衆院解散の検索結果。
BlogのTBもコメントも多すぎるので検索結果だけ記そう。
さて、私は民営化推進派なので逆説的になぜ彼らが反対するのか考えてみよう。
反対論者の根拠は次の内容だ
1)低所得者や地方の切り捨てにつながる
2)外資や銀行の利益のための国民負担が増加する
3)財政赤字の更なる肥大化、金融危機、国家破綻の可能性が高まる
1)低所得者や地方の切り捨てにつながるに関して。
なぜ低所得者の切り捨てになるのか?
低所得者層が銀行の決済口座さえ持つことができず「金融排除」となる。そうだ。
「決済口座」とは公共料金(電気・水道・ガス・電話料金、NHK 受信料をいう)やクレジットカードなどの自. 動引落口座、給与・年金・恩給などの受取口座。これってどこの銀行でも開設できると思いますが?所得制限なんてありましたっけ?クレジットカードの審査はありますよ。審査に受からないってことは所得以外に何かありませんか?
地方の切り捨てですが、過疎地の郵便局は廃止しない方針が首相官邸のHPにあります。
イ) 窓口の配置等
・ 窓口の配置についての法律上の取り扱いは、住民のアクセスが確保されるように配置するとの趣旨の努力義務規定とし、具体的な設置基準のあり方等は制度設計の中で明確化する。
・ 代替的なサービスの利用可能性を考慮し、過疎地の拠点維持に配慮する一方、人口稠密地域における配置を見直す。
・ 窓口事業の範囲は、原則として郵便局における郵便集配業務を除く郵便、郵便貯金、郵便保険に係る対顧客業務及び上記(ア)の業務とする。
このコメントのどこに過疎地の郵便局を廃止するとあるのか教えて欲しい。「努力義務」だとあかんってか?
2)外資や銀行の利益のための国民負担が増加する
はて?なぜ外資の利益に繋がるのでしょうか。どうも市場原理では負けると思いこんで居られるようです。
しかし、全国津々浦々にあって保険も貯金もやっている、そして郵便事業もやっている。都道府県の一等地に中央郵便局はある。つまり資産はでかいんですよね。そして人件費は銀行よりも安いらしい。ならば勝てない理屈が無いじゃないか。それでも勝てない理由は簡単。
貸した金が戻らない。何に金を貸したのか。郵貯を資金源とした財投資金ですね。こんなもん戻るはず無いです。本四架橋とか、適当な財政投融資ですね。これらこそ「街金」に債権を売り飛ばしてみたらどうでしょう(笑)。
3)財政赤字の更なる肥大化、金融危機、国家破綻の可能性が高まる
財投資金が公になるとそりゃ財政赤字が目立ちますわ。でもいつまでも隠し通せないでしょうに。
そして財投から民間へ金が流れているという人も居ますが、公共事業にオンブされている事業だけが恩恵を受けている。はっきり言うと土建屋だわな。
いずれにしてもはっきりさせる事は大事です。これで不足がはっきりするのならインフレか増税だろうな。
金融危機・国家破綻の可能性・・・。このまま放置する方がその可能性が高いでしょうに。
傷は浅いうちに治さないとね。このまま放置すると治る傷も治らんぞ。
道路公団の官製談合ももとはと言えば財政投融資だからな。
さて、郵政民営化反対者の地盤となる郵便局におつとめの皆さんに関して考えてみよう。
民営化されると仕事量が増えますね。それが嫌なんでしょうな。
なぜ仕事が増えるか?
