今回の騒動を自分なりに解釈した内容の記録。
専門外なので誤解があると思うが、それをイチイチ指摘する必要は無い。2014年3月11日にこの様に感じたことを記録しているだけだ。
STAP細胞の原点
STAP細胞の作成手段
STAP細胞の応用例
この内容に対して世界中が驚いた。
STAP細胞に関する疑惑
これらの一連の騒動を見て思うことは、論文が杜撰で信じにくくなったからSTAP細胞が信じられない、捏造だ、執筆者は学界から追放だ。ともの凄い負のエネルギー憎悪を感じる事だ。
仮に捏造だとすると、どこから捏造が始まったのだろう。キメラマウスか?その前の黄緑色に輝く細胞か?私には判らない。
個人的意見だがSTAP細胞は存在すると思う。
幹細胞という言葉で思い出したのが癌幹細胞だ。化学的、物理的刺激で生じた癌細胞は通常マクロファージに食われて消去される(まるでMatrixだな)。一部の癌細胞は癌幹細胞となる。こいつが悪玉の親分で、どこかにくっつくとそこから癌になる。
癌細胞になるメカニズムと、STAP細胞のメカニズムが近いのでは?と思っているからここに書いている。
どちらも物理的、化学的刺激によって生じる。これらの刺激によって遺伝子に異常が生じるのであれば、STAP処理は癌を元に戻す作用があるのかもしれない。
STAP細胞の「毒素」も試したという下りがある。これは細胞を半殺し(実際酸につけたり、圧力印加ってむごい)にする刺激だ。毒を癌細胞に与える抗癌剤治療と近いのではないだろうか。
以下は素人の憶測だ。抗癌剤治療で癌細胞を瀕死の状態に追い込む。すると、癌細胞が幹細胞になる。一部は癌幹細胞になるかもしれないし、もともと自分の細胞だから自分の幹細胞になるのかもしれない。自分の幹細胞は死滅した癌細胞の場所で、正常細胞として元に戻る(癌から見ると寝返った)のかもしれない。いずれにせよ憶測なのでここが違うとか細かい事をイチイチ言わんといて欲しい。
さて、今週中にはSTAP細胞の結論が出るのだろう。
ハーバード大の教授は引かない。米国人だ。ここで引いたら負けだ。違うという決定的証拠を見せて、「あなたは間違えている」という引導を渡される迄引かない。
これも個人的意見。
研究者は論文の取り下げをとやかく言う前にアンチSTAP細胞を作ってきちんと証明して欲しい。
これは人的ロスだとか言う前に、自分のやり方でやって欲しい。これは存在しない事を証明する悪魔の証明ではない。コレコレの方法でやればコレコレの結果が出る。だから捏造だ。じゃなく、こういう結果が出た。STAP細胞は間違った解釈だ。と明確にして欲しい。
専門外なので誤解があると思うが、それをイチイチ指摘する必要は無い。2014年3月11日にこの様に感じたことを記録しているだけだ。
STAP細胞の原点
細胞は硝子細管を通過することで幹細胞化する。
幹細胞化が正しいのか多様性を持つというのが正しいのかは専門用語の使い方なんだろう。いずれにせよ、前とは違う性質の細胞になる。これがNatureの論文査読車から「生物学の歴史を冒涜した」(うろ覚え)と罵られたきっかけだろう。元々は何らかの手法でバラバラにした細胞郡(相互に接着した状態では分離できない)に含まれる、他の細胞よりも小さい幹細胞を選別する為のフィルター処理であった。ここで一つの不思議な現象が生じた。
これがSTAP細胞の出発点の筈だ。元の分離された細胞群には幹細胞が殆ど居ないためカウントできないが、硝子細管を通過するとカウントできるだけの幹細胞がいる。これは幹細胞の増加現象、もしくは幹細胞生成手段だ。
この辺実験屋なら根気を出して元の細胞群中にある幹細胞数をカウントして幹細胞濃度を求め、細管通過後の幹細胞数と比較するだろう。そして細管通過前後に違いがある事に気付いたのだろう。STAP細胞の作成手段
そして、幹細胞を作り出す作用について考えただろう。物理的手法(細管通過による圧力以外なら電気パルス、紫外線照射、音波などなど)、化学的手法(つまり様々な試薬の添加)を試み、どういう作用、刺激が一般細胞を幹細胞化させるのかを調べようとするだろう。これは特許戦略にも関わる。
ある刺激Aで何らかの効果Pが得られたとする。ここで刺激B(Aから簡単に想像できない刺激であること)は刺激AよりもPの効果が高いと、刺激Bを発見した人は刺激Aを発見した人よりも特許的には優位になる。だから特許は基礎発明を出願後、公開される迄に網羅性を埋める関連特許を出しまくる必要がある。
