アメリカではバイクのグループライドは、ほとんど2列になって走ります。聞いた話では、日本では2列走行は禁止だそうですね。道路事情と関係あるのかなぁ。2列走行で走っていると、自然と隣のライダーと何らかの会話が始まります。そして、そんな会話の中から普段の生活では会うことのないような人と友達になることがあります。
今日友達になったのはこの青年。
私が最近興味を持っているグラベルバイクの乗っていたので、ちょっと彼のバイクの話を聞いて、写真を撮らせてもらいました。その後、バイクに乗りながら色々話していると、どうやら彼はマウンテンバイクのプロだそうです。体型的には、ロードレーサーにしても速そう。「ロードレースでも相当いいこと行けるんじゃないの?」と聞くと、「以前ロードレースにも出て、そこそこいいところまで行ったんだけど、ロードバイクは単純でつまらないからレース辞めたんだ」と言います。「だって、ロードバイクってマウンテンバイクほどスキルが要らないし、体重とパワーでほとんど決まってしまうでしょ」と。確かにそうですね。ヒルクライミングでは絶対に体重が軽くないと勝負にならないし、フラットなレースでは、大きいパワーのあるライダーでないと勝てません。
彼の言うことは全て理屈が通っていて、感心してしまいました。と言っても、よくエンジニアや研究者にありがちな理屈っぽいオタクみたいな感じはなく、非常に気さくで話しやすい青年でものすごく好感が持てました。
さらに話していると、「今はUC Irvineで学生もやってて、コンピューターサイエンスでPhDを取るために勉強していて、AI(Artificial Intelligence)を研究しているんだ。それと並行にMedical School(医学部)にも通っていて、Medical Doctorの学位も取る予定なんだ」と。もうこの時点で私はぶっ飛びです。マウンテンバイクのプロで、コンピューターサイエンスのPhDとMedical Doctorの学位を同時に取ろうとしているなんて、本当にただ物ではありません。
アメリカで生活していると、かなり頻繁に「自分はこれとこれが出来て、こんなに凄いんだ」とハッタリを言う人に出くわします。こういう人はすぐに化けの皮が剥がれて、実は全然凄くないことがばれてしまいます。でも、彼は全く違います。
「Undergrad(日本で言う学部ですね)では何を勉強していたの?」と聞いたら、「UC Berkeleyで、バイオケミストリーと物理学と哲学と心理学で4つの学位を取ったんだ」と言います。もうこれは本当に、ギョギョギョ状態ですね。
彼はただ単に頭脳明晰なだけではなく、視野がものすごく広いのです。「学位を取ったら、医者になるの?それともコンピュータサイエンスの研究者になるの?」と聞くと、彼は言います。「医者にはならないと思うな。患者さんを診て、診断して治すのはルーティンワークで、マニュアルに従ってやるだけだから僕はあまり興味がないんだ。僕はもっと世の中を変えるようなことがしたいんだ。僕の最終目標は病院から病気の患者さんを無くして、病院のベットを空っぽにするようなことなんだ。データ分析で将来、それに近いようなことが可能になると思うんだ。だから、僕は自分でそういう方面のビジネスを起業して、沢山の人に幸せになってもらうことが目標なんだ。」
どうやら彼にはお金を儲ける事にはあまり関心がなく、とにかく世の中を変えるようなことをしたいそうです。いや~、彼は大物になりますよ。本当に「コイツはスーパーマンか?」と思いました。私もまだまだ頑張らないと、この青年にちょっと感化されてしまいました。
さて、今日はバイクライドから帰った後、最近近くに出来た日本のうどん/そば屋さんに行って来ました。
この店、超ヒット!
私はうどんを頼んだのですが、うどんのだしは完全な関西風で、カツオのだしがよく効いていて、薄くもなく濃くもなく丁度いい感じ。コンビネーションで付けてもらった天丼も、オマケのようなやつではなく、本格的なものでした。最近行った新しいお店の中では、1、2位を争う程、最高に美味しかったです。このオープン直後の美味しさを、この後末長く保ってもらいたいですね。数か月くらいすると、味が落ちてしまうレストランがやたら多くて...
