ならおうは穏やかに語る

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(09/08/23カウンターを付けました。)

ゆめはんな線開通に伴う北大和の変化

2006-04-02 13:26:16 | Weblog
近鉄東大阪線は3/27の延伸に伴ってけいはんな線と改称しました。
総称は東大阪線・地下鉄中央線を含めてゆめはんなというそうですが、よく分からない名前ですな。
路線図はここでわかるでしょう。
おおまかにはこの辺を通ります。Google map(ローカル)ではまだ反映されていません。

阪奈間の線路は
・生駒をぶち抜く近鉄奈良線。(難波-奈良)
・そのサブルート近鉄東大阪線。(長田-生駒)
・生駒南側に迂回するJR大和路線。(難波-奈良)
・奈良県中央へ向かう近鉄大阪線。(難波-八木…)
・生駒北側を迂回するJR学研都市線。(北新地-木津)
・奈良県南側へ向かう近鉄南大阪線。(阿部野橋-大和高田・橿原神宮)
ってところだ。

人口は奈良市を含む奈良県北部が高く、近鉄奈良線沿線に住宅街が発達している。近鉄奈良線での大阪方面への通勤・通学はこの住宅街から吐き出される人々で大変なことになっている。JR大和路線や学研都市線は北部住宅街の東の方の人しか利用できない。(地図を見てもらえば判る)。

近鉄奈良線のラッシュを緩和するためまず東大阪線が通された。
奈良線は上六や難波へ向かうが大阪市ビジネス街中央の梅田や本町に行くには難波でこれまたラッシュで有名な地下鉄御堂筋線に乗り換える必要になり、大変な苦行であった。東大阪線ならそのまま地下鉄中央線に繋がっているのでラッシュに有効である。ただし生駒で乗り換えだからちょっとめんどくさい?

そして近鉄奈良線の沿線住宅街の北部には京阪奈丘陵学研都市ができた。
一応JR学研都市線で大阪に繋がっているのだが、学研都市の東端木津川沿いを通ることになり、梅田まで直結しているが結構不便。特に高山地区とか北大和、登美ヶ丘あたりつまり国道163号線の沿線とも言える住宅街では何の役にもならない。

そして生駒駅からの延伸(京阪奈新線)ができた。白庭台、学研北生駒、学研奈良登美ヶ丘の3駅しかない路線であるが、先の人々にとっては渇望していた路線であろう。出来ることならこのまま祝園か高の原まで延伸したほうが良いのだが、地下鉄にするしかない。

登美ヶ丘駅の次に押熊駅が出来るという噂もあったがどうも消え去ったようだ。
近鉄がBIXというホームセンターを経営していたがロイヤルホームセンターに売却。
・・・この場所に駅が来ることがないので土地を確保する意味が無くなった?

登美ヶ丘駅から先は延ばすことも出来るが京都府が渋っているので資金がないようです。京都府は北の方(亀岡とかあのあたり)に強力な政治家が居るのでクルマの殆ど通らない高速道路とかの資金が下りやすく、政治力の弱い南側は厳しいのでしょう。

つうことで京阪奈新線が伸びて、このあたりがどう変わるか考えてみましょう。
・まずバス路線が変わる。
 今まで学園前に出るしかなかったバス路線が新駅に、向かえばよい。
 これは周辺の渋滞緩和にも役立つでしょうね。
・人の流れが変わる。
 登美ヶ丘駅前はジャスコを建設中です。
 奈良県内にAEONが増えていますね・・・。
 もともとあるライフはどうなるのでしょう

そういえば一昔前に平城山駅側にスーパーを建てる計画もありましたが消えました。これは別の記事で・・・。

・R163周辺が少し便利になる。(これは期待できるかな)
  学研都市高山地区あたりなんてものすごぉぉぉぉく不便ですからね。

が、京阪奈新線は祝園か高の原に結ばないと本当のラッシュ緩和になりません。
登美ヶ丘から京都方面へ行くには結局バスで高の原に出るしかなく、余り意味がありません。また高の原周辺の人は高の原→西大寺→学園前→大阪というルートで少し人が減る程度でしょう。

高の原と登美ヶ丘。ここを結ぶと色々便利になるのですけどね・・・そのまま木津まで延伸するとか。





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