ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

円高って悪いのか?

2012-01-15 00:28:22 | Weblog
円高を危惧する声が多いが本当にそうなんだろうか?

円高になると海外と同じモノを買うのに価格が下がる。
グローバルに流通している商品Aを考える。クルマでもパソコンでもマクドでもワインでもよい。
計算し易くするため、100円/ドル、ドル=ユーロとする。
ある時期、商品Aは100万円であった。これが80円/ドルの円高になったとする。
商品Aは80万円で購入する事が可能となる。
商品Aと同等価値とされる国内サービスBは価格が下がるべきだ。
国内サービスB:高速道路料金、ドメスティック商品、TV視聴料、年金!、給与!等々。
これは見た目デフレとなる。だが、このデフレって「円」だけで考えているから生じていないか?
貨幣価値が上昇しているから売価が下がる。

一方、金利の考え方からするとえらいことだ。
Discounted Cash Flow 法は、今の一万円は一年後の一万円よりも価値がある。が原点。

今の一万円は金利がついて一年後は一万+α円となるが、
一年後の一万円は逆に今の価値は一万-α円となる。

ところが円高が生じるとこのDCF法が当てはまらなくなる。
簡単な計算に寄る評価が出来なくなるわけだ。

しかし、円高になると資源を安価に調達できる。
原油も資源も、海外旅行だけじゃなく、海外製品が安くなる。買う側に取っては非常に良い事だ。
しかし、売る側は大変だ。兌換通過というか、基本通過となるドル建てにしておけば関係ないのだが。

眠いのでこの辺でおしまい。








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