なごみの湖はでかいマスで遊べるので、3.5x(1.2号)だと安心。
通常は5Xでドライなら6X程度が良いんだけど、引っ張りの釣りだとついつい太くしてしまう。
で、今回の結果が下の写真。
(クリックすると拡大します)
Heavy Wireじゃ無いんですが、グネっと曲がってばらしてしまいました。
フライはここに書いたものの追加品。
フックアップしてもなかなか頭を水面に出さない。#7ロッドが曲がったままという状態で耐えてたらこの状態になってフックオフしてしまいました。
曲がった鈎を戻しても使えないので、Marutoのフック#8に巻いたピーコックスペ。に替えた途端に連チャンで釣ったのがこれ。
大体同じ程度の引きでしたが、こんなん連チャンしたら腕の力が無くなってしまいました。
さて、釣り日記。
前日は22:30に就寝したら04:00に目覚める(その反動で今は眠い)。
雨は止んでるが外の方が室内より生暖かい(気温15℃)という異様な天候。
しっかりと朝飯喰って7時過ぎに到着。明け方2時頃の大雨で濁りが入っている。
こんなに濁ってると釣りにくい。しかも泡もある。
しかしライズが見られるのでまずは通常リーダー6XにCDCミッジピューパで試みる。あかん。
せっかくだからここに書いたものを使う。
ボディに少々鈎が見えても魚は気にしないようだ・・・って根拠は濁ってるというだけ・・・。
何本か釣った後に大物がヒットして鈎を伸される。
構造はマラブーウィングとBall Chain Eyeだけのシンプル構造。こっそりとレインボースレッドとかピーコックハールとかでマラブーの無秩序な広がりを防止。
元々はミッキーフィンを意識していたんだけど、ミッキーフィンは早引きでないと「クチアケ(口空け)」で浮力の高いウィングと比重の大きなフックが離れてしまう。特に停止時はフックゲイブを下にウィングを広げながら沈降する傾向がある。そうなるとウィングがフックから離れて魚から見切られるのは必定であり、下なり不細工。
この「クチアケ」を防ぐにはヘッド側に重量があって沈降時にヘッドから落ちるようにすればよいってのはジグヘッド+マラブーという考えで、数年前のFF誌にも紹介されていた。ヘッドが重すぎるとクチアケはないが垂直落下気味になるようだが、実際はティペットを引きずるので完全垂直落下ではなく、バナナフォールと言われるように泳ぐように落ちる(と言われている)。
そこで、ミッキーフィンの様なウィングタイプのストリーマで、
1)ウィングをマラブーに替える。
2)フライをキール(またはUp Side Down)にする。
3)ヘッドに重量を持たせる。
まではすぐに思いついた。当然フックにはフラットティンセルやメルティヤーンを巻いてボディっぽくすることができるのだが何か物足りない。これは杉坂(研)氏のチェリーボムや安田氏のストリーマ等の考えを踏襲(ふしゅうじゃない)したに過ぎないことや、フックをコスメするとマラブーウィングのクネクネ感を阻害することに気づいた。
マラブーのクネクネ感はテイルにそれを用いるWooly Buggerとその亜流(Melty Bugger,Wiggle Bugger,ISマラブー, アオミドロ、加賀鈎、etc)で有名。
ウィングに用いるとコスメされたフックがマラブーのクネクネ感を邪魔するようだ。
この考えをもう少し詰めたものがあって、それはアドレナール(フライタイイングマニュアルP69)等のマラブー・スペイになる。マラブーをハックルに巻くというタイプでさらに広がり防止も考えられている。課題なのはハックルで巻けるあたりの先端部のマラブーはホワホワ感が少ないってこと。根本はストークが太いからハックリングは難しい。ってことで、しばらくストリーマは手芸屋スペシャルをメインに構築していた。
一方、釣具屋に行くと色んな鈎がある。管付きならチヌ、グレ、伊勢尼、マルセイゴ、カマス、鮎、バス用ワームフック、マスバリ、テンカラ鈎、管釣りスプーンフック。
そして、良いサイズのオフセットフックを入手。
・クランク部に根本のホワホワなマラブーを巻くとウィングだけのフライになる。
・オフセットフックだからキールになる。
・マラブーはオフセット部からまっすぐのばせる。
