読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

笹本稜平著「弧軍 越境捜査」

2018-05-24 | さ行

『越境捜査』シリーズ第6弾。今回も警視庁特命捜査係の鷺沼と神奈川県警の一匹狼・宮野が難事件に挑む。六年前、東京都大田区で老人が殺された。億単位の金を遺していたらしいが、見当たらない。その後、連絡の取れない老人の一人娘恭子が、警視庁の首席監察官村田と結婚していたことが判明。すると、監察から鷺沼らに呼び出しがかかり、捜査に関して探りを入れられる。権力側のキナ臭い動きに鷺沼らは・・・

終盤は鷺沼をはじめとする三好・井上・山中彩香・福富らタスクフォースの面々が土俵際まで追い詰められる展開でハラハラ。国税のマルサや公安の協力者なども絡み2人のテンポのいい会話が面白かった。

20179月双葉社刊


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