大雪でした。
今までの人生でも、何度か経験してる大雪とはいえ、実際に朝玄関を出ると
「こんな大雪、みたことねェ!」
って、言いたくなります。
一面が膝まで積もった雪。
たぶん、この規模の大雪が、連続で4日くらい降ったら、すぐに札幌は滅亡すると思う。
実質「かまくら」と化したデミオ。
そのかまくらを崩す。
裸にする。
で、
どう考えても、最低地上高は12~3センチ。
積雪は、たぶん50センチ規模。
除雪車の入る気配無し。
朝8時、途方ニ暮レル。
どうしょうも出来ないということで、いったん家に入る。
付きっぱなしだったテレビから、めざましテレビの天気の女が
「北日本では、荒れ模様の天気となるでしょう」
とか、そんなところさえちょっと可愛い風に言うのは、今日はイラっと来た。
で、自宅から200メートルほど離れたバス通りまで出れば、除雪が入っていることを確認。
あそこまで出られれば・・・。
と思って、自力でスコップで除雪し始める。
「とりあえず、簡単でいいから、雪を浅くしていこう。それなら出来そうだ」
ということで、始める。
ザックザック。ザク。カキーン!(笑い飯
はい、10mで挫折。
この間、ずっと猛吹雪。
わざわざ映画にするまでもなく、ホワイトアウト実体験。
遠方に赤い光が二つ見えるのは、たぶんクルマが埋まってるんだろう。
そんなとき、向こうの交差点を、フォレスターが横切った。
超カッケー・・・。
やっぱ、4WD神・・・。
無敵だ。
あ、さっきのフォレスター、うちの前も通過してかねーかな、と。
ちょうどよく雪のカサを浅くしていってくれそうだ。
そういう意味で考えると、フォレスターってめちゃくちゃ貴重な存在で、フォレスター以外有り得ない気がしてくる。
ランクルやパジェロなら、車高高すぎて、タイヤの痕を2本残していくだけだろう。
そんなことを考えてると、向こうからヘッドライトが迫ってくるのが分かった。
フォレスター様!!!
キター!!
願いは叶い、交差点を曲がらずに直進してきてくれた。
こんな日に、住宅街を右往左往する意味もわからないけど、とにかく今だけは神。
さすがのフォレスターも、この雪は厳しいらしく、遅い。
何度か埋まりそうになっているのが分かる。
で、ようやく見えてきたら
あれ?フォレスターじゃない・・・
小さくね?
と思ったら、モコ。あるいはMRワゴン。
えええ!?
雪ガバガバ押しのけて、ラッセルしていくモコ。
運転者はオバちゃん。
意味わかんねえ・・・。
4WDだとしても・・・。。。
そこらじゅうで普通車が埋まってるのに、
モコ・・・神。。。
あまりにもショックな光景だったが、
通ったのがモコとなると、尚更好都合で、雪がさらに浅くなった。
で、そこでさえ埋まりながら、なんとかかんとかバス通りまで。
で、ようやく出勤可能状態。
ただ、あくまでもやっとスタート地点に立てただけで、国道の渋滞はヒドいものだったけど。
ふだん意識しないわずかな勾配で、トレーラーが立ち往生しまくってた。
夜になって、道路もほぼ除雪されたのを良いことに、ロードスターを出しにいった。
かれこれ、顎負傷以来3週間も放置していたのだ・・・。
立体駐車場を登る。
エレベーターを降りて、眼を見張った。
立体ですよ。
屋根があるのです。
たしかに、横は吹きっさらしではある。
でも、網戸の網くらい細かい網が張ってあるし、それに広い場内ですよ
なのに、この積雪・・・。
信じられなかった。
そして、隣に居たのはR34 GT-R Vスペック・・・。
いいな。
そして、朝。
また少し積もった。
それにしても、昨日のモコは謎。
あるいはジムニーだったのか?
ジムニーとモコを見間違うだろうか・・・