ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

Formula 1はどこへ

2009-11-04 22:24:29 | クルマ
昨年限りで撤収したホンダ。BSの撤退報道、そしてトヨタの撤退。
BMWも2009年で撤退。

環境車両のためってFun to Driveって捨てるの?駆け抜ける喜びは?
電気自動車が次世代って本当?

F1が電気自動車になることはあり得るのだろうか。
エンジン音のないレース。スキーのダウンヒルみたい?

10月に鈴鹿で聞いた咆吼は滅び去るものの絶叫だったのだろうか。

今年の目玉だったKERSの導入。これはハイブリッド技術と同じだ。だがF1に興味のない人はKERSなんて知らない。
非KERSのBRAWNやRed Bull、トヨタが速かったのは空力だった。
KERSが無効なのではない。レギュレーションの抜け穴を付くか否かだったと思う。

走る実験室。かつてF1はそう呼ばれていた。しかし、スポーツ性、娯楽性を高めるため、レギュレーションで縛るほスポンサーカラー以外の違いが無くなり、面白さが無くなった。

電気自動車、ハイブリッド。これらを買う気にならないのはレースやラリーで好成績を収めていないからだ。Formula 1やWRCで特例として電気自動車やハイブリッドを認めて、ガソリン車を圧倒しないと本当の意味での次世代ではないと思う。小食を売りにしているが寿命はどうなんだ?
Audiのディーゼル車でのルマン優勝は意味があると思う。ディーゼルでも速くできることを示した。だが、電気自動車は500km/h直線記録だけだ。

人間の欲望にある強く・速くを否定することは出来るのだろうか・・・。

BSの撤退。こちらは確実にF1の息の根を止めそうだ。
300km/h超の世界を支えてきたのはこのタイヤだ。しかもコーナリングも必要。これを達成できるのだろうか。頭をよぎるのは数年前のアメリカGPでバンク走行不可判断でレース不参加を英断したミシュランだ。ミシュラン並みの決断が新規参入業者に出来るのだろうか。不安だ。

私論だが、タイヤメーカーは単なる供給者ではなく、使用料を入手するべきである。そして、駆動源がガソリンだろうと電気だろうと、レースは無くならない。

熱効率の最大化は基本的に省エネルギーと同じだってことは「エコ」にはわからないだろうなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。