自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

ツールド沖縄に募る思い

2018-11-15 21:43:28 | サイクリング
先週末は、日本で最大のサイクリングイベント、ツールド沖縄でしたね。ブログ、レースレポートが色んな所から上がっていますが、私の知っている人達は皆完走されたようで、本当におめでとうございます。


ブログやレポートを読んでいると、去年の悔しい思い出が、メラメラと蘇って来ます。


ツールド沖縄撃沈記1
ツールド沖縄撃沈記2
ツールド沖縄撃沈記3


去年が最初で最後のツールド沖縄挑戦と思っていましたが、あの悔しい気持ちを思い出すと、「もう1度挑戦したい!」という気持ちがどうしても込み上げて来ます。何とかもう一回ツールド沖縄に出て、今度は完走したいですね。


私の最大の敗因は「脚攣り」でした。コースの丁度真ん中あたりで両脚が完全に攣ってしまうと、あの厳しい時間制限の関門を制限時間以内に通過するのは完全に無理でした。その後、今年の夏にツールド沖縄140kmと同じか、それ以上に厳しいTour de Big Bearに挑戦しましたが、今度はコースの半分に到達する以前に両脚が攣ってしまいました。ただし、制限時間がツールド沖縄に比べるとかなり緩かったので、完走は出来ましたが。


去年、痛い思いをした後、ライドの後は毎回脚のストレッチを欠かさず行い、脚攣り対策の2Runもかなり早めに飲み始めました。それでも、私の脚攣り癖は治っていませんでした。まあ、要するに私の脚は、ツールド沖縄やTour de Big Bearのような長距離の高速レースには、貧脚過ぎるということです。でも、何とかこの脚攣り癖を治して、このようなレースにまともに望めるようにしたいですね。これは私の今の最大の目標です。その割には、長距離ライドからは長らく遠ざかっていますが。


貧脚の飼い主に比べて、コイツの脚はとても強いです。





ボールを投げてやると全速で追いかけて取りに行き、そして、全速でボールを持って帰って来ます。これを何回も、何回も繰り返しやります。本当にクタクタになるまで。


Haruの脚をこうやって持つと、ものすごい筋肉です。





Haru、私にもその強い脚の筋肉を少し分けてくれ。


では。

Open U.P.テストライド!

2018-11-12 19:55:43 | サイクリング
今日は、「オレンジ色の憎いヤツ」、Davidから借りているOpen U.P.を、早速ランチタイムにテストライドして来ました。Open U.P.のU.P.とは"Unbeaten Path"。「これまで開拓したことのない道」っていう感じでしょうか。


前回も書いたように、フレームサイズは私にピッタリ。普段乗っているCannondaleのSuper Sixと全く同じポジションを出すことが出来ました。





ギアはというと、フロントは42 teeth一枚。フロントディレイラーなし。





これが一番の心配事でした。こんな小さいチェーンチングで大丈夫なのかと。だから、Davidには、「買ったとしたら、多分将来的にはフロントディレーラーを付けて、ロードバイクのようなフロント2段変速にする」と言っていました。


リアは、10-44です。






一番小さいのが10 teeth、一番大きいのが44 teethです。こんな大きなカセットを使うのは初めてです。


そして、ブレーキはもちろんディスクブレーキ。





前後とも160mmのローター(ディスクブレーキのディスクのことです)が付いています。


タイヤはマウンテンバイク用の650c、47mmです。普段、25mmとかを使っているロードバイク乗りからすると、このタイヤはとてつもなく太く思いタイヤのような気がします。でも、結果からいうとその心配は無用でした。


「今日は、ちょっとスローなバイクを持って来たから、イージーコースで行こうよ」と会社のバイク仲間にお願いします。今日の目標は、これまでに使ったことのないSRAMのDouble Tapという方式の変速機に慣れること、そして、あの太いタイヤで走る感覚を掴むことです。


テストライドの結果をまとめると、次のような感じかな。


- 太いタイヤはものすごく快適。
- 太いタイヤは横風を受けやすい(今日はかなり風が強い日でした)。
- 太いタイヤはほんの少しだけ転がり抵抗が大きいかなと感じるが、ほとんど気にならない。
- ギア比は登りは問題なし。普段使っているCannondaleよりもギア比は小さい(39/32>44/42)=登りが楽。
- 高速でのギア比は42/10で36mph=58km/hくらいまで問題なし。それ以上高速で行こうとするとハムスターのようなペダリングが必要。
- SRAMのDouble Tapには慣れが必要。もう1回くらい乗れば大丈夫でしょう。
- とにかくこの「オレンジ色の憎いヤツ」が気に入った。


