財政再建と景気回復

さて、内閣改造して増税財政再建派が入閣。所得減税による景気回復を唱えるのは・・・幹事長がちょっと近いかな。

財政再建は確かに必要です。過去に借金を残す国債も問題で年金、郵貯が国債の引き受けというのも怖ろしい話。

財政再建とは借金返済の事。借金返済原資は国民からの税収。税収を上げるには二つの方法。
１）税率アップ。
２）税率そのまま、または下げても景気拡大で総収入アップ。

今、サブプライムで景気後退と言われているが、ここ最近は景気回復と言うよりも穏やかな減退だったわけで、減衰加速したわけだ。

ここで上記１）の様に増税するとどうなるか。
消費抑制でさらに景気縮小。そして景気縮小で税収が減ります。→そしたらまた増税？いい加減にして欲しいですね。勤労意欲ってのが無くなります。

やはり2)の所得税の大幅減税でしょう。
可処分所得の向上、財布の紐が少し緩む。これは地方税減税とかちょっとしたことで過去に景気を上げた政策に繋がる。そして当然の事ながら小さい政府で支出を抑えることですね。
民間に事業意託していくしかないでしょう。

なお、財務官僚は所得税と消費税を下げて景気が拡大した時の税収と、所得税と消費税の両方を増税した時の税収とを絶対に比較したSimulateを実施しているはずだ。それを公表しない理由もわからない。もしかして、日本の国勢を低下させることを使命としている誰かにそそのかされて居るんじゃないだろうな。