深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

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害になるアドバイス

2022-11-29 10:39:41 | 一治療家の視点
世の中には(求められてもいないのに)他人に教えを垂れたり、アドバイスめいたことをするのが大好きな人たちがいる。もしかしたら、いわゆる陰謀論を広めているのも、そういう傾向を持った人たちが少なくないかもしれない。 そして、そうした教えやアドバイスは助けになることもある反面、あまり真に受けない方がいいものや(陰謀論を含めて)下手に聞くと害にしかならないものがある。 YouTubeに「謎の数学者」とい . . . 本文を読む
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解剖学書を買い直す

2022-11-08 18:54:59 | 一治療家の視点
気がつけば使っている解剖学書がボロボロで、本として壊れかけた状態になっていたため、新しく買い直した。 これまでメインで使っていた解剖学書は、カイロプラクティックを学んでいた時に指定教科書として購入した、文光堂の『解剖学アトラス第3版』だった。買ったのは確か1997年だったと思う。何と、それから25年が経過(!)して、本もかなり傷んだ。ただ傷んだのは「それだけ熱心に勉強したから」というよりは、ほと . . . 本文を読む
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アニメ『呪術廻戦』第16話

2022-07-25 20:21:51 | 一治療家の視点
今、日曜の夕方にアニメ『呪術廻戦』1期の再放送をやっていることもあり、初見の時にブログ記事にしようとしてできなかったものについて改めて述べたい。それは第16話の中に出てくる。 が、その前に『呪術廻戦』について知らない人のために、ごく短く物語の粗筋を述べておこう。既に物語を知っている人は、ここは飛ばしてよい。 主人公は並外れた身体能力を持つ高校生、虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)。その虎杖の通ってい . . . 本文を読む
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ATフィールド展開! 4

2022-04-25 20:23:12 | 一治療家の視点
バイオダイナミックなクラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)において最も本質的なことは、施術者のあり方(プレゼンス)である。そしてそれを具体的するのが、施術者の設定するフィールドだと思っている。 そのフィールドのことを、このブログでは半分おふざけでATフィールド(ただし意味はAwareness-Thought field ; 認識-思考場)と呼んでいる。「3」ではそうしたフィールドを設定する意味に . . . 本文を読む
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陰謀論は蜜の味

2022-03-18 13:48:30 | 一治療家の視点
オミクロン株を中心とした新型コロナ感染第6波も終わりが見えつつある昨今だが、最近になってある治療家の先生が、しきりにメルマガでコロナ関係の情報を発信している。 そのメルマガに曰く、「ワクチンは体に入れてはならない毒」、「新型コロナ・ウィルスなど存在しない」、「PCR検査はフェイク」、「パンデミック騒ぎは意図的に行われた予行演習」、……。 新型コロナのアルファ株による . . . 本文を読む
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量子論と「観測」の問題を巡って 3

2022-01-08 22:51:34 | 一治療家の視点
量子物理学では、「事象は複数の状態が重なり合っていて、『観測』という行為によって初めてそれが1つに確定する]」=「『観測』が行われない限り、事象は複数の状態の重なり合いのままである」と説く。 これまで「量子論と『観測』の問題を巡って」と「同2」では、「そもそも『観測』とは何か?」について考察してきた。今回の「3」では視点を変えて、「観測」される事象について考えてみる。なので、ここでは「観測」とは . . . 本文を読む
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女であること

2021-10-26 19:59:59 | 一治療家の視点
施術をしていると、表面的に現れている問題を取り去ってもほとんど症状が改善しないようなケースにもよく出合う。そういう場合は更に、隠された問題を表面化させなければならない。それにはいろいろな方法があるが、ウチではよく言葉や写真、絵画などを使っている。 そこで最近、女性の患者に比較的多く使っているのが「女性性」に関わるものである。例えば言葉では「女であること」。この言葉によって隠れていた問題が浮かび上 . . . 本文を読む
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1つの動きに、どれほど膨大な叡智を込められるか。

2021-08-23 14:28:42 | 一治療家の視点
私は小劇団の舞台などをよく見に行くが、ダンス、特にバレエなどはほとんど縁がない。だが、朝日新聞の8/19夕刊に掲載された「世界バレエフェスティバル」についての記事の中のアレッサンドラ・フェリの言葉には興味を惹かれた。フェリは2007年に一度引退したものの2013年に復帰し、現在58歳だという。 どのダンサーにも自分の体が今までと同じではないと感じ始める瞬間がくる。今までできていたステップができな . . . 本文を読む
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人体の構築性と動きの積み重ねを調べる 1

2021-07-09 19:46:56 | 一治療家の視点
このブログで以前、「人体の連続性と滑らかさを調べる 1」、「同2」という記事を書いた。今回の記事は図らずもそれと対になる話である。というのは、前の記事では可微分性(=微分可能性)というのが鍵になっていたのに対して、今回の記事は可積分性(=積分可能性)が鍵になるからだ。 発想のキッカケは吉田洋一の『ルベグ積分入門』(ちくま学芸文庫)である。この本はルベーグ積分(注:書名では「ルベグ積分」だが、数学 . . . 本文を読む
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臨床の現場から 14

2021-06-24 14:30:14 | 一治療家の視点
埼玉県は首都圏の一角で、現在もまん延防止措置が適用されている地域であり、特に私の住む草加(そうか)市は東京都足立区に隣接するということもあって、新型コロナの感染者は非常に多い。朝日新聞によれば、6/22現在の草加市の累計患者数は1628人で、これは感染者が少ない地域では1つの県全体の累計患者数に匹敵するかもしれない(が、それでも周りの市と比較すると、川口市が4634人、越谷市が2152人、八潮市が . . . 本文を読む
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