・クランクはBall chain eyeを付けやすい。
・ノーマルフックの様にマラブーを斜めに巻く必要はない。
・泳がせるとマラブーは適度に絞られて細身になる。
・ウィングはスロートがかかるだけなので、波打ちやすい。
というコンセプトは悪くなかったようで、きっちりとヒットしている。
今回はSinking Leaderで沈めて引っ張っているのでおよそ水深2m程度を引いてきている。ガツンとくるところはSinking Leaderと同じだが、濁りが入っているのでちょっと厳しかった。
なぜかシンキング(type VI)はだめで、これはタナを外しているんだろうなぁと痛感。
Type IIかType IIIが欲しいと思ったが今日はSTのType IIIを忘れてきた。
天候も生暖かい朝より夕方の方が冷えたり、雨が降ったし、風はきつい。と人には少し厳しい状態でした。もう少し透明度が上がって魚が見えると表層釣りが楽しくなるんだが・・・。
濁りで魚が見えないのでpupa系のフライやソフトハックルはいまいち。
晴れて光量が増えたらBHのピーコックスペで一気に潜行させてみるとそこそこ良い思い。
食い気のたったのは昼頃だけで夕方になると段々と沈静化。帰る間際になると表層の何かを喰いだしたが魚は底から一気に上って一気に潜る。
Luminovaを試すと、4m程度でガツっとあたる。これが上がりマスとなった。
通常は5Xでドライなら6X程度が良いんだけど、引っ張りの釣りだとついつい太くしてしまう。
で、今回の結果が下の写真。
(クリックすると拡大します)
Heavy Wireじゃ無いんですが、グネっと曲がってばらしてしまいました。
フライはここに書いたものの追加品。
フックアップしてもなかなか頭を水面に出さない。#7ロッドが曲がったままという状態で耐えてたらこの状態になってフックオフしてしまいました。
曲がった鈎を戻しても使えないので、Marutoのフック#8に巻いたピーコックスペ。に替えた途端に連チャンで釣ったのがこれ。
大体同じ程度の引きでしたが、こんなん連チャンしたら腕の力が無くなってしまいました。
さて、釣り日記。
前日は22:30に就寝したら04:00に目覚める(その反動で今は眠い)。
雨は止んでるが外の方が室内より生暖かい(気温15℃)という異様な天候。
しっかりと朝飯喰って7時過ぎに到着。明け方2時頃の大雨で濁りが入っている。
こんなに濁ってると釣りにくい。しかも泡もある。
しかしライズが見られるのでまずは通常リーダー6XにCDCミッジピューパで試みる。あかん。
せっかくだからここに書いたものを使う。
ボディに少々鈎が見えても魚は気にしないようだ・・・って根拠は濁ってるというだけ・・・。
何本か釣った後に大物がヒットして鈎を伸される。
構造はマラブーウィングとBall Chain Eyeだけのシンプル構造。こっそりとレインボースレッドとかピーコックハールとかでマラブーの無秩序な広がりを防止。
元々はミッキーフィンを意識していたんだけど、ミッキーフィンは早引きでないと「クチアケ(口空け)」で浮力の高いウィングと比重の大きなフックが離れてしまう。特に停止時はフックゲイブを下にウィングを広げながら沈降する傾向がある。そうなるとウィングがフックから離れて魚から見切られるのは必定であり、下なり不細工。
この「クチアケ」を防ぐにはヘッド側に重量があって沈降時にヘッドから落ちるようにすればよいってのはジグヘッド+マラブーという考えで、数年前のFF誌にも紹介されていた。ヘッドが重すぎるとクチアケはないが垂直落下気味になるようだが、実際はティペットを引きずるので完全垂直落下ではなく、バナナフォールと言われるように泳ぐように落ちる(と言われている)。
そこで、ミッキーフィンの様なウィングタイプのストリーマで、
1)ウィングをマラブーに替える。
2)フライをキール(またはUp Side Down)にする。
3)ヘッドに重量を持たせる。
まではすぐに思いついた。当然フックにはフラットティンセルやメルティヤーンを巻いてボディっぽくすることができるのだが何か物足りない。これは杉坂(研)氏のチェリーボムや安田氏のストリーマ等の考えを踏襲(ふしゅうじゃない)したに過ぎないことや、フックをコスメするとマラブーウィングのクネクネ感を阻害することに気づいた。
