炊事場の絵、全紙に顔彩

来月のビナbooに載せていただくベトナムの炊事場の絵です。

実際に嫁としてこういう所で炊事をするのは、
決して使い心地がいいわけではないのですが、

こういう風景ってなんとなく懐かしくて好きなんですよね。。


最近イラストのお仕事や、学校のお手伝い等で自分の時間が取れず
ちょっと疲れていたのですが、精神的に疲れてくると

大きな木や、木の根っこを描きたくなります。

木の側に行かなくても癒されていく感じ。。。


今は去年行った木曽の赤松美林の木を、写真を見ながら全紙に描いてます。

スケッチ仲間に頂いた全紙、まだ完成させた絵がなかったのですが
今回はいけそうな予感（笑）。

それから画材も初めての試みで、これもいただいた顔彩。（いただいてばかり。。）

実は日本画の絵の具は不透明と思い込んでいたのですが
顔彩は透明水彩と同じなんですね。。。

失敗した線を「今回は不透明だから～♪」と上から重ね線で！
描いたりしていたのに、塗り始めたら、すごい透明ーーー。
もっと渋い色ばかりと思っていたら、なんて鮮やかな色！


じゃあ透明水彩と顔彩って一体何が違うの？
とネットで調べてみても原料は一緒らしい。。。
違いは無い、と書いているところもありで、よく分からないまま・・・。

でも使ってみると、使い心地は全然違うんです。

水彩絵の具よりも、カラーインクっぽい印象かな。
色が強い。お醤油とめんつゆくらいの違い。？



いつかやりたいと思っていたことをやっと始められて、
新しい一歩を踏み出したような、嬉しい気分で色塗りしてます♪

嬉しいこと

先日ちょっと嬉しいことがありました～♪
その時の気持ちを忘れないように・・と
描いたスケッチです。

ビナｂｏｏ３月号の絵と永沢さんからの手紙

最近すごく忙しくて、なかなか絵が描けないのですが、
今月のビナbooに載せていただいた絵をアップします～♪

今回はスケッチ教室で行った野外の時と下見で行った時の
スケッチを組み合わせたもの。大きな絵を描く時間が
なくて、苦肉の策だったのですが、絵日記みたいでいいよと
言ってくれた方もいて、ほっ。。

下の絵は、蓮の池なのですが、
蓮の枯れた葉っぱが何だか分からないものになって
しまった・・・？


それからちょっと前なのですが、永沢さんからお手紙を頂きました！

一点突破について。
絵を描く一つの「方法」ではなくて、あくまでも「考え方」であること。
いいと思ったものをしっかりした観察の上、全力で描く
・・・・略・・・
一点に力が出し切れたら、それへの愛着をテコに
心楽しく描き広げることができる。
・・・・
自分の可能性を探りつつ、未知の構図に向かってプロセスを楽しむこと・・・・
絵を描くこと・・・・
上手な絵を描くための方法でもなく、また作業でもない。
「考え方」。

「方法」ではなく、「考え方」であること。ガーーン。

私も一点突破という言葉は何度も聞いていましたが、
全然ピンとこなくて
「できた！？」と思った時は偶然だったのですが、
方法として紹介してしまっては伝わらないんですね。。

「身をもって「考え方」を示して描く事で、理解される。。。」

はい、頑張りまーーす♪


日本はもうすぐ桜の季節なんですね。
永沢さんの「サクラ！さくら展」のお知らせです！