中国の覇権・・・

竹島問題は先送りとなった。
さて、北方領土（ロシア）よりも竹島（韓国）や尖閣諸島（台湾・中国）をあまり追求しないのはどちらも中国共産主義に対して共同戦線を張ろうという考えに根ざしているのだろう。
尖閣諸島の領有権を主張するのは日本と台湾と中国。台湾と中国は仲が悪いから３すくみ状態で時期を見て動くことになろう。
竹島は日本がGHQ占領下にある時に勝手に領有宣言した盗人に対して「早く返せ」と言っているだけだ。

さて、中国と北朝鮮だが、仮に北朝鮮の国家主席が失脚したら、中国は北朝鮮の解放を根拠に朝鮮半島へ侵攻するだろう。そうなると日本海への進出ルートを持つことになる。日本海から太平洋に抜けることが可能になる。
また、北朝鮮が中国に支配されたらそのまま元寇の様に韓国も併合されてしまうことは十分考えられる。
今のところ台湾を呑みこみたいようだが、北朝鮮から始まって朝鮮半島を呑みこんでしまいたいという欲望はあるだろう。

韓国がそういう危機意識を持っていないのは、その方が幸せかも知れないという幻想に支配されているからかも知れない。

どこかの書評で読んだが、中国には覇道がないなんて言っている人がいた。
そりゃ詩人とかはそういう精神だったかも知れんが、始皇帝、項羽、曹操などえげつないのはなんぼでも出てきているわけで、中国を天国と勘違いしているようだ・・・。
言論の自由が無い検閲国家を信頼して良いと思わない。・・。