今日は習い事があって出かけていたのですが、
夕方終わって子供と2人で家へ帰る途中、
ふと空を見上げると、
絵の具を溶いたようなきれいな青い空でした!
なんてきれいな空なんだろう。。。絵に描きたい・・・。
と思いながら見上げていたら、
以前買った絵葉書を思い出しました。
横浜野毛(月夜)という題の絵で、
1932年の木版画(石渡江逸)です。
子供の頃、(まだ夜が今よりずっと暗かった頃)に
こんな夜空の下を母と歩いた記憶とその時の気持ちが
ふっと蘇ってきて、ちょっと懐かしいような
切ないような気持ちになりました。
これを版画にしたその時の作者の感動が
分かる気がして、「私も同じ!」と青い空を見ながら想い、
ずっと昔に、同じように感じた人がいて、
それを絵にしていたことが
なんだか嬉しい~、と感じた夜でした。
*どんな人だったんだろう?とちょっと調べてみたら
川瀬巴水に師事していたんですね。いいなぁ~(笑)。