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2017年の第89回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト

2016-11-30 12:34:56 | 映画 - ベスト

 2016年公開の映画を対象とした第89回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。

  • ノミネート投票: 2017年1月5日(木)~1月13日(金)午後5時(太平洋標準時)
  • ノミネート発表: 2017年1月24日(火)早朝5時30分(太平洋標準時)

  • 本選投票: 2017年2月13日(月)~2月21日(火)午後5時(太平洋標準時)
  • 本選発表(授賞式) : 2017年2月26日(日)

主演&助演部門にノミネート確実そうな俳優7人

 アカデミー賞(通称:オスカー)予想に、数々の映画の題名が出てきてます。しかし、日本公開がまだまだ先で、邦題決定前の作品が多く、各作品がどんな映画なのか頭になかなか入ってきません。そこで、主要部門の有力候補作品をポスター画像付きで当ブログに毎年まとめています。

 受賞予想としてブログを書いているのではなくて、アメリカで高く評価されてる映画はどれか、これから公開される映画の中から観る作品を選ぶ参考になればと思って書いています。

 出典は Gurus o' Gold という、アメリカの13人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。11月に発表されたオスカー予想を元にしています。

 星は、作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優の各部門においての有力候補の順位で、★★★★★は1位、★★★★は2位、★★★は3位、★★は4位、★は5位、☆は6位以下となります。

 私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。



 まずは、11月22日付けの予想で複数の人による票が入った作品賞候補15作。



原題: "La La Land" ★★★★★
邦題: 『ラ・ラ・ランド』
日本公開: 2017年2月24日(金)

監督: デイミアン・チャゼル ★★★★★ (『セッション』、脚本『グランドピアノ 狙われた黒鍵』)

主な出演者:
 ライアン・ゴズリング ★★★ (『ドライヴ』、『ラースと、その彼女』)
 エマ・ストーン ★★★★★ (『教授のおかしな妄想殺人』、『ゾンビランド』)
 ローズマリー・デウィット (『レイチェルの結婚』、『プロミスト・ランド』)

あらすじ:
 ロサンゼルス (L.A.) で男性ミュージシャンと女優志望の女性が恋に落ちるロマンティック・コメディのミュージカル映画。



原題: "Manchester By The Sea" ★★★★
邦題: 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
日本公開: 2017年5月13日(土)

監督: ケネス・ロナーガン ★★★★ (『マーガレット』、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』、共同脚本『アナライズ・ミー』)

主な出演者:
 ケイシー・アフレック ★★★★★ (『ジェシー・ジェームズの暗殺』、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』)
 ミシェル・ウィリアムズ ★★★★ (『テイク・ディス・ワルツ』、『ブロークバック・マウンテン』)
 カイル・チャンドラー (『SUPER 8/スーパーエイト』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 ルーカス・ヘッジズ ★★★ (『ゼロの未来』、『とらわれて夏』)

あらすじ:
 兄の死で地元に戻った弟は、兄の息子の後見人になる。と同時に、自分の前妻とも再会する。



原題: "Moonlight" ★★★
邦題: 『ムーンライト』
日本公開: 2017年4月28日(金)

監督: バリー・ジェンキンス ★★★ ( "Medicine for Melancholy" )

主な出演者:
 トレバンテ・ローズ ( "The Night Is Young" 、TV『ウエストワールド』)
 アンドレ・ホランド (『42 ~世界を変えた男~』、『グローリー/明日への行進』)
 ジャネール・モネイ ( "Hidden Figures" )
 ナオミ・ハリス ★★★ (『007 スカイフォール』、『われらが背きし者』)
 マハーシャラ・アリ ★★★★★ (『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』、『プレデターズ』)

あらすじ:
 マイアミに住むある黒人男性の生涯を、子供時代・十代半ば・青年時代の3つに分けて描く。



原題: "Fences" ★★
邦題: 『フェンス』
日本公開: 劇場未公開

監督: デンゼル・ワシントン (『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』、『グレート・ディベーター 栄光の教室』)

原作: オーガスト・ウィルソン 『フェンス』 Fences (1983年)

