日本土壌微生物学会に参加しました。

今年の日本土壌微生物学会はこの金土の2日間、東京大学農学部で開催されました。



参加者は200＋α名とのことで盛況でした。他にもっと大きな学会はありますが、土壌微生物の専門家だけが集まる学会なので、専門的（マニアック？）で面白い研究発表をたくさん聞けました。

具体的には土壌中での微生物生態や植物病害菌の動態、窒素循環に関わる微生物活動（窒素固定、脱窒、メタン生成）などなど。

そんな中、私たちもポスター発表に臨みました。

この春修士課程を修了した海津くんと野中先生。


こちらは私。

いろいろな方から御意見を伺い、勉強になりました。この場を借りて、感謝申し上げます。

日本土壌微生物学会にて研究発表します

2010年5月21～22日に東京大学農学部で開催される日本土壌微生物学会2010年度東京大会にて2件の研究発表をします。

P-21
食品残渣の土壌処理に伴う微生物群集構造変化
飯尾真也・原田直樹・野中昌法

P-42
新潟県の海岸砂丘地植物と共生するアーバスキュラー菌根菌
海津朋之・武藤拓也・原田直樹・野中昌法

いずれもポスター発表です。ぜひご覧ください。

大会の詳細は大会HPをご参照ください。

愛知県新城市福津農場調査

武藤君と愛知県の自然農法の農家の調査とサンプリングを行いました。
草の中で野菜が元気に育っていました。

今年も田植えを行ないました

久しぶりに更新します。

新年度が始まり、研究室も新メンバーでスタート！

ということで今年も農学部附属フィールド科学教育研究センター新通ステーション（新通ST）の水田を借りて稲作を行ないます。有機稲作の実証的研究、有機水田での土壌微生物生態研究などが目的です。

我々の水田は10a。まず5/10に新通STの技術職員の方に機械で田植えをしていただきました。

そして11日、ほぼ研究室メンバー全員で補植と波板張り。


生まれて初めて田んぼに入る未経験者でも、


慣れてしまえばなんとかなるもんです。


気温が低くて雨もちらつくあいにくの天気でしたが、なんとか終了。

みなさん、お疲れ様でした。


これから10月の収穫まで、水田班はサンプリングと分析に明けくれることになります。