ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

なごみの湖 魚の活性あがらず

2010-10-03 16:51:28 | 釣り
9月29日(水)に本湖の活性向上のために大型を放流とは関係なく、来週と再来週の予定が埋まっていることと2週間ぶりという事で10月2日(土)になごみの湖へ向かった。フライよりもまだまだルアーに分のある状況。

10月から開場時刻が7時半、閉場時刻が17時半と前後一時間が削られ、フルに楽しむと十時間となる。
現地到着は7時。先行車両は3台。それ以後あまり人が増えないがこの時期は「運動会」だから善男善女は参観しているのだろう。
(私は先週に参観)

服装はTシャツの上から少し厚めの長袖の綿のシャツ。これで十分だが、寒暖差が激しいこの時期は雨具の様な防寒具を羽織れる様にしていてもよかった。

天候は基本的に快晴。ただし昼前から下流から吹き上げる風が強く、あまり下流へ向かって投げていない。
水は段々と澄みつつあるが、上層から1mより下が濁っている。10/3(日)の雨でまた濁るだろうが、水温も下がるので活性も向上すると予想される。
結果は6hit 4catch。Pupaはだめ。Cross Ostrichで1hit, 1catchだが、これはテイルを長くしていたので「虫」というよりはStreamerの引っぱり。
他のHitは全てStreamer。

全般の状況はこういう感じ。

朝一の状況。

システムはフローティングにFast sinkのSinking Leaderで中層を探ってpupaを演出。の予定が全くダメ。スプーン使いの方々が良い感じで釣っているが、「回遊している魚の目前にルアーが通ったら食う」という状況。これって管理釣り場という状況ではない。

(魚が暴れたので拡大しない方が良い。)
フライはCross Ostrich 数本をテイルにしたタイプ。とは言うものの反応が余りにも薄い。

となれば、中~底層のStreamerをリトリーブとなる。
で、田中マネージャーの午前中の状況確認時のヒット(9:40)。


この時点ではまだFloatingの黄色いライン。このあとIntermediateに変更。

根掛かり(枝)対策として、ティペットは1号。フックは#8のごついストリーマで。



やっとコンスタントにアタリを感じる様になり、マラブテイルのフックゲイブの絡みがアタリを遠のける事を久しぶりに痛感。
途中からマラブに見切りをつけて毛糸リーチに変更したけど、こんな事じゃマラブスペシャルを持ってくるべきだった。
全く役に立たなかったのが、いわゆるフライ。ま、ライズも散発で真夏なみ、ルアーも追い食いが多いってことはまだまだ水温が高いって事を示唆する。
本湖のVertical Fightを堪能できたし、「フライも釣れだしています」と一役買う事もできました(笑)。

日が陰ってから、Floating Line + Intermediate Leader 10ft + Tippet 6X 6ft にMidge pupa(#18)の放置してみましたが、全く反応なし。
Intermediateが26sec/m(逆算すると3.8cm/sec 10秒で38cm )の沈下なので1分弱で2mタバコ一本3分としたら6m。というのは問屋がおろさなくて、フローティングラインの浮力と釣り合った所で止まる。比重が分からないからフローティングラインを何m水中に引き込むか不明だけど少なくとも水面から16ft(5m)は垂れ下がっている訳でそれに全く反応しないってことは、目の前を動くものへの好奇心アタックだけだった様です。
10月初めの釣りそのものは結構大変だったのですが、同じ様な事を去年も書いています(笑)。しかし、2008年は楽しんだみたいです。でも2007年も同じ様に苦しんでます。
水温次第かもしれません。







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4 コメント

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Unknown (Regal Close)
2010-10-05 05:19:01
写真を拝見するとまだまだ日差しが強そうです。涼しくなって魚の活性があがるといいですね。
ところで、ウーリーバガーって鱒は何だと思って食ってくるのでしょうか? リーチですか?
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ウーリーバガーは (ならおう)
2010-10-05 07:02:44
毛虫とリーチの二色ランチという説もあります。
マラブーをテイルにしたフライはリーチであり、小魚であり、スイミングニンフであるでしょう。
何かを模倣したのではなく、動きで誘うフライです。
リトリーブ速度の変化で波打つマラブーの妖しい動きは人間が見ても生命感に溢れています。
さて、ウーリーバガーはハックルを密に巻くと沈降速度を抑制できますが、ボサボサ感を失います。
ボディハックルの代用に毛足の長い毛糸(ヤーン)や、ダビングとリビングで巻くと○×バガーとなります。
マラブーを束にしてスレッドと撚って巻くとマラブのファイバーが水中で魅力的な半透明感を醸し出します。
ウーリーバガーは背面を刈り込んだりカバーを付けるとゲイブが上向くので根掛かりしにくくなります。

とま派生は無限にありますが、魚はどう見ているのかは憶測しかできません。
お風呂でお試しください。
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ウーリーバガーは (Regal Close)
2010-10-06 05:32:33
毛虫&リーチかもしれないし、何も模倣していなくて動きで誘うフライでもあるということですか! マスは水中での動きを見ていると、食らいつかずにはいられない動きをしているわけですね。これはこれでいろいろなパターンを試すのが面白いですね。
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ウーリーバガーは (ならおう)
2010-10-06 06:52:54
世界中で効くようです。
テイルを細く長く、そして絡み止めの小細工を施すのも手です。
ウェイトの位置で沈降姿勢やリトリーブ速度の変化による動きが変わるのも面白い効果を出します。ビーズヘッドにすると上下ウィッグルアクションを出します。

マラブーはハックリングもキールフライのウイングに使うのも面白いフライを得られます。
いずれヘン等で広がりを防ぐ処理を忘れ無いことが大事です。
比較的安価なので色々巻いて下さい。
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