ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

IT起業って止めといた方がよいのかやるべきか

2010-07-19 16:48:08 | Weblog
固い話。
ITを含めた起業を推奨する人々が多いが、アメリカンドリームは死屍累々って事を知っとくべきだ。
ちょっと前に面白い対談があった。ビジネス書とカツマー現象で勝ち組代表の勝間和代氏とITで儲けたかどうかわからんが2ちゃんねるの創始者ひろゆき氏の対談。Youtubeにもアップされていたが、TV東京が著作権侵害ということで削除。
覚えている内容を記載すると次の通りで、ひろゆき氏の方が的を得ています。
勝間氏「日本は起業できないという環境がよくない。」
ひろゆき氏「日本の大企業が優秀だから起業なんてできない。」
勝間氏「若者は起業しなければならない。」
ひろゆき氏「なぜ若者だけが起業しなければならないのかがわからない。」
ということを踏み台にしておいて、次のブログ「iPhone/iPadで起業しよう」をみてみよう。
こういうものに飛びつくのはGold Rushで金を掘りにいった人と同じ。
この記事(7/19  「iPhone/iPadで起業するな」)を見てみよう
。結論はこれだ。
ただし、たった一つ、うまく儲ける方法がある。
 「iPhone/iPad で金儲けをする講座」
 を開講することだ。そうすれば、カモを引っかけて、後援会の代金をちょうだいできる。
 あるいは、
 「iPhone/iPad で金儲けをする方法」
 という本を書くことだ。(勝間和代ふう。)これで、カモを引っかけて、本の代金をちょうだいできる。

いやぁGold Rushで「砂金が採れた場所の地図」、「地質学なんたらに予想される金鉱の位置」、「手早く金を抽出する10の方法」、「砂金採掘ポイントを聞き出すたった3つのポイント」、「誰にも知られたくない秘密の砂金採掘場所」、「コヨーテと砂金とバッファロー」、「和式金鉱探索術」なんて感じのこういう本が売れたかどうか知りませんが、そういう怪しい講演はあったかもね。
で、最も儲けたのは金を掘った一部の山師ではなく、Levi Strauss & Co.ってのは有名な話。
アメリカンドリームにApple (Steve Jobs)とMicrosoft (Bill Gates)、Google (Larry Page, Sergey Brin)を掲げる人も多いが、IT関連で働く人の数から考えるとこういう希有な人々の数は少ない。逆にアイデアがあっても運がなかったりしたので消え去った人々も多い。勝間氏他は日本の若者もそうあるべきと考えているようだが、ひろゆき氏はなぜそうしなければならないのか。と逆に問いかけている。
いずれ、Gold Rushでは生き馬の目を抜く様な活力が必要だった訳で、その活力には暴力も含まれていたって事は49ersでわかる。
49ersってアメフトのチーム名の由来もここにある。
いずれ、儲かるには上述の様な書籍と講演会ですね。

なお、競馬の予想屋ってのもコンサルといえる(笑)。








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