ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

停電対策の自己発電

2012-05-16 20:25:26 | Weblog
停電されたらかなわないので自己発電も視野に入れてみる。
太陽電池とかエネファームとかは初期投資が高い。そこで単なる発電機を考えてみた。

単純な内燃機関の発電機は販売している。
アマゾンで「発電機」で検索するとこんな感じだ。

これなんか60Hzで西日本専用と悪くない。
だが、ガソリンの価格を考えるとちょっと待て!となる。
タンク容量:2.7L
連続運転:4H
定格出力:850VA
電力換算すると850VA×4h=3,400VAh=3.4kWh
タンク容量2.7Lなので、最近はレギュラーが150円とすると405円。1kWhが119円となる。
電気代がおよそ1kWh=22円なので5.4倍だ。
ガソリン税金が53.8円/Lなのでもの凄く割高になる。たとえ100円/Lのガソリンとしても1kWhが80円程度になるだけだ。

緊急用とすれば納得できるが、それでもかなりの割高。
軽油や灯油で動くタイプは無いのか?ヤンマーのYDG350VAというのがあるが38万円だ。
高すぎる(250Vにしても変わらない)。灯油に添加剤を入れて軽油にする手もあるようだが、燃料代が少々安くなってもね。
また、灯油の専用エンジン(レシプロ)が無いので灯油用発電機が無い。

つまり、緊急用であればガソリンエンジン(レシプロ)で発電できるが、家にクルマがあるのなら、そのエンジン廻してても良い様な気がする。


さてmここで「レシプロ」とわざわざ書いたのは意味がある。
ロータリーとガスタービンなら灯油でも可能なのだ。発電機は磁石(またはコイル)を何かの力でコイル内(または磁界内)を動かせば起電力が生じる。
回転エネルギーを使えば良い訳で、なにもレシプロである必要は無い。ところがロータリーエンジンの入手も大変だ。ガスタービンも大変だ。
と思っていたらこんなのがあった
IHIの小型ガスタービン。灯油軽油で可能。しかも400W分なので0.4kW*60min=24kWhってすごいじゃん。
あとはこいつの燃費だね。

でもこれって超小型発電機な訳で電気自動車に向いているのかもね。
ハイブリッドを越えたトリブリッド。レシプロとモーターとこのガスタービン。それでもリチウムイオン電池は必要か。
KERSとも組み合わせて・・・あははのんきだね。

超小型ガスタービン。風呂のコジェネに使えそうだ。と話がずれている気がする。

それとこういう発電機の場合、電器の質が悪いと言われる。これは何を意味するかというと
回転数不定による周波数のバラツキ
電圧のバラツキ
つまり、奇麗なサイン波ではなく、ノイジーな波になっていると思って欲しい。
こういう電器をパソコンとかに入れるとぶっ壊れるとか(特にHDD)。そこで、こういう電器は蓄電池に貯めて使うとよい。
結局製品内は直流なんで、手間が多い。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。