ホラーミステリー。麻視出版の文芸編集者の春川澄香は、スランプに陥った新人作家の山科和美と打ち合わせのために作家の実家岩手県に行くことから物語は始まります。新幹線、岩手銀嶺鉄道、車と半日かけてやっとたどり着き、和美の実家の温泉宿の部屋で一息ついていると赤い封筒が目に入る。中に入っていた便箋を読むと歓迎の言葉が綴られていた。
その時、窓に何かがぶつかる音が。おそるおそる確認してみるとカラスがぶつかり、血を流していた。それをきっかけとするように老人の幻影が現れ、何かを訴えようとしてきたのだ。
やがて、不思議な現象、和美の友人の不審死、ベストセラー作家の失踪等が・・・。全ての真相が暴かれた時、澄香が町を訪れた本当の理由が明らかになる展開。作家と編集者の関係がありきたり、起こる気味の悪い現象も、登場人物もリアル感がなく興味が持てないのは、後で解かることだが主人公と和美の家族が全員異能・異常者のせいだった。家族写真の日付2003年なのに銀嶺鉄道は2014年開業だし時代のつじつまが合わないのもよくわからないし、閉ざされた田舎の異常な宗教・習慣、死者と形だけ婚姻させる冥婚、死者の口寄せイタコなどオカルチックな展開についていけませんでした。
その時、窓に何かがぶつかる音が。おそるおそる確認してみるとカラスがぶつかり、血を流していた。それをきっかけとするように老人の幻影が現れ、何かを訴えようとしてきたのだ。
やがて、不思議な現象、和美の友人の不審死、ベストセラー作家の失踪等が・・・。全ての真相が暴かれた時、澄香が町を訪れた本当の理由が明らかになる展開。作家と編集者の関係がありきたり、起こる気味の悪い現象も、登場人物もリアル感がなく興味が持てないのは、後で解かることだが主人公と和美の家族が全員異能・異常者のせいだった。家族写真の日付2003年なのに銀嶺鉄道は2014年開業だし時代のつじつまが合わないのもよくわからないし、閉ざされた田舎の異常な宗教・習慣、死者と形だけ婚姻させる冥婚、死者の口寄せイタコなどオカルチックな展開についていけませんでした。
2023年3月実業之日本社刊
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