Situation Normal

忘れないように……

2009年4月4日(土)公開

2009-04-02 13:00:36 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ザ・バンク 堕ちた巨像 "The International"(米) - 丸の内ピカデリー1系 walkerplus
  • チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 "Charlie Bartlett"(米) - 銀座シネパトス、渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り walkerplus
  • ロード・トゥ・ルーベ "Road to Roubaix"(米) - 渋谷アップリンク・ファクトリー walkerplus
  • トワイライト 初恋 "Twilight"(米) - 渋谷HUMAXシネマ、新宿ピカデリー、吉祥寺セントラルテアトルダイヤ walkerplus
  • ストレンジャーズ 戦慄の訪問者 "The Strangers"(米) - シアターN渋谷、新宿ミラノ walkerplus
  • 太陽のかけら "Déficit"(メキシコ) - 新宿バルト9 walkerplus
  • エンプレス 運命の戦い "江山美人 / An Empress and the Warriors"(中・香) - シネマート六本木 walkerplus

『ザ・バンク 堕ちた巨像』は、トム・ティクヴァ監督最新作。国際的なメガバンクの違法行為をクライブ・オーウェン演じる捜査官が追う。

『ロード・トゥ・ルーベ』は、毎年4月に行われる自転車のロードレース「パリ~ルーベ」(ウィキペディアの記事)の2007年のレースを追ったドキュメンタリー。“クラシックの女王”とも呼ばれる伝統あるレースだが、パヴェと呼ばれる石畳を走る過酷さから“北の地獄”の異名も持ち、毎年選手達が泥まみれでペダルを踏む姿は圧巻。4月19日(日)までの2週間限定公開。

『ストレンジャーズ 戦慄の訪問者』は、リブ・タイラー主演のホラー映画。オーストラリア映画 The Black Balloon (2008) で映画デビューした、スーパーモデルのジェマ・ウォード (Gemma Ward) も出演している。

『太陽のかけら』は、俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの初監督映画。

『エンプレス 運命の戦い』は、中国戦国時代に王位継承者となった王女をめぐる物語。出演はドニー・イェン、ケリー・チャン、レオン・ライ。


2009年4月4日(土)公開映画 minipara

2009年3月27日(金)、28日(土)公開

2009-03-31 10:00:01 | 観たい映画
週末公開の映画で観たいもの

3月27日(金)公開

3月28日(土)公開
  • フロスト×ニクソン "Frost/Nixon"(米) - 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • ウォッチメン "Watchmen"(米) - 丸の内ルーブル系 walkerplus
  • いとしい人 "Then She Found Me"(米) - 恵比寿ガーデンシネマ、角川シネマ新宿 walkerplus
  • 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿(日) - 丸の内TOEI2系 他 walkerplus
  • ナットのスペースアドベンチャー3D "Fly Me to the Moon"(ベルギー) - 新宿バルト9、Tジョイ大泉 walkerplus(吹替)
  • 冬の兵士 良心の告発(日) - シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) 公式サイト walkerplus
  • メイプルソープとコレクター "Black White + Gray: A Portrait of Sam Wagstaff and Robert Mapplet"(米・スイス) - 渋谷ライズX walkerplus

3月28日(土)~4月12日(日)
  • 第23回高崎映画祭 - 公式サイト 於:高崎シティギャラリー、群馬音楽センター、シネマテークたかさき

他に気になる公開作は『マリア・カラスの真実』 "Callas Assoluta"(仏) walkerplus、『雨が舞う 金瓜石残照』(日) walkerplus、『遭難フリーター』(日) walkerplus、『初恋 夏の記憶』(日) walkerplus、『ご縁玉 パリから大分へ』(日) walkerplus、『女子女子 over8』(日) walkerplus など。

『フロスト×ニクソン』は、第81回(2008年度)アカデミー賞にて作品・監督・主演男優・脚色・編集の5部門でノミネートされた。テレビ司会者フロストによるニクソン元大統領への単独インタビューの模様を描いている。ちなみに、ウォーターゲート事件の発端となったウォーターゲート・ビルへの不法侵入発覚が1972年6月、ニクソン大統領の辞任が1974年8月で、このインタビューは1977年に行われた。

『ウォッチメン』は、1986~1987年に書かれたグラフィック・ノベル(アメコミ)の実写映画化。ニクソン大統領が辞任せず、冷戦が最高潮に達したという設定の1985年が舞台。

『いとしい人』は、アカデミー賞女優ヘレン・ハントの初監督長編。

『ナットのスペースアドベンチャー3D』は、3D上映の吹替え版のみで、字幕版はないようです(3Dの上映方式についてはこちら)。

『初恋 夏の記憶』は、ツルゲーネフの『初恋』(1860年)の映画化らしい。


2009年3月27日(金)、28日(土)公開映画 minipara

2009年3月7日(土)公開

2009-03-06 17:00:01 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ダウト あるカトリック学校で "Doubt"(米) - 日比谷シャンテ シネ、渋谷Bunkamuraル・シネマ walkerplus
  • 花の生涯 梅蘭芳(メイ ランファン) "梅蘭芳 / Forever Enthralled"(中) - 新宿ピカデリー walkerplus
  • U2 3D "U2 3D"(米) - 新宿バルト9、Tジョイ大泉 他 walkerplus
  • インストーラー "Chrysalis"(仏) - 渋谷シネクイント walkerplus
  • パッセンジャーズ "Passengers"(米) - 日比谷みゆき座系 walkerplus
  • ジェネラル・ルージュの凱旋(日) - 有楽座系 walkerplus
  • ゼラチンシルバーLOVE(日) - 銀座テアトルシネマ、東京都写真美術館(恵比寿)、新宿武蔵野館 walkerplus

他に気になるのは『長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語』 "秉愛 / Bingai"(中) walkerplus、『ヤッターマン』(日) walkerplus など。

『ダウト あるカトリック学校で』は、第81回(2008年度)アカデミー賞にて主演女優・助演男優・助演女優・脚色賞にノミネートされた。

『花の生涯 梅蘭芳』は、『さらば、わが愛 覇王別姫』 walkerplus のチェン・カイコー監督による実在の京劇俳優・梅蘭芳の生涯を描いた作品。先月行われた第59回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。

