北陸地方で地象観測を行っています。 今回は地象状況と、南太平洋バヌアツ諸島で発生した地震についてです。
[地象状況]
!空の地象は、今のところ観測には至ってません。(空の地象は地震雲と呼ばれるものです)
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「地震雲エピソード」
関東を震源とした地震雲は気が短く2時間後くらいに地震が発生することもあるのに、関西を震源とした地震雲は地震発生までに時間がかかる「いけず地震」。 予測していてやきもきします。 と、言っても最近は全く観測できていないのです。
!雪の地象観測: 今年の12月から観測の再開を予定しています。 地震の揺れの強さを予測する地震予測になります。 安定した降雪であれば天気予報のような連続した予測が可能です。
予測する地震の揺れは震度1から震度5の揺れと、今年新たに観測された雪の地象から震度5強の揺れと震度6強の揺れ、そして東日本大震災の発生前に観測された雪の地象から震度5強から震度7の揺れを予測します。
※過去の地震予測はバックナンバーにあります。
!異常磁気の磁気変化の観測: コンパスの北方向は右へ10度ずれた状態が安定して続いています。 地震発生に伴う変化は見られません。
!その他の地象
今のところ観測されていません。
!その他・南太平洋で発生した地震
個人的な感想ですが、南太平洋で大きな地震が発生すると、その後日本で強い地震が発生することが多いように思えます。 10月2日 午後3時29分頃 南太平洋のバヌアツ諸島を震源としたマグニチュード7.2の地震発生後、10月6日岩手県沖を震源としたマグニチュード5.9 最大震度5強の地震と大隅半島東方沖を震源としたマグニチュード5.5 最大震度4の地震が発生し、10月7日 千葉県北西部を震源としたマグニチュード5.9 最大震度5強の地震が発生しました。
再び10月9日 午後7時59分頃 南太平洋のバヌアツ諸島を震源としたマグニチュード7.0 の地震が発生したため、今週中もしくは今月中に再び強い揺れの地震が発生する可能性が考えられるのではないかと感じています。
「これまでに発生した広域が揺れた地震」
10月6日 午前2時46分頃 岩手県沖を震源としたマグニチュード5.9 最大震度5強の地震が発生、同日 午後5時13分頃 大隅半島東方沖を震源としたマグニチュード5.5 最大震度4の地震が発生、10月7日 午後10時41分頃 千葉県北西部を震源としたマグニチュード5.9 最大震度5強の地震が発生しましたが、これらの地震発生に伴う地象の観測には至りませんでした。
以上、「地象情報・今日の空から」地象状況でした。
地象観測による地震予測は、すべての地震を予測するものではありません。 この地震予測は個人的見解であり、公のものではありません。 地象観測から予測する地震予測の発表は、このブログのみで行っています。 ツイッター、その他のSNS等で発表は行っていません。
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