もうこれは「お買い上げ決定!」ですね。まあ、バイクに詳しいDavidが組んだバイクなので、非常に良いコンポーネントが選ばれています。後はロードバイクっぽいカーボンディスクホイールを追加して、グラベルバイクにもエンデュアランスバイクにも使えるようにすることですかね。何か楽しみになって来ました。近いうちに、South BayのKさんとかに未舗装の道の走り方も教えてもらう予定です。ワクワクですね。


さて、Haruはというと、最近朝の散歩では毎回ボール投げで遊びます。Haruはボール遊びが本当に好きなので、疲れ果てるまでやります。そして、最後はこの有様。





「もうこれ以上動けません」状態。そして、ハアハア言いながらヨダレ垂らしまくり。問題はヨダレを垂らしながら家に帰ると、かあさんに大目玉を喰らうこと。ヨダレが落ち着くまで、外でゆっくり散歩して帰宅の毎日です。毎日一杯運動して遊んで、楽しい日々を過ごしているHaruでした。


では。





このグラベルバイクは好きになってしまいそう

2018-11-11 18:10:34 | サイクリング
私と親子ではないかと巷で噂されている、バイク仲間のDavidが新しいグラベルバイクを買ったので、これまで使っていたグラベルバイクを買わないかと言って来ました。グラベルバイクとは、マウンテンバイクとロードバイクの中間のような位置付けて、比較的太いタイヤを装備していて舗装していない道も走れるバイクです。アメリカではこのグラベルバイクが最近やたら流行っています。でも、私としては「いや~、もうロードバイクと波乗りで手一杯で、とてもグラベルバイクを乗る暇なんてないからいいや」と思っていました。


ところが、Davidが2週間程旅行に行くので、その間テストライドさせてくれると言うので、借りてみることにしました。





サイズは私のために作ったかと思う程ピッタリ。そして、このオレンジ色の憎いヤツ(このフレーズ、昭和の人間しか知らないでしょうね)が気に入ってしまいました。まだ実際に乗ってはいませんが、このままなし崩し的に買ってしまいそうです。あーぁ、ヤバイ、ヤバイ。


さて、今日はバイクライドはお休みで、波乗りに行って来ました。それほど大きくはありませんでしたが、海の水はまだまだ暖かく、天気もとても良かったので、とても気持ちのよい波乗りが出来ました。





ここで問題発生。実はこの2週間程、波乗りでのパドリングのし過ぎのせいか、なんか右肘に痛みがあり、重いものを右手で持ち上げられない状態が続いていたのです。まあ、逆療法で、パドリングすれば痛みも引くのではないかと思っていたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。2時間ほど海に入っていると、テイクオフするたびに痛みが増して来たのです。それでも、楽しかったのでテイクオフを続けていたら、いっそう痛みがひどくなって来ました。


多分、当分の間、波乗りはお休みですね。昔は波乗りのし過ぎで肘が痛くなることなんてなかったのですがねぇ。うーん、歳には勝てないですね。まあ、自転車に集中出来るからいいということにしておきましょう。



うちのおてんば娘は、今日も「ねえねえ。かまって、かまって」と私のところに来ます。





すごく警戒心が強いくせに、とっても甘えん坊のHaruでした。


では。


彼はスーパーマンか?

2018-11-10 17:42:45 | サイクリング
アメリカではバイクのグループライドは、ほとんど2列になって走ります。聞いた話では、日本では2列走行は禁止だそうですね。道路事情と関係あるのかなぁ。2列走行で走っていると、自然と隣のライダーと何らかの会話が始まります。そして、そんな会話の中から普段の生活では会うことのないような人と友達になることがあります。


