2004F1日本グランプリ（鈴鹿）観戦記

土曜日の10時半に家を出る。12時頃にいつもの予約駐車場に到着。途中、後方からくる速い車に「覆面警戒」で道を空けるとうちと同じ車なので先導車になってもらう。アクセルを踏む蛮勇はお持ちのようだが、ライン取りは甘い。コーナーでは車線をはみ出している。結局突っ込み重視のライン取りだからそうなるのだろう。

さて。いつもの駐車場は結構ぬかるみ。うちの車はAWDなので何ともないが、それでもラフなアクセル操作は車の向きがよれる事を確認。雪道と同じね。たいふう22号と秋雨前線の爪痕はぬかるみで現れた。長靴をもってきたのは正解。
初めてこのあたりの駐車場に来られた方も居るようでヌカルミをなめた軽い靴でウロウロしている。ま、死にはしないがね。
※昔はボディコンにハイヒールで自由席に行くのもいたなぁ。鈴鹿でのレース観戦はハイキングです。

明け方には友人たちの車が集った。そしてコールマンの２バーナーで沸かした湯でコーヒー（Brooks　ヨーロピアンブレンド）を入れて朝食を食べる。
今年は友人が生ハムのブロックを持参。薄切りは難しいが。豪快に食べるとうまい。

今年の鈴鹿は台風の影響で土曜日の予選を日曜に順延。よって１回目の予選は９時から。
指定席はＤ２とＦ、Ｇなので７時半には駐車場を出発。毎年同じところに予約を入れて場所を確保している。今年は土曜の夜のテントで宴会が流れたので余分なスペースが発生。ちょいともったいないが仕方がない。自然には勝てぬ。

私の席はＤ２。ピットの出口で音と迫力はすごく、そこそこ楽しめるが、１コーナーの突っ込みもスタートも見えない。なんとかフェラーリのピットが見えるがそれほど感動するものでもない。

夜明け前に降った雨のせいでコースはフルウェット。予選は前回の上海ＧＰの順位に従う。バリチェロが初っ端でトヨタに移籍したトゥルーリが最後尾。ところがコース上を車が駆け抜けるたびに路面は乾いていく。琢磨はそこそこウェットの中で良いタイムを出す。だがミハエルにはかなわない。トゥルーリが良いタイムを出した時、場内アナウンスは燃えていたが路面の水が減るとタイムは伸びるのだ。
そして２回目の予選。さらに路面状況は良くなっていく。後で走るほど有利になることは明らか。でもミハエルは速かった。

しばしの休息をサーキットランドで取る。スタミナ丼と中華丼で悩み、スタミナ丼が何か訪ねるとカルビ丼を豚でしたものという回答。リブロース丼？しつこそうなので中華丼にした。そういえば去年よく見かけたステーキ串がなく、トロポーク串だった。賞味したが・・・。
何か適当に持ち込んだ方が無難。

レースは14時半から。台風一過の青空で強烈な日差しが襲う。琢磨応戦席とヨタ応援席が伯仲していた。
ピットFMと場内画像、場内アナウンスの３つともバラバラで応援フラッグのウェーブでサーキットを一周させようとアナウンサが叫んでいたが失敗に終わっていた。
スタート以後の興味は１０位前後のグループに注がれた。予選をミスした速いドライバが大バトルを繰り広げていた。
もはやトップなんかどうでもよい。ちなみに急造琢磨ファンが大量発生していたが彼らの願いは叶わなかった。

レース終了後２時間後には奈良の家でくつろいでいた。ただしサーキットからの離脱が重要。来年も秘策を駆使して（明かすと秘策じゃない）夕飯を家でくつろぎながらいただくことにしよう。