同時にどのような刺激が効果的なのか、もしくは複合化しているのかという現象論はそのまま理論へ繋がり、アカデミックにはそちらを追求したくなる。だが、金儲けを少しでもしたいのなら、基礎出願が公開される迄の一年が勝負。多くの作用の中で弱酸性液に浸すと良い事が判った。これは記者発表の「オレンジジュース」の内容。STAP細胞の応用例
万能性という言葉は合う買い方を間違えていると思うが、特殊な蛍光色素による発光現象による幹細胞化の映像と、緑色に輝くキメラマウスを作り出すことができた。これはSTAP細胞によって自らのクローンを作り出せる事を示した事だ。つまり再生医療に繋がる。
この内容に対して世界中が驚いた。
ES細胞
人の卵巣から取り出した生殖細胞を幹細胞とする。クローンは作成できるが同時に生殖細胞を殺すことになる。韓国の科学者がこれで失脚した。
iPS細胞細胞に4つの遺伝子を注入する事で幹細胞化する。これによって自らの細胞を用いた再生医療への道を開いた。癌化の可能性がゼロではなかったのでそれを消している最中。山中教授が見いだした。
STAP細胞遺伝子注入というプロセスを経ずに細胞を幹細胞化できる。それは凄い事だ。
他にもMUSEとか色々あるようだが、詳しくは知らない。STAP細胞に関する疑惑
再現性が無い
他の実験機関では再現できない。理研は再現できているというが。これは論文に記載されていない隠された条件または手順があるか、論文そのものが捏造かという考えに繋がる。
論文に加工写真がある他の自分の論文の写真を載せたらしい。これはよくわからない。執筆者が杜撰なのか、意図的なのか、そこはわからない。憶測しても無駄だ。ただ、論文執筆者としての素質は無いのだろう。実験屋と執筆者は必ずしも一致しない。ま、プレイヤーとコンポーザーやアレンジャーも同じかな。
博士論文に及ぶ杜撰さ論文を国会図書館から引いてきて精査した人が居る様だ。こうなると学位授与そのものにまで影響が及ぶだろう
これらの一連の騒動を見て思うことは、論文が杜撰で信じにくくなったからSTAP細胞が信じられない、捏造だ、執筆者は学界から追放だ。ともの凄い負のエネルギー憎悪を感じる事だ。
仮に捏造だとすると、どこから捏造が始まったのだろう。キメラマウスか?その前の黄緑色に輝く細胞か?私には判らない。
個人的意見だがSTAP細胞は存在すると思う。
幹細胞という言葉で思い出したのが癌幹細胞だ。化学的、物理的刺激で生じた癌細胞は通常マクロファージに食われて消去される(まるでMatrixだな)。一部の癌細胞は癌幹細胞となる。こいつが悪玉の親分で、どこかにくっつくとそこから癌になる。
癌は増殖機能のみを持った細胞群で、それが一方的に増える事で正常臓器の場所を奪い、臓器の細胞が減少する事で臓器が機能不全となる。また、増殖によって体力を奪って餓死に至る。
この癌幹細胞だが、どうやって臓器にくっつくんだ?そして自分が増えるのと同時に転移していくというが、このメカニズムもちょっと不思議だ。癌細胞になるメカニズムと、STAP細胞のメカニズムが近いのでは?と思っているからここに書いている。
どちらも物理的、化学的刺激によって生じる。これらの刺激によって遺伝子に異常が生じるのであれば、STAP処理は癌を元に戻す作用があるのかもしれない。
STAP細胞の「毒素」も試したという下りがある。これは細胞を半殺し(実際酸につけたり、圧力印加ってむごい)にする刺激だ。毒を癌細胞に与える抗癌剤治療と近いのではないだろうか。
以下は素人の憶測だ。抗癌剤治療で癌細胞を瀕死の状態に追い込む。すると、癌細胞が幹細胞になる。一部は癌幹細胞になるかもしれないし、もともと自分の細胞だから自分の幹細胞になるのかもしれない。自分の幹細胞は死滅した癌細胞の場所で、正常細胞として元に戻る(癌から見ると寝返った)のかもしれない。いずれにせよ憶測なのでここが違うとか細かい事をイチイチ言わんといて欲しい。
さて、今週中にはSTAP細胞の結論が出るのだろう。
ハーバード大の教授は引かない。米国人だ。ここで引いたら負けだ。違うという決定的証拠を見せて、「あなたは間違えている」という引導を渡される迄引かない。
これも個人的意見。
研究者は論文の取り下げをとやかく言う前にアンチSTAP細胞を作ってきちんと証明して欲しい。
これは人的ロスだとか言う前に、自分のやり方でやって欲しい。これは存在しない事を証明する悪魔の証明ではない。コレコレの方法でやればコレコレの結果が出る。だから捏造だ。じゃなく、こういう結果が出た。STAP細胞は間違った解釈だ。と明確にして欲しい。