ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

次のクルマをギア比で考えてみました。

2014-01-19 22:52:26 | クルマ
ギア比でおよそのクルマの正確が判ります。
ローギアのクルマは加速重視でハイギアのクルマは燃費重視です。
富士重工(FHI)のクルマで考えてみましょう。

グラフは判例が上手く表示されていませんが、下から1速、2速...です。
図は上段の左から4ATの3rd LEGACY BE5(2.0turbo), 現行Impreza G4 (2.0NA), 次期LEVORG(1.6turbo), 下段は次期LEVORG (2.0turbo) S#mode, 5th LEGACY 2.0GT DIT S#mode, LEVORG 2.0と5th LEGACY 2.0GTのS modeのエンジン回転数と車速を計算しています。
タイヤに関する基本事項
・3rd LEGACY BE5: 215/45R17
・Impreza G4: 205/50R17
・LEVORG 2.0: 225/45/R18
・LEVORG 1.6: 215/50/R17
・5th LEGACY: 225/45/R18

車速(km/h)=
EG(rpm)×60(min/h)×{WD(inch)×25.4(mm/inch)+TW(mm)×2}×π÷(GR×FR)
[記号]
EG: エンジン回転数
WD: ホイール径
TW: タイヤ幅
GR: ギア比
FR: 最終減速比

この結果はなかなか興味深いです。まず、3rd Legacyを見てみましょう。
O.D.(4速) 2,000rpmでおよそ80km/hです。6,000rpmで250km/hとなります。
この傾向に最も近い値はLEVORG 2.0S#のCVT 8速、5th Legacy S#の7速が出しています。
出力は3rd Legacyが260psで、他の2台は300psです。
おなじ3rd Legacy O.D.からの加速と比較すると、出力が大きい分LEVORGの8速や5th Legacy の7速の加速は同じ車重なら3rd Legacyを上回るでしょう。
しかし、車輛重量は3rd Legacyが1,480kgに対し、他の2台は1,560kgと80kgも重くなっています。その比率は5%です。
トルクは5th LegacyとLEBORGの2.0GT DITが400N・mに対して3rd Legacyは319N・mと、最新型は1.25倍のトルクを誇ります。さらに低回転の2000rpmで最大トルクを出しますので、下からモリモリと加速して行きますね。

FHIのCVTの面白い所はSモード(マニュアルモード)の6速が結構ハイギアードであることです。

つまり、2.0GT DIT系は、S#にするとローギアードの加速重視ギアとなって、Sだと高速巡航で燃費を稼ぐ事ができるということですね。
Sモードだと6速2,000rpmで110km/hですが、ここでS#にすると8速3,000rpmで110km/hとなるので、3,000rpmまでエンジン回転数が上がるのでしょう。この辺が自然になってくれると良いのですが。

って結局CVTを試乗しないとわからないでしょうね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。