動画投稿サイト YouTube には、動画にテキストを加えるアノテーション機能があります。動画の右下に漫画の吹き出しのようなマークのボタンがあれば、アノテーション入りの動画です。アノテーション機能がオンになっていると吹き出しが赤色に、オフならば灰色になってます。
ブログなどに YouTube の動画を埋め込むとき、アノテーション入りの動画だと、アノテーションをオフにして埋め込みたい事があります。そんなときは、YouTube 動画の埋め込みコードで指定しているURLに、パラメータ iv_load_policy の値を 3 に指定するよう書き加えればよいようです。
パラメータ(もしくは最後を伸ばして「パラメーター」)とは、プログラムで用いる仮引数のことで、変数として扱います。って、こういう表現で正しいのか私にも分かりませんけど……例えば、Google の検索結果ページの URL が
だった場合、これは www.google.co.jp/search にあるプログラムに「 hl 」とか「 q 」という欄が用意されていて、空欄になっていた「 hl 」欄には「 ja 」を、「 q 」欄には「 ABCD 」を入れて、プログラムを動かした結果を表示していると考えてください。
この「 hl 」と「 q 」がパラメータです。URL の最後の「 / 」以降にある「 ? 」の右側が、パラメーターの値を指定する命令です。「パラメータの名前 = パラメータに入れる値」となります。複数のパラメータを指定する場合は「 & 」でつなげば、幾つでも指定できます。
ちなみに、Google の URL の「 hl=ja 」はページの言語を日本語に指定しています。「 hl=en 」にすると Google.co.jp なのに英語のページになりますし、「 hl=fr 」にするとフランス語になります。「 q 」は検索語を指定するパラメータで、「 q=ABCD 」だと「 ABCD を検索」ということになります。
アノテーション機能をオフにする話に戻しましょう。
埋め込みコードの中に「 http://www.youtube.com/... 」で始まる URL があると思います。この URL内に「 ? 」がない場合は、パラメータの指定がまだ入っていないので、「 ?iv_load_policy=3 」を加えましょう。URL 内に「 ? 」があれば、すでに何らかのパラメータの指定が入ってるので、そこに「 &iv_load_policy=3 」を加えましょう。「 & 」を文字実体参照の「 & 」で表記して「 &iv_load_policy=3 」と書くのもいいでしょう。
YouTube 動画の埋め込みコードは、現在2種類あります。2011年1月(それとも2010年後半?)からの新しい埋め込みコードは「 <iframe... 」で始まり、Flash と HTML5 動画に対応しています。以前の埋め込みコードは「 <object... 」で始まり、Flash の再生にのみ対応しています。Flash に対応していない Apple 社の iPhone や iPad が普及したため、新しい埋め込みコードが登場したのでしょう。
「 <iframe... 」で始まる埋め込みコードでは、デフォルトだと URL にパラメータが指定されていないので、URL の最後に「 ?iv_load_policy=3 」を加えるとアノテーション機能がオフになります。「 <object... 」で始まる埋め込みコードでは、URL でパラメータが指定されているので、そこに「 &iv_load_policy=3 」を加えればいいです。
例えば、
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/abcdefghijk" width="400" height="225" frameborder="0"></iframe>
というHTMLタグなら、以下のようにする。
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/abcdefghijk?iv_load_policy=3" width="400" height="225" frameborder="0"></iframe>
YouTube 動画の埋め込みコードには、全部で17のパラメータが現在用意されています。動画のスタート位置を指定する start などは便利です。詳しくは以下の「YouTube 埋め込みプレーヤーのパラメータ - YouTube ― Google Developers」を参照してください。
参照:
ブログなどに YouTube の動画を埋め込むとき、アノテーション入りの動画だと、アノテーションをオフにして埋め込みたい事があります。そんなときは、YouTube 動画の埋め込みコードで指定しているURLに、パラメータ iv_load_policy の値を 3 に指定するよう書き加えればよいようです。
パラメータ(もしくは最後を伸ばして「パラメーター」)とは、プログラムで用いる仮引数のことで、変数として扱います。って、こういう表現で正しいのか私にも分かりませんけど……例えば、Google の検索結果ページの URL が
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=ABCD
だった場合、これは www.google.co.jp/search にあるプログラムに「 hl 」とか「 q 」という欄が用意されていて、空欄になっていた「 hl 」欄には「 ja 」を、「 q 」欄には「 ABCD 」を入れて、プログラムを動かした結果を表示していると考えてください。
この「 hl 」と「 q 」がパラメータです。URL の最後の「 / 」以降にある「 ? 」の右側が、パラメーターの値を指定する命令です。「パラメータの名前 = パラメータに入れる値」となります。複数のパラメータを指定する場合は「 & 」でつなげば、幾つでも指定できます。
ちなみに、Google の URL の「 hl=ja 」はページの言語を日本語に指定しています。「 hl=en 」にすると Google.co.jp なのに英語のページになりますし、「 hl=fr 」にするとフランス語になります。「 q 」は検索語を指定するパラメータで、「 q=ABCD 」だと「 ABCD を検索」ということになります。
アノテーション機能をオフにする話に戻しましょう。
埋め込みコードの中に「 http://www.youtube.com/... 」で始まる URL があると思います。この URL内に「 ? 」がない場合は、パラメータの指定がまだ入っていないので、「 ?iv_load_policy=3 」を加えましょう。URL 内に「 ? 」があれば、すでに何らかのパラメータの指定が入ってるので、そこに「 &iv_load_policy=3 」を加えましょう。「 & 」を文字実体参照の「 & 」で表記して「 &iv_load_policy=3 」と書くのもいいでしょう。
YouTube 動画の埋め込みコードは、現在2種類あります。2011年1月(それとも2010年後半?)からの新しい埋め込みコードは「 <iframe... 」で始まり、Flash と HTML5 動画に対応しています。以前の埋め込みコードは「 <object... 」で始まり、Flash の再生にのみ対応しています。Flash に対応していない Apple 社の iPhone や iPad が普及したため、新しい埋め込みコードが登場したのでしょう。
「 <iframe... 」で始まる埋め込みコードでは、デフォルトだと URL にパラメータが指定されていないので、URL の最後に「 ?iv_load_policy=3 」を加えるとアノテーション機能がオフになります。「 <object... 」で始まる埋め込みコードでは、URL でパラメータが指定されているので、そこに「 &iv_load_policy=3 」を加えればいいです。
例えば、
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/abcdefghijk" width="400" height="225" frameborder="0"></iframe>
というHTMLタグなら、以下のようにする。
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/abcdefghijk?iv_load_policy=3" width="400" height="225" frameborder="0"></iframe>
YouTube 動画の埋め込みコードには、全部で17のパラメータが現在用意されています。動画のスタート位置を指定する start などは便利です。詳しくは以下の「YouTube 埋め込みプレーヤーのパラメータ - YouTube ― Google Developers」を参照してください。
参照: