ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

雨じゃなく雪( なごみの湖の朝)そして釣行記

2008-02-26 09:22:05 | 釣り
帰りが少し心配(携帯から写真付きで投稿)。
が今日の始まり。
朝は曇っていた。さぁ出かけようかという頃にミゾレ。たまに雪が交じる。
加茂に入ると雪の割合が増えて和束ではほぼ雪。山間部にはいると茶畑に雪が積もりだしている。湯船地区が終わる頃、府道5号は所々積雪2cm弱で真っ白で現地到着するとこんな感じ。
結局昼前から雨に変わって事なきを得たが、寒かった。

さて、第一桟橋左岸(堰堤から見たら右側)で開始。水は澄んでいるし、たまぁに極小ユスリカにイワナがライズしている(白い腹鰭で判断、ニジかも)ので、天野テンカラ鈎の極小BHソフトハックルで中層狙いにするが・・・沈黙。沈下が遅いのか?とハックルのないタイプつまりミッジピューパにする。がこれも沈黙。どうも渋い。そして雪は雨になる。

シンキングラインに変更して赤のゾンカーにしてみるがダメだ。反応がない。ルアーも厳しい様だ。煙草を吹かしながらしばし考える。

鱒たちは底でじーっとしていて空腹に耐えかねて表層のユスリカピューパを襲っているのか?または底で喰おうとしたユスリカラーバがピューパになって水面へ逃げるのでそれを追い上げているのか?わからん。雨だとめんどくさいからっと偏光サングラスを持ってきていないのも良くないね。魚が全く見えない(笑)。

とりあえず一尾釣りたい。ほぼ2ヶ月ぶりの釣行でBOSEは頭髪だけにしたいから。

というわけで極低温ということを言い訳にBooby Trap, Booby Nymphing, Botom Scaningを試す。
水深約10mのなごみの湖で上記方法が有効かどうかは今から計算する(笑)。
仮定1:飛距離Xm。
仮定2:水深10m。
仮定3:簡単にフライは円弧を描いてバナナフォールする。
(フライラインは本当ならたわんで指数関数的になるが、ここは直線とする。)
フライがどこらへんに辿り着くのか(底の到達距離)をYmとすると
斜辺がXmで短辺が10m長辺がYmの直角三角形とみなせるのでピタゴラスの定理から

X2=Y2+102

が得られる。
ここで飛距離X=10mだとY=0mとなるのは自明だ。
(x,y)例は次の通りです。
(15, 11.2), (20, 17.3), (25, 22.9), (30, 28.3), (40, 38.7)
40m投げるのならDH必要ですね。
これで到達距離が判るのですが、最後の最後までリトリーブを辛抱出来ないと思いますので、頑張ったとして最後は60度で駆け上がる(最後の5mが精一杯)でしょう。
結構辛気くさい釣り方ですが、試してみました。

3投で辛抱できずにフローティングラインに戻しました。
困った時のBombの放置プレーでお握りを食べながら景色を眺めることにしました。がアタリはありません(泣)。気付くと雨が上がっていますが寒いのでフードは被ったまま。

すると今日のお約束の放流です。(雪でも雨でもわざわざ来た理由の一つ)
トラック2回分。でもフライはあまり有効ではない。アピール力の強いルアーの方が圧倒的。

下流からの向かい風が急に強くなる。フローティングラインで黒のBHゾンカーで狙うが飛距離が伸びない。一回アタリがあってちょっと落ち着くが、風の合間を縫うのはめんどくさいのでシンキングラインに変更。

まずはクリスタルフラッシュヤーンのバガー。クリスタルフラッシュヤーンは案外売っていない、類似品は手芸屋でキャンディヤーンがある。これもなかなか調子の良い半透明な茫洋感を醸し出す。
CD10でクイックリトリーブしてくると比較的手許でヒット。(クリックすると馬鹿でかくなります)


堰堤から取り込みを撮影されました。

結構引きの強い魚でした。1.2号のティペットなのでラインブレイクはまずないので、テンションが緩んでバレル可能性を消すため強引に鼻先を引きずりまわすようにしました。

しかし続きません。

次はガラッと黒のメルティバガー(メルティヤーンをボディにグルグル巻いてマラブーテイルという簡単品。Ball Chain Eyeでアクセント)にしましたが、これはキール(いわゆるオフセットワームフック使用)。オフセット部から伸びたウィングがフッキングを甘くするのかな、結構ばらしてしまいました。

じゃ、オリーブのメルティバガー。Light Body, Dark Tail and Wingという組み合わせ。これは表層できました。

次はSki バガー SKI YARN Soft Farという素材が手芸屋にありまして、これの薄桃色(col 603)にオレンジのマラブー。これも表層に近いところでヒットしましたがばらしてしまいました。やはりキールにしているためウィングがフッキングを阻害するのかも知れません。

またはこのオフセットワームフックが余り良くないのかもね(笑)。いずれこのタイプのフライはオフセットだけじゃなくノーマルも用意しておく方が「吉」なようです。

さて、16時頃からまた雨が降り出してきました。
ライズも減ってきたしこの時期のなごみの湖は夕方に沈黙する方が多いので切り上げましたが、雨は段々酷くなってくるのでまさに潮時だったのでしょう。







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2 コメント

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うーさぶそー!お疲れ様です…。 (つきちん。)
2008-02-27 19:12:02
ならおう様、こんにちは。
手袋なしのシンキングラインリトリーブと見ました…。
以前それでやってて、指の感覚が無くなり、リトリーブが空振ってたことありまーす(笑)。
返信する
そのとおりです。 (ならおう)
2008-02-27 22:44:54
空振りはありましたね(笑)。
他にもチョコチョコあるので別途起こします。
返信する

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