2004年から2年間「影のない訪問者」として新聞に連載された警察小説を改題。
警視庁組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川恭介は、旧友有森の不審死をきっかけに検察や政治家の影、権力の闇と対決することに。
事件をきっかけに姿を消した有森の妻亜沙子と、秋川の前に現れ不可解な行動で捜査を混乱させる謎の青年啓太。
暴力団木島組のネットカジノなど様々な事件が次から次に起きそれぞれが交錯しながら展開する。
4年前に起きた14歳の少年による祖母殺人事件がきっかけで検察官から企業恐喝のためサーバへの不正侵入を強要されるという背景や、その殺人事件が冤罪で真犯人が別にいるという事実を絡めて、警察内部の事件を揉み消そうとする上層部が秋本の捜査を妨害するなどリアル感があり読み応えがあった。
しかし余りにも敵が強大で半端な結末が残念だが現実感がある。
哀切なラストも胸を打つが最後まで面白く読めた。
ハイテク組織犯罪特別捜査室の清崎真美のキャラが面白かった。
2006年11月光文社刊
警視庁組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川恭介は、旧友有森の不審死をきっかけに検察や政治家の影、権力の闇と対決することに。
事件をきっかけに姿を消した有森の妻亜沙子と、秋川の前に現れ不可解な行動で捜査を混乱させる謎の青年啓太。
暴力団木島組のネットカジノなど様々な事件が次から次に起きそれぞれが交錯しながら展開する。
4年前に起きた14歳の少年による祖母殺人事件がきっかけで検察官から企業恐喝のためサーバへの不正侵入を強要されるという背景や、その殺人事件が冤罪で真犯人が別にいるという事実を絡めて、警察内部の事件を揉み消そうとする上層部が秋本の捜査を妨害するなどリアル感があり読み応えがあった。
しかし余りにも敵が強大で半端な結末が残念だが現実感がある。
哀切なラストも胸を打つが最後まで面白く読めた。
ハイテク組織犯罪特別捜査室の清崎真美のキャラが面白かった。
2006年11月光文社刊
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