セミナーでやっている「カバラと『生命の木』」の内容のダイジェストの第14回。
コクマーは第2セフィラだから、数字の2が配当される。この2について、マグレガー・メイザースは「どうやって数字の2を見い出すことができるか?」と問い、それにこう答えている。
「自らの反射によって。0は明確化することができないが、1は明確化することができる。そして明確化の結果、明確化したものの幻、複製、あるいは像が造り出される。このようにして1とその反射物からなる一対を得、ここで確立された振動も開始される。というのは1という数は不変から明確へ、そして不変へと交互に行き来するからだ」
アイザック・イヴン・ラティフは進化の過程の数学的定義を、
「点が伸びることで線になり、線は面に、面は立体になって神は自らをの顕現させる」
と述べている。
ここで、セミナーのこのことに関連した部分のダイジェスト動画をつけておこう。
コクマーは存在に不可欠な活力の要素であり、全ての「意識」の表れの下にある根本実在を与える。それはH・P・ブラヴァツキーの体系ではマハトあるいは宇宙的観念作用と名づけられたもの、中国仏教では観世音、ヒンズー教ではヴィシュヌとイシュヴァラに相当する。
惑星は本来は天王星だが、伝統的に黄道十二宮がそこに位置する。香りはムスク(麝香)、植物はアマラントス(不凋花)、宝石では男性的な創造力を表すスタールビー、黄道十二宮の領域を表すトルコ石などがコクマーに配当される。
これでコクマーについては終わりで、次は第3セフィラであるビナーへ。
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