今日友達になったのはこの青年。





私が最近興味を持っているグラベルバイクの乗っていたので、ちょっと彼のバイクの話を聞いて、写真を撮らせてもらいました。その後、バイクに乗りながら色々話していると、どうやら彼はマウンテンバイクのプロだそうです。体型的には、ロードレーサーにしても速そう。「ロードレースでも相当いいこと行けるんじゃないの?」と聞くと、「以前ロードレースにも出て、そこそこいいところまで行ったんだけど、ロードバイクは単純でつまらないからレース辞めたんだ」と言います。「だって、ロードバイクってマウンテンバイクほどスキルが要らないし、体重とパワーでほとんど決まってしまうでしょ」と。確かにそうですね。ヒルクライミングでは絶対に体重が軽くないと勝負にならないし、フラットなレースでは、大きいパワーのあるライダーでないと勝てません。


彼の言うことは全て理屈が通っていて、感心してしまいました。と言っても、よくエンジニアや研究者にありがちな理屈っぽいオタクみたいな感じはなく、非常に気さくで話しやすい青年でものすごく好感が持てました。


さらに話していると、「今はUC Irvineで学生もやってて、コンピューターサイエンスでPhDを取るために勉強していて、AI(Artificial Intelligence)を研究しているんだ。それと並行にMedical School(医学部)にも通っていて、Medical Doctorの学位も取る予定なんだ」と。もうこの時点で私はぶっ飛びです。マウンテンバイクのプロで、コンピューターサイエンスのPhDとMedical Doctorの学位を同時に取ろうとしているなんて、本当にただ物ではありません。


アメリカで生活していると、かなり頻繁に「自分はこれとこれが出来て、こんなに凄いんだ」とハッタリを言う人に出くわします。こういう人はすぐに化けの皮が剥がれて、実は全然凄くないことがばれてしまいます。でも、彼は全く違います。


「Undergrad(日本で言う学部ですね)では何を勉強していたの?」と聞いたら、「UC Berkeleyで、バイオケミストリーと物理学と哲学と心理学で4つの学位を取ったんだ」と言います。もうこれは本当に、ギョギョギョ状態ですね。


彼はただ単に頭脳明晰なだけではなく、視野がものすごく広いのです。「学位を取ったら、医者になるの?それともコンピュータサイエンスの研究者になるの?」と聞くと、彼は言います。「医者にはならないと思うな。患者さんを診て、診断して治すのはルーティンワークで、マニュアルに従ってやるだけだから僕はあまり興味がないんだ。僕はもっと世の中を変えるようなことがしたいんだ。僕の最終目標は病院から病気の患者さんを無くして、病院のベットを空っぽにするようなことなんだ。データ分析で将来、それに近いようなことが可能になると思うんだ。だから、僕は自分でそういう方面のビジネスを起業して、沢山の人に幸せになってもらうことが目標なんだ。」


どうやら彼にはお金を儲ける事にはあまり関心がなく、とにかく世の中を変えるようなことをしたいそうです。いや~、彼は大物になりますよ。本当に「コイツはスーパーマンか?」と思いました。私もまだまだ頑張らないと、この青年にちょっと感化されてしまいました。



さて、今日はバイクライドから帰った後、最近近くに出来た日本のうどん/そば屋さんに行って来ました。





この店、超ヒット!





私はうどんを頼んだのですが、うどんのだしは完全な関西風で、カツオのだしがよく効いていて、薄くもなく濃くもなく丁度いい感じ。コンビネーションで付けてもらった天丼も、オマケのようなやつではなく、本格的なものでした。最近行った新しいお店の中では、1、2位を争う程、最高に美味しかったです。このオープン直後の美味しさを、この後末長く保ってもらいたいですね。数か月くらいすると、味が落ちてしまうレストランがやたら多くて...


最近Haruはほぼ毎日のように、ボール遊びをしています。うちの裏の公園で、ボールを追いかけて思いっ切り走ります。今日はちょっとその様子を。





これをへばるまでやります。そして、クタクタになった後に、近所をひとまわり散歩します。これだけ運動したら、家に帰ってグッタリして寝るかなと思うのですが、それでもHaruは昼寝をしません。恐るべしボーダーコリーですね。


このビデオで西に傾いた太陽がちょっと異様な色をしていると思いませんでしたか? 実は、私の住む街から北に150㎞程行った所で、山火事が発生しており、その煙がこっちの方まで流れて来ているのです。今日のサンセットはこんな感じ。





完全にオレンジ色でした。これ以上被害が広がらないことを願いたいものです。


では。





仲間と一緒にやるインターバルトレーニングは楽し

2018-11-07 20:58:42 | サイクリング
前回投稿したのは9/30日。何と約40日ぶりの投稿となります。こんなにサボっているブログなのに、常に閲覧しに来て頂いている方がおられるみたいで本当に有難く思います。


