ミシュランのX-ICEも4冬目を迎えようとしている。過去の走行距離は8,205kmで、この冬はまだ履いていない。昨年も年明け後に履いた。走行距離は合計8,205km。
・2006/11/11~2007/02/26の2.5ヶ月(4,000km)
・2007/12/30~2008/03/01の2ヶ月(2,600km)
・2009/01/10~2009/02/13の42日(1,200km)
通勤快速全天候仕様の必要性がなくなった(電車通勤)ので、履き替えても殆ど影響はないが、雪も霜も関係ない期間が長いので、ギリギリまで履き替えないだろう。
購入価格が12万円ほどなので4シーズン使用すると1シーズン3万円相当。
トレッド50%の摩耗が限界と言うことだが、難しいのは初期性能と摩耗後の性能の比較。
図はタイヤが単位走行距離または単位時間あたりの摩耗による性能劣化をシミュレートしたモノ。
・青はタイヤA:初期性能100、摩耗率95%
・緑はタイヤB:初期性能100、摩耗率90%
・赤はタイヤC:初期性能85、摩耗率95%
限界性能は50とする。
まず、タイヤBとタイヤCを比較する。
面白いのは3単位でタイヤBがタイヤCに性能で抜かれること。いわゆるおいしい期間が非常に短い。レースで考えるなら3単位毎に履き替えないとタイヤCに追い抜かれてしまう。
さらにタイヤBは6.6単位で限度となり、タイヤCが10.4単位まで使える。しかも性能が上回る期間はタイヤCの方が長い。
単純計算で10.4/6.6=1.58。
タイヤCがタイヤBの1.58倍の値段でもペイできる。むしろ一般ユーザーにはその方が重要だ。
いわゆる表皮が一皮剥ける頃に使い物にならなくなるタイヤBは全くダメダメという事が判る。
タイヤBは装着当初はタイヤCを上回る性能だが、徐々にその差は無くなり逆転してしまう。
さらにタイヤAとタイヤBを比較すると半分の寿命しかない。(A:13.5単位、B:6.6単位)
タイヤAの半額が妥当な価格だ。
タイヤCと比較しても6割程度の価格が妥当なのだが、なぜか初期性能が価格に反映している。
・・・走行スタイルで摩耗距離は変わるが・・・。
次にタイヤAとタイヤCを比べる。
常にタイヤAがタイヤCの性能を上回るが、性能限度50に到達する単位はタイヤAが13.5単位に対してタイヤCが10.4単位。
これを上記と同じ考えで計算すると13.5/10.4=1.31。
タイヤAはタイヤCの1.31倍の価格だと交換サイクルのコストはマッチする。
しかし初期性能を比較すると100/85=1.18
つまりタイヤAはタイヤCの1.18倍の価格であることが推察される。
これはあくまでもこの図から判断するとタイヤCよりもタイヤAを選ぶ方が安上がりってことだ。
問題なのは緑で示したタイヤB
ロングライフでないタイヤはよく考えないとコスト高になってしまう。
タイヤの速度規格や、ドライ性能(摩耗はドライ路面がほとんど)はこの辺を何気なく示している数値と考えられる。
なお、初期性能80で、10単位以後に性能が70となるようなタイヤがあるとすると、それはタイヤAよりもお得なタイヤだ。
ただ、通常はゴムの劣化があるので上記のタイヤはまずないし、その前に車を買い換えて・・・(笑)。
・2006/11/11~2007/02/26の2.5ヶ月(4,000km)
・2007/12/30~2008/03/01の2ヶ月(2,600km)
・2009/01/10~2009/02/13の42日(1,200km)
通勤快速全天候仕様の必要性がなくなった(電車通勤)ので、履き替えても殆ど影響はないが、雪も霜も関係ない期間が長いので、ギリギリまで履き替えないだろう。
購入価格が12万円ほどなので4シーズン使用すると1シーズン3万円相当。
トレッド50%の摩耗が限界と言うことだが、難しいのは初期性能と摩耗後の性能の比較。
図はタイヤが単位走行距離または単位時間あたりの摩耗による性能劣化をシミュレートしたモノ。
・青はタイヤA:初期性能100、摩耗率95%
・緑はタイヤB:初期性能100、摩耗率90%
・赤はタイヤC:初期性能85、摩耗率95%
限界性能は50とする。
まず、タイヤBとタイヤCを比較する。
面白いのは3単位でタイヤBがタイヤCに性能で抜かれること。いわゆるおいしい期間が非常に短い。レースで考えるなら3単位毎に履き替えないとタイヤCに追い抜かれてしまう。
さらにタイヤBは6.6単位で限度となり、タイヤCが10.4単位まで使える。しかも性能が上回る期間はタイヤCの方が長い。
単純計算で10.4/6.6=1.58。
タイヤCがタイヤBの1.58倍の値段でもペイできる。むしろ一般ユーザーにはその方が重要だ。
いわゆる表皮が一皮剥ける頃に使い物にならなくなるタイヤBは全くダメダメという事が判る。
タイヤBは装着当初はタイヤCを上回る性能だが、徐々にその差は無くなり逆転してしまう。
さらにタイヤAとタイヤBを比較すると半分の寿命しかない。(A:13.5単位、B:6.6単位)
タイヤAの半額が妥当な価格だ。
タイヤCと比較しても6割程度の価格が妥当なのだが、なぜか初期性能が価格に反映している。
・・・走行スタイルで摩耗距離は変わるが・・・。
次にタイヤAとタイヤCを比べる。
常にタイヤAがタイヤCの性能を上回るが、性能限度50に到達する単位はタイヤAが13.5単位に対してタイヤCが10.4単位。
これを上記と同じ考えで計算すると13.5/10.4=1.31。
タイヤAはタイヤCの1.31倍の価格だと交換サイクルのコストはマッチする。
しかし初期性能を比較すると100/85=1.18
つまりタイヤAはタイヤCの1.18倍の価格であることが推察される。
これはあくまでもこの図から判断するとタイヤCよりもタイヤAを選ぶ方が安上がりってことだ。
問題なのは緑で示したタイヤB
ロングライフでないタイヤはよく考えないとコスト高になってしまう。
タイヤの速度規格や、ドライ性能(摩耗はドライ路面がほとんど)はこの辺を何気なく示している数値と考えられる。
なお、初期性能80で、10単位以後に性能が70となるようなタイヤがあるとすると、それはタイヤAよりもお得なタイヤだ。
ただ、通常はゴムの劣化があるので上記のタイヤはまずないし、その前に車を買い換えて・・・(笑)。