ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

ガラパゴスはダメなのか?

2010-06-04 22:40:22 | Weblog
ガラパゴス携帯はあかんとか色々言うが、Apple製品は信者によるガラパゴス製品だ。これが一大ブームになっていることをどう説明するのか?
日本の携帯はガラパゴス型進化だとか色々難癖を付けてNokiaにSAMSUNGが凄い!世界の潮流だ!日本もそうすべきだ!と言う経済評論家?のせいで、携帯電話の通話料が少し安くなって携帯電話の買い換え価格が高くなった。
目的は長い間同じ携帯電話を使う人が得をして損をしなくなることだったが、そういうライトユーザーを重宝することで、頻繁に携帯電話を買い換えるパワーユーザーの携帯電話の買い換え周期を延ばした。
買い換え周期が延びると単純にその逆数を掛けた分の需要が消えてしまう。
結果的に携帯電話の供給能力過剰でNECとカシオが携帯電話事業を統合したり、三洋はパナやったかな、と「ものつくりJAPAN」の足を引っ張ることになった。
単に携帯電話事業統廃合と見てはならない。関連業界・・・電子部品とか色々なモノが需要喪失になったわけで、派遣切りとかそりゃそうなるわな。
さらに携帯電話そのものも低価格化するしかないわけで組み立ては国内ではなく中国に持って行くと。ま、これは任天堂もAppleもそういう業者を使っていたから何とも言えんが、季節モデルだけに純国産比率が高かっただろうし、キャンペーンはそれなりに景気に役立つモノだ。それも殆ど見なくなった。
結果的に買い換え補助費を与える必要が無くなった携帯電話事業者が暴利をむさぼっている。これは上述の評論家が携帯電話事業者のお抱えだったって事だろう。SIM Lockも解除させないつもりのようだが、それが携帯電話端末価格の上昇を招くから反対というご意見だが、これは詭弁と思う。二つ以上の方式がどうのこうのと言うが、PHSと携帯電話が一体になった端末も存在したし・・・

ところで、ガラパゴス状態の大物と言えばApple。
Windows95が主流になったあとしばらくMacはシェアが10%程度で、信者向けの製品だった。
iMac以後のデザイン重視戦略が功を奏したとも言えるが、存在そのものはやはりガラパゴスだろう。(規模が大きくなったから新大陸か(笑))。
そしてiPod、iPhone、iPadと独自仕様の独自製品・・・ガラパゴスだよね・・・でITでの存在感はさらに増している。

先の評論家達はこのことに対してなんて言うのだろう。

ガラパゴス結構。マーケティングで商品開発するのではなくユーザーを先導しなければならない。それがイノベーションと思うんだけどね。

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