)

監督: ルカ・グァダニーノ (『ミラノ、愛に生きる』、『メリッサ・P ~青い蕾~』)

主な出演者:
 ティルダ・スウィントン (『少年は残酷な弓を射る』、『オルランド』)
 マティアス・スーナールツ (『君と歩く世界』、『リリーのすべて』)
 レイフ・ファインズ (『グランド・ブダペスト・ホテル』、『愛を読むひと』)

あらすじ:
 声帯の手術を受けた女性ロックスターが、年下の恋人とシチリアのパンテッレリーア島でバカンスを過ごそうとするが、元彼の音楽プロデューサーが娘を連れて島にやって来る。1969年のフランス映画『太陽が知っている』のリメイク。



原題: "The Birth of a Nation"
邦題: 『バース・オブ・ネイション』
日本公開: 2017年(予定) (東京国際映画祭で2016年11月2日に上映)

監督: ネイト・パーカー (長編初監督)

主な出演者:
 ネイト・パーカー (『フライト・ゲーム』、『リリィ、はちみつ色の秘密』)
 アーミー・ハマー (『コードネーム U.N.C.L.E.』、『ローン・レンジャー』)
 ペネロープ・アン・ミラー (『カリートの道』、『アーティスト』)

あらすじ:
 1831年、バージニア州サザンプトン。黒人奴隷による最初にして最大の反乱を率いたナット・ターナーの生涯を描く、実話の映画化。


 以上です。どれも公開が楽しみですね。


 追記: ちなみに12月1日付けの予想で長編アニメーション賞は12位まで出ており、日本アニメでは『百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~』が7番手です。12位までに『君の名は。』は入っていません。



参照:

第88回アカデミー賞ノミネート作品 日本公開カレンダー

2016-01-15 14:53:58 | 映画 - ベスト

 2015年公開の映画を対象とした第88回アカデミー賞のノミネーションが発表されました。授賞式は2016年2月28日(日)、日本時間では2月29日(月)となります。

 ノミネートされた作品のうち長編全作品を、日本での公開日順に並べてみました。各作品の詳細などは、当ブログのひとつ前の記事などを参照してください。

【2014年】
【2015年】
【2016年】
  • 1月8日(金) 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Bridge of Spies
  • 1月23日(土) 『サウルの息子』 Saul fia ("Son of Saul")

  • 2月5日(金) 『オデッセイ』 The Martian
  • 2月11日(木・祝) 『キャロル』 Carol
  • 2月12日(金) 『スティーブ・ジョブズ』 Steve Jobs
  • 2月27日(土) 『ヘイトフル・エイト』 The Hateful Eight

  • 3月4日(金) 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 The Big Short
  • 3月18日(金) 『リリーのすべて』 The Danish Girl
  • 3月19日(土) 『父を探して』 O Menino e o Mundo ("Boy & the World")

  • 4月8日(金) 『ルーム』 Room
  • 4月9日(土) 『ボーダーライン』 Sicario
  • 4月9日(土) 『さざなみ』 45 Years
  • 4月15日(金) 『スポットライト 世紀のスクープ』 Spotlight
  • 4月16日(土) 『グランドフィナーレ』 Youth
  • 4月22日(金) 『レヴェナント:蘇えりし者』 The Revenant

  • 5月7日(土) 『カルテル・ランド』 Cartel Land
  • 6月11日(土) 『裸足の季節』 Mustang
  • 6月11日(土) 『エクス・マキナ』 Ex_Machina
  • 7月1日(金) 『ブルックリン』 Brooklyn
  • 7月16日(土) 『AMY エイミー』 Amy
  • 7月(予定) 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』 Trumbo
  • 2016年(予定) Joy
  • 2016年(予定) Krigen ("A War")
【日本では劇場未公開】
  • 2016年6月3日 Blu-ray発売 『アノマリサ』 Anomalisa
【公開未定】
  • 『大河の抱擁』 El abrazo de la serpiente ("Embrace of the Serpent")
  • Racing Extinction
  • 『ディーブ』 Theeb
第88回アカデミー賞ノミネート長編映画ポスター コラージュ画像

参照:

第88回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト

2016-01-14 12:57:55 | 映画 - ベスト

 2015年公開の映画を対象とした第88回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

  • ノミネート投票: 2015年12月30日(水)~2016年1月8日(金)午後5時(太平洋標準時)
  • ノミネート発表: 2016年1月14日(木)早朝5時30分(太平洋標準時)

  • 本選投票: 2016年2月12日(金)~2月23日(火)午後5時(太平洋標準時)
  • 本選発表(授賞式) : 2016年2月28日(日)午後5時30分(太平洋標準時)

 当ブログでは第87回と第86回のとき、11月下旬に主要部門の有力候補作品をポスター画像付きでまとめました。受賞予想としてブログを書いてるのではなく、アメリカで高く評価されてる映画はどれか、これから公開される映画の中から観る作品を選ぶ参考にと思って書いています。

 今回は年も明けてノミネート発表前日とブログをアップするのが遅くなってしまいました。慌てて書いてるので、詳細はあまり書いていません(随時追記していくかも)。ノミネーションに残った作品も、残らなかった作品も、以下のリストにあるものはどれも良い映画だと思うので、機会があれば是非ご覧になってください。

 出典は Gurus o' Gold という、アメリカの13人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。

 私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



 まずは、2016年1月5日時点で作品賞・主演女優・主演男優・助演女優・助演男優・監督・脚本・脚色賞の有力候補とみなされてる作品を、8部門の合計点の順で並べてみました。


ポスター画像
原題: "Spotlight"
邦題: 『スポットライト 世紀のスクープ』
日本公開: 2016年4月15日(金)

監督: トム・マッカーシー (『扉をたたく人』、『靴職人と魔法のミシン』)

主な出演者:
 マイケル・キートン
 マーク・ラファロ
 レイチェル・マクアダムス

あらすじ: 2001年に新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話の映画化。


ポスター画像
原題: "The Martian"
邦題: 『オデッセイ』
日本公開: 2016年2月5日(金)

監督: リドリー・スコット (『ブレードランナー』、『エクソダス:神と王』)

原作: アンディ・ウィアー 『火星の人』 (2011年/2014年刊)

主な出演者:
 マット・デイモン
 ジェシカ・チャステイン
 クリステン・ウィグ

あらすじ: 定期的な有人火星探査が行われて3度目の火星ミッション。それは火星到着から数日で中止となり、火星離脱の際にマーク・ワトニーは火星に置き去りになる。仲間からも地球からも死んだと思われたワトニーは、自力で次の火星ミッションが到着する4年後まで、資材も乏しい火星で生き延びなければならなくなる。


ポスター画像
原題: "Carol"
邦題: 『キャロル』
日本公開: 2016年2月11日(木・祝)

監督: トッド・ヘインズ (『ベルベット・ゴールドマイン』、『エデンより彼方に』、『アイム・ノット・ゼア』)

原作: パトリシア・ハイスミス 『キャロル』 The Price of Salt (1952年刊)

主な出演者:
 ケイト・ブランシェット
 ルーニー・マーラ
 サラ・ポールソン

あらすじ: 1952年、ニューヨークのデパートで出会った二人の女性の恋愛ドラマ。


ポスター画像
原題: "The Big Short"
邦題: 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
日本公開: 2016年3月4日(金)

監督: アダム・マッケイ (『俺たちニュースキャスター』、『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』)

原作: マイケル・ルイス 『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』 (2010年刊)

主な出演者:
 クリスチャン・ベイル
 スティーヴ・カレル
 ライアン・ゴズリング

あらすじ: 2008年、投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻し、世界的金融危機が発生した。この危機を予見し、ウォール街を出し抜いた男4人の実話の映画化。


ポスター画像
原題: "The Revenant"
邦題: 『レヴェナント:蘇えりし者』
日本公開: 2016年4月22日(金)

監督: アレハンドロ・G・イニャリトゥ (『アモーレス・ペロス』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)

原作: マイケル・パンク "The Revenant: A Novel of Revenge" (2002年刊)

主な出演者:
 レオナルド・ディカプリオ
 トム・ハーディ
 ドーナル・グリーソン

あらすじ: アメリカ西部開拓時代の罠猟師ヒュー・グラスの実話を元にしている。全編6Kで撮影され、音楽には日本から坂本龍一が参加。


ポスター画像
原題: "Mad Max: Fury Road"
邦題: 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
日本公開: 2015年6月20日(土)

監督: ジョージ・ミラー (「マッドマックス」シリーズ、『イーストウィックの魔女たち』、『ハッピー フィート』)

主な出演者:
 トム・ハーディ
 シャーリーズ・セロン
 ニコラス・ホルト

あらすじ: 石油も水も尽きかけた未来、家族を失ったマックスはイモータン・ジョーが支配する集団に捕まってしまう。そんな中、女戦士フュリオサがイモータン・ジョーに反旗を翻し逃亡を企て、囚われの身のマックスも巻き込まれる。


ポスター画像
原題: "Bridge of Spies"
邦題: 『ブリッジ・オブ・スパイ』
日本公開: 2016年1月8日(金)

監督: スティーヴン・スピルバーグ (『シンドラーのリスト』、『戦火の馬』)

主な出演者:
 トム・ハンクス
 マーク・ライランス
 スコット・シェパード

あらすじ: 1957年、冷戦下のアメリカ・ニューヨークで暮らすソ連のスパイが逮捕される。1960年、ソ連上空でアメリカの偵察機が撃墜され、アメリカ人パイロットが捕まってしまう。米ソはベルリンでのスパイ交換を画策し始める。


ポスター画像
原題: "Brooklyn"
邦題: 『ブルックリン』
日本公開: 2016年7月1日(金)

監督: ジョン・クローリー (『ダブリン上等!』、『BOY A』)

原作: コルム・トビーン 『ブルックリン』 (2009年刊)

主な出演者:
 シアーシャ・ローナン
 ドーナル・グリーソン
 エモリー・コーエン

あらすじ: 1952年、アイルランドからアメリカ・ニューヨークに来た移民の少女の物語。


ポスター画像
原題: "Room"
邦題: 『ルーム』
日本公開: 2016年4月8日(金)

監督: レニー・アブラハムソン (『ジョジーの修理工場』、『FRANK -フランク-』)

原作: エマ・ドナヒュー 『部屋』 (2010年刊)

主な出演者:
 ブリー・ラーソン
 ジェイコブ・トレンブレイ
 ジョーン・アレン

あらすじ: 監禁されていた女性とその息子の物語。脱出に成功するも、生まれて初めて外の世界に触れた息子にはすべてが初めての経験となる。母と子の苦悩が描かれる。


ポスター画像
原題: "Steve Jobs"
邦題: 『スティーブ・ジョブズ』
日本公開: 2016年2月12日(金)

監督: ダニー・ボイル (『トレインスポッティング』、『127時間』)

原作: ウォルター・アイザックソン 『スティーブ・ジョブズ』 (2011年刊)

主な出演者:
 マイケル・ファスベンダー
 ケイト・ウィンスレット
 セス・ローゲン

あらすじ: アップルコンピュータの共同創業者の一人スティーブ・ジョブズの公式伝記本を原作に、その人生を3つの場面からたどる。


ポスター画像
原題: "The Danish Girl"
邦題: 『リリーのすべて』
日本公開: 2016年3月18日(金)

監督: トム・フーパー (『英国王のスピーチ』、『レ・ミゼラブル』)

原作: デヴィッド・エバーショフ 『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』 (2000年刊、文庫化の際に『リリーのすべて』に改題)

主な出演者:
 エディ・レッドメイン
 アリシア・ヴィカンダー
 ベン・ウィショー

あらすじ: 1930年に世界で初めて性転換手術を受けた男性とその妻の物語。実在の人物だが、彼らの人生に触発されて書かれた原作小説は、フィクションになっている。


ポスター画像
原題: "The Hateful Eight"
邦題: 『ヘイトフル・エイト』
日本公開: 2016年2月27日(土)

監督: クエンティン・タランティーノ (『パルプ・フィクション』、『デス・プルーフ in グラインドハウス』)

主な出演者:
 サミュエル・L・ジャクソン
 カート・ラッセル
 ジェニファー・ジェイソン・リー

あらすじ: 西部開拓時代、大雪のために閉ざされたロッジを舞台にした密室ミステリー。製作前に脚本が映画業界内にリークされたため製作を中止し、脚本の出版のみにすると発表されたり、朗読会がおこなわれたりしてニュースになっていた作品。


ポスター画像
原題: "Creed"
邦題: 『クリード チャンプを継ぐ男』
日本公開: 2015年12月23日(水・祝)

監督: ライアン・クーグラー (『フルートベール駅で』)

主な出演者:
 マイケル・B・ジョーダン
 シルヴェスター・スタローン
 テッサ・トンプソン

あらすじ: かつてのボクシングチャンピオンであるロッキーの元に、盟友アポロ・クリードの息子が現れ、ボクシングを教えてくれと頼まれる。


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原題: "Inside Out"
邦題: 『インサイド・ヘッド』
日本公開: 2015年7月18日(土)

監督: ピート・ドクター (『モンスターズ・インク』、『カールじいさんの空飛ぶ家』)

主な声の出演者:
 エイミー・ポーラー
 フィリス・スミス

あらすじ: 11歳の女の子ライリーの頭の中の司令室には5つの感情がいた。彼らはヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミと呼ばれ、司令室から感情や記憶などを管理している。ライリーの一家が引っ越し、ライリーも思春期を迎えたことで、司令室の中は大わらわとなる。


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原題: "Trumbo"
邦題: 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
日本公開: 2016年7月(予定)

監督: ジェイ・ローチ (『オースティン・パワーズ』、『ミート・ザ・ペアレンツ』)

主な出演者:
 ブライアン・クランストン
 ダイアン・レイン
 ヘレン・ミレン

あらすじ: 1953年の映画『ローマの休日』などで知られる脚本家のダルトン・トランボの人生を描く。


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原題: "Straight Outta Compton"
邦題: 『ストレイト・アウタ・コンプトン』
日本公開: 2015年12月19日(土)

監督: F・ゲイリー・グレイ (『交渉人』、『ミニミニ大作戦』、『完全なる報復』)

主な出演者:
 オシェア・ジャクソンJr.
 コーリー・ホーキンズ
 ジェイソン・ミッチェル

あらすじ: 1986年にアイス・キューブ、ドクター・ドレー、イージー・Eらによって結成された伝説的ヒップホップ・グループ N.W.A.の実話を映画化した伝記映画。


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原題: "Beasts of No Nation"
邦題: 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』
日本公開: Netflixで配信

監督: キャリー・フクナガ (『闇の列車、光の旅』、『ジェーン・エア』)

主な出演者:
 エイブラハム・アッター
 イドリス・エルバ

あらすじ: 西アフリカ、内戦下にありながらも平和に暮らしていた少年アグー。しかし、反乱軍弾圧のため村に政府軍が押し寄せてきた事で、平穏な日常は崩れ去ってしまう。昨年の第28回東京国際映画祭ではパノラマ部門で上映された。


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原題: "Ex_Machina"
邦題: 『エクス・マキナ』
日本公開: 2016年6月11日(土)

監督: アレックス・ガーランド (『28日後...』脚本、『サンシャイン2057』脚本、『わたしを離さないで』脚色)

主な出演者:
 ドーナル・グリーソン
 アリシア・ビカンダー
 オスカー・アイザック

あらすじ: 人工知能開発を舞台にしたSFサイコスリラー。


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原題: "45 Years"
邦題: 『さざなみ』
日本公開: 2016年4月9日(土)

監督: アンドリュー・ヘイ ("Weekend")

原作: デヴィッド・コンスタンティン "In Another Country" (短編)

主な出演者:
 シャーロット・ランプリング
 トム・コートネイ

あらすじ: 結婚45周年パーティを目前に控えた熟年夫婦のもとに届いた1通の手紙が、過去を掘り出し、二人を揺さぶる。


ポスター画像
原題: "Joy"
邦題: 『ジョイ』
日本公開: 劇場未公開(Blu-rayDVD

監督: デヴィッド・O・ラッセル (『世界にひとつのプレイブック』、『アメリカン・ハッスル』)

主な出演者:
 ジェニファー・ローレンス
 ロバート・デ・ニーロ
 ブラッドリー・クーパー

あらすじ: 1989年、3人の子供をかかえたまま離婚してしまった女性ジョイの物語。実在の人物に触発されて書かれた脚本だが、フィクションになっている。


ポスター画像
原題: "Love & Mercy"
邦題: 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
日本公開: 2015年8月1日(土)

監督: ビル・ポーラッド ("Old Explorers")

主な出演者:
 ジョン・キューザック
 ポール・ダノ
 エリザベス・バンクス

あらすじ: ブライアン・ウィルソンは弟たちとバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」を結成し、1960年代に大成功をおさめる。しかし、新たな曲作りに没頭していく中、心を病んでいき、表舞台から遠ざかってしまう。そして、隠遁生活を送る1980年代に新たな出会いが彼の人生を変える。


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原題: "Saul fia"
英題: "Son of Saul"
邦題: 『サウルの息子』
日本公開: 2016年1月23日(土)

監督: ネメシュ・ラースロー (本作が長編初監督)

主な出演者:
 ルーリグ・ゲーザ
 モルナール・レヴェンテ
 ユルス・レチン

あらすじ: 1944年、アウシュヴィッツの強制収容所。ユダヤ人のサウルは、収容所にいるユダヤ人をガス室へ送り込む際の係員をすることで生き延びていた。昨年のカンヌ映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞したハンガリー映画。


ポスター画像
原題: "Sicario"
邦題: 『ボーダーライン』
日本公開: 2016年4月9日(土)

監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ (『渦』、『灼熱の魂』、『プリズナーズ』)

主な出演者:
 エミリー・ブラント
 ベニチオ・デル・トロ
 ジョシュ・ブローリン

あらすじ: アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争を描く。特別部隊に配属された女性FBI捜査官が麻薬組織撲滅の極秘作戦につく。昨年のカンヌ映画祭コンペティション部門で上映された。


ポスター画像
原題: "Youth"
邦題: 『グランドフィナーレ』
日本公開: 2016年4月16日(土)

監督: パオロ・ソレンティーノ (『きっと ここが帰る場所』、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)

主な出演者:
 マイケル・ケイン
 ハーヴェイ・カイテル
 レイチェル・ワイズ
 ジェーン・フォンダ

あらすじ: アルプスの高級リゾートホテルで、80歳のイギリス人作曲家とその親友の映画監督が、様々な人に出会う。昨年のカンヌ映画祭コンペティション部門で上映された。ヨーロッパ映画賞にて作品・監督・男優賞を受賞。


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原題: "Black Mass"
邦題: 『ブラック・スキャンダル』
日本公開: 2016年1月30日(土)

監督: スコット・クーパー (『クレイジー・ハート』、『ファーナス/訣別の朝』)

主な出演者:
 ジョニー・デップ
 ジョエル・エドガートン
 ベネディクト・カンバーバッチ

あらすじ: 1970年代のサウス・ボストン。FBI史上最高の懸賞金をかけられた凶悪犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを巡る実話の映画化。


ポスター画像
原題: "Trainwreck"
邦題: 『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』
日本公開: 2017年3月4日(土)

監督: ジャド・アパトー (『40歳の童貞男』、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』)

主な出演者:
 エイミー・シューマー
 ビル・ヘイダー
 ブリー・ラーソン

あらすじ: エイミーはいまだ独身で、酒やマリファナとパーティとナンパの日々を送っている。そんな彼女は周りとの軋轢が絶えない。


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原題: "99 Homes"
邦題: 『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』
日本公開: 2016年1月30日(土)

監督: ラミン・バーラニ (『チョップショップ ~ クイーンズの少年』、『グッバイ ソロ』)

主な出演者:
 アンドリュー・ガーフィールド
 マイケル・シャノン
 ローラ・ダーン

あらすじ: 住宅ローンの返済が不可能となり家を差し押さえられた人たちと冷酷な不動産ブローカーの物語。


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原題: "Star Wars: The Force Awakens"
邦題: 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
日本公開: 2015年12月18日(金)

監督: J・J・エイブラムス (『スター・トレック』、『SUPER 8/スーパーエイト』)

主な出演者:
 デイジー・リドリー
 ジョン・ボイエガ
 ハリソン・フォード

あらすじ: 『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』(ジェダイの帰還)から30年後を描くエピソード7。砂漠の惑星で暮らすレイはジェダイ復活を目指すレジスタンスに手を貸すことになるが、そこには帝国軍の残党が結成したファーストオーダーがいた。


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原題: "Woman in Gold"
邦題: 『黄金のアデーレ 名画の帰還』
日本公開: 2015年11月27日(金)

監督: サイモン・カーティス (『マリリン 7日間の恋』)

主な出演者:
 ヘレン・ミレン
 ライアン・レイノルズ
 ダニエル・ブリュール

あらすじ: 1998年、82歳となったマリアは、駆け出し弁護士のランディに仕事を依頼する。それは、アメリカ亡命前のナチス占領時に家にあったクリムトの名画「黄金のアデーレ」の返還をオーストリア政府に求めるものだった。


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原題: "Sils Maria"
英題: "Clouds of Sils Maria"
邦題: 『アクトレス~女たちの舞台~』
日本公開: 2015年10月24日(土)

監督: オリヴィエ・アサイヤス (『イルマ・ヴェップ』、『夏時間の庭』)

主な出演者:
 ジュリエット・ビノシュ
 クリステン・スチュワート
 クロエ・グレース・モレッツ

あらすじ: 大女優のマリア・エンダースは、若き日に出演した舞台『マローヤのヘビ』が出世作である。この舞台に今度は以前演じた役の相手役として出演オファーをされる。マリアはこの舞台の脚本家が執筆当時に滞在していたスイスのシルスマリアにある山荘で、マネージャーと役作りに没頭していく。



以上、30作品です。


12月末時点まで有力候補に残っていた作品も、後日ここに追記したいと思っています。




 ちなみに日本での劇場公開日の順に並べると以下のようになります。(追記:✓は実際にノミネートされた作品)

【2015年】
  • ☑ 6月20日(土) 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 Mad Max: Fury Road
  • ☑ 7月18日(土) 『インサイド・ヘッド』 Inside Out
  • □ 8月1日(土) 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』 Love & Mercy
  • □ 10月24日(土) 『アクトレス~女たちの舞台~』 Clouds of Sils Maria
  • □ Netflixで配信 『ビースト・オブ・ノー・ネーション』 Beasts of No Nation
  • □ 11月27日(金) 『黄金のアデーレ 名画の帰還』 Woman in Gold
  • ☑ 12月18日(金) 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 Star Wars: The Force Awakens
  • ☑ 12月19日(土) 『ストレイト・アウタ・コンプトン』 Straight Outta Compton
  • ☑ 12月23日(水・祝) 『クリード チャンプを継ぐ男』 Creed
【2016年】
  • ☑ 1月8日(金) 『ブリッジ・オブ・スパイ』 Bridge of Spies
  • ☑ 1月23日(土) 『サウルの息子』 Son of Saul
  • □ 1月30日(土) 『ブラック・スキャンダル』 Black Mass
  • □ 1月30日(土) 『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 99 Homes

  • ☑ 2月5日(金) 『オデッセイ』 The Martian
  • ☑ 2月11日(木・祝) 『キャロル』 Carol
  • ☑ 2月12日(金) 『スティーブ・ジョブズ』 Steve Jobs
  • ☑ 2月27日(土) 『ヘイトフル・エイト』 The Hateful Eight

  • ☑ 3月4日(金) 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 The Big Short
  • ☑ 3月18日(金) 『リリーのすべて』 The Danish Girl

  • ☑ 4月8日(金) 『ルーム』 Room
  • ☑ 4月9日(土) 『ボーダーライン』 Sicario
  • ☑ 4月9日(土) 『さざなみ』 45 Years
  • ☑ 4月15日(金) 『スポットライト 世紀のスクープ』 Spotlight
  • ☑ 4月16日(土) 『グランドフィナーレ』 Youth
  • ☑ 4月22日(金) 『レヴェナント:蘇えりし者』 The Revenant

  • ☑ 6月11日(土) 『エクス・マキナ』 Ex_Machina
  • ☑ 7月1日(金) 『ブルックリン』 Brooklyn
  • ☑ 7月(予定) 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
  • ☑ 2016年(予定) Joy
【配給未定】
  • □ Trainwreck


参照:
※ 日本での題名・公開日が決まった作品は、そのつど追記する予定です。

第87回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト

2014-11-20 13:00:00 | 映画 - ベスト
2014年公開の映画を対象とした第87回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

ノミネート投票: 12月29日(月)~2015年1月8日(木)午後5時(太平洋標準時)
ノミネート発表: 2015年1月15日(木)

本選投票: 2015年2月6日(金)~2月17日(火)午後5時(太平洋標準時)
本選発表(授賞式) : 2015年2月22日(日)午後4時(太平洋標準時)


以下に、作品賞の有力候補とみられてる作品をまとめてみました(ポスター画像付き!)。出典は Gurus o' Gold という、アメリカの14人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。

11月15日時点で有力とみられてる順に並べてます。作品賞では有力候補にあがっていないが、監督部門や俳優部門(主演男優・主演女優・助演男優・助演女優)で有力候補とみなされてるものも、末尾に並べました。

星は、作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優の各部門においての有力候補の順位で、★★★★★は1位、★★★★は2位、★★★は3位、★★は4位、★は5位となります。星無しで太字の人名は、6位以下の候補者です。

私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



ポスター画像
原題: "Boyhood" ★★★★★
邦題: 『6才のボクが、大人になるまで。』
日本公開: 2014年11月14日(金)

監督: リチャード・リンクレイター ★★★★★ (『恋人までの距離(ディスタンス)』、『スクール・オブ・ロック』)

主な出演者:
 エラー・コルトレーン
 パトリシア・アークエット ★★★★★
 イーサン・ホーク ★★

あらすじ: テキサスの田舎町に住む少年メイソンの6歳から18歳への成長を、12年間かけてメイソン役のエラー・コルトレーンらを撮影して完成させた映画。


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原題: "The Imitation Game" ★★★★
邦題: 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
日本公開: 2015年3月13日(金)

監督: モルテン・ティルドゥム (『ヘッドハンター』)

原作: アンドリュー・ホッジス著 『Alan Turing: The Enigma』 (1983年刊)

主な出演者:
 ベネディクト・カンバーバッチ ★★★
 キーラ・ナイトレイ ★★★★
 マシュー・グード (『イノセント・ガーデン』、『ウォッチメン』)

あらすじ: イギリスの数学者アラン・チューリングが第二次世界大戦中にブレッチリー・パークでナチス・ドイツの暗号エニグマの解読に携わった実話の映画化。


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原題: "Birdman: or (The Unexpected Virtue of Ignorance)" ★★★
邦題: 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
日本公開: 2015年4月10日(金)

監督: アレハンドロ・G・イニャリトゥ ★★★★ (『アモーレス・ペロス』、『21グラム』、『バベル』)

主な出演者:
 マイケル・キートン ★★★★★
 ザック・ガリフィナーキス (『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』)
 エドワード・ノートン ★★★★
 エマ・ストーン ★★ (『ゾンビランド』、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ)

あらすじ: どん底の中年俳優が繰り広げる日々を描く。


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原題: "The Theory of Everything" ★★
邦題: 『博士と彼女のセオリー』
日本公開: 2015年3月13日(金)

監督: ジェームズ・マーシュ (『マン・オン・ワイヤー』、『プロジェクト・ニム』)

原作: ジェーン・ワイルド・ホーキング著 『Travelling to Infinity: My Life with Stephen』 (2008年刊)

主な出演者:
 エディ・レッドメイン ★★★★ (『マリリン 7日間の恋』、『レ・ミゼラブル』)
 フェリシティ・ジョーンズ ★★ (『テンペスト』、『ヒステリア』)

あらすじ: イギリスの理論物理学者スティーヴン・ホーキングの妻が書いた伝記の映画化。夫妻の出会い、恋愛、結婚、そしてホーキング博士の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症などが描かれる。


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原題: "Foxcatcher"
邦題: 『フォックスキャッチャー』
日本公開: 2015年2月14日(土)

監督: ベネット・ミラー ★★★ (『カポーティ』、『マネーボール』)

主な出演者:
 スティーヴ・カレル ★★
 チャニング・テイタム
 マーク・ラファロ ★★★
 ヴァネッサ・レッドグレーヴ (『ジュリエットからの手紙』、『ジュリア』)

あらすじ: 1984年ロサンゼルスオリンピックのレスリングで金メダルを取ったマーク・シュルツらが巻き込まれた殺人事件を描く実話の映画化。


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原題: "Selma"
邦題: 『グローリー/明日への行進』
日本公開: 2015年6月19日(金)

監督: エヴァ・デュヴルネ ("Middle of Nowhere"、"I Will Follow")

主な出演者:
 デヴィッド・オイェロウォ (『アウトロー』、『ペーパーボーイ 真夏の引力』)
 カーメン・イジョゴ (『ネゴシエーター』、『お家(うち)をさがそう』)
 ティム・ロス
 トム・ウィルキンソン (『グランド・ブダペスト・ホテル』、『フル・モンティ』)

あらすじ: 1965年3月7日アラバマ州セルマで公民権運動のデモに対して起きた「血の日曜日事件」の映画化。


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原題: "Gone Girl"
邦題: 『ゴーン・ガール』
日本公開: 2014年12月12日(金)

監督: デヴィッド・フィンチャー (『セブン』、『ソーシャル・ネットワーク』)

原作: ギリアン・フリン著 『ゴーン・ガール』 (2012年刊)

主な出演者:
 ベン・アフレック
 ロザムンド・パイク ★★★ (『アウトロー』、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』)
 ニール・パトリック・ハリス (『天才少年ドギー・ハウザー』、『スマーフ』)
 タイラー・ペリー (『バーニング・クロス』、『スター・トレック』)
 キャリー・クーン (『LEFTOVERS/残された世界』)

あらすじ: 職を失い故郷に帰ってきた男は、田舎暮らしに馴染めなかった都会育ちの妻の失踪により、妻殺害の容疑者になってしまう。


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原題: "Unbroken"
邦題: 『不屈の男 アンブロークン』
日本公開: 2016年2月6日(土)

監督: アンジェリーナ・ジョリー ★★ (『最愛の大地』)

原作: ローラ・ヒレンブランド著 『Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption』 (2010年刊)

主な出演者:
 ジャック・オコンネル (『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』、『300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~』
 ギャレット・ヘドランド (『トロン:レガシー』、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』)
 ドーナル・グリーソン (『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』、『FRANK -フランク-』)
 MIYAVI (『おれさま』(「雅-MIYAVI-」名義で出演))

あらすじ: 1936年のベルリンオリンピックの陸上5000mで8位となったルイス・ザンペリーニは、第二次世界大戦の従軍中に飛行機墜落事故に遭う。


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原題: "Interstellar"
邦題: 『インターステラー』
日本公開: 2014年11月22日(土)

監督: クリストファー・ノーラン (『ダークナイト』、『インセプション』)

主な出演者:
 マシュー・マコノヒー
 アン・ハサウェイ
 ジェシカ・チャステイン (『ツリー・オブ・ライフ』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)

あらすじ: 地球が人類にとって居住不可能な惑星になることが分かり、新しく居住可能な惑星を探しに太陽系外に探査に出ることになる。


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原題: "Whiplash"
邦題: 『セッション』
日本公開: 2015年4月17日(金)

監督: デイミアン・チャゼル (『グランドピアノ 狙われた黒鍵』脚本担当)

主な出演者:
 マイルズ・テラー (『ラビット・ホール』、『21オーバー 最初の二日酔い』)
 J・K・シモンズ ★★★★★ (『JUNO/ジュノ』、「スパイダーマン」シリーズ)
 メリッサ・ブノワ (『glee/グリー』シーズン5 レギュラー出演)

あらすじ: 19歳のアンドリューは、プロのジャズ・ドラマーを目指してアメリカで最高の音楽学校に入学する。


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原題: "The Grand Budapest Hotel"
邦題: 『グランド・ブダペスト・ホテル』
日本公開: 2014年6月6日(金)

監督: ウェス・アンダーソン (『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』、『ムーンライズ・キングダム』)

主な出演者:
 レイフ・ファインズ
 トニー・レヴォロリ
 エイドリアン・ブロディ

あらすじ: 1932年、ヨーロッパのリゾート地にあるグランド・ブダペスト・ホテルはコンシェルジュのグスタヴ・Hを目当てに金持ち客で溢れかえっていた。新人のベルボーイ見習いゼロ・ムスタファはグスタヴについて仕事をこなすのだが、そこへ事件が……。


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原題: "American Sniper"
邦題: 『アメリカン・スナイパー』
日本公開: 2015年2月21日(土)

監督: クリント・イーストウッド (『許されざる者』、『ジャージー・ボーイズ』)

原作: クリス カイルほか著 『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』 (2012年刊)

主な出演者:
 ブラッドリー・クーパー
 シエナ・ミラー (『G.I.ジョー』、『フォックスキャッチャー』)
 ルーク・グライムス (『96時間/リベンジ』)

あらすじ: イラク戦争で活躍した米軍狙撃手の自伝の映画化。米海軍特殊部隊の狙撃手クリス カイルは、米軍史上最強と言われた腕前を持ち、敵から懸賞金をかけられる程だった。


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原題: "Mr. Turner"
邦題: 『ターナー、光に愛を求めて』
日本公開: 2015年6月20日(土)

監督: マイク・リー (『秘密と嘘』、『ヴェラ・ドレイク』)

主な出演者:
 ティモシー・スポール (『ラストサムライ』、『アップサイドダウン 重力の恋人』)
 ドロシー・アトキンソン
 ポール・ジェッソン (『英雄の証明』)

あらすじ: 18世紀末から19世紀に活躍したイギリスの画家J. M. W. ターナーの生涯を描く。


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原題: "Into The Woods"
邦題: 『イントゥ・ザ・ウッズ』
日本公開: 2015年3月14日(土)

監督: ロブ・マーシャル (『シカゴ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』)

主な出演者:
 メリル・ストリープ
 エミリー・ブラント (『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、『プラダを着た悪魔』)
 ジェームズ・コーデン (『ワン チャンス』)
 アナ・ケンドリック (『マイレージ、マイライフ』、『ドリンキング・バディーズ』)

あらすじ: シンデレラや赤ずきんなどが登場するブロードウェイ・ミュージカルの実写映画化。


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原題: "Wild"
邦題: 『わたしに会うまでの1600キロ』
日本公開: 2015年8月28日(金)

監督: ジャン=マルク・ヴァレ (『ダラス・バイヤーズクラブ』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)

原作: Cheryl Strayed 著 『Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail』 (2012年刊)

主な出演者:
 リース・ウィザースプーン ★★★★
 ローラ・ダーン ★★★ (『ザ・マスター』、『遠い空の向こうに』)
 トーマス・サドスキー

あらすじ: アメリカにおける三大長距離自然歩道のひとつパシフィック・クレスト・トレイル、人生を振り返りながらこの数千kmの道を一人で歩くことにした女性の体験記の映画化。


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原題: "A Most Violent Year"
邦題: 『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』
日本公開: 2015年10月1日(木)

監督: J・C・チャンダー (『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』、『マージン・コール』)

主な出演者:
 オスカー・アイザック (『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』)
 ジェシカ・チャステイン (『ツリー・オブ・ライフ』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 アルバート・ブルックス (『ファインディング・ニモ』、『ドライヴ』)

あらすじ: 1981年冬、ニューヨークで商売の手を広げようとする移民一家を描く。


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原題: "Nightcrawler"
邦題: 『ナイトクローラー』
日本公開: 2015年8月22日(土)

監督: ダン・ギルロイ (『トゥー・フォー・ザ・マネー』脚本、『ボーン・レガシー』兄トニー・ギルロイと共同脚本)

主な出演者:
 ジェイク・ギレンホール
 レネ・ルッソ
 リズ・アーメッド (『グアンタナモ、僕達が見た真実』)

あらすじ: ロサンゼルスで失業中のルーは、事件現場を撮影した映像をマスコミや警察に売るビデオジャーナリストを始めるのだが……。


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原題: "Fury"
邦題: 『フューリー』
日本公開: 2014年11月28日(金)

監督: デヴィッド・エアー (『サボタージュ』、『エンド・オブ・ウォッチ』)

主な出演者:
 ブラッド・ピット
 シャイア・ラブーフ
 ローガン・ラーマン (『ウォールフラワー』、「パーシー・ジャクソン」シリーズ)

あらすじ: 第二次世界大戦でヨーロッパ戦線での決着がつこうとしていた頃、ナチス・ドイツの大軍にたった一台の戦車“フューリー号”で立ち向かう男たちを描く。


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原題: "Citizenfour"
邦題: 『シチズンフォー スノーデンの暴露』
日本公開: 2016年6月(予定)

監督: ローラ・ポイトラス ("The Oath")

あらすじ: アメリカ国家安全保障局(NSA)が個人情報を収集していることを告発したエドワード・スノーデンについてのドキュメンタリー。スノーデンは告発にあたりローラ・ポイトラス監督にメールを送っており、事件の経緯が詳細に描かれてるものと思われる。


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原題: "Inherent Vice"
邦題: 『インヒアレント・ヴァイス』
日本公開: 2015年4月18日(土)

監督: ポール・トーマス・アンダーソン (『マグノリア』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)

原作: トマス・ピンチョン著 『LAヴァイス』 (2009年刊)

主な出演者:
 ホアキン・フェニックス
 ジョシュ・ブローリン
 オーウェン・ウィルソン
 マーティン・ショート (『インナースペース』、『サボテン・ブラザース』)
 キャサリン・ウォーターストン (『コレクター』、『パラノイド・シンドローム』)

あらすじ: 1970年ロサンゼルス、マリファナ常用者の私立探偵ラリー・スポーテッロ(通称ドック)は、久しぶりに再会した元恋人シャスタ・フェイ・ヘップワースから仕事の依頼を受けるのだが……。ノーベル文学賞の候補に名をあげられる事も多いトマス・ピンチョンの探偵風小説の映画化。




以下は、作品賞では有力候補にあがっていないが、監督部門や俳優部門(主演男優・主演女優・助演男優・助演女優)で有力候補とみなされてるもの。候補の人物名を太字にしてます。



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原題: "Still Alice"
邦題: 『アリスのままで』
日本公開: 2015年6月27日(土)

監督:
 リチャード・グラツァー
 ワッシュ・ウェストモアランド
(二人で『ハードコア・デイズ』、"Quinceañera")

原作: リサ・ジェノヴァ著 『静かなアリス』 (2007年刊)

主な出演者:
 ジュリアン・ムーア ★★★★★
 アレック・ボールドウィン
 クリステン・スチュワート (「トワイライト」シリーズ、『パニック・ルーム』)

あらすじ: 50歳になったハーバード大学の教授アリスは、病院で若年性アルツハイマーと診断される。


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原題: "Big Eyes"
邦題: 『ビッグ・アイズ』
日本公開: 2015年1月23日(金)

監督: ティム・バートン (『チャーリーとチョコレート工場』、『ビートルジュース』)

主な出演者:
 エイミー・アダムス (『アメリカン・ハッスル』、『ダウト ~あるカトリック学校で~』)
 クリストフ・ヴァルツ
 ダニー・ヒューストン (『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、『ナイロビの蜂』)

あらすじ: 大きな目を持つ子供を描いた「ビッグ・アイズ」シリーズ、1960年代にアート界を席巻したこの絵の生みの親とされたウォルター・キーンだったが、実際に絵を描いていたのは妻マーガレットだった。


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原題: "The Judge"
邦題: 『ジャッジ 裁かれる判事』
日本公開: 2015年1月17日(土)

監督: デヴィッド・ドブキン (『シャンハイ・ナイト』、『ウエディング・クラッシャーズ』)

主な出演者:
 ロバート・ダウニー・Jr.
 ロバート・デュヴァル (『テンダー・マーシー』、『地獄の黙示録』)
 ヴェラ・ファーミガ (『マイレージ、マイライフ』、『ミッション:8ミニッツ』)

あらすじ: 地元で長年尊敬されてきた判事が殺人事件の容疑者となる。金持ち相手の仕事ばかり引き受けるやり手弁護士が、疎遠となっていた自分の父親である判事の弁護を引き受けることになる。


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原題: "The Homesman"
邦題: 『ミッション・ワイルド』
日本公開: 劇場未公開(DVD

監督: トミー・リー・ジョーンズ (『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』)

原作: Glendon Swarthout著 『The Homesman』 (1988年刊)

主な出演者:
 トミー・リー・ジョーンズ
 ヒラリー・スワンク
 グレイス・ガマー (『フランシス・ハ』)
 ミランダ・オットー (「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、『ラブ・セレナーデ』)

あらすじ: アメリカ西部の開拓時代、主人公ジョージは開拓者の女性と手を組み、大草原を横断して町に戻ろうとする無謀な女性3人に付き合うことになる。


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原題: "Fault in Our Stars"
邦題: 『きっと、星のせいじゃない。』
日本公開: 2015年2月20日(金)

監督: ジョシュ・ブーン ("Stuck in Love")

原作: ジョン・グリーン著 『さよならを待つふたりのために』 (2012年刊)

主な出演者:
 シェイリーン・ウッドリー (『ダイバージェント』、『ファミリー・ツリー』)
 アンセル・エルゴート (『キャリー』、『ダイバージェント』)
 ナット・ウルフ (『ネイキッド・ブラザーズ・バンド』、『ニューイヤーズ・イブ』)

あらすじ: 16歳のヘイゼルは、癌が肺に転移しており、3年前から酸素ボンベが手放せなくなっている。そんなある日、骨肉腫で片脚を失った少年オーガスタスと出会い、惹かれ合う。


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原題: "Deux jours, une nuit"
英題: "Two Days, One Night"
邦題: 『サンドラの週末』
日本公開: 2015年5月23日(土)

監督: ダルデンヌ兄弟 (『息子のまなざし』、『ロゼッタ』

主な出演者:
 マリオン・コティヤール
 ファブリツィオ・ロンジョーネ (『ロルナの祈り』、『少年と自転車』、『ある子供』)
 オリヴィエ・グルメ (『息子のまなざし』、『リード・マイ・リップス』)

あらすじ: ベルギーのリエージュ、太陽電池パネルを製造する小さな会社で、サンドラは会社を存続させるため、同僚たちにボーナスの放棄を説得しようとするが……。


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原題: "The Gambler"
邦題: 『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』
日本公開: 劇場未公開(Blu-ray

監督: ルパート・ワイアット (『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』)

主な出演者:
 マーク・ウォールバーグ
 ブリー・ラーソン (『ショート・ターム』、『ドン・ジョン』)
 ジョン・グッドマン

あらすじ: 英文学の教授ジムは、ギャンブルにはまって負けが嵩み、カジノの胴元であるギャングに大きな借金を作ってしまう。1974年の映画『熱い賭け』のリメイク。


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原題: "Belle"
邦題: 『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』
日本公開: 劇場未公開(DVD

監督: アマ・アサンテ ("A Way of Life")

主な出演者:
 ググ・ンバータ=ロー (『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』、『幸せの教室』)
 トム・ウィルキンソン (『グランド・ブダペスト・ホテル』、『フル・モンティ』)
 ミランダ・リチャードソン (『魅せられて四月』、『クライング・ゲーム』)

あらすじ: 18世紀イギリス、英国海軍の大将で下院議員でもあったサー・ジョン・リンゼイと、アフリカ人奴隷との間に生まれたダイド・エリザベス・ベルの生涯を描く。


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原題: "Snowpiercer"
邦題: 『スノーピアサー』
日本公開: 2014年2月7日(金)

監督: ポン・ジュノ (『母なる証明』、『殺人の追憶』)

原作: ジャン=マルク・ロシェット、ジャック・ロブ著 『Le Transperceneige』 (1982年刊)

主な出演者:
 クリス・エヴァンス (「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「ファンタスティック・フォー」シリーズ)
 ソン・ガンホ
 ティルダ・スウィントン

あらすじ: 地球温暖化対策が裏目に出て、人類は地球を氷河期に突入させ、死の惑星に変えてしまう。生き残った人類は列車スノーピアサー号の乗客のみとなっていた。フランスのBDの実写映画化。


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原題: "Obvious Child"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: ジリアン・ロベスピエール (長編初監督)

主な出演者:
 ジェニー・スレイト (『Black & White/ブラック & ホワイト』)
 ジェイク・レイシー (TV「ザ・オフィス」(アメリカ版))
 ギャビー・ホフマン (『ボルケーノ』、『顔のない天使』、『フィールド・オブ・ドリームス』)

あらすじ: 女性コメディアンに予定外の妊娠が発覚するロマンティック・コメディ。


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原題: "Maps to the Stars"
邦題: 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』
日本公開: 2014年12月20日(土)

監督: デヴィッド・クローネンバーグ (『デッドゾーン』、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』)

主な出演者:
 ジュリアン・ムーア
 ミア・ワシコウスカ (『アリス・イン・ワンダーランド』、『アルバート氏の人生』)
 オリヴィア・ウィリアムズ (『ゴーストライター』、『シックス・センス』)
 ジョン・キューザック

あらすじ: ハリウッドにやってきたアガサは、かつてはスターだったベテラン女優ハバナのアシスタントになるが。


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原題: "St. Vincent"
邦題: 『ヴィンセントが教えてくれたこと』
日本公開: 2015年9月4日(金)

監督: セオドア・メルフィ ("Winding Roads")

主な出演者:
 ビル・マーレイ
 メリッサ・マッカーシー (『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』、『ハングオーバー!!! 最後の反省会』)
 ナオミ・ワッツ

あらすじ: 酔っ払いの老人と12歳の少年の友情を描くコメディドラマ。




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原題: "Tracks"
邦題: 『奇跡の2000マイル』
日本公開: 2015年7月18日(土)

監督: ジョン・カラン (『キラー・インサイド・ミー』脚色、『ストーン』)

原作: ロビン・デビットソン著 『ロビンが跳ねた ―ラクダと犬と砂漠― オーストラリア砂漠横断の旅』 (1979年?刊)

主な出演者:
 ミア・ワシコウスカ (『アリス・イン・ワンダーランド』、『アルバート氏の人生』)
 アダム・ドライバー (『フランシス・ハ』、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』)

あらすじ: 1977年にオーストラリアの砂漠を横断する2700kmの旅を犬と4頭のラクダを連れて女一人で挑戦したロビンの体験記の映画化。


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原題: "Cake"
邦題: 『Cake ケーキ ~悲しみが通り過ぎるまで~』
日本公開: 劇場未公開(Blu-ray&DVD

監督: ダニエル・バーンズ (『ビーストリー』)

主な出演者:
 ジェニファー・アニストン
 アナ・ケンドリック (『マイレージ、マイライフ』、『ドリンキング・バディーズ』)
 アドリアナ・バラーザ (『バベル』、『スペル』)

あらすじ: クレア・シモンズが自助グループで親しくなった男性は、自殺で亡くなった妻の幻影に悩まされていた。


The Disappearance of Eleanor Rigby ポスター
原題: "The Disappearance of Eleanor Rigby"
邦題: 『ラブストーリーズ コナーの涙/エリナーの愛情』
日本公開: 2015年2月14日(土)

監督: ネッド・ベンソン (長編初監督)

主な出演者:
 ジェームズ・マカヴォイ
 ジェシカ・チャステイン (『ツリー・オブ・ライフ』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 キーラン・ハインズ (『裏切りのサーカス』、『ゴーストライダー2』)

あらすじ: ニューヨークのひと組のカップルを、男側の視点からと女側の視点からとの、2本の映画に映し出す。


Black + White ポスター
原題: "Black or White"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: マイク・バインダー (『再会の街で』、『ママが泣いた日』)

主な出演者:
 ケヴィン・コスナー
 ジリアン・ジェイコブス (『バッド・マイロ!』、『運命のボタン』)
 ジェニファー・イーリー (『太陽の雫』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)

あらすじ: 白人男性のエリオットは、死んだ娘が遺した孫娘を育てようとするのだが、娘の交際相手だった黒人男性の母親と出会い……。


Mommy ポスター
原題: "Mommy"
邦題: 『Mommy/マミー』
日本公開: 2015年4月25日(土)

監督: グザヴィエ・ドラン (『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』)

主な出演者:
 アンヌ・ドルヴァル (『マイ・マザー』)
 アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン (『わたしはロランス』)
 スザンヌ・クレマン (『マイ・マザー』、『わたしはロランス』)

あらすじ: 感情をうまくコントロールできず暴力をふるってしまう15歳の少年と、夫を亡くしたシングルマザーの関係を描く。


The Face Of Love ポスター
原題: "The Face of Love"
邦題: 『フェイス・オブ・ラブ』
日本公開: 2015年2月7日(土)

監督: アリー・ポジン ("The Chumscrubber")

主な出演者:
 アネット・ベニング (『キッズ・オールライト』、『アメリカン・ビューティー』)
 エド・ハリス
 ロビン・ウィリアムズ

あらすじ: 30年間連れ添った最愛の夫を亡くしたニッキーは、夫との思い出の場所で、亡き夫と瓜二つの男性と出会う。男性に惹かれながらも、周囲の目などが気になり、新たな一歩が踏み出せない。


Le Week-End ポスター
原題: "Le Week-End"
邦題: 『ウィークエンドはパリで』
日本公開: 2014年9月20日(土)

監督: ロジャー・ミッシェル (『ノッティングヒルの恋人』、『ヴィーナス』)

主な出演者:
 ジム・ブロードベント (『クラウド アトラス』、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
 リンゼイ・ダンカン (『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』、『アリス・イン・ワンダーランド』)
 ジェフ・ゴールドブラム

あらすじ: 結婚30周年を祝うため、新婚旅行で訪れたパリを再訪するイギリス人夫婦の、旅先での二人の危機と絆を描く。


Love Is Strange ポスター
原題: "Love Is Strange"
邦題: 『人生は小説よりも奇なり』
日本公開: 2016年3月12日(土)

監督: アイラ・サックス (『あぁ、結婚生活』)

主な出演者:
 ジョン・リスゴー
 アルフレッド・モリナ (『フリーダ』、『スパイダーマン2』)
 マリサ・トメイ (『レスラー』、『リンカーン弁護士』)

あらすじ: つきあって39年のベンとジョージは同性婚をするが、ジョージはカトリックの学校の先生だったため、職を失ってしまう。


Exodus: Gods & Kings ポスター
原題: "Exodus: Gods & Kings"
邦題: 『エクソダス:神と王』
日本公開: 2015年1月30日(金)

監督: リドリー・スコット (『ブレードランナー』、『グラディエーター』)

主な出演者:
 クリスチャン・ベイル
 ジョエル・エドガートン (『キンキーブーツ』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 ジョン・タートゥーロ

あらすじ: 旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼを描く歴史スペクタクル。



以上41作品です。

監督については、全員に過去の監督作品名を入れました。俳優については、私が自信がない(つまり、顔と名前が一致してるかどうか怪しげな)人のみ、過去の代表的な出演作の名前を入れました。

実話もの、実在の人物や事件などを描いた作品が多い印象ですね。数えてみると、"The Imitation Game"、"The Theory of Everything"、『フォックスキャッチャー』、"Selma"、"Unbroken"、『アメリカン・スナイパー』、"Mr. Turner"、"Wild"、"Big Eyes"、"Belle"、"Tracks" と11作品。"Citizenfour" や "Exodus: Gods & Kings" も数に入れてもいいけど、多いと言っていいのかどうか……。


参照:
 Gurus o Gold: Just After Selma & American Sniper « Movie City News - 有力候補リスト(11月15日時点、作品賞)
 Gurus o Gold: Just Before Selma & American Sniper « Movie City News - 有力候補リスト(11月12日時点、作品・俳優・監督賞)

 第86回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 当ブログ2013年11月22日の記事

※ 日本での題名・公開日が決まった作品は、そのつど追記する予定です。

第86回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト

2013-11-22 12:11:22 | 映画 - ベスト
2013年公開の映画を対象とした第86回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

ノミネート投票: 12月27日(金)~2014年1月8日(水)午後5時(太平洋標準時)
ノミネート発表: 2014年1月16日(木)

本選投票: 2014年2月14日(金)~2月25日(火)午後5時(太平洋標準時)
本選発表(授賞式) : 2014年3月2日(日)


以下に、主要部門の有力候補とみられてる作品をまとめてみました(ポスター画像付き!)。出典は Gurus o' Gold という、アメリカの15人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。

現在有力とみられてる順に並べてます。作品賞では有力候補にあがっていないが、監督部門や俳優部門(主演男優・主演女優・助演男優・助演女優)で有力候補とみなされてるものも、末尾に並べました。

私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



12 Years A Slave ポスター画像原題: "12 Years A Slave"
邦題: 『それでも夜は明ける』
日本公開: 2014年3月7日(金)

監督: スティーヴ・マックィーン (『ハンガー』、『SHAME -シェイム-』)

原作: ソロモン・ノーサップ著 『Twelve Years a Slave』 (1853年刊)

主な出演者:
 キウェテル・イジョフォー (『堕天使のパスポート』、『ソルト』)
 マイケル・ファスベンダー
 ベネディクト・カンバーバッチ
 ポール・ダノ

あらすじ: 解放奴隷であったにも関わらず、ワシントンDCで身柄を拘束され、奴隷として売られた男の12年間の奴隷生活を描く。ソロモン・ノースアップの自伝の映画化。


Gravity ポスター画像原題: "Gravity"
邦題: 『ゼロ・グラビティ』
日本公開: 2013年12月13日(金)

監督: アルフォンソ・キュアロン (『トゥモロー・ワールド』Children of Men、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)

主な出演者:
 サンドラ・ブロック
 ジョージ・クルーニー

あらすじ: スペースシャトルでの船外活動中に事故が起き、宇宙空間に放り出された宇宙飛行士を描く。



Captain Phillips ポスター画像原題: "Captain Phillips"
邦題: 『キャプテン・フィリップス』
日本公開: 2013年11月29日(金)

監督: ポール・グリーングラス (『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』、『ユナイテッド93』)

原作: リチャード・フィリップス、スティーヴン・タッティ著 『キャプテンの責務』 (2010年刊)

主な出演者:
 トム・ハンクス
 キャサリン・キーナー (『マルコヴィッチの穴』、『カポーティ』、『25年目の弦楽四重奏』)

あらすじ: ソマリア沖で起きた海賊事件の映画化。アメリカ船籍の船の船長が自らの体験を書いた書籍の映画化。



Saving Mr. Banks ポスター画像原題: "Saving Mr. Banks"
邦題: 『ウォルト・ディズニーの約束』
日本公開: 2014年3月21日(金・祝)

監督: ジョン・リー・ハンコック (『しあわせの隠れ場所』、『オールド・ルーキー』)

主な出演者:
 エマ・トンプソン
 トム・ハンクス
 ポール・ジアマッティ
 ジェイソン・シュワルツマン (『天才マックスの世界』)
 コリン・ファレル

あらすじ: 1964年のディズニー映画『メリー・ポピンズ』の制作の舞台裏を描く。



Nebraska ポスター画像原題: "Nebraska"
邦題: 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
日本公開: 2014年2月28日(金)

監督: アレクサンダー・ペイン (『ファミリー・ツリー』、『サイドウェイ』、『アバウト・シュミット』)

主な出演者:
 ブルース・ダーン (『帰郷』、『栄光の季節』)
 ウィル・フォーテ (『ロック・オブ・エイジズ』)
 ジューン・スキッブ (『アバウト・シュミット』)
 ステイシー・キーチ (『ドク・ホリディ』、「私立探偵マイク・ハマー」)
 ボブ・オデンカーク (『極秘指令 ドッグ×ドッグ』)

あらすじ: 賞金に当選したとの連絡を受け、ネブラスカへと向かう年老いた父と息子のロード・ムービー。モノクロ作品。



Inside Llewyn Davis ポスター画像原題: "Inside Llewyn Davis"
邦題: 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
日本公開: 2014年5月30日(金)

監督: ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン (『トゥルー・グリット』、『ノーカントリー』、『オー・ブラザー!』、『ファーゴ』)

主な出演者:
 オスカー・アイザック (『ドライヴ』、『エンジェル ウォーズ』、『ロビン・フッド』)
 キャリー・マリガン
 ジョン・グッドマン
 ギャレット・ヘドランド (『トロン:レガシー 』、『オン・ザ・ロード』、『エラゴン 遺志を継ぐ者』)
 ジャスティン・ティンバーレイク

あらすじ: 1960年代のニューヨークでのフォーク音楽シーンを描く。



American Hustle ポスター画像原題: "American Hustle"
邦題: 『アメリカン・ハッスル』
日本公開: 2014年1月31日(金)

監督: デヴィッド・O・ラッセル (『世界にひとつのプレイブック』、『ザ・ファイター』、『スリー・キングス』)

主な出演者:
 クリスチャン・ベイル
 ブラッドリー・クーパー
 エイミー・アダムス
 ジェレミー・レナー
 ジェニファー・ローレンス

あらすじ: 天才詐欺師がFBI捜査官と手を組んだ囮捜査による政治スキャンダル「アブスキャム事件」を描く。



Lee Daniels' The Butler ポスター画像原題: "Lee Daniels' The Butler"
邦題: 『大統領の執事の涙』
日本公開: 2014年2月15日(土)

監督: リー・ダニエルズ (『ペーパーボーイ 真夏の引力』、『プレシャス』)

原作: ウィル・ヘイグッド著 『A Butler Well Served by This Election』

主な出演者:
 フォレスト・ウィテカー
 オプラ・ウィンフリー (『カラーパープル』)

あらすじ: ホワイトハウスに34年間務めた執事を通して20世紀の出来事を描く。



The Wolf of Wall Street ポスター画像原題: "The Wolf of Wall Street"
邦題: 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
日本公開: 2014年1月31日(金)

監督: マーティン・スコセッシ (『ヒューゴの不思議な発明』、『グッドフェローズ』、『レイジング・ブル』)

原作: ジョーダン・ベルフォート著 『ウォール街狂乱日記 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生

主な出演者:
 レオナルド・ディカプリオ
 ジョナ・ヒル (『マネーボール』)
 ジャン・デュジャルダン (『アーティスト』)
 マシュー・マコノヒー

あらすじ: 1980年代から1990年代のウォール街で“狼”と呼ばれ、20代で億万長者にのし上がり、30代で逮捕された株式ブローカーの自伝の映画化。



Her ポスター画像原題: "Her"
邦題: 『her 世界でひとつの彼女』
日本公開: 2014年6月28日(土)

監督: スパイク・ジョーンズ (『マルコヴィッチの穴』、『アダプテーション』、『かいじゅうたちのいるところ 』)

主な出演者:
 ホアキン・フェニックス
 エイミー・アダムス
 ルーニー・マーラ
 オリヴィア・ワイルド
 スカーレット・ヨハンソン

あらすじ: 妻と離婚した男が、コンピューターのOSの人工知能の声に恋に落ちるロマンティックSF。



Dallas Buyers Club ポスター画像原題: "Dallas Buyers Club"
邦題: 『ダラス・バイヤーズクラブ』
日本公開: 2014年2月22日(土)

監督: ジャン=マルク・ヴァレ (『ヴィクトリア女王 世紀の愛』)

主な出演者:
 マシュー・マコノヒー
 ジェニファー・ガーナー
 ジャレッド・レトー (『パニック・ルーム』、『レクイエム・フォー・ドリーム』、『アメリカン・サイコ』)

あらすじ: HIVに感染したカウボーイが、自分と同じHIV感染者のために、アメリカでは未承認の代替治療薬の密輸入に乗り出すが、FDA(食品医薬品局)に目をつけられ……。実在の人物を描く。



All Is Lost ポスター画像原題: "All Is Lost"
邦題: 『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』
日本公開: 2014年3月14日(金)

監督: J・C・チャンダー (『マージン・コール』)

主な出演者:
 ロバート・レッドフォード

あらすじ: 自家用ヨットでインド洋を単独航行中に遭難し、海上でのサバイバルを強いられる男を描く。



Blue Jasmine ポスター画像原題: "Blue Jasmine"
邦題: 『ブルージャスミン』
日本公開: 2014年5月10日(土)

監督: ウディ・アレン (『ミッドナイト・イン・パリ』、『ハンナとその姉妹』、『アニー・ホール』)

主な出演者:
 ケイト・ブランシェット
 アレック・ボールドウィン
 ボビー・カナヴェイル (『PARKER/パーカー』、『スネーク・フライト』)
 ルイス・C・K (『ウソから始まる恋と仕事の成功術』)

あらすじ: ニューヨークで裕福に暮らしていた女性が、離婚を機にロサンジェルスの妹のアパートに身を寄せて、貧乏暮らしをすることに。



Philomena ポスター画像原題: "Philomena"
邦題: 『あなたを抱きしめる日まで』
日本公開: 2014年3月15日(土)

監督: スティーヴン・フリアーズ (『クィーン』、『ハイ・フィデリティ』、『グリフターズ/詐欺師たち』)

原作: マーティン・シックススミス著 『The Lost Child of Philomena Lee』

主な出演者:
 ジュディ・デンチ
 スティーヴ・クーガン (『24アワー・パーティ・ピープル』、『ナイト ミュージアム』)

あらすじ: 若くして未婚の母となり、生まれたばかりの息子と引き離されてしまった女性。50年近く経ち、彼女の息子捜しを手伝うことになった落ち目のジャーナリストを描く。



Fruitvale Station ポスター画像原題: "Fruitvale Station"
邦題: 『フルートベール駅で』
日本公開: 2014年3月21日(金・祝)

監督: ライアン・クーグラー (今作が初監督作品)

主な出演者:
 マイケル・B・ジョーダン (『クロニクル』)
 メロニー・ディアス (『僕らのミライへ逆回転』)
 ケヴィン・デュランド (『コズモポリス』、『バイオハザードV:リトリビューション』、『リアル・スティール』)
 オクタヴィア・スペンサー (『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』)

あらすじ: 2009年の元日、サンフランシスコ・ベイエリア高速鉄道の駅で、22歳の黒人青年オスカー・グラントが無抵抗のまま鉄道警察官に射殺された事件の映画化。



August: Osage County ポスター画像原題: "August: Osage County"
邦題: 『8月の家族たち』
日本公開: 2014年4月18日(金)

監督: ジョン・ウェルズ (『カンパニー・メン』)

原作: Tracy Letts の同名舞台

主な出演者:
 メリル・ストリープ
 ジュリア・ロバーツ
 ユアン・マクレガー
 クリス・クーパー
 アビゲイル・ブレスリン
 ベネディクト・カンバーバッチ
 ジュリエット・ルイス

あらすじ: オクラホマ州オーセージ郡を舞台にしたブラック・コメディ。アルコール中毒の詩人の妻はガンを患い、住み込みの介護人らを雇い入れる。8月、夫妻の娘たちが家族を連れて帰省し、集まった人たちの間で諍いが起こる。



Lone Survivor ポスター画像原題: "Lone Survivor"
邦題: 『ローン・サバイバー』
日本公開: 2014年3月21日(金・祝)

監督: ピーター・バーグ (『ハンコック』、『キングダム/見えざる敵』、『プライド 栄光への絆』)

原作: マーカス・ラトレル, パトリック・ロビンソン著 『アフガン、たった一人の生還』(2007年刊)

主な出演者:
 マーク・ウォールバーグ
 テイラー・キッチュ
 エリック・バナ
 エミール・ハーシュ (『イントゥ・ザ・ワイルド』、『スピード・レーサー』)
 ベン・フォスター (『メッセンジャー』、『メカニック』、『3時10分、決断のとき』)

あらすじ: アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズの兵士の体験記の映画化。アフガニスタンでの作戦で、部隊でただ一人生還した兵士の壮絶な戦場体験。



以下は、作品賞では有力候補にあがらなかったものの、俳優部門で有力候補にあがった作品。


Enough Said ポスター画像原題: "Enough Said"
邦題: 『おとなの恋には嘘がある』
日本公開: 2014年4月4日(金)

監督: ニコール・ホロフセナー (『善意の向こう側』、『セックス・アンド・マネー』)

主な出演者:
 ジュリア・ルイス=ドレイファス (「となりのサインフェルド」、『ノース/ちいさな旅人』)
 ジェームズ・ガンドルフィーニ (「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」、『ジャッキー・コーガン』、『ゼロ・ダーク・サーティ』、『天使の処刑人 バイオレット&デイジー 』)
 キャサリン・キーナー (『キャプテン・フィリップス』、『イントゥ・ザ・ワイルド』、『カポーティ』、『マルコヴィッチの穴』、『ジョニー・スエード』)
 トニ・コレット
 ベン・ファルコーン (『恋愛だけじゃダメかしら?』)

あらすじ: 子どもが大学に進学してひと息ついたシングルマザーが、知り合って間もない友人の元夫に恋をして……。ロマンティック・コメディ。



Short Term 12 ポスター画像原題: "Short Term 12"
邦題: 『ショート・ターム』
日本公開: 2014年11月15日(土)

監督: Destin Daniel Cretton (『I Am Not a Hipster』)

主な出演者:
 ブリー・ラーソン (『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』)
 ジョン・ギャラガー・Jr (『人生万歳!』、『エイプリルの七面鳥』)
 ケイトリン・デヴァー (『J・エドガー』)
 ラミ・マレック (『ザ・マスター』、『ナイト ミュージアム』)

あらすじ: 孤児院を舞台に、若き指導員と孤児たちの交流を描く。



Rush ポスター画像原題: "Rush"
邦題: 『ラッシュ/プライドと友情』
日本公開: 2014年2月7日(金)

監督: ロン・ハワード (『フロスト×ニクソン』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『シンデレラマン』、『ビューティフル・マインド』、『アポロ13』、『バックドラフト』、『ウィロー』、『コクーン』、『スプラッシュ』)

主な出演者:
 クリス・ヘムズワース (『マイティ・ソー』、『キャビン』、『スノーホワイト』)
 ダニエル・ブリュール
 オリヴィア・ワイルド
 アレクサンドラ・マリア・ララ (『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』、『愛を読むひと』、『コッポラの胡蝶の夢』、『コントロール』、『ヒトラー ~最期の12日間~』)
 ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ (『ワールド・ウォーZ』、『天使と悪魔』、『セントアンナの奇跡』、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』、『題名のない子守唄』 )

あらすじ: 1976年のF1で激しく競い合ったジェームズ・ハントとニキ・ラウダの死闘を描く。



La vie d'Adèle ポスター画像原題: "La vie d'Adèle"
英題: "Blue Is the Warmest Color"
邦題: 『アデル、ブルーは熱い色』
日本公開: 2014年4月5日(土)

監督: アブデラティフ・ケシシュ (『クスクス粒の秘密』、『身をかわして』)

原作: Julie Maroh著 『Le bleu est une couleur chaude』(2010年刊のバンデシネ)

主な出演者:
 アデル・エグザルコプロス (『Des morceaux de moi』)
 レア・セドゥ

あらすじ: 青い髪の美大生エマと運命的に出逢い、一途な愛を貫くアデルの女性同士の情熱的な愛の人生を描く。



Labor Day ポスター画像原題: "Labor Day"
邦題: 『とらわれて夏』
日本公開: 2014年5月1日(木)

監督: ジェイソン・ライトマン (『ヤング≒アダルト』、『マイレージ、マイライフ』、『JUNO/ジュノ』、『サンキュー・スモーキング』)

原作: ジョイス・メイナード著 『Labor Day』(2009年刊)

主な出演者:
 ケイト・ウィンスレット
 ジョシュ・ブローリン
 ガトリン・グリフィス (『ネスト』、『チェンジリング』)
 トビー・マグワイア

あらすじ: 1987年のレイバー・デイ(アメリカの祝日、9月の第1月曜)を控えたある日、シングルマザーのアデルと13歳の息子ヘンリーの前に、脱獄したばかりの逃亡犯が現れ、匿うことになる。



Mud ポスター画像原題: "Mud"
邦題: 『MUD -マッド-』
日本公開: 2014年1月18日(土)

監督: ジェフ・ニコルズ (『テイク・シェルター』)

主な出演者:
 マシュー・マコノヒー
 タイ・シェリダン (『ツリー・オブ・ライフ』)
 ジェイコブ・ロフランド (新人)
 サム・シェパード (『ライトスタッフ』、『ジャッキー・コーガン』、『アメリカ,家族のいる風景』、『ジェシー・ジェームズの暗殺』)
 リース・ウィザースプーン

あらすじ: アーカンソー州14歳の少年2人が、出かけた先のミシシッピ川に浮かぶ島で出会った男の逃亡を助けるハメになる。



Before Midnight ポスター画像原題: "Before Midnight"
邦題: 『ビフォア・ミッドナイト』
日本公開: 2014年1月18日(土)

監督: リチャード・リンクレイター (『スクール・オブ・ロック』、『テープ』)

主な出演者:
 イーサン・ホーク
 ジュリー・デルピー

あらすじ: 1995年の『恋人までの距離(ディスタンス)』(原題: Before Sunrise )、2004年の『ビフォア・サンセット』に続く3作目。出会いから9年経った前作で再会した二人、その再会から9年後の二人を描く。



Prisoners ポスター画像原題: "Prisoners"
邦題: 『プリズナーズ』
日本公開: 2014年5月3日(土・祝)

監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ (『灼熱の魂』、『渦』)

主な出演者:
 ヒュー・ジャックマン
 ジェイク・ギレンホール
 ヴィオラ・デイヴィス (『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『ダウト ~あるカトリック学校で~』)
 マリア・ベロ (『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『アサルト13 要塞警察』、『ジェイン・オースティンの読書会』)
 テレンス・ハワード
 メリッサ・レオ (『ザ・ファイター』、『フローズン・リバー』)
 ポール・ダノ

あらすじ: 二人の少女が誘拐された事件を追う。ヒュー・ジャックマンは娘の父親、ジェイク・ギレンホールは刑事を演じる。



The Secret Life of Walter Mitty ポスター画像原題: "The Secret Life of Walter Mitty"
邦題: 『LIFE!』
日本公開: 2014年3月19日(水)

監督: ベン・スティラー (『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』、『ズーランダー』、『ケーブル・ガイ』、『リアリティ・バイツ』)

原作: ジェームズ・サーバー著「虹をつかむ男」(1939年発表の短編小説、「ウォルター・ミティの秘められた生活」などの題でも邦訳がある)

主な出演者:
 ベン・スティラー
 クリステン・ウィグ (『ローラーガールズ・ダイアリー』、『宇宙人ポール』)
 アダム・スコット (『ピラニア3D』、『やさしい嘘と贈り物』)
 シャーリー・マクレーン
 ショーン・ペン

あらすじ: 『LIFE』誌で働く主人公は、世界中を旅する空想にいつもふけっていたのだが……。1939年の短編小説の映画化。1947年にもアメリカで映画化されており、そのときの邦題は『虹を掴む男』。


以上26作品です。
(追記:書いてる途中で順位が変わり、書き換えました。『LIFE!』は候補から外れたのですが、脚本では10位に2票入ってたので、残しました。)

監督については、全員に過去の監督作品名を入れました。役者については、日本で有名でない俳優のみに、過去の代表的な出演作の名前を入れてたのですが、後半は私が分からない(顔と名前が一致してない)役者のみにしました。


参照:
Rules & Eligibility for the Academy Awards | Academy of Motion Picture Arts & Sciences

Gurus o’ Gold: Let The Games Begin!!! - Movie City News - 有力候補リスト(作品・俳優部門)
Gurus o’ Gold: Only Two Films Still Waiting To Be Seen - Movie City News - 〃(作品・監督・長編アニメ)
Gurus o’ Gold: What If… - Movie City News - 〃(作品・脚本・キャスティング)

※ 日本での題名・公開日が決まった作品は、そのつど追記してます。

第87回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト - 当ブログ記事(2014年11月)

Wikipedia内で最もリンクされてる映画 1913年~2012年の100本

2013-08-02 12:57:32 | 映画 - ベスト
ウィキペディアのページ(英語版では Article と呼んでいるので、以下では「記事」と呼びます)には、本文中にウィキペディアの他の記事へのリンクが幾つも貼られています。ウィキペディアのページ左上のツールボックス内の「リンク元」(英語版では What links here )をクリックすると、その記事がどの記事からリンクされているか表示されます。

このウィキペディアのサイト内の内部リンクを数えて、リンクされている記事の数によるランキング(ウィキペディア内のページランク)を作る WikiRank というプロジェクトがあるそうです。

この英語版ウィキペディアのページランクを利用して、各年の映画で最もリンクされた作品を1本ずつ、1913年~2012年の100年分で作って載せているブログ「A History of Film in Wikipedia」(Arg! Team Blog、2013年7月8日)がありました。

これはギズモードにも取り上げられ、日本語にも訳されて「Wikipedia先生による、過去100年もっとも影響力の高い映画リスト」になりました。が、いかんせん映画の題名が英語題のまま。そこで、日本語題と監督名をつけて表にしてみました。

さすがに凄い名作揃いですね。娯楽作品が多いので、人を選ばず勧められそうです。


公開年作品名
原題
監督ソフト
2012年ダークナイト ライジング
The Dark Knight Rises
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2011年アーティスト
The Artist
ミシェル・アザナヴィシウス[Blu-ray]
2010年ソーシャル・ネットワーク
The Social Network
デヴィッド・フィンチャー[Blu-ray]
2009年アバター
Avatar
ジェームズ・キャメロン[Blu-ray]
2008年ダークナイト
The Dark Knight
クリストファー・ノーラン[Blu-ray]
2007年JUNO/ジュノ
Juno
ジェイソン・ライトマン[Blu-ray]
2006年007/カジノ・ロワイヤル
Casino Royale
マーティン・キャンベル[Blu-ray]
2005年ブロークバック・マウンテン
Brokeback Mountain
アン・リー[Blu-ray]
2004年パッション
The Passion of the Christ
メル・ギブソン[DVD]
2003年ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
The Lord of the Rings: The Return of the King
ピーター・ジャクソン[Blu-ray]
2002年マイノリティ・リポート
Minority Report
スティーヴン・スピルバーグ[Blu-ray]
2001年シュレック
Shrek
アンドリュー・アダムソン
ヴィッキー・ジェンソン
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2000年グラディエーター
Gladiator
リドリー・スコット[Blu-ray]
1999年マトリックス
The Matrix
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
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1998年プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
スティーヴン・スピルバーグ[Blu-ray]
1997年タイタニック
Titanic
ジェームズ・キャメロン[Blu-ray]
1996年インデペンデンス・デイ
Independence Day
ローランド・エメリッヒ[Blu-ray]
1995年ブレイブハート
Braveheart
メル・ギブソン[Blu-ray]
1994年ライオン・キング
The Lion King
ロジャー・アラーズ
ロブ・ミンコフ
[Blu-ray]
1993年シンドラーのリスト
Schindler's List
スティーヴン・スピルバーグ[Blu-ray]
1992年アラジン
Aladdin
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
[DVD]
[輸入盤 Blu-ray]
1991年羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs
ジョナサン・デミ[Blu-ray]
1990年トータル・リコール
Total Recall
ポール・ヴァーホーヴェン[DVD]
[輸入盤 Blu-ray]
1989年リトル・マーメイド/人魚姫
The Little Mermaid
ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
[Blu-ray]
1988年ロジャー・ラビット
Who Framed Roger Rabbit
ロバート・ゼメキス[Blu-ray]
1987年ロボコップ
RoboCop
ポール・ヴァーホーヴェン[Blu-ray]
1986年トップガン
Top Gun
トニー・スコット[Blu-ray]
1985年未来世紀ブラジル
Brazil
テリー・ギリアム[Blu-ray]
1984年ゴーストバスターズ
Ghostbusters
アイヴァン・ライトマン[Blu-ray]
1983年スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
Star Wars Episode VI: Return of the Jedi
リチャード・マーカンド[劇場初公開版 DVD]
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1982年ブレードランナー
Blade Runner
リドリー・スコット[Blu-ray]
1981年レイダース/失われた《聖櫃(アーク)》
Raiders of the Lost Ark
スティーヴン・スピルバーグ[Blu-ray]
1980年スター・ウォーズ/帝国の逆襲
Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back
アーヴィン・カーシュナー[劇場初公開版 DVD]
[Blu-ray]
1979年地獄の黙示録
Apocalypse Now
フランシス・フォード・コッポラ[Blu-ray]
1978年スーパーマン
Superman
リチャード・ドナー[Blu-ray]
1977年スター・ウォーズ
Star Wars Episode IV: A New Hope
ジョージ・ルーカス[劇場初公開版 DVD]
[Blu-ray]
1976年ロッキー
Rocky
ジョン・G・アヴィルドセン[Blu-ray]
1975年JAWS/ジョーズ
Jaws
スティーヴン・スピルバーグ[Blu-ray]
1974年ゴッドファーザーPART II
The Godfather Part II
フランシス・フォード・コッポラ[Blu-ray]
1973年エクソシスト
The Exorcist
ウィリアム・フリードキン[Blu-ray]
1972年ゴッドファーザー
The Godfather
フランシス・フォード・コッポラ[Blu-ray]
1971年時計じかけのオレンジ
A Clockwork Orange
スタンリー・キューブリック[Blu-ray]
1970年パットン大戦車軍団
Patton
フランクリン・J・シャフナー[Blu-ray]
1969年真夜中のカーボーイ
Midnight Cowboy
ジョン・シュレシンジャー[Blu-ray]
1968年2001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey
スタンリー・キューブリック[Blu-ray]
1967年卒業
The Graduate
マイク・ニコルズ[Blu-ray]
1966年続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
The Good, the Bad and the Ugly
セルジオ・レオーネ[Blu-ray]
1965年サウンド・オブ・ミュージック
The Sound of Music
ロバート・ワイズ[Blu-ray]
1964年メリー・ポピンズ
Mary Poppins
ロバート・スティーヴンソン[DVD]
1963年クレオパトラ
Cleopatra
ジョセフ・L・マンキウィッツ[Blu-ray]
1962年アラビアのロレンス
Lawrence of Arabia
デヴィッド・リーン[Blu-ray]
1961年ウエスト・サイド物語
West Side Story
ロバート・ワイズ
ジェローム・ロビンス
[Blu-ray]
1960年サイコ
Psycho
アルフレッド・ヒッチコック[Blu-ray]
1959年ベン・ハー
Ben-Hur
ウィリアム・ワイラー[Blu-ray]
1958年南太平洋
South Pacific
ジョシュア・ローガン[DVD]
1957年戦場にかける橋
The Bridge on the River Kwai
デヴィッド・リーン[Blu-ray]
1956年十戒
The Ten Commandments
セシル・B・デミル[Blu-ray]
1955年マダムと泥棒
The Ladykillers
アレクサンダー・マッケンドリック[Blu-ray]
1954年波止場
On the Waterfront
エリア・カザン[Blu-ray]
1953年ピーター・パン
Peter Pan
ハミルトン・ラスケ
クライド・ジェロニミ
ウィルフレッド・ジャクソン
[Blu-ray]
1952年雨に唄えば
Singin' in the Rain
ジーン・ケリー
スタンリー・ドーネン
[Blu-ray]
1951年ふしぎの国のアリス
Alice in Wonderland
クライド・ジェロニミ
ハミルトン・ラスケ
ウィルフレッド・ジャクソン
[Blu-ray]
1950年イヴの總て
All About Eve
ジョセフ・L・マンキウィッツ[Blu-ray]
1949年第三の男
The Third Man
キャロル・リード[Blu-ray]
1948年自転車泥棒
Ladri di biciclette
ヴィットリオ・デ・シーカ[DVD]
1947年三十四丁目の奇蹟
Miracle on 34th Street
ジョージ・シートン[Blu-ray]
1946年素晴らしき哉、人生!
It's Wonderful Life
フランク・キャプラ[DVD]
1945年失われた週末
The Lost Weekend
ビリー・ワイルダー[DVD]
1944年若草の頃
Meet Me in St. Louis
ヴィンセント・ミネリ[DVD]
1943年聖處女
The Song of Bernadette
ヘンリー・キング[DVD]
1942年カサブランカ
Casablanca
マイケル・カーティス[Blu-ray]
1941年市民ケーン
Citizen Kane
オーソン・ウェルズ[輸入盤 Blu-ray]
1940年ファンタジア
Fantasia
ベン・シャープスティーン
ウォード・キンボール
[Blu-ray]
1939年オズの魔法使
The Wizard of Oz
ヴィクター・フレミング[Blu-ray]
1938年民族の祭典/美の祭典
Olympia
レニ・リーフェンシュタール[DVD][DVD]
1937年白雪姫
Snow White and the Seven Dwarfs
デヴィッド・ハンド[Blu-ray]
1936年巨星ジーグフェル
The Great Ziegfeld
ロバート・Z・レオナード[DVD]
1935年意志の勝利
Triumph des Willens
レニ・リーフェンシュタール[DVD]
1934年或る夜の出来事
It Happened One Night
フランク・キャプラ[DVD]
1933年キング・コング
King Kong
メリアン・C・クーパー
アーネスト・B・シュードサック
[DVD]
1932年グランド・ホテル
Grand Hotel
エドマンド・グールディング[Blu-ray]
1931年フランケンシュタイン
Frankenstein
ジェームズ・ホエール[Blu-ray]
1930年嘆きの天使
Der blaue Engel
ジョセフ・フォン・スタンバーグ[DVD]
1929年(邦題なし)
Show of Shows
ジョン・G・アドルフィなし
1928年シンギング・フール
The Singing Fool
ロイド・ベーコン[輸入盤 DVD]
1927年メトロポリス
Metropolis
フリッツ・ラング[Blu-ray]
1926年キートンの大列車追跡
The General
バスター・キートン
クライド・ブラックマン
[DVD]
1925年オペラの怪人
The Phantom of the Opera
ルパート・ジュリアン[DVD]
[輸入盤 Blu-ray]
1924年グリード
Greed
エリッヒ・フォン・シュトロハイム[DVD]
1923年十誡
The Ten Commandments
セシル・B・デミル[DVD]
1922年吸血鬼ノスフェラトゥ
Nosferatu, eine Symphonie des Grauens
F・W・ムルナウ[DVD]
1921年シーク
The Sheik
ジョージ・メルフォードなし
1920年怪人カリガリ博士
The Cabinet of Dr. Caligari
ロジャー・ケイ[DVD]
1919年散り行く花
Broken Blossoms
D・W・グリフィス[DVD]
1918年世界の心
Hearts of the World
D・W・グリフィス[DVD]
1917年(邦題なし)
Cleopatra
J. Gordon Edwardsなし
1916年イントレランス
Intolerance
D・W・グリフィス[DVD]
1915年国民の創生
The Birth of a Nation
D・W・グリフィス[DVD]
1914年カビリア
Cabiria
ジョヴァンニ・パストローネなし
1913年アトランティス
Atlantis
オーガスト・ブロムなし

輸入盤は、リージョンコードが日本のプレーヤーで再生可能なものに限りました。日本語字幕が収録されてることが確認できている輸入盤には、輸入盤の表記を入れませんでした。


リンク数が多ければ良い映画、影響力のある映画なのかというと、必ずしもそうとは限らないと私は思います。

映画のページはどういった記事からリンクされるのかというと、その作品がノミネート・受賞している賞のページ、出演者のページ、スタッフのページ、ページ下に貼られるナヴィゲーショナル・ボックスに載っているページなどが考えられます。

ウィキペディアに各年の詳細な記事が作られるほど有名な賞に多数ノミネートされると、リンクが増えます。ウィキペディアに記事が作られるほど有名な俳優が多数出演しており、しかも代表的な出演作に数えてもらえる役柄だと、リンクが増えます。スタッフも同様。

ナヴィゲーショナル・ボックスは、××監督の作品一覧とか、××シリーズの関連記事一覧といった、一覧が表示されている表です。一覧に載っている記事全部からリンクが貼られているので、多作な監督の作品だったり、原作もので関連記事が大量にあったりすると、かなりの量のリンクとなります。

こういった映画の記事に通常貼られるリンクを勘定に入れず、それ以外のリンクのみを数えることができれば、本当に影響力のある映画が分かると思うのですが、難しそうですね。


参照:
A History of Film in Wikipedia - Arg! Team Blog (2013年7月8日)
A History of Film in Wikipedia - Hacker News
The Most Influential Movies of the Last Century According to Wikipedia - ギズモード
Wikipedia先生による、過去100年もっとも影響力の高い映画リスト - ギズモード・ジャパン

『タイム・アウト』ニューヨーク版が選ぶ2000年~2009年の映画トップ51~93

2010-11-16 21:00:48 | 映画 - ベスト
『タイム・アウト』のニューヨーク版 (Time Out New York) が発表した、2000年代(2000~2009年の10年間)の映画のベスト "The TONY top 50 movies of the decade" について前回書きました。

このトップ50は、14人の評者が1位から10位までの10本ずつ挙げたものを集計したものです。評者がベスト10に挙げながら、上記の50本に入らなかった映画もあります。それら43作を、以下にまとめました。

(未)としているのは、日本で劇場未公開の作品です。作品内容については [1] などで示したリンク先を参照してください。

また、(原題)としているのは、日本語題が見あたらなかった作品です。日本での映画祭での上映も、テレビでの放映も、DVDなどのリリースも、現在のところないものです。


評者1:Joshua Rothkopf
824アワー・パーティ・ピープル
24 Hour Party People
マイケル・ウィンターボトム2002
評者2:Lisa Rosman
5天国の口、終りの楽園。
Y tu mamá también
アルフォンソ・キュアロン2001
9ボルベール <帰郷>
Volver
ペドロ・アルモドバル2006
10Forty Shades of Blue(原題)(未)
アイラ・サックス2005
評者3:Nick Schager
7百年恋歌
最好的時光
Three Times
ホウ・シャオシェン(侯孝賢)2005
10殺人の追憶
살인의 추억
Memories of Murder
ポン・ジュノ2003
評者4:Karina Longworth
7My Winnipeg(原題)(未)
ガイ・マディン2007
8マリー・アントワネット
Marie Antoinette
ソフィア・コッポラ2006
10オーシャンズ13
Ocean's Thirteen
スティーヴン・ソダーバーグ2007
評者5:Andrew Grant
6ムーラン・ルージュ
Moulin Rouge!
バズ・ラーマン2001
7西瓜
天邊一朵雲
The Wayward Cloud
ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)2005
評者6:Stephen Garrett
8潜水服は蝶の夢を見る
Le scaphandre et le papillon
The Diving Bell and the Butterfly
ジュリアン・シュナーベル2007
10アメリ
Le fabuleux destin d'Amélie Poulain
Amélie
ジャン=ピエール・ジュネ2001
評者7:S. James Snyder
7Rivers and Tides(原題)(未)
トーマス・リーデルシェイマー2001
9007/カジノ・ロワイヤル
Casino Royale
マーティン・キャンベル2006
10レクイエム・フォー・ドリーム
Requiem for a Dream
ダーレン・アロノフスキー2000
評者8:Kevin B. Lee
2あなたの微笑みはどこに隠れたの?(未)
Où gît votre sourire enfoui?
Where Does Your Hidden Smile Lie?
ペドロ・コスタ
2001
5牛皮(原題)(未)
Oxhide
Liu Jiayin2001
6Bamako(原題)(未)
アブデラマン・シサコ2006
7Zum Vergleich(原題)(未)
By Comparison
In Comparison
Harun Farocki2009
8プラットホーム
站台
Platform
ジャ・ジャンクー(贾樟柯)2000
9L'intrus(原題)(未)[1]
The Intruder
クレール・ドゥニ2004
評者9:Maitland McDonagh
1ハックル
Hukkle
パールフィ・ジョルジ2002
4WATARIDORI
Le peuple migrateur
Winged Migration
ジャック・ペラン2001
6ぼくのエリ 200歳の少女
Låt den rätte komma in
Let the Right One In
トーマス・アルフレッドソン2008
8ショーン・オブ・ザ・デッド
Shaun of the Dead
エドガー・ライト2004
9メメント
Memento
クリストファー・ノーラン2000
評者10:Troy Patterson
6Bamboozled(原題)(未)
スパイク・リー2000
8アダルト♂スクール(未)
Old School
トッド・フィリップス2003
9オーシャンズ11
Ocean's Eleven
スティーヴン・ソダーバーグ2001
評者11:Aaron Hillis
9ロスト・イン・トランスレーション
Lost in Translation
ソフィア・コッポラ2003
評者12:Nicolas Rapold
6長江哀歌(エレジー)
三峡好人
Still Life
ジャ・ジャンクー(贾樟柯)2006
7トロピカル・マラディ(未)[2]
สัตว์ประหลาด
Tropical Malady
アピチャッポン・ウィーラセタクン2004
9When the Levees Broke(原題)(未)
スパイク・リー2006
評者13:David Fear
6パルス
Pulse
ジム・ソンゼロ2006
7ヴェルクマイスター・ハーモニー
Werckmeister harmóniák
Werckmeister Harmonies
タル・ベーラ2000
評者14:Keith Uhlich
6ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション
Looney Tunes: Back in Action
ジョー・ダンテ2003
7太陽
Солнце
The Sun
アレクサンドル・ソクーロフ2005
8コッポラの胡蝶の夢
Youth Without Youth
フランシス・F・コッポラ2007
9リミッツ・オブ・コントロール
The Limits of Control
ジム・ジャームッシュ2009
10Aqua Teen Hunger Force Colon Movie Film for Theaters(原題)(未)
マット・マイエラーロ
デイヴ・ウィリス
2007


『トロピカル・マラディ』は、2004年の第5回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、の最優秀作品賞を受賞した。

"Aqua Teen Hunger Force Colon Movie Film for Theaters" は、テレビアニメシリーズ『アクア・ティーン・ハンガー・フォース』の映画版第1作。

『ハックル』というハンガリー映画は知りませんでした。渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されていたんですね(公式サイト)。これは、ぜひ観たいですね。


参照:
The TONY top 50 movies of the decade - Film - Time Out New York - 2009年11月25日

『タイム・アウト』ニューヨーク版が選ぶ2000年~2009年の映画トップ50 - Situation Normal - 当ブログ

『タイム・アウト』ニューヨーク版が選ぶ2000年~2009年の映画トップ50

2010-11-16 20:30:36 | 映画 - ベスト
2000年代(2000~2009年の10年間)の映画のベストは色んな所で発表されてますが、『タイム・アウト』のニューヨーク版 (Time Out New York) による "The TONY top 50 movies of the decade" というものが発表されてたので、以下に邦題などを載せておきます。

(未)としているのは、日本で劇場未公開の作品です。作品内容については [1] などで示したリンク先を参照してください。

また、(原題)としているのは、日本語題が見あたらなかった作品です。日本での映画祭での上映も、テレビでの放映も、DVDなどのリリースも、現在のところないものです。

順位邦題・原題・英語題監督公開年
1マルホランド・ドライブ
Mulholland Dr.
デヴィッド・リンチ2001
2ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
There Will Be Blood
ポール・トーマス・アンダーソン2007
3エターナル・サンシャイン
Eternal Sunshine of the Spotless Mind
ミシェル・ゴンドリー2004
4ニュー・ワールド
The New World
テレンス・マリック2005
5花様年華
花様年華
In the Mood for Love
ウォン・カーウァイ(王家衛)2000
6ヤンヤン 夏の想い出
一一
Yi Yi: A One and a Two
エドワード・ヤン(楊徳昌)2000
7ドッグヴィル
Dogville
ラース・フォン・トリアー2003
8ゾディアック
Zodiac
デヴィッド・フィンチャー2007
9クリスマス・ストーリー
Un conte de Noël
A Christmas Tale
アルノー・デプレシャン2008
10Vendredi soir(原題)(未) [1]
Friday Night
クレール・ドゥニ2002
11千と千尋の神隠し
Spirited Away
宮崎駿2001
12アメリカン・サイコ
American Psycho
メアリー・ハロン2000
13インランド・エンパイア
Inland Empire
デヴィッド・リンチ2006
14ガーゴイル
Trouble Every Day
クレール・ドゥニ2001
15DV─ドメスティック・バイオレンス(未) [2]
Domestic Violence
フレデリック・ワイズマン2001
16パンチドランク・ラブ
Punch-Drunk Love
ポール・トーマス・アンダーソン2002
17ゴスフォード・パーク
Gosford Park
ロバート・アルトマン2001
18ファム・ファタール
Femme Fatale
ブライアン・デ・パルマ2002
19アイム・ノット・ゼア
I'm Not There.
トッド・ヘインズ2007
20The Mad Songs of Fernanda Hussein(原題)(未)John Gianvito2001
21ブロークバック・マウンテン
Brokeback Mountain
アン・リー(李安)2005
22脳内ニューヨーク
Synecdoche, New York
チャーリー・カウフマン2008
23ラザレスク氏の最期(未) [3]
Moartea domnului Lazarescu
The Death of Mr. Lazarescu
クリスティ・プイウ2005
24ハッカビーズ
I Heart Huckabees
デヴィッド・O・ラッセル2004
25イングロリアス・バスターズ
Inglourious Basterds
クエンティン・タランティーノ2009
26キングス&クイーン
Rois et reine
Kings & Queen
アルノー・デプレシャン2004
27オールド・ボーイ
올드보이
Oldboy
パク・チャヌク2003
28ビフォア・サンセット
Before Sunset
リチャード・リンクレイター2004
29散歩する惑星
Sånger från andra våningen
Songs from the Second Floor
ロイ・アンダーソン2000
30トゥモロー・ワールド
Children of Men
アルフォンソ・キュアロン2006
31A.I.
A.I. Artificial Intelligence
スティーヴン・スピルバーグ2001
32EUREKA ユリイカ
Eureka
青山真治2000
334ヶ月、3週と2日
4 luni, 3 săptămâni şi 2 zile
4 Months, 3 Weeks and 2 Days
クリスティアン・ムンジウ2007
34リリア 4-ever(未) [4]
Lilya 4-ever
ルーカス・ムーディソン2002
35マイアミ・バイス
Miami Vice
マイケル・マン2006
36パンズ・ラビリンス
El laberinto del fauno
Pan's Labyrinth
ギレルモ・デル・トロ2006
37ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
The Royal Tenenbaums
ウェス・アンダーソン2001
38隠された記憶
Caché
ミヒャエル・ハネケ2005
39ダンサー・イン・ザ・ダーク
Dancer in the Dark
ラース・フォン・トリアー2000
405 five ~小津安二郎に捧げる~(未) [5]
پنج
Five Dedicated to Ozu
アッバス・キアロスタミ2003
41グリズリーマン(未) [6]
Grizzly Man
ヴェルナー・ヘルツォーク2005
42愛より強く
Gegen die Wand
Head-On
ファティ・アキン2004
43静かな光(未) [7]
Stellet licht
Silent Light
カルロス・レイガダス2007
44世紀の光(未) [8]
แสงศตวรรษ
Syndromes and a Century
アピチャッポン・ウィーラセタクン2006
45トーク・トゥ・ハー
Hable con ella
Talk to Her
ペドロ・アルモドバル2002
46気まぐれな唇
생활의 발견
On the Occasion of Remembering the Turning Gate
ホン・サンス2002
4725時
25th Hour
スパイク・リー2002
48ドニー・ダーコ
Donnie Darko
リチャード・ケリー2001
49Man Push Cart(原題)(未)ラミン・バーラニ2005
5040歳の童貞男
The 40 Year Old Virgin
ジャド・アパトー2005


ちょっと意外なラインナップですね。特に、18位の『ファム・ファタール』と35位の『マイアミ・バイス』は、駄作のほうに入ると思っていたので、驚きです。

9位の『クリスマス・ストーリー』は、東京では2010年11月20日公開で、他の地域でも順次公開されます。

40位の『5 five ~小津安二郎に捧げる~』は、第5回NHKアジア・フィルム・フェスティバルにて上映されました。43位の『静かな光』は、第22回東京国際映画祭で上映されました。44位の『世紀の光』は、2006年の第7回東京フィルメックスで上映され、最近だと“あいちトリエンナーレ2010”でも上映されてました。

23位の『ラザレスク氏の最期』と34位の『リリア 4-ever』は、映画専門チャンネルの洋画★シネフィル・イマジカで放送されました。41位の『グリズリーマン』はディスカバリーチャンネルで放送された。


また、このトップ50は、14人の評者が1位から10位までの10本ずつ挙げたものを集計したものです。評者がベスト10に挙げながら、上記の50本に入らなかった映画もあります。それらを、次回に挙げておきます。文字数制限で入りきらないので。


参照:
The TONY top 50 movies of the decade - Film - Time Out New York - 2009年11月25日

『タイム・アウト』ニューヨーク版が選ぶ2000年~2009年の映画トップ51~93 - Situation Normal

50 Classic Films in Theaters at 10am every morning

2010-01-06 09:57:45 | 映画 - ベスト
昨日紹介した、全国25の映画館で行われる「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の六本木での上映日程を表にしてみました(公式サイトのここにもあるんですけどね)。

他の劇場での上映日程は公式サイトのこちらで館名をクリックしてください。

上映日(TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)
schedule at Roppongi Hills
邦題・原題
title

year
2010/2/6(土)~2/12(金)ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
1994
2010/2/13(土)~2/19(金)フィールド・オブ・ドリームス
Field of Dreams
1989
2010/2/20(土)~2/26(金)ロミオとジュリエット
Romeo and Juliet
1968
2010/2/27(土)~3/5(金)ある日どこかで
Somewhere in Time
1980
2010/3/6(土)~3/12(金)ローマの休日
Roman Holiday
1953
2010/3/13(土)~3/19(金)昼下りの情事
Love in the Afternoon
1957
2010/3/20(土)~3/26(金)スタンド・バイ・ミー
Stand by Me
1986
2010/3/27(土)~4/2(金)エデンの東
East of Eden
1955
2010/4/3(土)~4/9(金)ウエスト・サイド物語
West Side Story
1961
2010/4/10(土)~4/16(金)雨に唄えば
Singin' in the Rain
1952
2010/4/17(土)~4/23(金)鉄道員
Il Ferroviere
1956
2010/4/24(土)~4/30(金)天井桟敷の人々
Les Enfants du paradis
1945
2010/5/1(土)~5/7(金)太陽がいっぱい
Plein soleil
1960
2010/5/8(土)~5/14(金)男と女
Un homme et une femme
1966
2010/5/15(土)~5/21(金)羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs
1991
2010/5/22(土)~5/28(金)薔薇の名前
Der Name der Rose
1986
2010/5/29(土)~6/4(金)パピヨン
Papillon
1973
2010/6/5(土)~6/11(金)ブリット
Bullitt
1968
2010/6/12(土)~6/18(金)大脱走
The Great Escape
1963
2010/6/19(土)~6/25(金)戦場にかける橋
The Bridge on the River Kwai
1957
2010/6/26(土)~7/2(金)ゴッドファーザー
The Godfather
1972
2010/7/3(土)~7/9(金)ワイルドバンチ
The Wild Bunch
1969
2010/7/10(土)~7/16(金)カサブランカ
Casablanca
1942
2010/7/17(土)~7/23(金)第三の男
The Third Man
1949
2010/7/24(土)~7/30(金)アマデウス
Amadeus
1984
2010/7/31(土)~8/6(金)ライトスタッフ
The Right Stuff
1983
2010/8/7(土)~8/13(金)2001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey
1968
2010/8/14(土)~8/20(金)ミクロの決死圏
Fantastic Voyage
1966
2010/8/21(土)~8/27(金)十二人の怒れる男
12 Angry Men
1957
2010/8/28(土)~9/3(金)激突!
Duel
1971
2010/9/4(土)~9/10(金)ベン・ハー
Ben-Hur
1959
2010/9/11(土)~9/17(金)アラビアのロレンス
Lawrence of Arabia
1962
2010/9/18(土)~9/24(金)眺めのいい部屋
A Room with a View
1985
2010/9/25(土)~10/1(金)バベットの晩餐会
Babettes gæstebud
1987
2010/10/2(土)~10/8(金)クレイマー、クレイマー
Kramer vs. Kramer
1979
2010/10/9(土)~10/15(金)レインマン
Rain Man
1988
2010/10/16(土)~10/22(金)ニュー・シネマ・パラダイス
Nuovo cinema Paradiso
1988
2010/10/23(土)~10/29(金)映画に愛をこめて アメリカの夜
La Nuit américaine
1973
2010/10/30(土)~11/5(金)スティング
The Sting
1973
2010/11/6(土)~11/12(金)明日に向って撃て!
Butch Cassidy and the Sundance Kid
1969
2010/11/13(土)~11/19(金)裏窓
Rear Window
1954
2010/11/20(土)~11/26(金)北北西に進路を取れ
North by Northwest
1959
2010/11/27(土)~12/3(金)刑事ジョン・ブック/目撃者
Witness
1985
2010/12/4(土)~12/10(金)追憶
The Way We Were
1973
2010/12/11(土)~12/17(金)ライムライト
Limelight
1952
2010/12/18(土)~12/24(金)チャップリンの独裁者
The Great Dictator
1940
2010/12/25(土)~12/31(金)フォロー・ミー
Follow Me!
1972
2011/1/1(土)~1/7(金)アパートの鍵貸します
The Apartment
1960
2011/1/8(土)~1/14(金)お熱いのがお好き
Some Like It Hot
1959
2011/1/15(土)~1/21(金)ショウほど素敵な商売はない
There's No Business Like Show Business
1954


Official site

「午前十時の映画祭」作品リスト(年代順)

2010-01-05 12:58:09 | 映画 - ベスト
2月6日(土)から一年間「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」が行われます。外国映画の傑作娯楽作品が50本上映されます。1作品につき1週間、毎日午前10時から上映。上映館は全国25のシネコンで、上映順は映画館によって違います(実施概要はこちら、公式サイトはこちら)。

下の表の作品名から、映画祭公式サイトの作品紹介・上映スケジュールへ行きます。また、IMDbのユーザー票の点数をクリックすると、IMDbの作品ページへ飛びます。gooブログの字数制限のため以上です。

邦題・原題IMDb
1940チャップリンの独裁者
The Great Dictator
8.4
1942カサブランカ
Casablanca
8.8
1945天井桟敷の人々
Les Enfants du paradis
8.0
1949第三の男
The Third Man
8.5
1952雨に唄えば
Singin' in the Rain
8.4
1952ライムライト
Limelight
7.9
1953ローマの休日
Roman Holiday
8.1
1954裏窓
Rear Window
8.7
1954ショウほど素敵な商売はない
There's No Business Like Show Business
6.6
1955エデンの東
East of Eden
8.1
1956鉄道員
Il Ferroviere
8.0
1957十二人の怒れる男
12 Angry Men
8.9
1957戦場にかける橋
The Bridge on the River Kwai
8.4
1957昼下りの情事
Love in the Afternoon
7.4
1959お熱いのがお好き
Some Like It Hot
8.4
1959ベン・ハー
Ben-Hur
8.2
1959北北西に進路を取れ
North by Northwest
8.6
1960アパートの鍵貸します
The Apartment
8.4
1960太陽がいっぱい
Plein soleil
7.7
1961ウエスト・サイド物語
West Side Story
7.7
1962アラビアのロレンス
Lawrence of Arabia
8.6
1963大脱走
The Great Escape
8.4
1966男と女
Un homme et une femme
7.7
1966ミクロの決死圏
Fantastic Voyage
6.8
19682001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey
8.4
1968ブリット
Bullitt
7.5
1968ロミオとジュリエット
Romeo and Juliet
7.8
1969明日に向って撃て!
Butch Cassidy and the Sundance Kid
8.2
1969ワイルドバンチ
The Wild Bunch
8.2
1971激突!
Duel
7.7
1972ゴッドファーザー
The Godfather
9.2
1972フォロー・ミー
Follow Me!
6.4
1973映画に愛をこめて アメリカの夜
La Nuit américaine
8.0
1973スティング
The Sting
8.4
1973追憶
The Way We Were
6.9
1973パピヨン
Papillon
8.0
1979クレイマー、クレイマー
Kramer vs. Kramer
7.7
1980ある日どこかで
Somewhere in Time
7.0
1983ライトスタッフ
The Right Stuff
7.9
1984アマデウス
Amadeus
8.4
1985刑事ジョン・ブック/目撃者
Witness
7.6
1985眺めのいい部屋
A Room with a View
7.5
1986スタンド・バイ・ミー
Stand by Me
8.2
1986薔薇の名前
Der Name der Rose
7.8
1987バベットの晩餐会
Babettes gæstebud
7.8
1988ニュー・シネマ・パラダイス
Nuovo cinema Paradiso
8.4
1988レインマン
Rain Man
8.0
1989フィールド・オブ・ドリームス
Field of Dreams
7.7
1991羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs
8.7
1994ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
9.2

週刊文春シネマチャート30年[データ編3]

2009-04-28 13:01:03 | 映画 - ベスト
引き続き、昨秋の「週刊文春」のシネマチャート30周年特集について。

前々回の記事「評者全員が満点の作品」「歴代評者一覧」「年毎の評者」、前回の記事「各年のベスト3、ワースト1(1977年~1989年)」に続いて、最後は「各年のベスト3、ワースト1(1990年~2007年)」です。


【各年のベスト3、ワースト1】
 ×はワースト作品。

1990年
1. 『冬冬の夏休み』 冬冬的假期 (台湾)ホウ・シャオシェン監督
2. 『霧の中の風景』 Τοπίο στην ομίχλη (ギリシャ・仏)テオ・アンゲロプロス監督
2. 『悲情城市』 悲情城市 (台湾)ホウ・シャオシェン監督
×. 『マリアの胃袋』(日)平山秀幸監督
×. 『ボクが病気になった理由』(日)鴻上尚史、大森一樹、渡邊孝好監督

1991年
1. 『マッチ工場の少女』 Tulitikkutehtaan tyttö (フィンランド)アキ・カウリスマキ監督
1. 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』 Dances with Wolves (米)ケヴィン・コスナー監督
3. 『グリフターズ 詐欺師たち』 The Grifters (米)スティーヴン・フリアーズ監督
×. 『メルシー・ラ・ヴィ』 Merci la vie (仏)ベルトラン・ブリエ監督
×. 『アイアン・メイズ ピッツバーグの幻想』 Iron Maze (日・米)吉田博昭監督

1992年
1. 『ナイト・オン・ザ・プラネット』 Night on Earth (米)ジム・ジャームッシュ監督
2. 『ラヴィ・ド・ボエーム』 La vie de bohème (フィンランド)アキ・カウリスマキ監督
3. 『ケープ・フィアー』 Cape Fear (米)マーティン・スコセッシ監督
×. 『いつか どこかで』(日)小田和正監督
×. 『サラ・ムーンのミシシッピー・ワン』 Mississippi One (仏)サラ・ムーン監督

1993年
1. 『オーソン・ウェルズのオセロ』 The Tragedy of Othello: The Moor of Venice (モロッコ)オーソン・ウェルズ監督
1. 『許されざる者』 Unforgiven (米)クリント・イーストウッド監督
3. 『ザ・プレイヤー』 The Player (米)ロバート・アルトマン監督
×. 『ライフ with マイキー』 Life with Mikey (米)ジェームズ・ラピン監督

1994年
1. 『スピード』 Speed (米)ヤン・デ・ボン監督
2. 『ピアノ・レッスン』 The Piano (豪)ジェーン・カンピオン監督
2. 『さらば、わが愛 覇王別姫』 霸王別姬 (香港)チェン・カイコー監督
2. 『ショート・カッツ』 Short Cuts (米)ロバート・アルトマン監督
×. 『天と地』 Heaven & Earth (米)オリバー・ストーン監督

1995年
1. 『ブロードウェイと銃弾』 Bullets Over Broadway (米)ウディ・アレン監督
2. 『ショーシャンクの空に』 The Shawshank Redemption (米)フランク・ダラボン監督
2. 『アポロ13』 Apollo 13 (米)ロン・ハワード監督
×. 『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(日)佐藤嗣麻子監督

1996年
1. 『ユージュアル・サスペクツ』 The Usual Suspects (米)ブライアン・シンガー監督
1. 『カジノ』 Casino (米)マーティン・スコセッシ監督
1. 『キッズ・リターン』(日)北野武監督
1. 『秘密と嘘』 Secrets & Lies (英)マイク・リー監督
×. 『ため息つかせて』 Waiting to Exhale (米)フォレスト・ウィッテカー監督
×. 『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』 Ace Ventura: When Nature Calls (米)スティーヴ・オーデカーク監督
×. 『ブラック・ジャック』(日)出崎統監督

1997年
1. 『シャイン』 Shine (豪)スコット・ヒックス監督
2. 『ザ・エージェント』 Jerry Maguire (米)キャメロン・クロウ監督
2. 『浮き雲』 Kauas pilvet karkaavat (フィンランド)アキ・カウリスマキ監督
×. 『ピーター・グリーナウェイの枕草子』 The Pillow Book (英・仏・オランダ)ピーター・グリーナウェイ監督
×. 『死にたいほどの夜』 The Last Time I Committed Suicide (米)スティーヴン・ケイ監督

1998年
1. 『HANA-BI』(日)北野武監督
1. 『L.A.コンフィデンシャル』 L.A. Confidential (米)カーティス・ハンソン監督
3. 『ブラス!』 Brassed Off (英)マーク・ハーマン監督
3. 『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』 Good Will Hunting (米)ガス・ヴァン・サント監督
3. 『チェイシング・エイミー』 Chasing Amy (米)ケヴィン・スミス監督
3. 『ライブ・フレッシュ』 Carne trémula (仏・スペイン)ペドロ・アルモドバル監督
3. 『ブギーナイツ』 Boogie Nights (米)ポール・トーマス・アンダーソン監督
×. 『スターシップ・トゥルーパーズ』 Starship Troopers (米)ポール・バーホーベン監督

1999年
1. 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』 Lock, Stock and Two Smoking Barrels (英)ガイ・リッチー監督
1. 『ナビィの恋』(日)中江裕司監督
3. 『恋におちたシェイクスピア』 Shakespeare in Love (米)ジョン・マッデン監督
3. 『ペイバック』 Payback (米)ブライアン・ヘルゲランド監督
3. 『レッド・バイオリン』 Le violon rouge (カナダ・伊)フランソワ・ジラール監督
3. 『交渉人』 The Negotiator (米)F・ゲイリー・グレイ監督
3. 『黒猫・白猫』 Црна мачка, бели мачор / Crna mačka, beli mačor (仏・独・ユーゴスラビア)エミール・クストリッツァ監督
3. 『エリザベス』 Elizabeth (英)シェカール・カプール監督
3. 『ウェイクアップ!ネッド』 Waking Ned (英)カーク・ジョーンズ監督
3. 『風が吹くまま』 باد ما را خواهد برد (仏・イラン)アッバス・キアロスタミ監督
3. 『ファイト・クラブ』 Fight Club (米)デヴィッド・フィンチャー監督
×. 『グロリア』 Gloria (米)シドニー・ルメット監督

2000年
1. 『愛のコリーダ 2000』(仏・日)大島渚監督
2. 『トイ・ストーリー2』 Toy Story 2 (米)ジョン・ラセター監督
2. 『オール・アバウト・マイ・マザー』 Todo sobre mi madre (スペイン)ペドロ・アルモドバル監督
2. 『グラディエーター』 Gladiator (米)リドリー・スコット監督
2. 『マルコヴィッチの穴』 Being John Malkovich (米)スパイク・ジョーンズ監督
2. 『スペース カウボーイ』 Space Cowboys (米)クリント・イーストウッド監督
2. 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』 Buena Vista Social Club (独・仏・米・キューバ)ヴィム・ヴェンダース監督
2. 『マグノリア』 Magnolia (米)ポール・トーマス・アンダーソン監督
×. 『ザ・ビーチ』 The Beach (米)ダニー・ボイル監督

2001年
1. 『トラフィック』 Traffic (米)スティーヴン・ソダーバーグ監督
2. 『ゴーストワールド』 Ghost World (米)テリー・ツワイゴフ監督
3. 『GO』(日)行定勲監督
×. 『殺し屋1』(日)三池崇史監督

2002年
1. 『息子の部屋』 La stanza del figlio (伊)ナンニ・モレッティ監督
1. 『ゴスフォード・パーク』 Gosford Park (伊・英・米)ロバート・アルトマン監督
3. 『ノー・マンズ・ランド』 No Man's Land (仏・伊・ベルギー・英・スロヴェニア)ダニス・タノヴィッチ監督
3. 『バーバー』 The Man Who Wasn't There (米)コーエン兄弟監督
3. 『酔っぱらった馬の時間』 زمانی برای مستی اسب‌ها (イラン)バフマン・ゴバディ監督
3. 『フレイルティー 妄執』 Frailty (米)ビル・パクストン監督
×. 『陽だまりのグラウンド』 Hard Ball (米)ブライアン・ロビンス監督
×. 『セッション9』 Session 9 (米)ブラッド・アンダーソン監督
×. 『ガーゴイル』 Trouble Every Day (仏・日)クレール・ドニ監督

2003年
1. 『ボウリング・フォー・コロンバイン』 Bowling for Columbine (カナダ)マイケル・ムーア監督
2. 『過去のない男』 Mies vailla menneisyyttä (フィンランド)アキ・カウリスマキ監督
2. 『トーク・トゥ・ハー』 Hable con ella (スペイン)ペドロ・アルモドバル監督
2. 『シティ・オブ・ゴッド』 Cidade de Deus (ブラジル)フェルナンド・メイレレス監督
×. 『アレックス』 Irréversible (仏)ギャスパー・ノエ監督
×. 『アイ・スパイ』 I Spy (米)ベティ・トーマス監督

2004年
1. 『シービスケット』 Seabiscuit (米)ゲイリー・ロス監督
2. 『インファナル・アフェア 無間序曲』 無間道II (香港)アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督
3. 『エレファント』 Elephant (米)ガス・ヴァン・サント監督
3. 『コラテラル』 Collateral (米)マイケル・マン監督
×. 『ミッション・クレオパトラ』 Astérix & Obélix: Mission Cléopâtre (仏)アラン・シャバ監督

2005年
1. 『ミリオンダラー・ベイビー』 Million Dollar Baby (米)クリント・イーストウッド監督
2. 『サイドウェイ』 Sideways (米)アレクサンダー・ペイン監督
3. 『バッドアス!』 How to Get the Man's Foot Outta Your Ass (米)マリオ・ヴァン・ピーブルズ監督
×. 『TAKESHIS'』(日)北野武監督

2006年
1. 『父親たちの星条旗』 Flags of Our Fathers (米)クリント・イーストウッド監督
2. 『ブロークバック・マウンテン』 Brokeback Mountain (米)アン・リー監督
3. 『硫黄島からの手紙』 Letters from Iwo Jima (米)クリント・イーストウッド監督
×. 『パビリオン山椒魚』(日)冨永昌敬監督
×. 『ゲド戦記』(日)宮崎吾朗監督

2007年
1. 『やわらかい手』 Irina Palm (英・仏・ベルギー・ルクセンブルグ・独)サム・ガルバルスキ監督
1. 『ヘアスプレー』 Hairspray (米)アダム・シャンクマン監督
3. 『パンズ・ラビリンス』 El laberinto del fauno (スペイン・メキシコ)ギレルモ・デル・トロ監督
3. 『ブラックブック』 Zwartboek (オランダ・独・英・ベルギー)ポール・バーホーベン監督
3. 『ドリームガールズ』 Dreamgirls (米)ビル・コンドン監督
×. 『眉山 びざん』(日)犬童一心監督


ベスト3に2作以上選ばれた監督は、以下の15組。
  • 5作:クリント・イーストウッド

  • 4作:アキ・カウリスマキ

  • 3作:ルキノ・ヴィスコンティ、ロバート・アルトマン、ペドロ・アルモドバル

  • 2作:ベルトラン・タヴェルニエ、タヴィアーニ兄弟、ジョン・ヒューストン、エミール・クストリッツァ、ウディ・アレン、ホウ・シャオシェン、マーティン・スコセッシ、北野武、ガス・ヴァン・サント、ポール・トーマス・アンダーソン

ベスト3とワースト両方に入った監督は、以下の5名。
  • ヒュー・ハドソン『炎のランナー』 ×『レボリューション めぐり逢い』

  • シドニー・ルメット『評決』 ×『グロリア』

  • オリバー・ストーン『プラトーン』 ×『天と地』

  • 北野武『キッズ・リターン』『HANA-BI』 ×『TAKESHIS'』

  • ポール・バーホーベン『ブラックブック』 ×『スターシップ・トゥルーパーズ』

ワーストに2作以上選ばれた監督はいませんでした。


あと、面白いのは、1991年のワースト『メルシー・ラ・ヴィ』 Merci la vie (仏)がIMDbのユーザー評では10点満点で7.0点(470票)と高評価だったりでしょうか。未見の映画なので実際はどうなのか気になります。

十人十色ですからベストやワーストに入ってるからといって、自分も同様な感想を持つとは限らないわけですからね。


参照:
「シネマチャート」30年 - Situation Normal - 2008年10月24日の当ブログ記事
週刊文春シネマチャート30年[データ編1] - 評者全員が満点の作品、歴代評者一覧など
週刊文春シネマチャート30年[データ編2] - 各年のベスト3、ワースト1(1977年~1989年)
文藝春秋|雑誌|週刊文春 2008年10月30日号 - 表紙・目次

週刊文春シネマチャート30年[データ編2]

2009-04-28 12:57:11 | 映画 - ベスト
引き続き、昨秋の『週刊文春』のシネマチャート30周年特集について。

前回の記事「評者全員が満点の作品」「歴代評者一覧」「年毎の評者」に続いて、今回は「各年のベスト3、ワースト1(1977年~1989年)」です。

『週刊文春』の「シネマチャート」では毎号2本の映画を取り上げているので、年間約100本の中からのベスト3とワーストになります。

当然、シネマチャートで取り上げられなかった映画のほうが多いことになり、その中にもっといい映画や、もっとひどい映画も、それぞれの年にあると思います。そうはいってもなかなかの粒揃いのリストになってます。


【各年のベスト3、ワースト1】
 ×はワースト作品。

1977年(6月23日スタート)
1. 『ブラック・サンデー』 Black Sunday (米)ジョン・フランケンハイマー監督
2. 『カプリコン・1』 Capricorn One (米)ピーター・ハイアムズ監督
3. 『さすらいの航海』 Voyage of the Damned (英・スペイン)スチュアート・ローゼンバーグ監督
3. 『007 私を愛したスパイ』 The Spy Who Loved Me (英)ルイス・ギルバート監督
×. 『北村透谷 わが冬の歌』(日)山口清一郎監督

1978年
1. 『ミッドナイト・エクスプレス』 Midnight Express (米)アラン・パーカー監督
1. 『グッバイガール』 The Goodbye Girl (米)ハーバード・ロス監督
1. 『家族の肖像』 Gruppo di famiglia in un interno (伊・仏)ルキノ・ヴィスコンティ監督
×. 『喜劇役者たち 九八とゲイブル』(日)瀬川昌治監督

1979年
1. 『イノセント』 L'innocente (伊)ルキノ・ヴィスコンティ監督
2. 『ディア・ハンター』 The Deer Hunter (米)マイケル・チミノ監督
3. 『木靴の樹』 L'albero degli zoccoli (伊・仏)エルマンノ・オルミ監督
×. 『ゾンビ』 Dawn of the Dead (伊)ジョージ・A・ロメロ監督

1980年
1. 『ルードウィヒ 神々の黄昏』 Ludwig (伊)ルキノ・ヴィスコンティ監督
2. 『地獄の黙示録』 Apocalypse Now (米)フランシス・F・コッポラ監督
2. 『アフリカ物語』(日)羽仁進監督
×. 『13日の金曜日』 Friday the 13th (米)ショーン・S・カニンガム監督

1981年
1. 『チャンス』 Being There (米)ハル・アシュビー監督
2. 『普通の人々』 Ordinary People (米)ロバート・レッドフォード監督
2. 『ブリキの太鼓』 Die Blechtrommel (西独)フォルカー・シュレンドルフ監督
2. 『コンペティション』 The Competition (米)ジョエル・オリアンスキー監督
2. 『エレファント・マン』 The Elephant Man (米・英)デヴィッド・リンチ監督
2. 『秋のソナタ』 Höstsonaten (スウェーデン)イングマール・ベルイマン監督
×. 『無力の王』(日)石黒健治監督

1982年
1. 『黄昏』 On Golden Pond (米)マーク・ライデル監督
1. 『炎のランナー』 Chariots of Fire (英)ヒュー・ハドソン監督
1. 『E.T.』 E.T.: The Extra-Terrestrial (米)スティーヴン・スピルバーグ監督
×. 『幻の湖』(日)橋本忍監督

1983年
1. 『ソフィーの選択』 Sophie's Choice (米)アラン・J・パクラ監督
2. 『ラグタイム』 Ragtime (米)ミロス・フォアマン監督
2. 『評決』 The Verdict (米)シドニー・ルメット監督
×. 『だいじょうぶマイ・フレンド』(日)村上龍監督

1984年
1. 『欲望のあいまいな対象』 Cet obscur objet du désir (仏・スペイン)ルイス・ブニュエル監督
2. 『カルメン』 Carmen (スペイン)カルロス・サウラ監督
2. 『コンフィデンス 信頼』 Bizalom (ハンガリー)イシュトヴァン・サボー監督
2. 『ライトスタッフ』 The Right Stuff (米)フィリップ・カウフマン監督
×. 『彩り河』(日)三村晴彦監督

1985年
1. 『エル・スール』 El sur (スペイン)ヴィクトル・エリセ監督
1. 『田舎の日曜日』 Un dimanche à la campagne (仏)ベルトラン・タヴェルニエ監督
3. 『刑事ジョン・ブック 目撃者』 Witness (米)ピーター・ウィアー監督
3. 『カオス・シチリア物語』 Kaos (伊)タヴィアーニ兄弟監督
3. 『キリング・フィールド』 The Killing Fields (英)ローランド・ジョフィ監督
3. 『女と男の名誉』 Prizzi's Honor (米)ジョン・ヒューストン監督
×. 『プリンス パープル・レイン』 Purple Rain (米)アルバート・マグノーリ監督

1986年
1. 『パパは、出張中!』 Otac na službenom putu / Отац на службеном путу (ユーゴスラビア)エミール・クストリッツァ監督
2. 『愛と哀しみの果て』 Out of Africa (米)シドニー・ポラック監督
2. 『ラウンド・ミッドナイト』 'Round Midnight (仏・米)ベルトラン・タヴェルニエ監督
×. 『そろばんずく』(日)森田芳光監督

1987年
1. 『眺めのいい部屋』 A Room with a View (英)ジェームズ・アイヴォリー監督
2. 『ハンナとその姉妹』 Hannah and Her Sisters (米)ウディ・アレン監督
2. 『オフィシャル・ストーリー』 La historia oficial (アルゼンチン)ルイス・プエンソ監督
2. 『プラトーン』 Platoon (米)オリバー・ストーン監督
2. 『アンタッチャブル』 The Untouchables (米)ブライアン・デ・パルマ監督
2. 『グッドモーニング・バビロン!』 Good Morning, Babylon (伊)タヴィアーニ兄弟監督
×. 『ノー・マーシイ 非情の愛』 No Mercy (米)リチャード・ピアース監督
×. 『肉体の悪魔』 Diavolo in corpo (伊・仏)マルコ・ベロッキオ監督

1988年
1. 『黒い瞳』 Oci ciornie (伊)ニキータ・ミハルコフ監督
2. 『マルサの女2』(日)伊丹十三監督
2. 『メロ』 Mélo (仏)アラン・レネ監督
2. 『ラストエンペラー』 The Last Emperor (伊・英・中)ベルナルド・ベルトルッチ監督
2. 『ザ・デッド 「ダブリン市民」より』 The Dead (米)ジョン・ヒューストン監督
2. 『遠い夜明け』 Cry Freedom (英)リチャード・アッテンボロー監督
2. 『ブロードキャスト・ニュース』 Broadcast News (米)ジェームズ・L・ブルックス監督
×. 『レボリューション めぐり逢い』 Revolution (英)ヒュー・ハドソン監督

1989年
1. 『ダイ・ハード』 Die Hard (米)ジョン・マクティアナン監督
2. 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』 Mitt liv som hund (スウェーデン)ラッセ・ハルストレム監督
2. 『恋人たちの予感』 When Harry Met Sally... (米)ロブ・ライナー監督
×. 『ハリマオ』(日)和田勉監督
×. 『想い出のマルセイユ』 Trois places pour le 26 (仏)ジャック・ドゥミ監督
×. 『ベルナルダ・アルバの家』 La casa de Bernarda Alba (スペイン)マリオ・カムス監督

gooブログの文字数制限のため、ここまで。1990年以降は次回の記事[データ編3]にて。


参照:
「シネマチャート」30年 - Situation Normal - 2008年10月24日の当ブログ記事
週刊文春シネマチャート30年[データ編1] - 評者全員が満点の作品、歴代評者一覧など
週刊文春シネマチャート30年[データ編3] - 各年のベスト3、ワースト1(1990年~2007年)
文藝春秋|雑誌|週刊文春 2008年10月30日号 - 表紙・目次

週刊文春シネマチャート30年[データ編1]

2009-04-28 12:52:08 | 映画 - ベスト
「週刊文春」2008年10月30日号(第五十巻、第四十二号)は創刊2500号の記念特大号でした。この号に9ページにわたる『「シネマチャート」30年、一気読み』という、週刊文春の映画批評コーナー「シネマチャート」のこれまでを振り返る特集がありました。副題は「栄光のベスト3&ワースト1、一挙公開!」。

この号が出たとき、普段の「シネマチャート」についてを中心に当ブログに記事を書きました。あわてて書いたってこともあるけど、その号が発売中だったので30年間の詳細なデータは引用しませんでした。なので、今回はいまさらですが、その補足です。

「評者全員が満点の作品」「歴代評者一覧」「年毎の評者」を以下に書きました。gooブログには文字制限があるので「各年のベスト3、ワースト1」は次回の記事にて。

ところで、全員満点の作品は2000年から急に増えますね。最近だと、公開中のクリント・イーストウッド監督の『グラン・トリノ』 Gran Torino (米)が満点まであと星1つでした。

各評者の好みがわりと近いのか、昔の評者に比べて満点をよく出しているのか……。各評者が各星をどのくらいの割合で出すのか、打率みたいなデータが欲しくなってくる。


【評者全員が満点の作品】
1979年 『イノセント』 L'innocente (伊)ルキノ・ヴィスコンティ監督
1990年 『冬冬の夏休み』 冬冬的假期 (台湾)ホウ・シャオシェン監督
1994年 『スピード』 Speed (米)ヤン・デ・ボン監督
2000年 『愛のコリーダ 2000』(仏・日)大島渚監督
2001年 『トラフィック』 Traffic (米)スティーヴン・ソダーバーグ監督
2003年 『ボウリング・フォー・コロンバイン』 Bowling for Columbine (米)マイケル・ムーア監督
2004年 『シービスケット』 Seabiscuit (米)ゲイリー・ロス監督
2005年 『ミリオンダラー・ベイビー』 Million Dollar Baby (米)クリント・イーストウッド監督


【歴代評者一覧】
  • 林冬子(1977年)
  • 山城新伍(1977年~1980年)
  • 池波正太郎(1977年~1986年)
  • 小森和子(1977年~1986年)
  • 白井佳夫(1977年~1986年)
  • H・E・プリングスハイム(1977年~1986年)
  • 渡辺淳(1977年~1986年)
  • 田中小実昌(1977年~2000年)
  • 品田雄吉(1977年~現在)
  • 林家木久蔵(1980年~1986年)
  • ドウス昌代(1987年)
  • 永沢まこと(1987年~1988年)
  • 宮本美智子(1987年~1988年)
  • 永千絵(1987年~1990年)
  • キース・ホールマン(1987年~1990年)
  • 宇田川幸広(1988年)
  • 立川談志(1988年~1990年)
  • 芝山幹郎(1988年~現在)
  • 安西水丸(1990年~1991年)
  • 赤瀬川隼(1990年~1994年)
  • 中野翠(1990年~現在)
  • おすぎ(1992年~現在)
  • 高見恭子(1994年)
  • 桐野夏生(1994年~1996年)
  • 清水ミチコ(1996年~1997年)
  • 姫野カオルコ(1997年)
  • 斉藤綾子(1997年~現在)

【年毎の評者】
  • 1977年 - 林冬子、山城新伍、池波正太郎、小森和子、白井佳夫、H・E・プリングスハイム、渡辺淳、田中小実昌、品田雄吉
  • 1978~1979年 - 山城新伍、池波正太郎、小森和子、白井佳夫、H・E・プリングスハイム、渡辺淳、田中小実昌、品田雄吉
  • 1980年 - 山城新伍、池波正太郎、小森和子、白井佳夫、H・E・プリングスハイム、渡辺淳、田中小実昌、品田雄吉、林家木久蔵
  • 1981~1986年 - 池波正太郎、小森和子、白井佳夫、H・E・プリングスハイム、渡辺淳、田中小実昌、品田雄吉、林家木久蔵
  • 1987年 - 田中小実昌、品田雄吉、ドウス昌代、永沢まこと、宮本美智子、永千絵、キース・ホールマン
  • 1988年 - 田中小実昌、品田雄吉、永沢まこと、宮本美智子、永千絵、キース・ホールマン、宇田川幸広、立川談志、芝山幹郎
  • 1989年 - 田中小実昌、品田雄吉、永千絵、キース・ホールマン、立川談志、芝山幹郎
  • 1990年 - 田中小実昌、品田雄吉、永千絵、キース・ホールマン、立川談志、芝山幹郎、安西水丸、赤瀬川隼、中野翠
  • 1991年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、安西水丸、赤瀬川隼、中野翠
  • 1992~1993年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、赤瀬川隼、中野翠、おすぎ
  • 1994年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、赤瀬川隼、中野翠、おすぎ、高見恭子、桐野夏生
  • 1995年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、中野翠、おすぎ、桐野夏生
  • 1996年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、中野翠、おすぎ、桐野夏生、清水ミチコ
  • 1997年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、中野翠、おすぎ、清水ミチコ、姫野カオルコ、斉藤綾子
  • 1998~2000年 - 田中小実昌、品田雄吉、芝山幹郎、中野翠、おすぎ、斉藤綾子
  • 2001年~2009年現在 - 品田雄吉、芝山幹郎、中野翠、おすぎ、斉藤綾子

参照:
「シネマチャート」30年 - Situation Normal - 2008年10月24日の当ブログ記事
週刊文春シネマチャート30年[データ編2] - 各年のベスト3、ワースト1(1977年~1989年)
週刊文春シネマチャート30年[データ編3] - 各年のベスト3、ワースト1(1990年~2007年)
文藝春秋|雑誌|週刊文春 2008年10月30日号 - 表紙・目次