図は融着法ではなく溶着法。
下の私のBlogに述べたように2008/01号FF誌に熱融着の特集がある。この内容を始めて見たのはこの岡田裕師氏のBlog(2007/11/13)。
ちなみに熱溶着とあるが正しくは熱融着である。これは溶けると融けるの違いであり、溶解:dissolutionと融解:meltingは異なる。どちらも液状になるが・・・。
さてフライラインの熱融着のコツは色々あるだろうけど、それとは別に技術的内容としてコートされている材料とコアで簡単に融点を列記しておこう。
・コート
‥PVC:180℃ 3M系(SA)のフライライン
‥ポリウレタン:流動温度が180℃以上 (エアフロ)
・コア
‥ブレイデッド
…PE(ダイニーマ含む):130℃
…PET:260℃
‥モノ
…Nylon6:225℃(一般的な釣り糸はこちら)
…Nylon66:265℃(耐熱用)
…PVDF(フロロ):212℃
コアは通常熱可塑性樹脂だからコーティングよりも耐熱性は高いのが常識だからPEコアは無いと思うが・・・。
ちなみにポリウレタンはホットメルト接着剤の材料だったりする。
ここで気付いた人もいるだろうが、熱融着だけではなく溶着も解になる。柔らかい接着剤である小西のEXクリヤーとかを使えばよい。
これが冒頭に掲げた図だが、途中のコート剥離が難しい。先端のコート剥離は簡単なのでコアを好きなところできつく締め上げてループを作り、パイプ内で加熱するとコートが融解して熱融着ループにする事も不可能ではない。「パイプ」と言うのが鍵を握っている。単なるパイプだとくっついて取れなくなるので・・・。
ここから先は試行錯誤だな。
下の私のBlogに述べたように2008/01号FF誌に熱融着の特集がある。この内容を始めて見たのはこの岡田裕師氏のBlog(2007/11/13)。
ちなみに熱溶着とあるが正しくは熱融着である。これは溶けると融けるの違いであり、溶解:dissolutionと融解:meltingは異なる。どちらも液状になるが・・・。
さてフライラインの熱融着のコツは色々あるだろうけど、それとは別に技術的内容としてコートされている材料とコアで簡単に融点を列記しておこう。
・コート
‥PVC:180℃ 3M系(SA)のフライライン
‥ポリウレタン:流動温度が180℃以上 (エアフロ)
・コア
‥ブレイデッド
…PE(ダイニーマ含む):130℃
…PET:260℃
‥モノ
…Nylon6:225℃(一般的な釣り糸はこちら)
…Nylon66:265℃(耐熱用)
…PVDF(フロロ):212℃
コアは通常熱可塑性樹脂だからコーティングよりも耐熱性は高いのが常識だからPEコアは無いと思うが・・・。
ちなみにポリウレタンはホットメルト接着剤の材料だったりする。
ここで気付いた人もいるだろうが、熱融着だけではなく溶着も解になる。柔らかい接着剤である小西のEXクリヤーとかを使えばよい。
これが冒頭に掲げた図だが、途中のコート剥離が難しい。先端のコート剥離は簡単なのでコアを好きなところできつく締め上げてループを作り、パイプ内で加熱するとコートが融解して熱融着ループにする事も不可能ではない。「パイプ」と言うのが鍵を握っている。単なるパイプだとくっついて取れなくなるので・・・。
ここから先は試行錯誤だな。
Matwalkerさんのブログでも紹介されていますが
熱伸縮チューブを使ってました。http://mattwalker.exblog.jp/7700740/
「ふ」もやってみました。かなり丈夫で、ガイドを通るときの引っかかりもなく使い易いです。
融着にはヒートガンを使うそうですが、私は持ってないので底にスリットを空けた空き缶をガスレンジの上に乗せて弱火であぶりました。
この内容は1000円出す価値があるのかなぁ?とFFに疑問を生じたわけです。もし広告がメインで、広告を買わせるための記事を載せているのが雑誌であるのなら本末転倒になっていると思います。
もう一度読み返そうという内容でないと・・・。
ふりーすとんさんご紹介Blogの法が雑誌よりも中身が濃いような気がしました。
これ溶着(接着)でもいけますね。熱収縮チューブ内に耐衝撃性のある接着剤を塗ってそれでループを作る。接着剤硬化後に軽く炙ってやるとキュッっと締まって良い感じになると思います。
ネイルノットのひっかかりが鬱陶しい時、私は結合部を熱収縮チューブで包んでました。最近はスプライスしていますので、使っていません。
こう考えると公開した図は不要かも知れませんが、「最強方法」とでもして放置しておきますか(笑)。