最近Haruはほぼ毎日のように、ボール遊びをしています。うちの裏の公園で、ボールを追いかけて思いっ切り走ります。今日はちょっとその様子を。
これをへばるまでやります。そして、クタクタになった後に、近所をひとまわり散歩します。これだけ運動したら、家に帰ってグッタリして寝るかなと思うのですが、それでもHaruは昼寝をしません。恐るべしボーダーコリーですね。
このビデオで西に傾いた太陽がちょっと異様な色をしていると思いませんでしたか? 実は、私の住む街から北に150㎞程行った所で、山火事が発生しており、その煙がこっちの方まで流れて来ているのです。今日のサンセットはこんな感じ。
完全にオレンジ色でした。これ以上被害が広がらないことを願いたいものです。
では。
今日友達になったのはこの青年。
私が最近興味を持っているグラベルバイクの乗っていたので、ちょっと彼のバイクの話を聞いて、写真を撮らせてもらいました。その後、バイクに乗りながら色々話していると、どうやら彼はマウンテンバイクのプロだそうです。体型的には、ロードレーサーにしても速そう。「ロードレースでも相当いいこと行けるんじゃないの?」と聞くと、「以前ロードレースにも出て、そこそこいいところまで行ったんだけど、ロードバイクは単純でつまらないからレース辞めたんだ」と言います。「だって、ロードバイクってマウンテンバイクほどスキルが要らないし、体重とパワーでほとんど決まってしまうでしょ」と。確かにそうですね。ヒルクライミングでは絶対に体重が軽くないと勝負にならないし、フラットなレースでは、大きいパワーのあるライダーでないと勝てません。
彼の言うことは全て理屈が通っていて、感心してしまいました。と言っても、よくエンジニアや研究者にありがちな理屈っぽいオタクみたいな感じはなく、非常に気さくで話しやすい青年でものすごく好感が持てました。
さらに話していると、「今はUC Irvineで学生もやってて、コンピューターサイエンスでPhDを取るために勉強していて、AI(Artificial Intelligence)を研究しているんだ。それと並行にMedical School(医学部)にも通っていて、Medical Doctorの学位も取る予定なんだ」と。もうこの時点で私はぶっ飛びです。マウンテンバイクのプロで、コンピューターサイエンスのPhDとMedical Doctorの学位を同時に取ろうとしているなんて、本当にただ物ではありません。
アメリカで生活していると、かなり頻繁に「自分はこれとこれが出来て、こんなに凄いんだ」とハッタリを言う人に出くわします。こういう人はすぐに化けの皮が剥がれて、実は全然凄くないことがばれてしまいます。でも、彼は全く違います。
「Undergrad(日本で言う学部ですね)では何を勉強していたの?」と聞いたら、「UC Berkeleyで、バイオケミストリーと物理学と哲学と心理学で4つの学位を取ったんだ」と言います。もうこれは本当に、ギョギョギョ状態ですね。
彼はただ単に頭脳明晰なだけではなく、視野がものすごく広いのです。「学位を取ったら、医者になるの?それともコンピュータサイエンスの研究者になるの?」と聞くと、彼は言います。「医者にはならないと思うな。患者さんを診て、診断して治すのはルーティンワークで、マニュアルに従ってやるだけだから僕はあまり興味がないんだ。僕はもっと世の中を変えるようなことがしたいんだ。僕の最終目標は病院から病気の患者さんを無くして、病院のベットを空っぽにするようなことなんだ。データ分析で将来、それに近いようなことが可能になると思うんだ。だから、僕は自分でそういう方面のビジネスを起業して、沢山の人に幸せになってもらうことが目標なんだ。」
どうやら彼にはお金を儲ける事にはあまり関心がなく、とにかく世の中を変えるようなことをしたいそうです。いや~、彼は大物になりますよ。本当に「コイツはスーパーマンか?」と思いました。私もまだまだ頑張らないと、この青年にちょっと感化されてしまいました。
さて、今日はバイクライドから帰った後、最近近くに出来た日本のうどん/そば屋さんに行って来ました。
この店、超ヒット!
私はうどんを頼んだのですが、うどんのだしは完全な関西風で、カツオのだしがよく効いていて、薄くもなく濃くもなく丁度いい感じ。コンビネーションで付けてもらった天丼も、オマケのようなやつではなく、本格的なものでした。最近行った新しいお店の中では、1、2位を争う程、最高に美味しかったです。このオープン直後の美味しさを、この後末長く保ってもらいたいですね。数か月くらいすると、味が落ちてしまうレストランがやたら多くて...
最近Haruはほぼ毎日のように、ボール遊びをしています。うちの裏の公園で、ボールを追いかけて思いっ切り走ります。今日はちょっとその様子を。
これをへばるまでやります。そして、クタクタになった後に、近所をひとまわり散歩します。これだけ運動したら、家に帰ってグッタリして寝るかなと思うのですが、それでもHaruは昼寝をしません。恐るべしボーダーコリーですね。
このビデオで西に傾いた太陽がちょっと異様な色をしていると思いませんでしたか? 実は、私の住む街から北に150㎞程行った所で、山火事が発生しており、その煙がこっちの方まで流れて来ているのです。今日のサンセットはこんな感じ。
完全にオレンジ色でした。これ以上被害が広がらないことを願いたいものです。
では。