独り身で時々鬱になっていた親戚の叔母さん、
ケアマネさんからの連絡係は私でした。
最近転んで上手く歩けなくなり呼び出しが多くなりましたが、
ちょうど自分のグループ展でバタバタしていて
家に行ってもゆっくり話もせず、
必要なことだけやってさっさと帰って来ていました。
グループ展が終わった翌日、ケアマネさんから
「ちょっと様子がおかしいから明日(鬱の)病院に
連れて行ってあげて」と連絡がありました。
翌朝家に着くと、鍵が開いていて、声をかけても返事がなく、
大きな声で呼んでも起きてこない。
え??と思ってベッドに寝ていた叔母さんを触ると少し冷たい。
まさか?と思いながら脈を取ろうと手首を触っても脈が感じられない。
急いで救急車を呼び、指示に従ってビデオを繋いで救急隊を待ち、
到着後すぐに診てもらうが既に心肺停止。
警察に引き継がれ、私は別室で事情聴取、
叔母さんの部屋では警察が事件性がないか細かく確認。
内疾患の薬は飲んでいなかったので、死因が分からず
解剖になるかもと言われ、叔母さんの遺体は警察へ。
そこからは次々とやることがいっぱいで、
とても1週間とは思えない長い長い長い長い時間が過ぎ、
先日無事火葬が終わりました。心臓の病気だったそうです。
最後の叔母さんとの会話は亡くなる数日前、
「ヘルパーさん来る日はちゃんとカギ開けてね!
せめて電話くらい出てくれないと私が呼び出されちゃうでしょ。
大丈夫そうだしもう帰るよ!」でした。
叔母さんは「ごめんね」と謝っていたのに。
自宅から往復3時間、家でも家事が待っているのにとイライラして
それが最後になるとは思ってなくて、今までそんな
きつい言葉は言ったことなかったのに、何で最後が
これなんだよ、と後悔してもどうすることもできず。
申し訳なかった気持ちを抱えながら、
最後は叔母さんの好きだった水色の花束で見送りました。
もっと優しくしてあげればよかった。
もっと何度も訪ねておけばよかった。
もっと話を聞いてあげればよかった。
後悔のない様に生きようと思っているのに悔やむことばかり。
1つだけよかったと思うのは、その少し前に、
何故か急に父を連れて行ったこと。
数年ぶりの兄妹の再会に2人とも喜んで、
買って行ったお寿司を3人で食べて思い出話をして笑って
メロンを食べて楽しい時を過ごしたのでした。
天国の母の計らいでしょうかね^_^
叔母さんお疲れ様でした。