ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

3W連続釣行。なごみの湖は雨でした。

2007-07-14 17:58:20 | 釣り
タイトル通り3週間連続でなごみの湖へ。
第一週目は濁りに負けた。どうも活性が低かったのかほぼ惨敗(釣果一桁…)。
第二週目は少し水も澄んできて、ドライで表層を楽しんだりした。第一週目のリベンジができたのかどうか微妙。二桁には達したが・・・。
そして今週。台風の接近で梅雨前線が活性化。それでも釣りに行くのは「好きだねぇ」と妻にあきれられるが、好きなんだから仕方がない。

さて、梅雨のせいで濁りが入った。木曜からの雨は結構な量だから第一週目の様になるかも。とか考えながら雨だから最低限の装備で行くことにした。

ドライフライは先週巻いた不沈ガガンボ#14が2本にインパクト系としてEHC#12,#10。#10のパラシュート3本。
不沈ガガンボはCDCとラムズウール(フェルト用素材:白)ウィング。フロータントでウィングの撥水性はほぼ完全。

EHCは言うまでもない。リトリーブでF Caddisにもなるし、ウェーカーという使い方もできる。マドラーミノーでもよいのだが、ストックがない。

#10のパラシュートはテレストリアルをイメージしたピーコックハールのボディ。
グリズリーのハックルは・・・悪くないだろう。

沈めるのは濁りでも目立つにした。マラブーが黒と紫でBCEとBH。ゾンカーが赤と黒でBCEのみ各3本

MSCとBombは封印。

さて、二週連続で平日に休みを取る背徳の快感を得るためには代償がある。前日(というか当日)の帰宅は午前様。晩飯を食べて、夕刊読んで風呂で仮眠wしてたらほぼ夜明け。このままお出かけしても良いけどそれじゃ徹夜明け。

天気も悪いのにそこまでする必要はないと仮眠。結局7時半頃に起きる。ゆっくりとまったりと食事をして、でかけたのが10時すぎ。11時頃に現地着。平日の雨天。お客は誰もいない。つまり貸切状態。

第一桟橋に入ってシンキングで赤いゾンカーを引っ張るが反応がない。ライズは非常に少ない。水は余り良くないのだろう。雨でできる泡が消えない。雨脚は適当に強弱を繰り返すが、風はない。まだ台風の影響は弱いのだろう。上流から入った水が底水をひっくり返しているのなら下流ほど調子が悪いだろう。さらに雨が降ってもっと水が入れ替わると何かが替わるが・・・。流れ込みの方が水は変化するだろう。

というわけで久しぶりに第二桟橋に入った。

上流堰堤からの落下水量は多い。ここも「泡」が気になるが、泡のないところもある。ここの泡は雨で出来るがすぐに消えるタイプと雨にかかわらずに見えるタイプの二通りがある。たまにライズもあるので魚は比較的酸素量の多い流れ込みに来ているのだろうと勝手解釈。

軽いBCHマラブー(黒)#8をフローティングラインで上流へキャスト。CD5程度でラインが走る。Fallingで食った。この魚が♪走るぅ走るぅ♪と桟橋を通り過ぎて行く。ラインが出る出る。6Xだから無理が出来ない(換え忘れ)。バッキングラインも引きだしていく。なんちゅうトルクとスピードだ。これ以上バッキングラインを引き出されたら危ないのでブレーキを締める。ランは何とか止まる。そしてカリカリとハンドルを巻く。リールファイト開始。だが、速度とトルクの強いなごみレインボーは何度かハンドル逆回転し、5番ロッドをバットから絞り込む。やっとリーダーまで巻き込んでなんとかネットイン。シリコンラバーのネットが小さい。
これは良い写真が撮れると胸元からカメラを取り出すが起動しない???電池キレ?いや、メモリーカードを入れ忘れていた。

なんてこった。後は記憶に辿るしかないのか。携帯電話のカメラと撮影したがピンぼけ。晒すほどの写真じゃない・・・。今日は証拠がないので単なる戯言みたいになるが、日記だ(と居直る)・・・。

さて、一息ついて同じフライで3本。沈めずにファーストリトリーブ。ただ40cmクラスで、それほど走らない。走るが想定内ってところか。そこで少し考えてタナは浅いびでドライフライ#14の不沈ガガンボに変更する。単に浮かばしても水面のゴミや泡と区別はつかないだろうと水面ピョコピョコ波紋発生にしてみた。。フロロのティペットをダブルサージェントループで結ぶから出来る技かな?とか考えてたらゴボっとヒット。ドライは楽しいねぇ。

これが下流側と上流側で出る。ピョコピョコリトリーブも飽きられるのか3匹をこの方法で楽しめたら静かになる。

目先を変えようとBHマラブーの着水即リトリーブへ。これは見えないから「ズン」と来る。上流で2本取ると沈黙。

雨が小降りになるとたまにライズが増える。本降りだとライズが少ない。ちょっと雨が小降りになってきたのでEHCに換える。冒頭に掲げたように表層リトリーブで効果があると思いこんでいる。一応間違えては居なかったようで一発目に出た。こういうときは心地よい。これで9本。さぁあと一本。と思ってたら終了間際になんとか出た。濁りは結構難しいものだ。

合計10本だが初めのシンキングのアプローチがミスだったか。活性とタナはなかなか読めない。
・先々週は濁りの低活性。シンキングの底でのスローリトリーブが効果的だった。
・先週は水が澄みだし、夏パターンで深かったがドライでも出た。
・今週はまた濁って雨も強く、表層近傍がよかった。
この3連戦で水温はそれほど変わっていないと思うので光量が結構左右しているようだ。

この台風4号が行った後は夏パターンになるだろう。濁りが落ちるまでは強烈な日差しが表層を暖めるだろう。水が澄みだすと日差しが底まで届いて全体が暖かくなるが、なごみの湖は適度な濁りが残るから底まで温かくならないようだ。
そう、本来の底狙いへ移行するはず。昼間の中央桟橋は生命感が無くなるし。

今回は・・・雨天+濁りは表層という経験だったね。


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2 コメント

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ほんとですね。 (ならおう)
2007-07-15 21:48:15
バッキングラインをグングン引き出しながら桟橋の反対側へ走られると魚が全く見えないのでかなり焦りました。しかも止まった、巻く、走ると本当に堪能できました。ヒレピンのなごみレインボーは強烈です。この快感を味わうために雨の中で竿を振ってるのでしょうね。
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なごみレインボー (ふりーすとん)
2007-07-15 21:31:08
なごみのニジマスはコンディションがいいので
とてもパワーありますよね。
バッキングラインが引き出されるリールの逆転音
快感ですね。
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