風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

直訳意訳

2020年04月23日 | スイッチング数推移など

「肝心なのは、私たちはいま新しい状況に直面しているということだ。それゆえ、言葉を工夫し、ときに新しい言葉を学ぶ必要も出てくる。普段でも、たとえば小さな子どもは、言葉を学ぶとともに世界のあり方を学んでいく。「ビー玉」という言葉を教わりながら、ビー玉という存在を知り、「せつない」という言葉を学ぶことにおいて、この感情を学ぶ。そして、私たち大人も、新しい状況に臨む際には、新しい言葉なしには済まない場合がある。「ロックダウン」はそのひとつかもしれない。
 耳慣れない言葉をなじみの言葉に安易に置き換えるのはやめよう。それは誤った理解や行動へとつながりかねない。(略)その際には、新しい状況を比較的よく知る専門家の助けが要るが、彼らにお任せにはできない。そもそも、「オーバーシュート」も「濃厚接触」も、あるいはsocial distanceの訳語としての「社会的距離」も、専門家による使用に由来し、伝播(でんぱ)した言葉だ。どの分野でも専門家はカタカナ語を多用しがちだし、また、よく吟味されていない粗雑な訳語を平気で採用しがちだ。専門家自身は原語を前提に訳語を見ているから問題を感じにくい。しかし、「濃厚接触」も、それから「社会的距離」も、かなりミスリーディングである。たとえば後者は、貧富の差や差別といったものを連想させる。英文学者の木原善彦がSNS上で指摘しているように、これは「人との距離」「対人距離」などと訳し直すのが適当だろう。 (ちなみに、海外ではいま、social distanceという言葉自体をphysical distanceという別の言葉に言い換える動きも出ている。」4/21 17:00付け朝日新聞デジタル「濃厚接触で何を連想する? 哲学者が考えるコロナの言葉」より


「close contact」は「密接」や「近接」で充分通じるのに何の意図を持って「濃厚接触」などと言う訳語を選んだのでしょうか。「social distance」も「社会的距離」はあまりに直訳過ぎて意味が不確かで「対人距離」が具体的で分かりやすいようです。これからも使われそうな言葉ですから今からでも言い換えた方が良さそうな・・・
 政府も「最低でも7割、できれば8割の外出自粛」を2週間たっても自粛効果が充分出ていないのを見てようやく「最低でも7割」をやめて「8割自粛」と言いかえています。専門家が最初から8割自粛が必要と明言しているものを政治的判断で「最低でも7割」を付け加えていたようです。

HIT(4.2kW)の発電データ
4月22日(水)晴れ
太陽光発電量      15.1
kWh 
EF発電量(発電優先)   6
.5kWh 
W発電量      21.6kWh 
売電量         14.1kWh  
買電量        1.1kWh 
W発電自給率     251.2%
W発電設備利用率  18.4%
日照時間       4.3h 
連系以来 3905日(10年253日)
運転モードを日照時間の多い日は昼間5時間停止の予約運転に、日照時間の少ない日はおまかせ(発電優先)にする事で経過を見る。

コメント
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