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ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

経済は管に任せろ!

2009-12-16 21:02:33 | Weblog
いやぁ竹中平蔵氏との議論は面白い。菅直人副総理は切れ者だよ。

竹中平蔵氏の「供給を増やせば・・・」に対して菅直人副総理の「需要を増やせ」は痛快だ。
日産のリストラを例に挙げたところも良い感じ。
引用しておきます。
例えばカルロス・ゴーンが来て、日産、正確な数字は別として1万人の労働者をですね、半分ほどリストラすると。確かに5000人の日産は高い生産性になったかもしれないけど、リストラされた5000人が新たな、完全雇用で新たなところで同じような効率高いところで仕事ができればいいんですが、結果として失業状態になり、低賃金であえぐようなことになれば、マクロとしては成長はしていないわけです。ですから私は一企業の日産はリストラできても、国は国民をリストラできないんだから、必ずしも個別の企業が競争力を高めることが、それを全部やったら、イコール、マクロ的な成長になるとはかぎらない。それは完全雇用の下ではなるかもしれません。
いやぁ痛快。痛快。全体の誤謬というか、それぞれの企業が最適化を目指すとマクロ的成長が出来ないという指摘は最高だ。

竹中平蔵氏の「供給を増やす」これは加速状態に入って旺盛な需要が出てきたインフレ時に必要な施策だ。今は需要が冷え込んでいる状態だからいくらモノを作ってもだめ。需要を増やす政策と施策が必要という施策は正しい。

最後のこれはなかなか手厳しい。
ですから私はどうも竹中さんが言われるですね、供給サイドを強めればそれでマクロ的にもよくなるという考えは第二の道として失敗したというのが私の見方ですが、いかがですか。

竹中平蔵氏の郵便局の民営化。これは規制緩和だったはず。つまり新たなサービスを作るもので、飛脚とか黒猫とかが参入できる基礎になるはずだった。ところが、どうも換骨奪胎されている。
と言う状況で、再国営化というのはどういう意味があるのか判らないが、公社になったんかな。

いずれ、管副総理が指摘している「90年代からの供給過剰による不況」は需要増によって賄われるのだろう。あとはどうやって需要増にするかだ。
将来の国債残高が怖いから高税率にする?所得税を引き上げる?だめでしょう。
所得税は引き下げる。今の地方税は廃止。消費税の半分を地方税とする。そして消費税率は地方で異なる様にする。極端な話京都の消費税率が10%で、大阪の消費税率が20%だとみんな京都に行ってモノを買うだろう。そしてそんな近隣で税率を変えるのはアホらしい・・・となると道州制になりそうですね。

いずれ、管ガンバレ~!と思う。でな、献金疑惑の奴らは引っ込んどいてほしいね。

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