風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

横浜火力

2017年12月15日 | スイッチング数推移など

 「当社は、発電効率の向上ならびに増出力を目的に、2015年7月より横浜火力発電所7号系列(燃料:LNG、定格出力:35万kW×4軸)および8号系列(燃料:LNG、定格出力:35万kW×4軸)の改良型コンバインドサイクル発電設備の全8軸について、ガスタービン等の取替を実施しておりましたが、本日、8号系列第2軸の取替工事が完了しました。今回のガスタービン等の取替により、発電効率は54.1%から55.8%へ向上し、定格出力も35.0万kWから37.7万kWへ増加いたしました。 この度の8号系列第2軸の取替工事をもって、7・8号系列全軸の高効率化が完了いたしました。これにより、全8軸で燃料費を年間約80億円、CO排出量を年間約24万t削減できる見込みです。」12/12付け東京電力フュエル&パワーKK news「横浜火力発電所8号系列第2軸の高効率化について ~7・8号系列全軸高効率化完了により、年間で燃料費約80億円、CO排出量約24万t削減~」より

 改良型コンバインドサイクルでガスタービン等の取り換えで最大設計熱効率を1.7ポイント向上させ、定格出力が2.7万kW増加し燃料費が年間約80億円も削減できるそうです。54年前に稼働開始し現在計画停止中の5号機(汽力)の設計熱効率41.6%に比べれば8号機(ACC)は55.8%と14.2ポイントも向上しています。
 
「燃焼ガス温度をさらに高め、省エネルギー性、耐久性、環境適合性などを向上させた改良型に、1,300 ℃級のACC (Advanced Combined Cycle)、1,500 ℃級のMACC (More Advanced Combined Cycle)、1,600 ℃級のMACC IIがある。」wikipediaより 

 運転差し込め高裁判決を始め将来がマイナス要因ばかりの原発に比べてLNG火力にはまだまだ将来性があるようです。

HIT210(4.2kW)の発電データ 

12月14日(木)晴れ 

発電量         21.3kWh (AiSEGデータ) 

売電量         18.0kWh 

自給率          244.8% 

設備利用率         21.1%  

日照時間             9.4h  

日照時間当たり発電         2.27kW 

連系以来     3045日(8年123日 )

 

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