ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

なごみの湖の水温解析

2006-09-23 14:33:43 | 釣り
なごみの湖は底水を抜き始めました。今朝の水温を加味した水温分布が図の通り。
表層が19-20℃、2m-6mが18-19℃。6-8mで17-18℃です。盆明けの酷暑時は6-8mが水温躍層だったようです。なごみの湖に行けば全日付データを入手できるので、一度もらってみます。

グラフから9/15を境に水温傾向が変化しています。

1)表層の高水温(20℃以上)層が消失した。
2)水深による温度差が小さくなった。
3)6m以下の水温が低下した。
4)8m以下の水温は安定。

水の酸素飽和濃度は温度に比例して低下し、高温ほど酸素飽和濃度が小さくなります。表層は空気に触れているので最も相対酸素濃度(飽和酸素濃度に対する実酸素濃度)が高くなりますが、実酸素濃度が低いので魚は辛くなります。
よって魚は表層で口パク(金魚鉢の金魚が代表)するか、ロケットジャンプになります。ロケットジャンプは着水後にエラを透過する水量を高めて酸素摂取量を高めようとする行動でしょう。普通に泳ぐよりも効率がよいのでしょう。
つうことはロケットジャンプが多い間は酸素濃度が少ない事を意味します。

また、深層8m以下は殆ど酸素のない所でしょう。水温躍層がこの水深なのでそれも当たっていると思います。グラフから夏場の8mラインの水温が6m程度まで上がってきたことがわかります。これは底水(酸素不足)が拡散してきていることも示すのでしょう。
いずれにせよ深さ方向の水温分布が無くなってくると魚は居場所を求めてうろつき始めます。昼間ならシェードや桟橋の下、流れ込み、涌水、そして餌でしょうね。

ま、もうすぐカワムツを追い回す魚が見えるようになると一気に状況は変化することでしょう。


単純に考えると冷たい「酸素の豊富な」水がある深みがよさそうですが、深すぎると今度は酸素のない無生物領域になるし、硫化物とか多そうです。
結構難しいですね。


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2 コメント

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全然ダメですわ…。 (つきちん。)
2006-09-24 22:45:29
ならおう様、こんにちは。

土曜日行ってみたんですが、リベンジ成らず…。皆さん苦労しておられました。夕方まで粘ればもうちっと釣れたかな?(笑)
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そうですか・・・。 (ならおう)
2006-09-25 21:10:40
今日は夕方に爆発があったようですね。

もうすぐだと思います。上流の堰堤が綺麗になる大雨の後、一気に変化すると思います。また、底の水抜きで「臭い水」が減ることも重要ですが、爆発が始まったってことはそろそろ水も良くなってきたと思います。

私はできたら来週復讐(笑)します(連休は鈴鹿なので…行けません)。
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