『U2 3D』は、アイルランド出身のバンドU2の南米でのVertigoツアーを3D映像に納めたもの(Vertigoは2004年のアルバム「How to Dismantle an Atomic Bomb」のファースト・シングル)。2007年の第60回カンヌ国際映画祭にて上映された。日本公開はないのかと諦めてたところ、ニュー・アルバム「No Line on the Horizon」のリリースに合わせての日本公開となった。字幕なしでの上映のようです。(サントリーミュージアムはIMAX 3Dにて上映、他の劇場の3D上映方式についてはこちら)。

『インストーラー』は、2025年のパリを舞台にした映画。サイバーパンクものだろうか。主演のアルベール・デュポンテルは『地上5センチの恋心』、『モンテーニュ通りのカフェ』、『PARIS』、『いのちの戦場 アルジェリア1959』とこの1年の間に出演作が5本も日本公開されている。

あと、今週末はフランス映画祭の団長を務めるジュリエット・ビノシュが来日するが、『PARIS』 walkerplus が都内では3月6日(金)で上映終了なのはもったいない。

最後に、3月7日(土)から1~2週間ほど『つみきのいえ』(公式ページ)が第81回(2008年度)アカデミー賞の短編アニメーション賞受賞を記念して凱旋上映される。併映作は昨年10月4日の劇場公開時と同じだが、料金は500円から1000円に上がっている。なお、海外で色々受賞したナレーションなしバージョンでの上映となる劇場も今回はあるのは嬉しい(詳細)。


2009年3月7日(土)公開映画 minipara

2009年2月28日(土)公開

2009-02-25 12:57:31 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • オーストラリア "Australia"(米・豪) - 日比谷スカラ座系 walkerplus
  • いのちの戦場 アルジェリア1959 "L'Ennemi intime / Intimate Enemies"(仏) - 渋谷シアターTSUTAYA、新宿武蔵野館 walkerplus
  • ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー "Street Fighter: The Legend of Chun-Li"(米) - 新宿ミラノ2、渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り 他 walkerplus 〃(吹替)

2月28日(土)~3月20日(金)

他に気になる今週公開作は『罪とか罰とか』(日) walkerplus、『カフーを待ちわびて』(日) walkerplus

『いのちの戦場 アルジェリア1959』は、『スズメバチ』 Nid de guêpes (2002) 、『ホステージ』 Hostage (2005) のフローラン・シリ監督作。北アフリカのアルジェリアのフランス領からの独立戦争が舞台の映画。

日曜は3月1日で映画サービスデーとなるのに公開作が少ないですね。


2009年2月28日(土)公開映画 minipara

2009年2月20日(金)、21日(土)公開

2009-02-20 12:04:22 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

2月20日(金)公開
  • チェンジリング "Changeling"(米) - 日劇3系 walkerplus

2月21日(土)公開
  • ホルテンさんのはじめての冒険 "O' Horten"(ノルウェー) - 渋谷Bunkamuraル・シネマ walkerplus
  • シリアの花嫁 "The Syrian Bride"(イスラエル・仏・独) - 岩波ホール walkerplus
  • ロックンローラ "RocknRolla"(米) - 恵比寿ガーデンシネマ walkerplus
  • 7つの贈り物 "Seven Pounds"(米) - 丸の内ピカデリー他 walkerplus

2月20日(金)~3月1日(日)
  • 第1回恵比寿映像祭 オルタナティヴ・ヴィジョンズ~映像体験の新次元~ - 公式サイト 於:東京都写真美術館(恵比寿)

2月21日(土)~3月1日(日)

他に今週公開で気になるのは『ハルフウェイ』(日) walkerplus、『N43°』(日) walkerplus、『嵐になるまで待って』(日)、『モトリー・クルーのディザスター! アルマゲドン危機一発』 "Disaster!"(米) walkerplus、『小三治』(日) walkerplus など。

『チェンジリング』は、クリント・イーストウッド監督作品で、2008年の第61回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。また、2月22日(日本時間 23日)に授賞式が行われる第81回アカデミー賞にて主演女優(アンジェリーナ・ジョリー)・撮影・美術賞にノミネートされてます。

第81回(2008年度)アカデミー賞授賞式の日本での放送日程は以下の通り。なお、NHK BSで放送の総集編は米ABCが90分に編集したものに、受賞直後のバックステージ・インタビューを幾つか加えたもの。インタビューが行われるプレスルームの模様は、公式サイトで例年ライブ・ストリーミングされてます。
  • 2月23日(月)9:50am~ WOWOW「独占生中継!第81回アカデミー賞授賞式」
  • 2月23日(月)9:00pm~ WOWOW「第81回アカデミー賞授賞式」
  • 3月1日(日)10:20pm~ WOWOW「第81回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」
  • 3月7日(土)9:00pm~ NHK BS2「赤じゅうたんに集うスターたち」
  • 3月7日(土)9:50pm~ NHK BS2「第81回アカデミー賞授賞式 総集編」
  • 3月8日(日)4:00pm~ NHK BShi「第81回アカデミー賞授賞式 総集編」


2009年2月20日(金)、21日(土)公開映画 minipara

2009年2月13日(金)、14日(土)公開

2009-02-13 12:59:35 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

2月13日(金)公開
  • 13日の金曜日 "Friday the 13th"(米) - 銀座シネパトス、新宿ピカデリー walkerplus

2月14日(土)公開
  • ディファイアンス "Defiance"(米) - 日比谷シャンテ シネ、新宿シネマスクエアとうきゅう walkerplus
  • 彼女の名はサビーヌ "Elle s'appelle Sabine"(仏) - 渋谷アップリンクX walkerplus
  • フェイクシティ ある男のルール "Street Kings"(米) - 日比谷みゆき座系 walkerplus
  • ラ・ボエーム "La Bohème"(独・オーストリア) - 新宿テアトルタイムズスクエア walkerplus
  • 三国志 "三國之 見龍卸甲 / Three Kingdoms: Resurrection of the Dragon"(中) - 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • 少年メリケンサック(日) - 東映邦画系 walkerplus
  • ブラッディ・バレンタイン 3D "My Bloody Valentine"(米) - 池袋シネマサンシャイン、新宿バルト9、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他 walkerplus