マラブーのクネクネ感はテイルにそれを用いるWooly Buggerとその亜流(Melty Bugger,Wiggle Bugger,ISマラブー, アオミドロ、加賀鈎、etc)で有名。
ウィングに用いるとコスメされたフックがマラブーのクネクネ感を邪魔するようだ。
この考えをもう少し詰めたものがあって、それはアドレナール(フライタイイングマニュアルP69)等のマラブー・スペイになる。マラブーをハックルに巻くというタイプでさらに広がり防止も考えられている。課題なのはハックルで巻けるあたりの先端部のマラブーはホワホワ感が少ないってこと。根本はストークが太いからハックリングは難しい。ってことで、しばらくストリーマは手芸屋スペシャルをメインに構築していた。
一方、釣具屋に行くと色んな鈎がある。管付きならチヌ、グレ、伊勢尼、マルセイゴ、カマス、鮎、バス用ワームフック、マスバリ、テンカラ鈎、管釣りスプーンフック。
そして、良いサイズのオフセットフックを入手。
・クランク部に根本のホワホワなマラブーを巻くとウィングだけのフライになる。
・オフセットフックだからキールになる。
・マラブーはオフセット部からまっすぐのばせる。
・クランクはBall chain eyeを付けやすい。
・ノーマルフックの様にマラブーを斜めに巻く必要はない。
・泳がせるとマラブーは適度に絞られて細身になる。
・ウィングはスロートがかかるだけなので、波打ちやすい。
というコンセプトは悪くなかったようで、きっちりとヒットしている。
今回はSinking Leaderで沈めて引っ張っているのでおよそ水深2m程度を引いてきている。ガツンとくるところはSinking Leaderと同じだが、濁りが入っているのでちょっと厳しかった。
なぜかシンキング(type VI)はだめで、これはタナを外しているんだろうなぁと痛感。
Type IIかType IIIが欲しいと思ったが今日はSTのType IIIを忘れてきた。
天候も生暖かい朝より夕方の方が冷えたり、雨が降ったし、風はきつい。と人には少し厳しい状態でした。もう少し透明度が上がって魚が見えると表層釣りが楽しくなるんだが・・・。
濁りで魚が見えないのでpupa系のフライやソフトハックルはいまいち。
晴れて光量が増えたらBHのピーコックスペで一気に潜行させてみるとそこそこ良い思い。
食い気のたったのは昼頃だけで夕方になると段々と沈静化。帰る間際になると表層の何かを喰いだしたが魚は底から一気に上って一気に潜る。
Luminovaを試すと、4m程度でガツっとあたる。これが上がりマスとなった。
ならおうさんが、巻いたストリーマー拝見しました。
もわもわのボリュームがあって、どれも釣れそうですね。市販のやつはもわもわ感が少ないような気がします。やっぱり自分で巻きたいですね。
フックが曲がるのはなごみの湖ではよくあることで、4Xでも曲がることがあります。ジグヘッドでは鈎を折られたこともあります。
60cmクラスになると腕も疲れます。
フライは巻き出すとコストにオリジナルの楽しみもあって買えなくなります。しかしタイイングの時間を他(家族サービス)にあてる方が合理的と考える人も多いので「買う」という選択も悪くないと思います。
とはいえ、5分で一本とすれば一週間のうちの1時間をタイイングにあてることができたらで週に12本も巻けます。
ここの選択は難しいところですね。
鉤もそうですが、#3/4のロッドで60cmクラスがかかったらやばいですね。
タイイングは近いうちに始めようと思ってます。
コストもありますが、自分で思い描くフライを作ってみたいですね。釣りに行って試行錯誤の結果、なんとなくこんなのが釣れるんじゃないかというのが、ぼやっとしたイメージですがあるんです。作れるかわからないんですが、作ってみたいです。
タイイングブックからアイデアと技術を学ばれるのは良い事と思います。そっくりさんを巻くのは練習以外面白くないかも知れません。
こちらには英国の詳細最新情報は余り入らないので少しでも公開戴ければ幸いです。