主な出演者:
 デンゼル・ワシントン ★★★★ (『フライト』、『アメリカン・ギャングスター』)
 ヴィオラ・デイヴィス ★★★★★ (『スーサイド・スクワッド』、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』)
 スティーヴン・ヘンダーソン (『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『ペントハウス』)
 ミケルティ・ウィリアムソン (『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『コン・エアー』)
 ジョヴァン・アデポ (長編初出演)

あらすじ:
 1950年代のピッツバーグ、かつて黒人リーグの野球選手だった男は、ごみ収集作業員として働いていた。オーガスト・ウィルソンの1983年の舞台の映画化。



原題: "Loving"
邦題: 『ラビング 愛という名前のふたり』
日本公開: 2017年3月3日(金)

監督: ジェフ・ニコルズ (『MUD マッド』、『テイク・シェルター』)

主な出演者:
 ジョエル・エドガートン (『ザ・ギフト』、『キンキーブーツ』)
 ルース・ネッガ ★★★ (『プルートで朝食を』、『JIMI:栄光への軌跡』)
 ニック・クロール (『ソーセージ・パーティー』)

あらすじ:
 1958年に結婚したラヴィング夫妻は白人男性と黒人女性の組み合わせだったため、ヴァージニア州の州法「異人種間結婚禁止法」により州外退去させられた。この州法が違憲であると裁判所に訴えたラヴィング夫妻を描く、実話の映画化。



原題: "Arrival"
邦題: 『メッセージ』
日本公開: 2017年5月19日(金) (東京国際映画祭で2016年10月29日に上映)

監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ (『灼熱の魂』、『プリズナーズ』)

原作: テッド・チャン 「あなたの人生の物語」 Story of Your Life (短編 / 1998年)

主な出演者:
 エイミー・アダムス (『ビッグ・アイズ』、『魔法にかけられて』)
 ジェレミー・レナー (『ハート・ロッカー』、『ボーン・レガシー』)
 フォレスト・ウィテカー (『大統領の執事の涙』、『スモーク』)

あらすじ:
 地球に突如として現れた宇宙船。その正体を探るため、言語学者ルイーズは彼らの言葉を解読し、知的生命体との意志の疎通をはかることになる。



原題: "Jackie"
邦題: 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
日本公開: 2017年3月31日(金)

監督: パブロ・ラライン (『NO』、『ザ・クラブ』)

主な出演者:
 ナタリー・ポートマン ★★★★ (『ブラック・スワン』、『レオン』)
 ピーター・サースガード (『完全なるチェックメイト』、『17歳の肖像』)
 グレタ・ガーウィグ (『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』、『ハンナだけど、生きていく!』)

あらすじ:
 1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の妻ジャクリーン(愛称:ジャッキー)を描く。



原題: "Lion"
邦題: 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
日本公開: 2017年4月7日(金)

監督: ガース・デイビス ( "P.I.N.S." )

原作: サルー・ブライアリー 『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』 A Long Way Home (2014年)

主な出演者:
 デヴ・パテル (『スラムドッグ$ミリオネア』、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)
 ルーニー・マーラ (『ドラゴン・タトゥーの女』、『キャロル』)
 デヴィッド・ウェンハム (『300 <スリーハンドレッド>』、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』)
 ニコール・キッドマン ★★ (『ムーラン・ルージュ』、『めぐりあう時間たち』)

あらすじ:
 1981年生まれのインド人サルーは、5歳の時に迷子になって家族とはぐれたまま、オーストラリア人夫妻の元へ養子に行った。その後、2005年に Google Earth がリリースされると、サルーはこれを使って生き別れた家族を捜し始めるのだった。実話の映画化。



原題: "Silence"
邦題: 『沈黙 -サイレンス-』
日本公開: 2017年1月21日(土)

監督: マーティン・スコセッシ ★★ (『タクシードライバー』、『ヒューゴの不思議な発明』)

原作: 遠藤周作 『沈黙』 (1966年)

主な出演者:
 アンドリュー・ガーフィールド (『アメイジング・スパイダーマン』、『BOY A』)
 アダム・ドライヴァー (『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』)
 リーアム・ニーソン (『96時間』、『シンドラーのリスト』)