他に今週公開で気になるのは『ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷』 "Retour à Gorée"(スイス) walkerplus、『ロストガール』(日) walkerplus など。

『13日の金曜日』は、2月13日の金曜日に全世界同時公開。このシリーズは1980年から2001年まで10作が作られ、2003年には『フレディVSジェイソン』が作られた。通算12作目の今回はシリーズ1作目のリメイクとなる。

『ブラッディ・バレンタイン 3D』は、2月14日の聖バレンタインの日に日本公開となる。ホラー映画『血のバレンタイン』 My Bloody Valentine (1981) のリメイク。日本語吹替の3D版のみの上映(3Dの上映方式についてはこちら)。

『ディファイアンス』は、ダニエル・クレイグ主演の第二次大戦下のユダヤ人を描いた映画。第81回(2008年度)アカデミー賞の作曲賞にノミネートされている。

『彼女の名はサビーヌ』は、女優サンドリーヌ・ボネールの初監督作。自閉症の妹サビーヌを追ったドキュメンタリー。2007年の第60回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され、国際批評家連盟賞を受賞した。

『三国志』は、アンディ・ラウ演じる蜀の趙雲が主人公の映画。趙雲は、『レッドクリフ PartI』の冒頭でも描かれた、劉備の息子(赤ん坊)の救出で知られている。

『少年メリケンサック』の題名は、劇中に登場するパンクバンドの名前。「少年ナイフ」から来てるのだろうか?


2009年2月13日(金)、14日(土)公開映画 minipara

2009年2月7日(土)公開

2009-02-06 12:02:55 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ベンジャミン・バトン 数奇な人生 "The Curious Case of Benjamin Button"(米) - 丸の内ピカデリー1系 walkerplus(字幕) 〃(吹替)
  • ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー "High School Musical 3: Senior Year"(米) - 有楽町スバル座、渋谷東急、池袋シネマサンシャイン walkerplus 〃(吹替)
  • 悲夢 "비몽 / Dream"(韓) - ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館 walkerplus
  • ブラッド・ブラザーズ 天堂口 "天堂口 / Blood Brothers"(台・香) - シネマート六本木 walkerplus
  • ザ・クリーナー 消された殺人 "Cleaner"(米) - 銀座シネパトス walkerplus

2月4日(水)~2月15日(日)

他に気になるのは『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』(日) walkerplus、『余命』(日) walkerplus、『ララピポ』(日)、『色彩の記憶』(日) walkerplus など。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、F・スコット・フィッツジェラルドの1921年の短編小説を映画化したもの。第81回(2008年度)アカデミー賞で13部門にノミネートされました(史上最多は14部門)。

『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』は、シリーズ3作目にして初の劇場用映画。前2作はディズニーチャンネル制作のテレビ映画で、サントラは全米で第1作が400万枚、第2作が330万枚を記録した。

「文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門の大賞受賞作『つみきのいえ』は、第81回(2008年度)アカデミー賞にて短編アニメーション賞にノミネートしている。


2009年2月7日(土)公開映画 minipara

2009年1月30日(金)、31日(土)公開

2009-01-29 12:11:29 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

1月30日(金)公開
  • マンマ・ミーア! "Mamma Mia!"(米) - 日劇1系 walkerplus

1月31日(土)公開
  • 天使の眼、野獣の街 "跟蹤 / Eye in the Sky"(香) - 渋谷シネマライズ walkerplus
  • チェ 39歳 別れの手紙 "Che: Part Two"(スペイン・仏・米) - 日劇3系 walkerplus
  • ロルナの祈り "Le silence de Lorna"(ベルギー・仏・伊) - 恵比寿ガーデンシネマ walkerplus
  • シェルブールの雨傘(デジタルリマスター版) "Les Parapluies de Cherbourg"(仏・独) - シネセゾン渋谷 walkerplus
  • ロシュフォールの恋人たち(デジタルリマスター版) "Les Demoiselles de Rochefort"(仏・米) - シネセゾン渋谷 walkerplus
  • キャラメル "سكر بنات / Caramel"(レバノン・仏) - 渋谷ユーロスペース walkerplus
  • シャッフル "Premonition"(米) - 新宿バルト9 walkerplus

2月1日(日)
  • 第30回ヨコハマ映画祭 - 公式サイト 於:横浜・関内ホール

今週公開で他に気になるのは『へばの』(日) walkerplus、『愛のむきだし』(日) walkerplus、『約束の地』(日) walkerplus、『地球のステージ ありがとうの物語』(日) walkerplus、『空とコムローイ タイ、コンティップ村の子どもたち』(日) walkerplus など。

あと『20世紀少年 第2章 最後の希望』(日) walkerplus も公開されますね。最終章は今年秋に公開予定。

『天使の眼、野獣の街』(アイ・イン・ザ・スカイ)は、ジョニー・トー監督作品で脚本を担当してきたヤウ・ナイホイ(游乃海)の初監督作品。第27回(2007年度)香港電影金像奨にて新人俳優・新人監督賞を受賞し、作品・監督・脚本・編集・主演男優・助演女優にノミネートされた。

『チェ 39歳 別れの手紙』は、スティーブン・ソダーバーグ監督によるチェ・ゲバラの伝記映画の後編。ゲバラは1967年に39歳で亡くなっており、その死までを描く。公開中の前編『チェ 28歳の革命』walkerplus は土曜以降も劇場を変えるなどして続映される。

『ロルナの祈り』は、ダルデンヌ兄弟監督作。2008年の第61回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、脚本賞を受賞した。

『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』は、ジャック・ドゥミ監督によるミュージカル映画。『シェルブールの雨傘』は、1964年の第17回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドール(最高賞)を受賞した名作で、45周年記念のデジタルリマスター版公開となる。『ロシュフォールの恋人たち』は、第41回(1968年度)アカデミー賞にてミュージカル映画音楽賞にノミネートされた。

両作とも3月13日(金)まで上映される。なぜかDLPでだが。2月21日(土)から上映回数が変わるので注意。また、1月24日(土)から「ジャック・ドゥミセレクション」をレイトショーにて上映中(詳細)。