現時点ではどうみても高い労務コストで収益が悪い。
大体窓口は9時~17時だわな。銀行よりマシとはいうものの・・・。でも電機業界とか自動車よりもハイコストだぜ。これが宅配委託先のコンビニなら24時間だ。当然競争相手だからこの営業時間は踏襲するだろう。
さらに民営化されると利益から税金を引かれるので、その分従業員に働いてもらわないとね。
多分、そう簡単に首は切れないけど給料は下がるだろうね。
給料カットを避けるためにはどうするか。新事業だ。
やったことのない新事業なんてやりたくない。と言うのが本音だろう。
そして親方日の丸から離れるのが嫌なんだ。
さて、もう一つの政治家を見てみよう。
オカダ君はどうもだめだ。なぜ民営化反対なのか。単に与党案に反対なだけじゃないか。「民営化の前に正常化」いかにも正論だけど、現有組織を残したまま正常化なんて出来るはずがない。
外務省改革とか色々あったけど絶対に現有組織のままじゃ改革なんてできない。元に戻るに決まっている。組織はぶっ壊して再構築しないとだめだよ。
ま、オカダ党は郵便系の労働組合も多いからそのままにしたいんだろうけど、はっきり言って甘いぞ。
次にステルスとか言ってたあの議員。血判状まで持ってたか・・・。
そして、一番訳が分からないのは閣僚でもない「大物」が跋扈しすぎではないか?
大物議員か何か知らんが表舞台に立たずに裏で画策して適当に閣僚を送り込む派閥のボスはもうあかんだろうな。大体亀も綿も「閣僚じゃない」。こんな奴らがガタガタいうのがおかしい。
立法・司法・行政の立法府であるとはいえ、隠れて裏で糸を引かずに閣僚になれ。
支離滅裂になったな(苦笑)
BlogのTBもコメントも多すぎるので検索結果だけ記そう。
さて、私は民営化推進派なので逆説的になぜ彼らが反対するのか考えてみよう。
反対論者の根拠は次の内容だ
1)低所得者や地方の切り捨てにつながる
2)外資や銀行の利益のための国民負担が増加する
3)財政赤字の更なる肥大化、金融危機、国家破綻の可能性が高まる
1)低所得者や地方の切り捨てにつながるに関して。
なぜ低所得者の切り捨てになるのか?
低所得者層が銀行の決済口座さえ持つことができず「金融排除」となる。そうだ。
「決済口座」とは公共料金(電気・水道・ガス・電話料金、NHK 受信料をいう)やクレジットカードなどの自. 動引落口座、給与・年金・恩給などの受取口座。これってどこの銀行でも開設できると思いますが?所得制限なんてありましたっけ?クレジットカードの審査はありますよ。審査に受からないってことは所得以外に何かありませんか?
地方の切り捨てですが、過疎地の郵便局は廃止しない方針が首相官邸のHPにあります。
イ) 窓口の配置等
・ 窓口の配置についての法律上の取り扱いは、住民のアクセスが確保されるように配置するとの趣旨の努力義務規定とし、具体的な設置基準のあり方等は制度設計の中で明確化する。
・ 代替的なサービスの利用可能性を考慮し、過疎地の拠点維持に配慮する一方、人口稠密地域における配置を見直す。
・ 窓口事業の範囲は、原則として郵便局における郵便集配業務を除く郵便、郵便貯金、郵便保険に係る対顧客業務及び上記(ア)の業務とする。
このコメントのどこに過疎地の郵便局を廃止するとあるのか教えて欲しい。「努力義務」だとあかんってか?
2)外資や銀行の利益のための国民負担が増加する
はて?なぜ外資の利益に繋がるのでしょうか。どうも市場原理では負けると思いこんで居られるようです。
しかし、全国津々浦々にあって保険も貯金もやっている、そして郵便事業もやっている。都道府県の一等地に中央郵便局はある。つまり資産はでかいんですよね。そして人件費は銀行よりも安いらしい。ならば勝てない理屈が無いじゃないか。それでも勝てない理由は簡単。
貸した金が戻らない。何に金を貸したのか。郵貯を資金源とした財投資金ですね。こんなもん戻るはず無いです。本四架橋とか、適当な財政投融資ですね。これらこそ「街金」に債権を売り飛ばしてみたらどうでしょう(笑)。
3)財政赤字の更なる肥大化、金融危機、国家破綻の可能性が高まる
財投資金が公になるとそりゃ財政赤字が目立ちますわ。でもいつまでも隠し通せないでしょうに。
そして財投から民間へ金が流れているという人も居ますが、公共事業にオンブされている事業だけが恩恵を受けている。はっきり言うと土建屋だわな。
いずれにしてもはっきりさせる事は大事です。これで不足がはっきりするのならインフレか増税だろうな。
金融危機・国家破綻の可能性・・・。このまま放置する方がその可能性が高いでしょうに。
傷は浅いうちに治さないとね。このまま放置すると治る傷も治らんぞ。
道路公団の官製談合ももとはと言えば財政投融資だからな。
さて、郵政民営化反対者の地盤となる郵便局におつとめの皆さんに関して考えてみよう。
民営化されると仕事量が増えますね。それが嫌なんでしょうな。
なぜ仕事が増えるか?
