今日は日中から保護者面談を行っていました。面談終了後に教室に顔を出すと、授業開始の2時間前にもかかわらず早くも勉強を始めている生徒がいました。「早いね。」と声をかけると、「家にいても暇だし、勉強できないので来ました。」とのことでした。
明日は高校受験生たちは模擬試験があります。この時期の模擬試験は志望校決定に大きく影響してきますので、みんなピリピリしています。どのように自分の実力を発揮したらよいか、入試本番に向け、本番以上の緊張感を持って取り組んでほしいと思います。
さて、私の空き時間には大学受験生が相談にやってきました。将来やりたいことが固まらず、また行きたい大学・学部も固まっていないため少々焦りながらの相談でした。もうこの時期ですから、とにかく大学のイメージを持つこと、そのためにオンライン相談会や説明会でも良いので参加することを話しました。そして自分の好きな科目や分野、得意な科目や分野をもう一度認識してみることをアドバイスしました。本来でしたら将来やりたいことから逆算して大学を考えるところですが、時間的な余裕が無いこと、これ以上迷い続けているよりも何かアクションを起こすことの方が優先されるからです。
そして昨日は中学受験生たちが塾内で模擬試験を受験しました。夏期講習明けに思った通りの結果を出せなかった生徒が算数で目標に近い点数を取れたことを確認してほっとしたり、ほかの生徒が他の科目でいつもよりも点数が取り切れていないようでしたので、次回顔を合わせるときに話す内容を考えています。
塾の仕事は知識を伝達するだけではありません。喜んだり悲しんだりやる気が出たりでなかったり、悩んだりしている生徒たちとコミュニケーションを取りながら、前に進ませていくことも重要な仕事だと考えています。これから高校受験生たちの授業が始まります。明日の模試に向けてまた声掛けを使用と思います。