『キャラメル』は、2007年のカンヌ国際映画祭にて監督週間に上映された。

日曜は、2月1日で映画サービスデーのため多くの映画館にて割引料金となる。

あと、おとといの記事に書いたが2月3日(火)から日比谷にTOHOシネマズが出現する。


2009年1月30日(金)、31日(土)公開映画 minipara

2009年1月24日(土)公開

2009-01-22 13:59:17 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ジョッキーを夢見る子供たち "Lads & Jockeys"(仏) - 渋谷シアターTSUTAYA walkerplus
  • レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで "Revolutionary Road"(米・英) - 丸の内ピカデリー1系 walkerplus
  • エレジー "Elegy"(米) - 日比谷シャンテ シネ、渋谷Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館 walkerplus
  • 007 慰めの報酬 "Quantum of Solace"(英・米) - 丸の内ルーブル系 walkerplus
  • ダークナイト "The Dark Knight"(米) - 丸の内ピカデリー2 walkerplus

他に、1月24日(土)~2月13日(金)に『ミツバチのささやき』 El espíritu de la colmena (1973) と『エル・スール』 El Sur (1983) が渋谷のユーロスペースにてリバイバル上映されます(詳細)。

今週公開作で他に気になるのは『ベジャール・バレエ・ローザンヌ 80分間世界一周』 "Le tour du monde en 80 minutes"(仏)、『ポチの告白』(日) walkerplus、『誰も守ってくれない』(日) walkerplus、『旅立ち 足寄より』(日) walkerplus、『縁に描く 画家 梶山俊夫』(日) walkerplus など。

『ジョッキーを夢見る子供たち』は、フランス唯一の国立の騎手・厩務員養成学校を捉えたドキュメンタリー映画。

『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』は、ケイト・ウィンスレットが第66回(2008年度)ゴールデングローブ賞にて主演女優賞(ドラマ部門)を受賞した。1962年の全米図書賞の最終候補作『家族の終わりに』(リチャード・イエーツ著)が原作。

『エレジー』は、2008年の第58回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。ペネロペ・クルスは、この映画と『それでも恋するバルセロナ』 Vicky Cristina Barcelona の演技でロサンゼルス映画批評家協会賞の助演女優賞を受賞しました。

『007 慰めの報酬』は鑑賞済み。鑑賞済み作品は昨年は箇条書きから外していましたが、今年から入れてみることにしました。

で、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンド2作目ですが、話は前作『007 カジノ・ロワイヤル』 Casino Royale (2006) walkerplus の直後から始まります。なので、前作をおさらいしておく事をお勧めします。前作は144分もあるのに、今作は106分しかないんですね。次作ではカジノと慰め合わせて250分も復習しとかないと……。

ちなみに、ダニエル・クレイグの次の主演作『ディファイアンス』 Defiance (2008) は2月14日(土)からシャンテ シネ(日比谷)にて公開。チラシとかまだ見かけないけど。

あと、昨夏公開された『ダークナイト』が日米にて今週末から再公開されます。ジョーカーを演じた故ヒース・レジャーは、第66回(2008年度)ゴールデングローブ賞を始め全米の助演男優賞を総なめにしました。まだスクリーンで観てない方は是非この機会に。

先週から『ファニーゲーム』 Funny Games (1997) walkerplus が再び上映されてますね。これは公開中の『ファニーゲームU.S.A.』のオリジナル。どちらも監督はミヒャエル・ハネケ。

本日、1月22日の日本時間で午後10:30から第81回アカデミー賞のノミネーションが発表されます。現地の太平洋標準時だと午前5:30からって、朝早すぎないか。


2009年1月24日(土)公開映画 minipara

シネカノン、上映スケジュールを放置

2009-01-19 15:57:06 | 観たい映画
先週、イギリス映画『BOY A』 Boy A (2007) walkerplus を観ようと渋谷に出かけた。

ところが、映画館「ヒューマントラストシネマ文化村通り」に着いて、エレベーター前のタイムテーブルを見ると『BOY A』がない。どうやら前週の金曜に上映終了していたようだ。

水曜千円で観れる映画館なのに、わざわざ1500円の前売りを買って大いに期待していたというのに。もうそろそろ上映終了しそうだとは思っていたので、ちゃんと映画館のサイトでチェックしていたのに。ショックで、しばし茫然としてしまった。


この映画館はシネカノンが運営しており、以前は「シネ・アミューズ」だったが、昨年12月20日から館名変更して「ヒューマントラストシネマ文化村通り」になっている。

どうやら、館名変更の際にサイトのURLも変更になっていたが、変更前のサイトのスケジュール表を見ていたようだ。とは言っても、映画館のURLが変われば、スケジュール表のページは新しいページにHTTPリダイレクトさせるのが常識的な処置だろう。そのまま放置するなんて考えられない。

さすがに、映画館公式サイトのトップページは、新しいURLにリダイレクトされている。しかし、それで充分だとシネカノンが思いこんだとは呆れてしまう。


『BOY A』が終了したのは1月9日であるが、1月19日時点でもそのページはそのままである。以下をクリックすれば確認できる。
 http://www.cineamuse.co.jp/time_table/index.php
もしくは、
 http://www.cineamuse.co.jp/time_table/index.php?year=2009&month=1&mode=
(ページが削除などされてる場合は、この記事の最後にキャプチャした画像へのリンクを貼ったのでそちらを参照してください)

初めてご覧になる方は「終了日未定」「1/10(土)以降は劇場まで」と書いてあるではないかと思われるだろう。前月のものと比較してもらえば分かるが、作品名や上映時間が書かれた下にある“赤い帯”が上映期間を表しているのである。

よって、「終了日未定」とは「1月31日までは確実に上映しますが、終了日が2月1日以降のいつになるかは未定です」ということであり、「1/10(土)以降は劇場まで」とは「1/10(土)以降の“上映時間”は劇場までお問い合わせください」ということだと理解するのが普通ではなかろうか。


同じ日に「ヒューマントラストシネマ渋谷」に館名変更した映画館「アミューズCQN」のスケジュール表もそのままである。

旧サイトのスケジュール表の更新をやめたのなら、そのページを削除するか、新サイトの新しいスケジュール表に移動するようにすべきである。というか、他の映画館では当然そうしている。

