Ｊ１・第31ホーム広島戦

ＡＣＬ組も帰ってきて、どのようなスタメンでくるか楽しみでしたが、ＡＣＬでは控え組だった選手を中心にスタメンを組み、ベンチには国内待機組みが入る格好に。そんなほぼ主力を欠いたメンバーで臨んだ前半は、予想通り広島に完全にゲームを支配され、ほぼ防戦一方の展開ながら相手の決定力の低さに助かった形で０－０で終了。後半も序盤まではほぼ前半同様の広島ペースの流れでしたが、交代で入った紺ちゃんの投入で流れが東京に傾きはじめました。そしてゴール前でのパス交換から最後は帆高がニア上に突き刺し、劣勢だった東京が先制。その後もDF陣の踏ん張りや、紺ちゃんの献身的な動きで相手を封じ、ウノゼロ勝利。前半を見る限り、勝てる要素はかなり薄いと思っていましたが、若手中心の選手たちが最後まで踏ん張りましたね。
ゴールを決めた帆高はもちろん、やはり一番の収穫は後半、一気に試合の流れを変えた紺ちゃんかな。まぁもともと能力のある選手で間違いなかったけど、今季はリーグ序盤こそ出番はありましたが、その後はベンチ入りすらできず。大卒同期の安部や帆高がコンスタントに試合に出るのに対し、完全に遅れを取った格好になりましたが、今日のこの試合で復活を印象づける活躍は見事でしたね。
これでリーグ戦も残り１試合。その相手の神戸は、この時点でまだＡＣＬを戦っているので、来週の試合では若手中心のメンバーを出してくるでしょうね。そんな負けられない一戦ですが、東京も今日みたいなフレッシュなメンバーをまた観てみたい気もしますね。