あらすじ:
 江戸時代初期の日本。島原の乱が起き、幕府はキリシタン禁制と鎖国を始めようとする。そんな中、ポルトガル人司祭ロドリゴは日本を訪れるが……。1971年にも『沈黙 SILENCE』の題で映画化されており、こちらは遠藤周作自身が篠田正浩監督と共同で脚本を書いた。



原題: "Sully"
邦題: 『ハドソン川の奇跡』
日本公開: 2016年9月24日(土)

監督: クリント・イーストウッド (『ジャージー・ボーイズ』、『グラン・トリノ』)

原作: チェズレイ・サレンバーガー、ジェフリー・ザスロウ 『機長、究極の決断』 Highest Duty: My Search for What Really Matters (2009年)

主な出演者:
 トム・ハンクス ★★ (『ブリッジ・オブ・スパイ』、『フォレスト・ガンプ/一期一会』)
 アーロン・エッカート (『サンキュー・スモーキング』、『カンバセーションズ』)
 ローラ・リニー (『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』、『イカとクジラ』)

あらすじ:
 2009年1月、ニューヨークを離陸した旅客機がエンジン出力を完全に失ってしまい、ベテラン機長サレンバーガー(通称:サリー)はハドソン川への不時着を敢行し、全員無事だった。しかし、国家運輸安全委員会は、空港に引き返さず、危険な着水を選んだのは判断ミスではなかったかと疑っていた。



原題: "Hell or High Water"
邦題: 『最後の追跡』
日本公開: Netflixで2016年11月18日(金)より配信

監督: デヴィッド・マッケンジー (『名もなき塀の中の王』、『パーフェクト・センス』)

主な出演者:
 ジェフ・ブリッジス ★★★★ (『トゥルー・グリット』、『フィアレス』)
 クリス・パイン (『スター・トレック』、『アンストッパブル』)
 ベン・フォスター (『疑惑のチャンピオン』、『3時10分、決断のとき』)

あらすじ:
 テキサスで銀行を襲撃する兄弟と、彼らを追う退職直前のテキサス・レンジャーとの対決を描く。



原題: "Hidden Figures"
邦題: 『ドリーム』
日本公開: 2017年9月29日(金)

監督: セオドア・メルフィ (『ヴィンセントが教えてくれたこと』)

原作: Margot Lee Shetterly "Hidden Figures" (2016年)

主な出演者:
 タラジ・P・ヘンソン (『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『ベスト・キッド』)
 オクタヴィア・スペンサー (『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』、『フルートベール駅で』)
 ジャネール・モネイ (『ムーンライト』)
 ケヴィン・コスナー (『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、『フィールド・オブ・ドリームス』)

あらすじ:
 米ソが宇宙開発競争をしていた時代、NASAのラングレー研究所で活躍したアフリカ系アメリカ人女性の数学者キャサリン・ジョンソンとその同僚を描く。実話の映画化。



原題: "20th Century Women"
邦題: 『20センチュリー・ウーマン』
日本公開: 2017年6月3日(土)

監督: マイク・ミルズ (『人生はビギナーズ』、『サムサッカー』)

主な出演者:
 アネット・ベニング ★★ (『キッズ・オールライト』、『グリフターズ/詐欺師たち』)
 エル・ファニング (『マレフィセント』、『SUPER 8/スーパーエイト』)
 グレタ・ガーウィグ (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』)

あらすじ:
 1970年代の南カリフォルニア。3人の女性が愛と自由を求める。



原題: "Nocturnal Animals"
邦題: 『ノクターナル・アニマルズ』
日本公開: 2017年11月3日(金・祝)

監督: トム・フォード (『シングルマン』)

原作: オースティン・ライト 『ミステリ原稿』 Tony and Susan (1993年)

主な出演者:
 エイミー・アダムス (『メッセージ』、『魔法にかけられて』)
 ジェイク・ギレンホール (『ナイトクローラー』、『ブロークバック・マウンテン』)
 マイケル・シャノン ★★ (『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』、『テイク・シェルター』)

あらすじ:
 画廊の女性オーナーは、別れた夫から送りつけられたヴァイオレンス・スリラー小説に悩まされる。



原題: "Hacksaw Ridge"
邦題: 『ハクソー・リッジ』
日本公開: 2017年6月24日(土)

監督: メル・ギブソン (『パッション』、『ブレイブハート』)