ちなみに、昨年URLが変わった映画館「シャンテ シネ」と「Q-AXシネマ」(現・渋谷シアターTSUTAYA)のスケジュールがあったウェブページを見てみると、削除されている。ほんとは、新しいページに移動するようにして欲しいのになぁ。

 シャンテ シネ(日比谷)の「上映スケジュール/混雑状況」
  http://www.chantercine.com/schedule/index.html
 Q-AXシネマ(渋谷)の「Q-AX シネマ・上映時間」
  http://www.q-ax.com/index.cfm?action=workstime



参照:
シネカノン公式サイト
アミューズCQN/シネアミューズ オフィシャルサイト (このトップページはさすがに新URLに移動する)
アミューズCQN/シネアミューズ オフィシャルサイト/ TIMETABLE
ヒューマントラストシネマ渋谷・文化村通り

シネ・アミューズ イースト/ウエスト - 港町キネマ通り(取材:2000年10月)
シネ・アミューズとアミューズCQNの館名変更についてのプレスリリース - PDFファイル(2008年11月4日)

【画像】シネ・アミューズ 2009年1月のスケジュール
【画像】シネ・アミューズ 2008年12月のスケジュール

2009年1月16日(金)、17日(土)公開

2009-01-14 18:02:01 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

1月16日(金)公開
  • ザ・ムーン "In the Shadow of the Moon"(英) - TOHOシネマズ六本木ヒルズ walkerplus

1月17日(土)公開
  • 我が至上の愛 アストレとセラドン "Les Amours d'Astrée et de Céladon / Romance of Astree and Celadon"(仏・伊・スペイン) - 銀座テアトルシネマ walkerplus
  • 戦場のレクイエム "集結號 / Assembly"(中) - 日比谷シャンテシネ、渋谷シネ アミューズ walkerplus
  • 大阪ハムレット(日) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • 劇場版 カンナさん大成功です!(日) - 渋谷東急、新宿ミラノ walkerplus

1月17日(土)~1月18日(日)
  • アムネスティ・フィルム・フェスティバル(第2回) - 公式サイト 於:ヤクルトホール(新橋)

1月17日(土)~1月21日(水)
  • 日仏交流150周年記念 フランス映画の秘宝2009 - 詳細 於:川崎市アートセンター アルテリオ映像館

今週公開で他に気になるのは、『ラーメンガール』 "The Ramen Girl"(日・米) walkerplus、『ワンダーラスト』 "Filth and Wisdom"(英) walkerplus、『感染列島』(日) walkerplus、『ヘルライド』 "Hell Ride"(米) walkerplus など。

また、2001年に劇場公開された映画『ハロー ヘミングウェイ』 Hello Hemingway (1990) walkerplus公式ページ)が再び上映されます。キューバ革命前夜のハバナを舞台にした作品なので、“チェ”二部作の公開にちなんででしょう。

『我が至上の愛 アストレとセラドン』は、エリック・ロメール監督待望の最新作。日本での劇場公開作は2002年末公開の『グレースと公爵』 L'Anglaise et le Duc (2001) 以来。エリック・ロメールは今作で引退を表明しています。

「フランス映画の秘宝2009」は、2008年9月に行われた「フランス映画の秘宝」上映作のうち5作を上映する。その中にはエリック・ロメール監督の劇場未公開作『三重スパイ』 Triple agent (2004) も。また、2月7日(土)~2月22日(日)には「フランス名作シネマ~アキムコレクションより~」(詳細)が行われます。

『大阪ハムレット』『劇場版 カンナさん大成功です!』『プライド』 walkerplus と、漫画を実写化した邦画が3本並びました。「カンナさん」は2006年に韓国でも映画化され、日本でも劇場公開されてます。

『ラーメンガール』は、日本でラーメン修行に励むアメリカ人女性を描いたアメリカ人監督による映画。ブリタニー・マーフィと西田敏行が共演している画は不思議としかいいようがない。IMDbのユーザー票(10点満点)では10点と1点とに分かれ、現在は3.7点(ただし35票しか入ってないので何とも言えない)。週刊新潮をみたら編集部評では100点満点で78点となっていた。

『ワンダーラスト』は、マドンナの監督デビュー作。共同脚本もこなしてます。

「アムネスティ・フィルム・フェスティバル」は、人権をテーマにした良質の映画を上映するもの。2007年に第1回が催された。今回は『プロミス』『サルバドールの朝』『ヴィットリオ広場のオーケストラ』など9本が上映される。

「幻視の美学・松本俊夫映画回顧展」(公式サイト)が、1月17日(土)~2月27日(金)に渋谷のシアター・イメージフォーラムにて行われます。『薔薇の葬列』公開40周年を記念しての回顧展です。

1月17日(土)、18日(日)には『007 慰めの報酬』 "Quantum of Solace" walkerplus の先行上映が行われます。前作『007 カジノ・ロワイヤル』 Casino Royale (2006) walkerplus から新たに仕切り直されたジェームズ・ボンド シリーズの2作目。脚本家チームは前作と同じ。敵役がマチュー・アマルリックというのがファンには嬉しいです。


2009年1月16日(金)、17日(土)公開映画 minipara

2009年1月9日(金)、10日(土)公開

2009-01-08 15:58:13 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

1月9日(金)公開
  • ヘルボーイ ゴールデン・アーミー "Hellboy II: The Golden Army"(米) - 池袋シネマロサ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ walkerplus

1月10日(土)公開
  • チェ 28歳の革命 "Che: Part One"(スペイン・仏・米) - 日劇3系 walkerplus
  • きつねと私の12か月 "Le Renard et L'enfant"(仏) - 丸の内ピカデリー、恵比寿ガーデンシネマ、新宿ピカデリー walkerplus
  • クローンは故郷をめざす(日) - シネカノン有楽町1丁目 walkerplus
  • ミーアキャット "The Meerkats"(英) - 日比谷みゆき座 walkerplus(字幕) 〃(吹替)

他に気になる公開作は『サーチャーズ2.0』 "Searchers 2.0"(米) walkerplus、『禅 ZEN』(日) walkerplus、『パラレル』(日) walkerplus、『ディザスター・ムービー! おバカは地球を救う』 "Disaster Movie"(米) walkerplus など。

