世界のドキュメンタリーと言うNHK番組で過去に放送された「太陽を作る男たち」の再放送がありました。その冒頭のコメントに、
「クリーンで持続可能なエネルギー源 核融合こそがそれを実現できます。失敗したら人類に未来はありません」
1980年代ではそのように言われたらそうかなと思う人がほとんどだったと思います。人類に未来がないと言われると怖くなるものです。
原子力発電(核分裂)もこういうフレーズで「失敗したら人類に未来はない」と人々を脅迫して推進されたと思われます。その結果大きな災難を残しました。
でも今ならこう言われても「クリーンで持続可能なエネルギー源 太陽光 風力 地熱こそがそれを実現できます。失敗したら人類に未来はありません」と言えます。かつてコスト的に現実的と思われなかった自然エネルギー発電は充分ペイできるまでに進歩しました。地球に降り注ぐ太陽光エネルギーをもとに再生可能エネルギーは水力エネルギーとともに安価に安全に必要電力を確保できると分かりました。電力地産地消で送電ロスをほとんどなくせます。
核分裂も核融合も化石燃料も熱エネルギーを出すだけで直接電気エネルギーは出せません。熱エネルギーで水蒸気を作りタービンを回し発電機を回してようやく電気エネルギーになります。発電のためのエネルギーロスが多いのです。
太陽光発電や風力発電は電気エネルギーを直接生み出します。燃料電池も電気と熱エネルギーを直接生み出します。そろそろ熱エネルギーを電気エネルギーに変換する変換効率の悪い発電方法は大幅に縮小した方が良さそうです。
HIT(4.2kW)の発電データ
3月24日(火)晴れ
太陽光発電量 28.2kWh
EF発電量(発電優先) 7.0kWh
W発電量 35.2kWh
売電量 24.1kWh
買電量 4.2kWh
W発電自給率 230.1%
W発電設備利用率 29.9%
日照時間 11.7h
連系以来 3876日(10年224日)
発電優先モードで5h停止予約運転を4日ごとに挿入するパターンを継続中。24日に挿入。