風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

累計値がおかしい

2020年03月03日 | スイッチング数推移など

 自家発電データを22か月間ほどExcelに記入して管理していますが、発電量などの累計値が何だかおかしいと感じる数字に成って来ました。

修正後の各種累計値データ(2月1日から13日まで抜粋) 

 太陽光発電量の累計値が60000kWhを超える数値になっていましたが、まだそんな筈はないと言う事で計算式を確認する事にしました。

Excelの最上段メニューで
数式⇒「数式の表示」をクリックすると

Excelデータの数式の表示画面

累計値は日ごとのデータを過去のデータの積算値に加算しています。

 59364+B4 の数値は1月末の累計値、B4は2月1日の太陽光発電量です。その下のセルのR4+B5は2月1日分に2月2日分の発電量を加算したものです。2月3日以下の数式は一つづつずれてコピー設定できます。

 これで毎日のデータをB4, C4, E4, F4, G4などに入力するだけでそれぞれの累計値が自動計算される事になります。入力ミスがあるとすれば月初めに前月の累計値を転記する時くらいですが、やはり累計値が何となくおかしい!

 1か月分を1sheetに記録しており、22sheet全部について「数式の表示」にして確認した結果、3か所のセルの計算式が何故か数値に変わっている事が判明。
 数値がそのセルの計算式の結果なら影響しないと思えるかもしれませんが、遡るデータを修正した場合はそこで再計算が反映されなくなるのでNG。しかも今回その数値は計算結果ではない数値でした。いつどういう理由で数式が数値に入れ替わってしまったのか今ではトレース不能です。

 これらの数値を計算式に戻し、転記ミス1か所を修正した結果、上記のようにそれらしい数値になりました。人的な転記ミスを避けるためにsheet間でリンクを張る事も必要かもしれませんが、転記方式には仮に原因不明の数式変化が起こってもその月分だけに影響を止められる利点もあります。この問題で二日間ほど細かい数字を見続けてすっかり目がおかしくなるほどでした。

 Excelだから、コンピュータだから結果は信用できる!と思うのは甘くて、一見分かり難い誤りも起こり得る事を経験しました。
 こんな個人的なデータではそれほど問題ではないのですが公式な統計データや社会システムのように信頼性が求められる場合はこのように自動計算の数式設定が知らぬ間に変わっていないかを「数式の表示」で随時チェックする必要が有りそうです。

HIT(4.2kW)の発電データ
3月2日(月)雨
太陽光発電量       2.1kWh 
EF発電量(発電優先)    6.3kWh 
W発電量           8.4kWh
売電量          1.4kWh  
買電量          1.3kWh
W発電自給率     102.4% 
W発電設備利用率       7.1%
日照時間         0.0h
連系以来 3854日(10年202日)
 EFを4日ごとに1回予約運転で5時間停止し、その後自動発電の発電優先モードに戻す運転パターンで保護動作発生を防止できるか観察中。保護動作なし12日目。

コメント
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