『チェ 28歳の革命』は、スティーブン・ソダーバーグ監督によるチェ・ゲバラの伝記映画の前編。後編となる『チェ 39歳 別れの手紙』 Che: Part Two (walkerplus) は三週間後の1月31日(土)公開。前編がThe Argentine(アルゼンチン)、後編がGuerrilla(ゲリラ)という原題表記もみかけます。前後編ともゲバラを演じるのはベニチオ・デル・トロ。2008年の第61回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、男優賞を受賞した。

ちなみに、ゲバラの南米旅行を描いた映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』 Diarios de motocicleta (2004) walkerplus では23歳なので、その5年後あたりということになる。

また、2002年に公開されたドキュメンタリー映画『チェ・ゲバラ -人々のために-』 Che - Un hombre de este mundo / Che, a Man of This World (1999) walkerplus公式ページ)も再び上映されますね。

『きつねと私の12か月』では、松竹メジャーチェーンの丸の内ピカデリー系と、単館系ミニシアターの恵比寿ガーデンシネマとで公開される。近年、複数のミニシアターが組んでの公開が増え、文字通りの単館上映が減ってきたが、このような組み方はとても珍しい。

『ディザスター・ムービー! おバカは地球を救う』は、The Internet Movie Database (IMDb) のユーザー票で2万票以上も集めて現在1.4点。これはIMDbに載ってる全映画の中で下から2番目である(最下位の映画も1.4点)。こんな作品が日本で劇場公開されることはまたとないので、この機会にぜひスクリーンで。(参照:IMDb Bottom 100Disaster Movie (2008) - User ratings) 《追記》1月14日にIMDbを見ると1.5点で最下位になってました。


2008年1月9日(金)、10日(土)公開映画 minipara

2008年12月23日~2009年1月3日公開

2008-12-24 12:15:59 | 観たい映画
今週・来週公開の映画で観たいもの

12月23日(火・祝)公開
  • The ショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった(日) - 有楽町スバル座 walkerplus

12月26日(金)公開
  • ミラーズ "Mirrors"(米) - 有楽座系 walkerplus

12月27日(土)公開
  • そして、私たちは愛に帰る "Auf der anderen Seite"(独・トルコ) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • アンダーカヴァー "We Own the Night"(米) - 渋谷東急、新宿ミラノ他 walkerplus
  • その男ヴァン・ダム "JCVD"(ベルギー・ルクセングルグ・仏) - 渋谷シネマライズ walkerplus

1月1日(木)
  • ピューと吹く!ジャガー いま、吹きにゆきます(日) - TOHOシネマズ六本木ヒルズ walkerplus

1月3日(土)公開
  • 里山っ子たち(日) - ポレポレ東中野
  • Little Challengers 小さな挑戦者たち(日) - ポレポレ東中野

1月2日(金)~1月12日(月・祝)
  • ニューイヤー!オペレッタ シネマ・フェスティバル - 詳細 於:東京都写真美術館(恵比寿) 1階ホール

『みんな、はじめはコドモだった』は、短編オムニバス映画。大阪の朝日放送の新社屋完成記念に製作され上映されたものが、劇場公開されることになった。

『ミラーズ』は、韓国映画『Mirror 鏡の中』 "거울 속으로 / Into the Mirror" (2003) のリメイク。オリジナルは『オールドボーイ』のユ・ジテ主演で、日本ではビデオスルー。ハリウッド版のアレクサンドル・アジャ監督はリメイクではないと言っており、原案ということだろうか。先月公開の“鏡ものホラー”『ブロークン』walkerplus はイマイチだったが、予告編を見る限りよく似ている本作はどうか……

『そして、私たちは愛に帰る』は、2007年の第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、脚本賞を受賞した。

『アンダーカヴァー』も、2007年の第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。

『ピューと吹く!ジャガー』は実写映画が今年公開されたが、2009年1月公開の「いま、吹きにゆきます」は蛙男商会によるFlashアニメの映画版。

1月2日(金)~1月23日(金)に「お正月だよ!ミュージカル特集!!」が渋谷のBunkamuraル・シネマで行われます。上映作品は『オペラ座の怪人』(2004年)、『シカゴ』、『ドリームガールズ』、『ヘアスプレー』、『オール・ザット・ジャズ』(1979年)、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の6作。Bunkamuraの20周年記念特別企画、「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」公開記念特別上映だそうです(詳細)。

また、12月23日(火・祝)からディズニー・トゥーン・スタジオの『ティンカー・ベル』 "Tinker Bell"(米) walkerplus(字幕) 〃(吹替) が公開中。ディズニー・アニメの続編ばかり製作し続け批判を受けてきたディズニー・トゥーンだが、方向転換が決まり『ティンカー・ベル』は製作中止となったはず(参照:eiga.comニュース)。しかし、アメリカでは劇場未公開でビデオリリースされ、日本では劇場公開されることに。なお、3本の続編が2009年秋、2010年夏、2011年冬に出る予定。

渋谷公園通りの映画館「渋谷シネマGAGA!」が、12月23日(火・祝)から「渋谷HUMAXシネマ」に館名変更された。映画会社ギャガが業務縮小の一環で映画館を手放し、ヒューマックスシネマに返したと思われる(参照:ハリウッドチャンネル)。

この映画館は以前は1992年開館の「渋谷ジョイシネマ」で、ヒューマックスシネマが経営し、松竹系だったが2001年2月から東宝系になった(参照:港町キネマ通り)。その後、ギャガ・コミュニケーションズが番組編成権を取得して改装し、2006年3月11日から館名がシネマGAGA!となっていた(参照:シブヤ経済新聞MovieWalker レポート)。

シネマGAGA!になってから、スタッフの人数が余るほど増え、1階に窓口ができ、全席指定席になり(以前は全席自由席で、自販機にて販売)、全席革張りになって上映中キュッキュと音が鳴っていた。これらは元に戻ったろうか……


2008年12月23日(火・祝)公開映画 minipara
2008年12月26日(金)、27日(土)、2009年1月1日(木)、3日(土)公開映画 minipara

