中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

明日は模擬試験。

2021-10-23 19:14:28 | 日記
今日は日中から保護者面談を行っていました。面談終了後に教室に顔を出すと、授業開始の2時間前にもかかわらず早くも勉強を始めている生徒がいました。「早いね。」と声をかけると、「家にいても暇だし、勉強できないので来ました。」とのことでした。
明日は高校受験生たちは模擬試験があります。この時期の模擬試験は志望校決定に大きく影響してきますので、みんなピリピリしています。どのように自分の実力を発揮したらよいか、入試本番に向け、本番以上の緊張感を持って取り組んでほしいと思います。
さて、私の空き時間には大学受験生が相談にやってきました。将来やりたいことが固まらず、また行きたい大学・学部も固まっていないため少々焦りながらの相談でした。もうこの時期ですから、とにかく大学のイメージを持つこと、そのためにオンライン相談会や説明会でも良いので参加することを話しました。そして自分の好きな科目や分野、得意な科目や分野をもう一度認識してみることをアドバイスしました。本来でしたら将来やりたいことから逆算して大学を考えるところですが、時間的な余裕が無いこと、これ以上迷い続けているよりも何かアクションを起こすことの方が優先されるからです。
そして昨日は中学受験生たちが塾内で模擬試験を受験しました。夏期講習明けに思った通りの結果を出せなかった生徒が算数で目標に近い点数を取れたことを確認してほっとしたり、ほかの生徒が他の科目でいつもよりも点数が取り切れていないようでしたので、次回顔を合わせるときに話す内容を考えています。
塾の仕事は知識を伝達するだけではありません。喜んだり悲しんだりやる気が出たりでなかったり、悩んだりしている生徒たちとコミュニケーションを取りながら、前に進ませていくことも重要な仕事だと考えています。これから高校受験生たちの授業が始まります。明日の模試に向けてまた声掛けを使用と思います。

消防車に道を譲ったら…

2021-10-21 14:12:48 | 日記
自宅から塾に向かう途中、今日は混雑しやすい道を避けて裏道を通ってきました。車と車でのすれ違いが困難な狭い箇所が何カ所かあります。今日はそんな場所を走行中、正面から消防車がやってきてしまいました。道の入り口まで戻るには距離がありすぎますし、相手が消防車ではすれ違いはほぼ不可能です。
その時10mほど先に塾の卒業生の家があることを思い出しました。駐車場として他の方に貸し出しているほど大きな敷地をお持ちなので、「すみませーん!」と心の中で言いながら消防車を避けるために車でいったん敷地へ入らせてもらいました。消防車が通り過ぎたのを確認し、元の道に戻ろうとしたとき、ちょうどその卒業生が帰ってきたところでした。事情を説明するとニコニコして気にも留めていない様子でした。ほんの1~2分ほどでしたが学校生活のことや部活のことなどを聞き、楽しく学校生活を送っていることがよくわかりました。「またね!」と声をかけて別れました。
こんなバッチリのタイミングってあるのですね。彼のニコニコした表情を見て、安心して車を走らせ、塾に来ることができました。

水曜日は学校が早く終わるので…

2021-10-20 19:29:49 | 日記
水曜日は多くの学校が早い時間に授業が終わります。部活を引退し、受験に向けて走り出した中3生たちは授業が無いにもかかわらず、夕方から塾に来て勉強をしています。今日は早い生徒は私が塾に到着するよりもずっと早い時間から来て自習を始めていました。
今日は自習をしている生徒たちから数学の質問が多く出たように思います。数学の易しい問題であれば、問題を見た瞬間に解き方がわかるものです。それはすでに見たことのあるパターンにはまっているからです。しかし、パターンにはまらない問題や難しい問題においては、思いついた解法で一度解いてみて、それが答えにたどり着かなかったり、想定から大きく外れた答えだった場合には、違う解法を考えてまた試してみる、そんなことを繰り返す必要があります。視点を変え、試してみて解答にたどり着かなかった考え方を思い切ってリセットし、新たに考えてみるのです。
視点を変えてみると意外なほど簡単だった、という問題が今日も何問もありました。生徒たちも「あぁ、そっか!」と思わず声を上げていました。
粘り強く、様々な視点からとらえ、いくつもの解法を試してみる、数学の難問を解くときに求められる力です。これは昨日行ったパズルでも鍛えられます。暗記やただ量を解くだけでは対応できない問題への対策も、創研塾はいつも考えています。

パズル

2021-10-19 17:10:02 | 日記
算数・数学のセンスや図形の感覚を養うため、算数や数学のパズルを授業に取り入れることがあります。線対称の図を完成させる作業に昨日から取り組んでいます。ぶつぶつ言いながらも、どの生徒も黙々と取り組み、次々に図を完成させています。
一見、勉強とは関係なさそうにも見えるのですが、実は発想力や事務処理能力を鍛え、論理的に考えるトレーニングを積み、さらに集中力や長時間粘り強く取り組む経験を積むことにもつながっています。
高校受験生にとって、数学の入試問題においては空間図形を避けて通ることはできません。表面積を求めたり、体積を求めたり、図形の切断などもしょっちゅう出題されます。頭の中で図形がどのように変化するかイメージをすることは大変重要ですが、慣れていない生徒にとってはかなり大変な作業です。パズルなどを通じて感覚を鍛え、見た目で諦めることなく取り組むことにつなげていきます。

コンビニの駐車場に落ちていたものは

2021-10-16 19:07:43 | 日記
先程コンビニエンスストアへ行き、店内に入ろうと車を降りたときのことです。隣の駐車スペースに青く光るものが見えました。直径10cmくらいで、何だろうと思って近づいてみると、子供用の小さな小さな靴でした。きっと買い物を済ませ、お子さんをチャイルドシートに乗せようとしたときに、すっと落ちたのでしょう。
ふと自分の子供が小さかった時のことを思い出しました。車から乗り降りするたびにチャイルドシートに座らせ、両肩からベルトを回してお腹のあたりでカチッとロックをする、この作業を何百回、何千回としてきました。物心ついたころにはこのロックをするのを嫌がりてこずらせることが何度もありました。それでもチャイルドシート以外に座らせて、万が一事故が起きたら悔やんでも悔やみきれないと思い、どんなに嫌がっても絶対にチャイルドシートに座らせてきました。そのうちチャイルドシートにも慣れ、年齢も身長もチャイルドシートに座らせなくても良いくらいにも成長し、ほかの方の車に乗る時には(チャイルドシートが付いていないですから)通常のシートベルトで座らせると本人がそわそわすることもあるくらいになりました。
そんなことを思い出していると、その小さな靴が他の車に踏まれてペシャンコになってしまったり、雨にぬれたりしてしまうのが忍びなく、少々汚れてはいましたが拾い上げて明るく目立つ、そして雨に濡れない場所に移動してきました。
どうか忘れ物に早く気づいて取りに来てくれますように。