主な出演者:
 アンドリュー・ガーフィールド (『沈黙 -サイレンス-』、『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』)
 ヴィンス・ヴォーン (『ウエディング・クラッシャーズ』、『Mr.&Mrs. スミス』)
 サム・ワーシントン (『アバター』、『タイタンの戦い』)

あらすじ:
 米陸軍の衛生兵デスモンド・ドスは、第二次世界大戦末期の沖縄戦で多くの負傷兵を助けたことで、射撃をせずにアメリカ軍最高位の名誉勲章を授与された初めての人間となった。実話の映画化。



 次に、残りの作品賞候補や、他部門の候補に入っていた作品。




原題: "Florence Foster Jenkins"
邦題: 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
日本公開: 2016年12月1日(木)
     (東京国際映画祭で2016年10月25日に上映)

監督: スティーヴン・フリアーズ (『ハイ・フィデリティ』、『グリフターズ/詐欺師たち』)

主な出演者:
 メリル・ストリープ (『幸せをつかむ歌』、『今宵、フィッツジェラルド劇場で』)
 ヒュー・グラント (『ラブソングができるまで』、『ノッティングヒルの恋人』)
 サイモン・ヘルバーグ (ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」、『グッドナイト&グッドラック』)
 レベッカ・ファーガソン (『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『ガール・オン・ザ・トレイン』)

あらすじ:
 1944年、ニューヨーク。音楽を愛する資産家であるフローレンスは、自分が音痴だと気付かないまま歌を披露し、大勢の前でコンサートを催すことになる。“音痴の歌姫”として知られるフローレンス・フォスター・ジェンキンスの生涯を描く、実話の映画化。
 2015年にもフローレンスに触発されたフランス映画『偉大なるマルグリット』がカトリーヌ・フロ主演で作られ、セザール賞10部門ノミネート、4部門受賞している。



原題: "Bleed For This"
邦題: 『ビニー/信じる男』
日本公開: 2017年7月21日(金)

監督: ベン・ヤンガー (『マネー・ゲーム』)

主な出演者:
 マイルズ・テラー (『セッション』、『ファンタスティック・フォー』)
 アーロン・エッカート (『ハドソン川の奇跡』、『サンキュー・スモーキング』)
 クリスティーン・エヴァンジェリスタ (『マイ・インターン』、"Red Butterfly" )

あらすじ:
 交通事故で重傷にあいながらも戦ったボクシングの元世界王者ビニー・パジェンサを描く、実話の映画化。



原題: "Elle"
邦題: 『エル ELLE』
日本公開: 2017年8月25日(金)

監督: ポール・ヴァーホーヴェン (『ブラックブック』、『氷の微笑』)

原作: フィリップ・ジャン(フィリップ・ディジャン)"Oh..." (2012年)

主な出演者:
 イザベル・ユペール (『アスファルト』、『主婦マリーがしたこと』)
 ロラン・ラフィット (『ミモザの島に消えた母』、『アンタッチャブルズ』)
 アンヌ・コンシニ (『愛されるために、ここにいる』、『潜水服は蝶の夢を見る』)

あらすじ:
 成功したゲーム会社の女性経営者の身の上に様々な出来事が起きる。



原題: "Captain Fantastic"
邦題: 『はじまりへの旅』
日本公開: 2017年4月1日(土)

監督: マット・ロス (『あるふたりの情事、28の部屋』)

主な出演者:
 ヴィゴ・モーテンセン (『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『ロード・オブ・ザ・リング』)
 ジョージ・マッケイ (『わたしは生きていける』、『サンシャイン/歌声が響く街』)
 フランク・ランジェラ (『フロスト×ニクソン』、『素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~』)

あらすじ:
 アメリカ北西部の森深くで現代社会から隔離されたように暮らす一家は、亡き母の葬儀のため2400キロの旅に出る。



原題: "A Monster Calls"
邦題: 『怪物はささやく』
日本公開: 2017年6月9日(金)

監督: J・A・バヨナ (『永遠のこどもたち』、『インポッシブル』)

原作: パトリック・ネス 『怪物はささやく』 A Monster Calls (2011年)

