キール型ストリーマーの口開け防止処理。フェザーのダウンウィングを巻き止める事は前回の「キールと口開け」でふりーすとん氏からの対策案(アンダーウィングをソフト素材でトップウィングに口開けを防止する硬い素材を使う)への回答として提示している。
昨晩、この考えが良好である事を確認した。今回デジカメの使いこなしを兼ねてタイイングを撮影した。
まずは選択した鈎。ワーム用のオフセットフックでもいいが、90度のクランクがちょっといや。
それとワームフックは250-300円/8本だが、フライフックなら500-600円/25本と安価。ただしナチュラム等の通販となる。そして選んだのがこのフライフック。
取り出して拡大するとこんな感じ。
30年程前はこの形のオフセットワームフックが主流だたが、最近はみかけない。
バイスにセットする。
下巻
ボールチェインアイ
フックにボールチエインアイを取り付ける。
取り付け位置はフライがキールに成る様に配慮。
瞬間接着剤で固める。ボドキン(ニードル)ではなく爪楊枝を使っている。
使い捨てできる事、必要に応じてもっと細く加工する事も容易。
撮影用にちょっとたっぷり塗った。ボールチェインアイはワイヤーが飛び出す。
これはティペットに絡んだりすると厄介なことになる。
いいニッパーがあればそれでカット。
良いニッパーがなければ(手もとに無い)穴の中に瞬間接着剤を流し込む。
瞬間接着剤テンコ盛り。こんなに塗らんで良い。撮影用
ボディとする繊維。今回はエッグヤーン。
ココ数年全くエッグヤーンを使っていないが、半透明感(茫洋感)は素晴らしい。
マラブーの様に波打つ感じは出せないが、シルエットは崩れない。
別に他の繊維類でも構わない。(メルティーなんとかとか色々ある)
大きな違いは出ない筈。
アクセントとしてレインボースレッドを二本だけ巻く。
これだけでも釣れるかもしれんが、ちょっと哀しい。
さっきのファイバー類を巻き止める。
素直に巻いても良いけど一旦アイ側へ向けて折り返している。
折り返すとこんな感じで繊維がフックポイントの上に来る。
このまま水につけると繊維は浮力が大きくてフックは沈下する。
>って感じでフックとフライのボディが分離する。これを「口開け」という。
ヘアウィングを使ったミッキーフィンなどはこの口開けを生じ易いが、硬い獣毛を使う事で抑制。
これをマラブーやエッグヤーンをウィングにすると口開けが必須になる。
必然的に高速リトリーブとなる。
そこで、フェザーをダウンウィングとして押さえ込む様にする。
マイラーチューブで包んでもいいかと思ったが、繊細さが失われそうだ。
これはゴールデンフェザントの黄色い所。赤い所でも良い。
フワフワをむしり取る。
こんな感じでかぶせてスレッドを2-3回巻く。
ちょっとだけ引っ張ってウィングの長さを調整したら
しっかりと固定。余分をカット
スレッドでヘッドをまとめて
瞬間接着剤で固める。ここはスレッドがほどけてフライがバラバラになる事を防ぐ
出来上がり。
ゴールデンフェザントのイエローランプ。良い感じでウィングになります。
このフライは短時間で巻けます。
昨晩、この考えが良好である事を確認した。今回デジカメの使いこなしを兼ねてタイイングを撮影した。
気取って英語で記すとTying method for keel streamer with prevention of aperture
まずは選択した鈎。ワーム用のオフセットフックでもいいが、90度のクランクがちょっといや。
それとワームフックは250-300円/8本だが、フライフックなら500-600円/25本と安価。ただしナチュラム等の通販となる。そして選んだのがこのフライフック。
取り出して拡大するとこんな感じ。
30年程前はこの形のオフセットワームフックが主流だたが、最近はみかけない。
バイスにセットする。
下巻
ボールチェインアイ
フックにボールチエインアイを取り付ける。
頭から沈ませる
リトリーブ時のちょっとした振動
入手が容易
リトリーブ時のちょっとした振動
入手が容易
取り付け位置はフライがキールに成る様に配慮。
瞬間接着剤で固める。ボドキン(ニードル)ではなく爪楊枝を使っている。
使い捨てできる事、必要に応じてもっと細く加工する事も容易。
撮影用にちょっとたっぷり塗った。ボールチェインアイはワイヤーが飛び出す。
これはティペットに絡んだりすると厄介なことになる。
いいニッパーがあればそれでカット。
良いニッパーがなければ(手もとに無い)穴の中に瞬間接着剤を流し込む。
瞬間接着剤テンコ盛り。こんなに塗らんで良い。撮影用
ボディとする繊維。今回はエッグヤーン。
ココ数年全くエッグヤーンを使っていないが、半透明感(茫洋感)は素晴らしい。
マラブーの様に波打つ感じは出せないが、シルエットは崩れない。
別に他の繊維類でも構わない。(メルティーなんとかとか色々ある)
大きな違いは出ない筈。
アクセントとしてレインボースレッドを二本だけ巻く。
これだけでも釣れるかもしれんが、ちょっと哀しい。
さっきのファイバー類を巻き止める。
素直に巻いても良いけど一旦アイ側へ向けて折り返している。
抜け防止
ちょっとだけボリューム感アップ
を狙っている。ちょっとだけボリューム感アップ
折り返すとこんな感じで繊維がフックポイントの上に来る。
このまま水につけると繊維は浮力が大きくてフックは沈下する。
>って感じでフックとフライのボディが分離する。これを「口開け」という。
ヘアウィングを使ったミッキーフィンなどはこの口開けを生じ易いが、硬い獣毛を使う事で抑制。
これをマラブーやエッグヤーンをウィングにすると口開けが必須になる。
必然的に高速リトリーブとなる。
そこで、フェザーをダウンウィングとして押さえ込む様にする。
マイラーチューブで包んでもいいかと思ったが、繊細さが失われそうだ。
これはゴールデンフェザントの黄色い所。赤い所でも良い。
フワフワをむしり取る。
こんな感じでかぶせてスレッドを2-3回巻く。
ちょっとだけ引っ張ってウィングの長さを調整したら
しっかりと固定。余分をカット
スレッドでヘッドをまとめて
瞬間接着剤で固める。ここはスレッドがほどけてフライがバラバラになる事を防ぐ
出来上がり。
ゴールデンフェザントのイエローランプ。良い感じでウィングになります。
このフライは短時間で巻けます。
3XLongだと#10でも結構大きく見えますね。
海の防波堤の釣りでも使えそうなパターンです。
このパターンはソルトでもいけそうですか!
ありがたいお言葉です。
良ければお試しください。