2008年12月19日(金)、20日(土)公開

2008-12-16 15:54:26 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

12月19日(金)公開

12月20日(土)公開
  • 英国王給仕人に乾杯! "Obsluhoval jsem anglického krále / I Served the King of England"(チェコ・スロヴァキア) - 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • ワールド・オブ・ライズ "Body of Lies"(米) - 丸の内ピカデリー1系 walkerplus
  • アラビアのロレンス(完全版ニュープリント) "Lawrence of Arabia"(英) - 新宿テアトルタイムズスクエア walkerplus
  • 懺悔 "მონანიება(Monanieba) / Repentance"(ソ連) - 岩波ホール walkerplus
  • 永遠のこどもたち "El Orfanato"(スペイン) - シネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQN walkerplus
  • ラースと、その彼女 "Lars and the Real Girl"(米) - 渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋 walkerplus
  • チェチェンへ アレクサンドラの旅 "Александра / Alexandra"(露・仏) - 渋谷ユーロスペース walkerplus
  • K-20 怪人二十面相・伝(日) - 日劇2系 walkerplus
  • 反恋愛主義 "Csak szex és más semmi / Just Sex and Nothing Else"(ハンガリー) - 渋谷ユーロスペース walkerplus
  • ファニーゲームU.S.A. "Funny Games U.S."(米・英・仏・オーストリア・独) - 渋谷シネマライズ walkerplus
  • マルセイユの決着(おとしまえ) "Le Deuxième Souffle"(仏) - シアターN渋谷 walkerplus
  • 女バス "The Heart of the Game"(米) - 渋谷シアターTSUTAYA walkerplus
  • 動物農場 "Animal Farm"(英) - 渋谷シネマ・アンジェリカ walkerplus
  • チェコ人形アニメの巨匠たち "Zlatý věk České loutková animace"(チェコ) - 渋谷ユーロスペース walkerplus
  • 無ケーカクの命中男 ノックトアップ "Knocked Up"(米) - 新宿ミラノ3 walkerplus
  • 寝取られ男のラブ♂バカンス "Forgetting Sarah Marshall"(米) - 新宿ミラノ3 walkerplus
  • M "M"(韓) - シネマート六本木 walkerplus

12月20日(土)~12月31日(金)
  • さよならコマ東宝 ファンが選ぶ、想い出の東宝名作映画フェア - 詳細 於:新宿コマ東宝

12月20日(土)~1月23日(金)

『Paris(パリ)』 "Paris"(仏) walkerplus は、映画祭で鑑賞済み。『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ監督最新作。これまでと違いコメディ色の薄い群像劇。好きな作品です。

他の公開作で気になるのは『セックス・ピストルズ 勝手にやったぜ!』 "The Sex Pistols/There'll Always Be An England"(英) walkerplus、『URINARA(祖国) 母のまなざし、息子の声』(日)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(日) walkerplus、『悪夢探偵2』(日) walkerplus、『GOTH』(日) walkerplus など。

『地球が静止する日』は、ロバート・ワイズ監督の名作『地球の静止する日』 The Day the Earth Stood Still (1951) のリメイク。原題は同じだが、邦題は微妙に違う。『遊星よりの物体X』 The Thing from Another World (1951) と『遊星からの物体X』 The Thing (1982) みたいな違いですね。金曜公開ですが、全国の映画館で12月18日(木)に前夜祭が行われます。

『アラビアのロレンス(完全版)』は、第35回(1962年度)アカデミー賞にて作品賞を始め7部門を受賞した映画の完全版。完全版のニュープリントは2001年8月18日から2週間公開され、お台場シネマ・メディアージュに観に行きました。途中にインターミッション(休憩)が入ります。

今回のニュープリント版公開は、デビッド・リーン監督生誕100周年、映画音楽誕生100周年、コロンビア・スタジオ創設85周年などの記念らしい。音がデジタル化されSRDになったそうだが、2001年のときドルビーSRだったかSRDだったかは分からず。(完全版についてはここを参照)

『英国王 給仕人に乾杯!』は、イジー・メンツェル監督最新作。2007年の第57回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した。チェコで公開されると、週末(木~日曜の4日間)興行成績にて7週連続1位に。また、第80回(2007年度)アカデミー賞外国語映画賞部門にチェコ代表として出品された。

『懺悔』は、1984年のグルジア映画(当時はソビエト連邦)。1987年の第40回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、審査員特別賞などを受賞した。また、第60回(1987年度)アカデミー賞外国語映画賞部門にソ連代表として出品された。

『永遠のこどもたち』は、スペインで週末興行成績にて6週連続1位となった作品。第22回(2007年度)ゴヤ賞にて14部門にノミネートされ、そのうち7部門にて受賞した。また、第80回(2007年度)アカデミー賞外国語映画賞部門にスペイン代表として出品されている。

『ラースと、その彼女』は、第79回ナショナル・ボード・オブ・レビューにて2007年のトップ10映画に選ばれ、『JUNO/ジュノ』と共に脚本賞を受賞した。また、第80回(2007年度)アカデミー賞の脚本賞にもノミネートされた。

『チェチェンへ アレクサンドラの旅』は、アレクサンドル・ソクーロフ監督作。2007年の第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。

『ファニーゲームU.S.A.』は、ミヒャエル・ハネケ監督によるオーストリア映画『ファニーゲーム』 Funny Games (1997) walkerplus のリメイク。今回のアメリカ版もミヒャエル・ハネケが監督している。オリジナルは、1997年の第50回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、第33回シカゴ国際映画祭では監督賞を受賞し、日本では2001年にレイトショー公開された。

『マルセイユの決着(おとしまえ)』は、アラン・コルノー監督作。ジョゼ・ジョバンニの小説『おとしまえをつけろ』(Amazon.co.jp)の再映画化。以前の映画化にはジャン=ピエール・メルヴィル監督の『ギャング』Le Deuxième Souffle (1966) がある。

『女バス』(ジョバスと読むらしい)は、アメリカのある高校の女子バスケットボール部の7年間を追ったドキュメンタリー映画。邦題は何とかならなかったのだろうか。

『動物農場』は、1954年のイギリスのアニメーション作品。原作はもちろんジョージ・オーウェルの同名小説。

『チェコ人形アニメの巨匠たち』は、ドキュメンタリー映画。チェコ人形アニメの短編『りんごのお姫様』Jablonová panna / The Apple Tree Maiden (1974) と実現せずに終わった長編『ゴーレム』のパイロット版が併映される。