主な出演者:
 シガーニー・ウィーヴァー (『エイリアン』、『アバター』)
 フェリシティ・ジョーンズ (『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『博士と彼女のセオリー』)
 リーアム・ニーソン (『ラン・オールナイト』、『沈黙 -サイレンス-』)

あらすじ:
 少年の目の前にイチイの木の姿をした怪物が現れ、物語を語り出した。



原題: "Rules Don't Apply"
邦題: 『ハリウッド・スキャンダル』
日本公開: 劇場未公開

監督: ウォーレン・ベイティ (『天国から来たチャンピオン』、『ブルワース』)

主な出演者:
 ウォーレン・ベイティ (『天国から来たチャンピオン』、『レッズ』)
 リリー・コリンズ (『白雪姫と鏡の女王』、『しあわせの隠れ場所』)
 オールデン・エアエンライク (『ヘイル、シーザー!』、『ブルージャスミン』)

あらすじ:
 1958年のハリウッド。若き女優と彼女専属の運転手との恋を描くロマンティック・コメディ。



原題: "Miss Sloane"
邦題: 『女神の見えざる手』
日本公開: 2017年10月20日(金)

監督: ジョン・マッデン (『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『恋におちたシェイクスピア』)

主な出演者:
 ジェシカ・チャステイン (『ラブストーリーズ エリナーの愛情』、『ゼロ・ダーク・サーティ』)
 マーク・ストロング (『記憶探偵と鍵のかかった少女』、『キングスマン』)
 ググ・ンバータ=ロー (『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』、『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』)

あらすじ:
 首都ワシントンで銃規制の機運が出てくる中、敏腕女性ロビイストのエリザベス・スローンは規制反対派と対峙する。



原題: "Gold"
邦題: 『ゴールド/金塊の行方』
日本公開: 2017年6月1日(木)

監督: スティーヴン・ギャガン (『シリアナ』、『ケイティ』)

主な出演者:
 マシュー・マコノヒー (『インターステラー』、『ダラス・バイヤーズクラブ』)
 エドガー・ラミレス (『X-ミッション』、『ガール・オン・ザ・トレイン』)
 ブライス・ダラス・ハワード (『ピートと秘密の友達』、『ジュラシック・ワールド』)

あらすじ:
 さえないビジネスマンのケニー・ウェルズは、地理学者とともに東南アジアのボルネオ島のジャングルの奥深くへ金を探しに行くことになる。



原題: "The Jungle Book"
邦題: 『ジャングル・ブック』
日本公開: 2016年8月11日(木・祝)

監督: ジョン・ファヴロー (『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』、『アイアンマン』)

原作: ラドヤード・キプリング 『ジャングル・ブック』 The Jungle Book (1894年)

主な出演者:
 ニール・セティ (新人)
 ビル・マーレイ (『ヴィンセントが教えてくれたこと』、『恋はデジャ・ブ』)
 ベン・キングズレー (『ザ・ウォーク』、『ガンジー』)

あらすじ:
 ジャングルにひとり取り残された人間の赤ちゃんモーグリは、オオカミの群れの中で育つ。



原題: "The Founder"
邦題: 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
日本公開: 2017年7月29日(土)

監督: ジョン・リー・ハンコック (『しあわせの隠れ場所』、『オールド・ルーキー』)

主な出演者:
 マイケル・キートン (『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『スポットライト 世紀のスクープ』)
 ローラ・ダーン (『わたしに会うまでの1600キロ』、『ランブリング・ローズ』)
 ニック・オファーマン (『なんちゃって家族』、『21ジャンプストリート』)

あらすじ:
 マクドナルド兄弟のハンバーガー店に出会ったレイ・クロックは兄弟にフランチャイズ化を勧めるも、自身がフランチャイズ権を獲得し、現在世界中に展開するファーストフードチェーンのマクドナルドを創業することになる。実話の映画化。



原題: "Patriots Day"
邦題: 『パトリオット・デイ』
日本公開: 2017年6月9日(金)

監督: ピーター・バーグ (『ローン・サバイバー』、『バトルシップ』)

主な出演者:
 マーク・ウォールバーグ (『ローン・サバイバー』、『ザ・ファイター』)
 ジョン・グッドマン (『クローバーフィールド・レーン』、『夢を生きた男/ザ・ベーブ』)
 J・K・シモンズ (『セッション』、『Re:LIFE~リライフ~』)