前回の投稿の後、母の四十九日のために1週間程再び日本へ帰っていました。その後、何故か「自転車おやじ」モードから「サーフィンおやじ」モードに戻り、波乗りばかりに行っていました。この2~3週間、本当に波が良かった。サイクリング仲間に、「サイクリングと波乗りの両立は難しい」っていう話をしたら、「そんなの簡単だよ。自転車にはいつでも乗れるけど、波乗りは波のいい時にしか出来ないでしょ。波乗りに行くべきだよ」と。確かにそうだと思い、つい最近まで波乗りばかりに行っていました。


サイクリングと波乗りって、結構相互補完性があるんですよね。サイクリングは主に脚を中心とした下半身を使うスポーツ。波乗りは、パドリングを中心とした上半身のスポーツ。しかし、サイクリングには上半身の強さも必要ですし、波乗りは下半身の動きで決まります。ということで、波乗りに行きたいときには、波乗りに行き、自転車に乗りたいと思う時は自転車に乗ることにしています。それでも、どっちにしようか迷う時があります。そんな時は、もう本当に気の赴くままに行動するしかないですね。


今日は、ランチタイミングに1時間ほどの自転車トレーニング。会社のサイクリング仲間をけしかけて、ヒルクライミングのリピートトレーニングをしました。


去年の年末に引っ越した新しいオフィスの近くにはあまりいいクライミングコースがありません。今日はオフィスから比較的近くにある唯一のクライミングコースに行って、ヒルクライミングのリピートをやりました。クライミングは平均勾配5%、距離は2キロ弱とそれほど長くありません。でも、贅沢言ってられません。何せ近くにある唯一のクライミングですから。





このクライムを4本やりました。毎回ちょっと違った内容で。結果は次の通り。平均出力パワーでの比較です。


= 1st climb:
1min standing at 70rpm, 1min sitting at 90rpm, 2min standing at 70rpm, sitting at 90rpm until the end of climb, trying to keep power at 250W or so

<<私>>   Avg. Power 283W
<<ライダーA>> 283W
<<ライダーB>> 401W
<<ライダーC>> 301W


= 2nd climb:
20sec at 320-340W, 40sec at 246-260W, repeat 5 times

<<私>> Avg. Power 298W
<<ライダーA>> 272W
<<ライダーB>> 307W
<<ライダーC>> 310W

= 3rd climb:
230W for 1min, 250W for 1min, 270W for 1min, 290W for 1min, 310W and above for 1min

<<私>> Avg. Power 283W
<<ライダーA>> 263W
<<ライダーB>> 331W
<<ライダーC>> 295W

= 4th climb:
20sec at 320-340W, 40sec at 246-260W, repeat 5 times

<<私>> Avg. Power 287W
<<ライダーA>> 259W
<<ライダーB>> 334W
<<ライダーC>> 271W


この結果を見ると、ライダーBが断トツですね。それもそのはず。彼は27歳の若者。体重は私より10㎏くらい重く、パワフルなライダーです。私は2kmで平均パワー400Wなど絶対に出せません。唯一私が満足したのは、4回のクライミングでほとんどパワーが落ちなかったことです。このクライミングで平均300Wがコンスタントに出せるとちょっとレベルが上がるのですが、それは今後の課題ですね。仲間と一緒にやると、この苦しいトレーニングもとても楽しかったです。


さて、きのうはホリデーシーズンに備えてワインをごっそりと仕入れて来ました。





これで、私の誕生日に家族3人からプレゼントしてもらったワインクーラーも充実です。





このワインクーラー、赤、白18本ずつ。合計で36本入ります。「えっ、36本もワインを家に置いておく必要がある?」と思われるかも知れませんが、こんなのあっと言う間です。飲みたい時に飲みたいワインがないと悲しいですからね。


私がブログをサボっている間に、ハロウィーンも過ぎてしまいました。最近、うちの近所には本当に子供達が回ってこないので、今年は家のデコレーションもやめてしまいました。でも、コイツだけには衣装を着させて、ちょっとだけハロウィーン気分。





あまり可愛くないと思うのは、私だけでしょうかねぇ。まあ、この衣装は似合わなかったということにしておきましょう。


これからもゆるめにボチボチブログを書いて行こうと思いますので、またよろしくお願いします。


では。