あたまのあたたかいやつ

世の中には頭の温かい奴もいるもので、今日はそいつのおはなし。

そいつは煙草の煙が嫌いだ。早朝、人気の無い所で禁煙とされていない所を歩きながら嗜んでいるとそいつと遭遇することがある。するとこれ見よがしに咳をして「臭い！」と捨て台詞とともに睨みつけて追い越して行く。
ま、こちらもいい年こいたオッサンで、十代の若造じゃないから放置しているが、何か釈然とせん。

今朝はいかにもって感じのヤンキーが道端で煙草を吸ってた。香りからマイルドセブン系か。
そいつはそのヤンキーにも同じ様に咳をして「臭い！」と捨て台詞を吐くんだろうか。
ちょっと期待してたが、そいつは現れなかった。残念だった。

さて、以下はフライの雑誌94号P77の下りだが、嫌煙権なんてものがあるなら喫煙権もあるんだぜ。
煙草の煙が迷惑と思うのは食い物屋で吸われる煙草かな。飯がまずくなる。呑み屋じゃ関係ないが。
ところが人気の無い郊外の道路でも嫌煙権を振りかざして「煙草の煙が迷惑だ！絶対許せない」とくると、こちらもカチンとくるわな。
おまえ、絶対に他人の迷惑になる様なことしないんやろな。あ？
とね。

でもそんなことありえん。
気づかないうちに鞄で人を押した、足を踏んだ、屁をこいだ、ニンニクの匂いを充満させた、数日風呂に入れずに臭くなった、下手な歌を唄った、下手な運転をしたなどなど、なんぼでもありまっせ。

明日もまた奴と遭遇するかな。
手を出してくれば面白いことになるんだが・・・といいつつ右肩が痛いのが気がかりだな。