ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

池原ダム放水路でのニジマスに驚いたこと

2006-05-29 22:10:17 | 釣り
10年以上前。

国道169号線を南下すると池原ダム湖畔を過ぎ、下北山村の集落に入る。集落の中を流れている川は本来は北山川だが、池原ダム湖の水は集落の北山川へ流れていない。池郷川が緩やかな流れの里川として流れている状態だ。池原ダム湖の水はダムから落とすのではなく集落よりもかなり東の北山川下流へ落として発電している。
下北山村の集落を過ぎると南池原橋を越えてトンネルがあり、トンネルを越えると大小井橋。橋の下は七色ダム湖。池郷川は南池原橋からトンネル横の水路を抜けて七色ダム湖に注ぎ、発電所、北山川本流へ流れないようになっている。だから南池原橋より下流の北山側本流河川敷は完全に涸れている。
大小井橋横の七色ダム湖への注ぎ口(池郷川トンネル出口)はなかなか釣りやすく、大きなバスをたくさん釣った場所だ。
ここが七色ダムの緩やかなバックウォーターであり、大小井橋より上流は単なる水溜まり。水は余り動いていない。
何故こんな事を知っているのかというと国道169号は橋を渡ると右折して北山川沿いに下流へと進むのだが、大小井橋を渡って左折すると発電所とゴミ焼却所へ向かうことが出来るからだ。多分現在は通行禁止。

ダートのその道をずーっと進むと池原発電所の放水路に到着する。

左手に鉄製の階段が見えるのでそれを下りるとコンクリートでできた放水路に出る。かなり深いことがわかる。
この放水路の水は山を越えて(トンネル)七色ダム湖へ流れ込む。
豪雨で溢れると大小井橋方向へオーバーフローする事も出来るだろうが、殆どそんなことはないことは放水路から大小井橋方向の完全に涸れて乾いた川底が物語っている。

ある時期の豪雨でこの道が壊れたようなので最近のことは判らないけどこの放水路は結構でかいバスを釣って楽しめた。
ここで、ジグミノーを使って大きなニジマスを釣ったときは驚いた。おそらくこれらの魚は池原ダム湖から発電用の水流に吸い込まれたのだろう。そしてここで大きくなったのかな。七色と池原は揚水発電もしているらしいからこの放水路は案外七色ダム側から魚を吸い込んだのかも知れない。
産卵等はほぼ不可能と思えるが小魚も居た。

現在は山向こうの七色ダム湖内の放水口も立ち入り禁止になっている。
しかし、ジギングすればずーっと釣れ続くポイントだった。
ボートではアブな過ぎるってのは発電に伴って吐き出された水が対岸まで怒濤の流れを見せているからだ。しかし、水が動くと魚の活性は上がる。惜しいポイントだ。

小さな流れ込みトンネルのワンドが美味しい大小井橋がココ
ニジマスも釣った放水路はココ
道からジギングで楽しめた七色ダム側の放水口はここ







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