読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
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日本映画「星守る犬」

2012-02-19 | 映画
2011年日本映画 村上たかし原作同名コミックを 監督瀧本智行で映画化
『星守る犬』とは、「犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを指す」という意味。
不況・リストラで仕事を失い、離婚で家族と住む家も失った「おとうさん」(西田敏行)が、病を患い愛犬ハッピーと共に旅に出て死ぬまでの様子を描いた感動ドラマ。役所に勤務する興津京介(玉山鉄二)は、成人するまでに家族全員と死別し、最後に残った愛犬が死んでからは、人との関わりを避け、本ばかり読んで暮らす毎日。
ある日、キャンプ場で死後半年経つ男の白骨体が、愛犬らしい遺体と共に発見される。
「どんな人生も報告書にすれば図書館に並ぶ本と同じ」が口癖だった京介が有給休暇を取り、車中で死んだこの男の人生に強く興味を持ち、持ち物だったと思われるレシートを頼りに、男の最期を辿る旅に出る。無縁社会、熟年離婚、無縁死日本社会が抱えるいろんな問題を提起されたような映画でした。犬の演技はともかくそんなに感動はなかったです。
主演の演技派西田はとに角「釣バカ」のイメージが強すぎ、明るい雰囲気は重い暗い展開に温もりを感じさせていはいたのだが不満。新聞記事で小泉首相や鳩山内閣を映し暗に今の政治の責任を暗示していたが切ない物語でした。


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