読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

桐野夏生 著「残虐記 」

2008-12-19 | 桐野夏生
誘拐拉致され1年間監禁された12歳の少女の体験とその後を描く。
誘拐監禁事件の真実と心理、犯人との交流。事件時当事者の本当の事情、
事件後の心理的トラウマ、父母との関係そして家庭崩壊、学校地域、医者、検事の関わり等を多面的に描き意外な結末に・・・・
昨今多い少女の行方不明者、未解決な誘拐事件の一つの可能性ともいえる小説。
2004年 新潮社刊



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