ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

フライショップ巡り

2010-10-16 17:16:59 | 釣り
大阪に見舞いに行った帰りにミナミのフライショップを巡った。
目的はオストリッチだがついでに細々としたものを買った。

ピーコック
フック
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20/20Magnetic tippet threader

まずは四ツ橋のDrug Free

レジ兼店番は女性一人。フライショップが街中にある理由はサラリーマン相手なんだろうか?
オストリッチのデカイのはなかったが、そこそこよさげなのを入手。
場所は長堀通りの一本南側。ファミリーマートの上。窓にG.Loomisとあるし、ビルに看板があるのですぐに判る。

次は難波にある新規開店のIMAGO
U2にこんなタイトルの曲があったかな?
imago recordというブランドが記されていたみたいだ。
場所は府立体育館西側ブロックで国道(R25)のそば。
具体的にはR25の御堂筋と四ツ橋筋の分岐を南下した角。セブンイレブンを南に下って一本目の角のビル(八代ビル)。
住所表記を見て尋ねると迷う事は無い。店長が店番の個人商店。大変だ。雑談を交わして小物を買う。
ただし、ビルに店舗標記はないので入り口を見逃すとブロックを一周してしまう(笑)。

どちらの店も店の内装はシンプルそのものなのだが秘密クラブぽい雰囲気なのは三階にあるからか。
初めての人がふらっと立ち寄るのは難しい。
通販が発達した今、マテリアル販売がメインになると想像されるが自分で巻く人も減少しているから商売は難しいだろう。

喫茶店・バー兼フライプロショップなら案外面白いかも。喫茶・スナック フライ屋 とか

水商売も厳しいけどね。
平日昼間よりも夕方から晩に少し大人のムードを魅せる店が硬派な釣り人にうけるかな。
2010.Oct.16 17:15

さて、フライショップのありようについてフライの雑誌に増沢氏が記していた事を思い出した。
Drug Freeの店構えはその内容に近く、レジが奥で女性というのも客にプレッシャーを与えない造りといえる。
マテリアル陳列棚ネット型(両面 背高)が店舗中央に2列鎮座している。レジ横のガラス棚内にリールなど。
結構人の流れを考えているのかもしれない。でも倉庫兼陳列棚って感じは強い。

IMAGOはレジが出入り口横で店舗の最奥が事務机+タイイングデスク。店舗のど真ん中にマテリアル陳列棚ネット型(両面 背低)がある。
店舗レイアウトのプロではないので何がどうだか述べる立場ではないが、両面マテリアル陳列棚(ネット型)は不要だと思う。
マテリアルは店舗の壁面にあるべきかな。壁面近くにあるガラスケースを店舗中央に置く方がよいと思う。この辺は貴金属店の感じ。
レジが店舗で入り口横にあるのは悪くない。

ここからは勝手な想像でIMAGOがかくあるべきと書いている訳ではない。

もし私がフライショップを開くならという仮定で書き連ねてみる。

フライショップで吟味して買うのはハックルケープ等のナチュラルマテリアル。
店舗が工業製品であるフライライン・ティペット・リーダーの倉庫兼陳列棚である積極的理由はかなり薄れている。
在庫を並べるとパッケージを蛍光灯の紫外線で劣化させるだけだ。
そのために紫外線防止の蛍光灯にするとか紫外線防止のフィルムを蛍光灯に貼る、もしくはLED照明にするってのもある。
マテリアル類(特にハックルケープ)は壁面にあるべきでガラス棚に飾りたい。
というところで先に記した「喫茶・スナック フライ屋」として考えてみよう。
夕方から夜しか開いていない。フライ関連書籍(非売品)がたくさんあって椅子に座って読むことはできるが持ち出し厳禁。
コーヒーや紅茶と軽食(そして軽く酒も?)は頼めば出るってのも悪くないと思う。
客の立場として考えると地下鉄沿線なら仕事帰りに一杯ではなく、ちょっと店に寄ってコーヒーを飲みながら書籍を読むってのも悪くない。
フライフィッシングを嗜む人は結構書籍好きだと思う。そしてそこには本物のマテリアルがあってタイイングツールもある。となれば書籍に掲載されているフライを巻いてみたくなるではないか。ここで店舗としてはマテリアル価格をどうするかは微妙だ。フライを一本巻くたびにコマーシャルフライの売価の半額程度をいただくってのが悪くないだろう。・・・店舗で巻くためのマテリアルを用意する必要があるが・・・。
ただし普段は指導料は取らない。勝手に巻いたフライは持って帰ってもらう。タイイング・スクールは別に開催する。
マテリアルも手芸屋スペシャルや百均スペシャルを用意しておくと面白い。思いつきだからこれが良いのかどうか判らないけどね。

客としてはロッドやリールは手にしてバランスを確認したい。店舗としても売価が高いので売り上げに大きく貢献する。しかし小規模倉庫兼展示場という超小型トイザラス形態店舗では在庫有無が勝負となってしまう。
客の立場とすれば店内で手にしたいが、手にしたら買わねばならないというプレッシャーが生じるので自制する(笑)。その自制心は軽くアルコールが入ると・・・かもね。

都会に小規模倉庫兼展示場という状態の店舗を構えるなら、スポーツバーにダーツバーもあるしフライバーがあっても良いじゃないか(笑)。












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