ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

なごみの湖で初釣り

2018-01-21 20:26:05 | 釣り
昨年末に久しぶりに発生した腰痛も新年にはほぼ完治したこと、来週からの今シーズン最大級寒波の前、年始のサクラマス放流、そして#7向けのショートシンキングヘッドの試しでなごみの湖へ行ってきました。



まずはショートヘッド
参考にしたのはこちらの「激戦区での超ショートヘッドという選択肢」
ページがなくなると困るので、引用させてもらう。

スペイティップをシングルハンド用のシューティングヘッドに転用した場合、一番の問題点はフライがターンオーバーし難いという点です。抵抗の少ない細いランニングラインを使用するほどその傾向は顕著になります。最初試しに#8のロッドで#9~10・T6のスペイティップを軽くシュートしてみると30mも弾丸のように飛んでいき、フライは手前にある状態で水面に落下しバシャンと石を投げ込んだような波紋が広がりました。距離が出てもこれでは釣れる魚も逃げていきますよね。
そこでモノフィラのランニングラインの代わりに2番のフローティングラインをつないでみると、飛距離は落ちるもののスルスルと良い感じで飛んでいき綺麗にターンオーバーさせることができました。近くの川越水上公園のプールでテストしてみると20mほど先にあるマスの集団を散らさずにたった2回のフォルスキャストで狙えました。その後ダークグリーンのチェコニンフで入れ食い状態になりこのシステムの実践での有用性を確信したのです。
実釣でフォルスキャストの回数を減らしコンスタントに中距離を投げることは様々なメリットがあります。まず魚が驚かないこと。そして風の影響も受けにくいのでライントラブルも減り結果的にフライを水中に置く時間を長くとれるのです。このメリットは管理釣り場だけでなくバックスペースの制約や風に悩まされることの多い芦ノ湖や本栖湖、中禅寺湖などの自然のフィールドでこそ発揮されました。そのなかでもひときわ熱狂的マニアが多く日本のルアーフライの聖地と言われる日光の中禅寺湖の国道側の岸からの釣りを例に使い易い超ショートヘッドシステムの具体例を紹介しましょう。

この超ショートヘッドシステムでは後方にだいたい7メートルの空間が確保できれば20メートルは射程圏内です。でもいざ岸から大物を狙うとなると少しでも距離が欲しくなるのが人情です。昨年そんな私の悩みを一気に解消できる素晴らしいランニングラインが発売され射程が5メートルほど伸びました。それは2ウェイ マスター ランニングラインです。

フィニッシュでは「ロッドを押し出すようにタメを使う」ことです。ロッドティップよりバッド部分の反発を使うことでループが少しワイドになりテーリングなどのライントラブルを解消することができるでしょう。

とはいえ、いいもんが無いか色々探って次を選択。

CapsのQuick Diver-2 Heavy
Sinkingのレベルライン長さで切ってもいいけどAFTMA #9相当の15.1gと、#8相当の13.6gに分割。今回は#9相当の両端を溶融ループにする

ランニングライン
VARIVASのフロートタイプの磯用ラインVermax VLS 8号をランニングラインこれは単にループして、Loop to Loopで繋ぐ。

下糸
CapsのBacking Line 30Lbを適当に

リール
ORACLE VLA-R V

リーダー
3号のハリス。これを"4本拠り”に。
大きなループを拠ります。
そしてループの中央を何かに引っ掛けてテンションを緩めると中央から"4本拠り"ができます。
何かに引っ掛けたところがダブルラインのループになります。
後端はハーフヒッチしておけば解けません。


結論はヘッド重すぎで飛んで行くどころか、#7の竿が負けています。
残したヘッド13.6gを#7相当の11.6gまでカットする前に、後端に5mほどの#2のフローティングラインを接続して試そうと企んでいるところ。
ちなみに単なるオーバーヘッドキャストで距離を稼ごうと企んでいます。


腰痛はほぼ10年ぶり。12月の半ばから嫌な違和感があったのですが、中頃に一気に悪化。
コルセットの様なサポーターのお世話になっていました。結局バンテリンのサポーターと昔に医者で買ったサポーターのダブル着用で年始まで過ごしてました。
これも肌に直に巻かないようにという説明書きがあるので、クールビズ用のアンダーシャツ(長めのほうがいい)の上に装着。
サポーターを覆う様に大きめのトランクスを履いて、その上からもう一枚アンダーシャツを着ることで比較的快適に。
冬場だったのでちょうどよかったのですが、最悪時(クリスマス前)は歩行速度が半減していました。痛風患者に「仲間!」と言われたぐらいです。


で、久しぶりの釣行

新システムはキャストがままならないので、諦めました。
早朝は表層では釣れていませんが、サクラマスらしきライズは比較的多め。冷え込みのせいで水質はあまりよくありません。(泡が消えにくい)
ボトムスキャンでじっくりと底を探るとでかいのんを二発。日が差してくるとどうも魚が上ずってきたようなので、インタミ+シンキングリーダーでミッジピューパ。
楽しませていただきました。

ニジよりもサクラが表層で(見えませんが)頑張ってくれます。
表層のあたりが遠ざかったので再度沈めて大物狙いが、もう一つです。どこかに水温躍層があるのか、棚が合わない様です。
底狙い(ニジ狙い)はルアーも厳しかったとのことで、奥は深いものです。
16時ごろはソフトハックルがなかなか楽しく#12のナチュラル系がいい感じでした。

最近、フェザージグ(ノンシンカーってスピニングで投げられないのでフライだ)で狙う人が増えたせいかマラブーがあかん。という話を聞きました。
どうもいわゆる黒いニンフが有効だ。とのことです。これは英国流にアトラクタ系のストリーマはフライではなくルアーだ。と考えるといいのかもしれません。

ここで閑話休題。

ミミズを餌に釣ることを蔑む人がいますが、よくよく考えると釣り餌になる様なミミズは水中にいません。
これはミミズのくねる動きに誘われて魚が口にする。と考えられますので、生きたルアーといえるかな(笑)











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