あらすじ:
 2013年4月に起きたボストンマラソン爆破テロ事件の捜査を描く、実話の映画化。



原題: "Love & Friendship"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: ホイット・スティルマン (『メトロポリタン』、『バルセロナの恋人たち』)

原作: ジェーン・オースティン 「レイディ・スーザン」 Lady Susan (短編 / 1794年執筆、1871年出版)

主な出演者:
 ケイト・ベッキンセイル (『アンダーワールド』、『アビエイター』)
 クロエ・セヴィニー (『メリンダとメリンダ』、『ボーイズ・ドント・クライ』)
 ゼイヴィア・サミュエル (『もうひとりのシェイクスピア』、『パニック・マーケット3D』)

あらすじ:
 1790年代のイギリス、16歳の娘を持つ35歳の美しい未亡人レディ・スーザンの恋と友情を描く。



原題: "Maggie's Plan"
邦題: 『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』
日本公開: 2017年1月21日(土)

監督: レベッカ・ミラー (『50歳の恋愛白書』、『アンジェラ』)

主な出演者:
 グレタ・ガーウィグ (『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』、『フランシス・ハ』)
 イーサン・ホーク (『ブルーに生まれついて』、『6才のボクが、大人になるまで。』)
 ビル・ヘイダー (『宇宙人ポール』、『ナイト ミュージアム2』)
 ジュリアン・ムーア (『アリスのままで』、『エデンより彼方に』)

あらすじ:
 マギーは、既婚者のジョンと恋に落ち、結婚にまで至る。しかし、ジョンの元妻ジョーゼットがジョンの言うような女性ではないと知り、ある計画を立てる。



原題: "Other People"
邦題: 未定
日本公開: 未定

監督: クリス・ケリー (長編初監督

主な出演者:
 ジェシー・プレモンス (『疑惑のチャンピオン』、『ブラック・スキャンダル』)
 モリー・シャノン (『グリンチ』、『ライフ・アフター・ベス』)
 ブラッドリー・ウィットフォード (『アイ・ソー・ザ・ライト』、『ウォルト・ディズニーの約束』)

あらすじ:
 29歳のゲイのデイビッドは、病気の母親の世話のためカリフォルニア州の州都サクラメントに移り住む。



原題: "Billy Lynn's Long Halftime Walk"
邦題: 『ビリー・リンの永遠の一日』
日本公開: 2017年2月11日(土) 公開延期

監督: アン・リー (『ブロークバック・マウンテン』、『恋人たちの食卓』)

原作: Ben Fountain "Billy Lynn's Long Halftime Walk" (2012年)

主な出演者:
 ジョー・アルウィン (新人)
 クリステン・スチュワート (『アクトレス~女たちの舞台~』、『トワイライト~初恋~』)
 クリス・タッカー (『世界にひとつのプレイブック』、『ラッシュアワー』)

あらすじ:
 メディアに取り上げられたイラク戦争での勇姿により、19歳で一躍英雄となったビリー・リンの葛藤を描く。



 最後に、11月前半まで予想に残っていた作品。




原題: "Allied"
邦題: 『マリアンヌ』
日本公開: 2017年2月10日(金)

監督: ロバート・ゼメキス (『ザ・ウォーク』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)

主な出演者:
 ブラッド・ピット (『フューリー』、『ワールド・ウォー Z』)
 マリオン・コティヤール (『君と歩く世界』、『世界でいちばん不運で幸せな私』)
 ジャレッド・ハリス (『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『スモーク』)

あらすじ:
 1942年、カサブランカ。第二次世界大戦の中、カナダの諜報員マックスはフランスのレジスタンスの女性マリアンヌと出会う。



原題: "Queen of Katwe"
邦題: 『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』
日本公開: 劇場未公開

監督: ミーラー・ナーイル (『アメリア 永遠の翼』、『その名にちなんで』)

原作: Tim Crothers "The Queen of Katwe" (2012年)

主な出演者:
 Madina Nalwanga (新人)
 デヴィッド・オイェロウォ (『グローリー/明日(あす)への行進』、『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』)
 ルピタ・ニョンゴ (『それでも夜は明ける』、『フライト・ゲーム』)