現時点ではどうみても高い労務コストで収益が悪い。
大体窓口は9時~17時だわな。銀行よりマシとはいうものの・・・。でも電機業界とか自動車よりもハイコストだぜ。これが宅配委託先のコンビニなら24時間だ。当然競争相手だからこの営業時間は踏襲するだろう。
さらに民営化されると利益から税金を引かれるので、その分従業員に働いてもらわないとね。
多分、そう簡単に首は切れないけど給料は下がるだろうね。
給料カットを避けるためにはどうするか。新事業だ。
やったことのない新事業なんてやりたくない。と言うのが本音だろう。
そして親方日の丸から離れるのが嫌なんだ。
さて、もう一つの政治家を見てみよう。
オカダ君はどうもだめだ。なぜ民営化反対なのか。単に与党案に反対なだけじゃないか。「民営化の前に正常化」いかにも正論だけど、現有組織を残したまま正常化なんて出来るはずがない。
外務省改革とか色々あったけど絶対に現有組織のままじゃ改革なんてできない。元に戻るに決まっている。組織はぶっ壊して再構築しないとだめだよ。
ま、オカダ党は郵便系の労働組合も多いからそのままにしたいんだろうけど、はっきり言って甘いぞ。
次にステルスとか言ってたあの議員。血判状まで持ってたか・・・。
そして、一番訳が分からないのは閣僚でもない「大物」が跋扈しすぎではないか?
大物議員か何か知らんが表舞台に立たずに裏で画策して適当に閣僚を送り込む派閥のボスはもうあかんだろうな。大体亀も綿も「閣僚じゃない」。こんな奴らがガタガタいうのがおかしい。
立法・司法・行政の立法府であるとはいえ、隠れて裏で糸を引かずに閣僚になれ。
支離滅裂になったな(苦笑)
郵政民営化反対についてよくまとまっているサイトも幾つかあるようですよ。調べてみてはいかが?
やってみてあかんかったらやり直せばよいのです。
いつまでも公務員にやらす必要はないのです。
殆どの業務に公務員の必要性は無いと思っています。
お役所仕事の殆ども不要だと思いますしね。
役人は仕事を作りだすのが仕事であるそうですが、無駄な仕事を作り出しても誰もチェックしない今の状況は非常にまずいと思っています。
今回の国会は郵政以外が論点になったようで個人的には国利と党利を秤にかけた党や反対派の醜い面を見たくない気持ちですね。
郵政民営化論にもいろいろあります。たとえば、次はちょっと古いですが、桜井よしこさんの意見です。
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/cat32/index.html
以前講演会で聞いた桜井さんの認識では、郵政民営化は不良債権処理の責任をうやむやにしたまま預金者にツケを負わせるものだという事でした。興味深い話だと思います。
でも、完全なモノを論じている間にどうしようもなくなることを私は危惧します。
まずは手をつける。やってみること。これが大事です。方向がおかしければその時点で修正していくようにする。べきでしょう。
これは仮説検証に時間をかけすぎる反対派の総論賛成各論反対に繋がると思っています。
現時点のやり方は誤りも多いでしょうが、ここでやりださないとあかんと思います。
なお、預金者はツケを払うのが嫌なら引き揚げればよいだけです。それを引き留めるために、民間より安全だから貯金してくださいと言いつのることは何かおかしいと思います。これは既に郵貯がハイリスクということになりますよね。桜井さんはそれを指摘していることになりますね。