『無ケーカクの命中男 ノックトアップ』と『寝取られ男のラブ♂バカンス』は2本立て。コメディ映画専門のシネマミラノだった新宿ミラノ3にて上映。「男たちの恋愛強化月間!? 笑いと涙の2本立て!!」だそうだ。面白くなさそうな邦題だが、The Internet Movie Database (IMDb) のユーザー票ではそれぞれ7.6点と7.5点と高評価の2本。

新宿歌舞伎町の新宿コマ劇場が年末に閉館するため、その地下にある映画館「新宿コマ東宝」(586席、1956年開館)も12月31日(水)に閉館します。そのため、12月20日(土)から閉館まで「さよならコマ東宝 ファンが選ぶ、想い出の東宝名作映画フェア」が行われます。

日替わりで『雪国』(1957年)、『駅前旅館』、『放浪記』(1962年)、『椿三十郎』(1962年)、『アルプスの若大将』、『ひばりのすべて』、『駅 STATION』、『細雪』(1983年)、『マルサの女』、『踊る大捜査線 THE MOVIE』、『世界の中心で愛をさけぶ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』が上映され、料金は500円均一。コマ東宝には以前よく行きました。懐かしいです。

「フレンチシネマで5週間」では、『かくも長き不在』『地下室のメロディ』が二十数年ぶりに35mmプリントで上映されるそうです。それとは別に、池袋でも新文芸坐8周年記念特集Vol.2として12月20日(土)~12月29日(月)に「香りたつフランス映画への誘い」が行われます。こちらは2本立ての日替り上映で、20作品を上映。

『K-20 怪人二十面相・伝』(ケイ・トゥエンティと読む)は、北村想の小説の映画化。江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズの怪人二十面相を題材にしたもの。北村想版の小説には「サーカスの怪人」と「青銅の魔人」があり、どちらも江戸川乱歩版に同じ題のものがある。さらに、別著者による映画のノベライゼーションも小学館文庫から出ているので間違えないように。

・北村想版「サーカスの怪人」
『怪人二十面相・伝』(1989年 新潮社)Amazon.co.jp
『怪人二十面相・伝』(1995年 ハヤカワ文庫JA)Amazon.co.jp
怪人二十面相・伝』(2008年 小学館文庫)Amazon.co.jp

・北村想版「青銅の魔人」
『青銅の魔人 怪人二十面相・伝』(1991年 新潮社)Amazon.co.jp
怪人二十面相・伝 PART2』(2008年 小学館文庫)Amazon.co.jp

・北村想版「サーカスの怪人」「青銅の魔人」の合冊
怪人二十面相・伝 完全版』(2002年 出版芸術社 「ふしぎ文学館」シリーズ)Amazon.co.jp

12月20日(土)より、渋谷の映画館「シネ・アミューズ」と「アミューズCQN」は、館名を「ヒューマントラストシネマ文化村通り」と「ヒューマントラストシネマ渋谷」に改める。これは運営会社のシネカノンからヒューマントラストがネーミングライツ(命名権)を取得したため(館名変更に関するお知らせ)。


2008年12月19日(金)、20日(土)、23日(火)公開映画 minipara

2008年12月13日(土)公開

2008-12-11 14:00:03 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • 厳重に監視された列車 "Ostře sledované vlaky / Closely Watched Trains (Closely Observed Trains)"(チェコスロバキア) - 日比谷シャンテ シネ
  • アラトリステ "Alatriste"(スペイン) - 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • ブロークン・イングリッシュ "Broken English"(米・日・仏) - 銀座テアトルシネマ、恵比寿ガーデンシネマ walkerplus
  • 空へ 救いの翼 RESCUE WINGS(日) - シネカノン有楽町2丁目、渋谷アミューズCQN、角川シネマ新宿 walkerplus

12月13日(土)~12月19日(金)

12月13日(土)~12月28日(日)

12月13日(土)~12月29日(月)

他の公開作で気になるのは、『TOKYO JOE マフィアを売った男』(日) walkerplus、『破片のきらめき 心の杖として鏡として』(日) walkerplus、『virtual drug ALTOVISION』(日) 渋谷ユーロスペース、『大丈夫であるように Cocco 終らない旅』(日) walkerplus など。

『厳重に監視された列車』は1966年のチェコスロバキア映画で、第40回(1967年度)アカデミー賞の外国語映画賞受賞作。12月20日公開のイジー・メンツェル監督作『英国王 給仕人に乾杯!』を記念した「メンツェル映画祭」(公式ページ)の第二弾。一週間限定の上映となる。日本では「チェコ映画週間」などで上映されたことがあり、NHK-BS2にて『運命を乗せた列車』の題で放映されたこともあるらしい。

『空へ 救いの翼』は、救難ヘリの新人女性パイロットの活躍を描いた実写映画。原作は漫画『航空自衛隊小松基地救難隊 レスキューウイングス』(連載当初の2002年~2003年の題は『レスキューエンジェル』、作品紹介)。2006年には『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』の題でテレビアニメ化され、小川一水による小説版『ファイナルシーカー』もある。

「桜映画社特集」は、1月3日公開の『里山っ子たち』とその続編『Little Challengers 小さな挑戦者たち』を記念したもの。桜映画社は1955年に設立され、文化映画・教育映画・科学映画を中心に制作し、数々の賞を受賞している。今回の特集では88作品が上映される。

12月20日(土)公開のアニメ『劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』 walkerplus の先行上映が12月13日(土)・14日(日)に行われる。日本のアニメ作品の先行上映は珍しく、たぶん初めてなのでは。

先行上映が18歳未満も入場できる時刻に行われるようになったのは2001年頃からで、それ以降もアニメ作品の先行上映となると、ピクサーの『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』以外には、『ザ・シンプソンズ MOVIE』ぐらいしかなかったように思う。

今年で3回目となる「朝までツール・ド・フランス!2008 in TOHOシネマズ六本木ヒルズ」(詳細)が、12月13日(土)深夜に行われる。1回目はチケットが完売したため、2回目からはスクリーン7(644席)となり、今回はさらに土曜日開催となった。今年は『サイエンス・オブ・ランス・アームストロング』 The Science of Lance Armstrong (2005) が上映される。


2008年12月13日(土)公開映画 minipara