あらすじ:
 ウガンダの首都カンパラのスラム街に住む少女フィオナ・ムテシは、チェスの才能を見出され、国際チェス連盟のウーマン・キャンディデイト・マスターで優勝するまでになる。実話の映画化。



原題: "Live By Night"
邦題: 『夜に生きる』
日本公開: 2017年5月20日(土)

監督: ベン・アフレック (『アルゴ』、『ザ・タウン』)

原作: デニス・ルヘイン 『夜に生きる』 Live by Night (2012年)

主な出演者:
 ベン・アフレック (『ゴーン・ガール』、『ザ・コンサルタント』)
 エル・ファニング (『ネオン・デーモン』、『SUPER 8/スーパーエイト』)
 ブレンダン・グリーソン (『白鯨との闘い』、『ヒットマンズ・レクイエム』)

あらすじ:
 禁酒法時代のボストン。市警幹部の息子でありながらギャングの手下になっていたジョーは、対立組織のボスの情婦と出会って恋に落ちてしまう。



原題: "Toni Erdmann"
邦題: 『ありがとう、トニ・エルドマン』
日本公開: 2017年6月24日(土)

監督: マーレン・アーデ (『恋愛社会学のススメ』)

主な出演者:
 ペーター・シモニスチェク (『ヒランクル』、『ヘリコップ』)
 サンドラ・フラー (『裸の診察室』、『レクイエム~ミカエラの肖像』)
 ルーシー・ラッセル (『グレースと公爵』、『フォロウィング』)

あらすじ:
 音楽教師だった父親が、離婚を機に離れて育った娘との繋がりを取り戻そうとするが、キャリアウーマンの娘は経営コンサルティングの仕事に忙しい。



原題: "Eye in the Sky"
邦題: 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
日本公開: 2016年12月23日(金・祝)

監督: ギャヴィン・フッド (『ツォツィ』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』)

主な出演者:
 ヘレン・ミレン (『黄金のアデーレ 名画の帰還』、『クィーン』)
 アーロン・ポール (『パパが遺した物語』、『エクソダス:神と王』)
 アラン・リックマン (『いつか晴れた日に』、『ダイ・ハード』)

あらすじ:
 ロンドンにいる英国諜報機関の女性将校は、アメリカ軍の最新鋭のドローン偵察機を使って、ナイロビで展開されているテロリスト捕獲作戦を指揮しているが……。



原題: "A Bigger Splash"
邦題: 『胸騒ぎのシチリア』
日本公開: 2016年11月19日(土)

監督: ルカ・グァダニーノ (『ミラノ、愛に生きる』、『メリッサ・P ~青い蕾~』)

主な出演者:
 ティルダ・スウィントン (『少年は残酷な弓を射る』、『オルランド』)
 マティアス・スーナールツ (『君と歩く世界』、『リリーのすべて』)
 レイフ・ファインズ (『グランド・ブダペスト・ホテル』、『愛を読むひと』)

あらすじ:
 声帯の手術を受けた女性ロックスターが、年下の恋人とシチリアのパンテッレリーア島でバカンスを過ごそうとするが、元彼の音楽プロデューサーが娘を連れて島にやって来る。1969年のフランス映画『太陽が知っている』のリメイク。



原題: "The Birth of a Nation"
邦題: 『バース・オブ・ネイション』
日本公開: 2017年(予定) (東京国際映画祭で2016年11月2日に上映)

監督: ネイト・パーカー (長編初監督)

主な出演者:
 ネイト・パーカー (『フライト・ゲーム』、『リリィ、はちみつ色の秘密』)
 アーミー・ハマー (『コードネーム U.N.C.L.E.』、『ローン・レンジャー』)
 ペネロープ・アン・ミラー (『カリートの道』、『アーティスト』)

あらすじ:
 1831年、バージニア州サザンプトン。黒人奴隷による最初にして最大の反乱を率いたナット・ターナーの生涯を描く、実話の映画化。


 以上です。どれも公開が楽しみですね。


 追記: ちなみに12月1日付けの予想で長編アニメーション賞は12位まで出ており、日本アニメでは『百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~』が7番手です。12位までに『君の名は。』は入っていません。



参照: